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(短編集)
チルドレン
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チルドレンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.37pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全234件 61~80 4/12ページ
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この本はとても読みやすく、読み出すと直ぐに物語の世界に誘われます。 | ||||
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ユニークなキャラの主人公とその仲間たちがちょっと不思議な事件に巻き込まれるという趣向の連作短編集。巷の評判が宜しいので読んでみたが、取り立てて感心するような作品ではなかった。そこそこ面白く読めるが全てが薄っぺらいのだ。人物造形も、ストーリー展開も、謎解きのトリックも、ちょっと気取った文章さえも。 本作は所謂ラノベというジャンルには属していないようだが、これぞ文字通りにライトなノベルである。軽いのが悪いという訳ではない。軽妙洒脱な作品なら歓迎だ。本作は文章は読み易いしテンポよく読み進める。でも如何せん滋味に欠けるから読み応えがない。だから登場人物にも感情移入できない。はっきり言って中学生向きだな、この作品は。大人の鑑賞に堪えるものではない。読んで不快な類の作風ではないから、暇潰しにはお誂え向きかも。 | ||||
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5本の短編集のように見えて、実は長編。 奇をてらったような体裁が伊坂幸太郎の手にかかると嫌味にならない。 本屋大賞を受賞したことも納得の一冊。 | ||||
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陣内、陣内、陣内、‼︎笑 小説を読みながらここまで笑ったのは初めてです。 とにかく彼の世界観はキレッキレでエグくてスゴい。 虚構の世界の登場人物なのに、 まるですぐそこにいるような。 そんな不思議な親近感を抱かずにはいられない。 本を閉じたあと、みんなが日常に戻って何かと闘い、闇と対峙せねばならない。 当たり前に据えられた現実と肩を組んで歩けたら御の字です。 私にとってこの作品は、 日常の壁を壊すひとつの突破口になりました。 | ||||
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伊坂幸太郎さんの本はわかりやすい作品が多く、普段あまり本を読まない方も楽しみやすいと思います。 私はこの本を読んで、図書館通いをするようになりました。 軽い気持ちで手に取って読んでみてください。 | ||||
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破天荒な言動で周囲を巻き込む男「陣内」を中心に、現在と過去の5つの物語が登場する一冊です。 『チルドレン』はその物語のうちの1つで、家裁調査官である「武藤」が主人公のストーリーです。 非行により補導された少年を担当することになった「武藤」は、同僚の「陣内」からの破天荒なアドバイスを受けながらも、まじめに少年の調査官を務めていきますが、物語は思わぬ方向に展開していくことになります。 荒々しく、どこかズレているそのアドバイスが物語のラストで全て繋がる瞬間、「陣内」という男がかっこいいキャラクタとして、きっと印象に残ることでしょう。 その他4つのストーリーも、文句なしに楽しめる一冊です。 | ||||
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ミステリーとしてもエンターテイメントとしても一級品です。 ちょっとした会話や表現でぐいぐい物語に引き込まれます。 「死体の腐臭をジャズ音楽で誤魔化す」などテキトー過ぎる陣内の言動とそれに感化される周囲の人々の会話が楽しいです。 SF好きには少し不思議な「レトリーバー」、ミステリー好きには日常の謎っぽい「イン」がお勧めです。 | ||||
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刑事も探偵も登場しない、それでもミステリー仕掛けになっている作品です。 着眼点が面白く、これまでこういう物語を読んだことがなかったので、大変興味深かった。 こういう展開もアリなんだと、深く納得しました。 | ||||
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人間関係がさわやか。 キャラクターの選択が面白い。 読み終えた後の心地が良い。 | ||||
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メッセージ性は強くはないが、読んでいて面白い、そういう短編集。 憂さ晴らし、気分転換にオススメ。 | ||||
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独自の正義感を持ち、いつも周りを自分のペースに引き込むが、なぜか憎めない男、陣内を中心に起こる不思議な事件の数々──。 全部で五つの物語が予想もしない奇跡を紡ぎだす心温まる連作短編。 著者:伊坂幸太郎(『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞受賞) (2007.5.15 2009.10.15 第15刷発行) 物語はいきなり銀行強盗に会う場面から始まって、ちょっと世界観に入るのに戸惑うけれど、それも立派な推理小説になっていて面白い。 カバーには男の子?と犬が一匹描かれているけれど、この犬の後ろに立っている盲目の少年・長瀬で、本作の非常にいいスパイスになっている。 『レトリーバー』で(p.177)のやりとりは教養がたっぷりだ。 伊坂幸太郎の得意な時代や主人公が行ったり来たりする形式は本書でも発揮され、最終話は漫画的だけど、最高に格好いい終わり方に向かう。 本書は、推理要素はちょっと薄めだけれど、登場人物(特に陣内と長瀬)がとても魅力的でスイスイと読める名作だと思います。お勧め。 ───「例えば、パンの耳が嫌いな子供がいたとするだろ。耳は硬いから、嫌なんだ。その子は、嫌いなものは最初にやっつけたい性格だから、食パンが出てくるといつも真っ先に耳だけ食べる。残りの部分を楽しむためにさ」「ある日、パンの耳を急いで食べるその子を観た父親がこう言うんだ。『そんなに必死に食べるなんて、おまえは、パンの耳がよっぽど好きなんだな』」(陣内、p.305-306) 2014年/128冊(9月/9冊)★4.2 | ||||
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今まで読んだ、伊坂幸太郎さんの作品は登場人物がキザでかっこつけてて、あまり好きにはなれなかったのですが、この本に出てくる陣内にはなぜか好感が持てました。理由をきかれるとうまく答えられませんが、適当なのに的を得ているところ、というか、いい加減なようで実はよく分かっている、というか・・・つかみどころの無い魅力がなかなかいいです。 5話の独立した短編集かと思ってましたが、出てくる登場人物は一緒で、全くの別の話と言うわけではありません。私の解釈でこの本を説明するなら、色んな時代に、色んなシーンで、陣内と言うハチャメチャな男に振り回され、翻弄され、救われた話が5話。 1話目を読んだ時、また銀行強盗か!!と思ってしまいましたが、字も大きいし、読みやすく、短時間で読めるので、確かに活字離れした人にも読みやすいというのは納得。あっという間に読み終わってしまったので、物足りなくも感じましたが。 はちゃめちゃな陣内が家裁調査官という意外(?)な職業について、少年少女と彼なりのやり方で接する設定が良かったです。彼の人柄のお陰で変に説教臭くないので。 | ||||
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さすがは物語の仕掛人。 ストーリーの筋立てそのものだけでなく、伏線やバックグラウンドに徹底的に拘り、読者をオプション付きで楽しませてくれる。 短編が徐々に繋がりをみせ、長編へと変貌していく。なんというか、とにかく読者の予想のさらにその先をいくというか。新進気鋭な作家である。 陣内というキャラクターは個性そのものであり、彼を取り巻く登場人物がまたさらにその濃すぎる色を助長してくれている。 銀行強盗、家裁、陣内エピソード等々、素直に楽しめる作品である。 | ||||
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各章でそれぞれに主人公が代わるので 登場人物の考え方が良くわかり、 楽しく読むことができました。 ですが実際の中心人物は「陣内」。 登場人物たちの生活の中に 少なからず「陣内」が関わってくる。 いや、大きく関わっている。 実際に彼が身近にいたら面白いと思うが、 いや、きっと面倒くさいだろうなぁ。 どこにでもいそうな人なんだけど・・・ | ||||
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これを切っ掛けにいくつかの作品を読ませていただきましたがやはりこれが一番好きです。 独特の感覚を持った主人公に大変共感を覚えました。 読書好きな友人にも紹介し、その人は私以上に伊坂さんの世界にはまってしまったほどです。 キンドル版を購入したのはいつでも、どこでも読めるように この作品は何度読み返しても飽きない作品です。 | ||||
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この人の描く小説は、いつも音楽に包まれてる。それも、みんながよく知っている曲。合間、本を閉じ、歩きながら口ずさむのが気持ち良いんだよな。これが。 | ||||
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僕はこの作家が苦手で、何が苦手なのか色々と考えたら、複線の回収に一生懸命なストーリーと、ちょっと鬱陶しいキャラクターに尽きる。 今回は割と受け入れやすいキャラクターだったけど、でもやっぱり少し鼻についた。☆3.5。 | ||||
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かわいげのない悪賢い少年に翻弄させられる殺し屋たち。 殺し屋達一人一人のキャラがおもしろい。 なによりおもしろかったのが、おじいちゃんとおばあちゃんが、超カッコいい。 とても痛快でした。 | ||||
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読みやすい。嫌味がなく、さっくり楽しく読める。お勧めです。。。 | ||||
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伊坂幸太郎を好きになるきっかけになった一冊。 淡々とした文体なのに、気づけばどっぷりとハマっちゃってる世界観に脱帽。 メインキャラ(?)の陣内さんの自由奔放さにクスクス笑いながら読みました。 何度も書かれる『陣内は迷惑だ』にまったくもって同感! でも好きだ、陣内さん。 心のバリアフリーってこういうことですよね。 | ||||
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