■スポンサードリンク
(短編集)
チルドレン
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
チルドレンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.37pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全20件 1~20 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大好きな伊坂さんの本が、地元の本屋さんでは売り切れで、早く読みたくてこちらで頼みました!すぐに届いてよかったのですが、入れ物に直接入っていたため、帯や背表紙の一部が折れててとても残念でした。中古なのかな?って思ってしまいました。カバーします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最近本を読んでなかったので久々に小説を買ってみましたが、内容的にさくさく進むのでで少し空いた時間にも読めます。 そのくらいの印象の本。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私にとってはそんなに面白くなかったです。 陣内という男性を中心とした5つの短編があるのですが、陣内に周りの人が振り回されているだけで、結局陣内って迷惑な人だなという感想以外浮かんできません。 陣内という人が家庭裁判所の調査官をやっているので、調査官がどんな仕事か知ることができたのはよかったです。 が、それ以外はミステリーとしても、最後の謎が分かっても「それで?」という感じでスッキリしないし、家庭裁判所を描いた小説としても中途半端だし・・、 なんかお仕事小説では絶対ないし・・。 最初に家庭裁判所が出てきたときは引き込まれ、面白いかなと思って最後まで読みましたが、イマイチな作品でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とりあえず似た世界観の短編をまとめた感じで、 一つ一つの話は悪くないのですが、 一冊の小説としてはまとまりが悪い気が・・・・・・ 「首折り男~」もそうですね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
短編集でありながら最後にすべての話がつながる、とのレビューを見て購入しましたが、 うまくつながってすっきりするという感じではありませんでした。 かっこいいロックな中年にしびれたいという方にはいいのかもしれません。 もしくは自分が悩み多き中高生であればぐっときたかもしれません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
すごく好きなタイプの話ではなかったけど、物語の緻密さに驚いた。伊坂幸太郎の頭の中はどうなってるのか? 陣内…近くにいたら困るタイプの人間だろうけど、憎めない。むしろ振り切っている感じに好感が持てる。また理知的な永瀬も印象に残った。著者の物事の見方が鋭く、おもしろい。世の中には表と裏が存在する。 短編集でありながら、ひとつの小説を読んだ気分だった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
陣内キャラって、もっとばっきり固まってなかったっけ?と思った。 本書では、まだ「つかみどころのない」感じだったんだ。と、何となく意外な気がした。 「サブマリン」を読んだ後の「再読」感想です。 そういえば初読の時は陣内より永瀬の動向を主に読んでいた気がする。優子と永瀬のカップルがとても「優しい関係」に思えて、それが何がなしに嬉しかった。 再読でも面白いです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
5話の短編集。 主人公は、陣内。 かなり身勝手で自由奔放、口が悪い男性。 だが、不思議と他者に嫌われることは少ない。 物語は、彼の周囲の人間が、 彼と会話をする形で進む。 作者の、比較的に初期の作品。 殺し屋や死神は出てこない。 日常生活での会話のやり取りが ややもすると淡々と進む。 物語の盛り上がりに欠ける部分もあるが、 ラストは少し救われた気持ちになれる。 若干であるが、陣内の奇行が 気になる部分があった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ユニークなキャラの主人公とその仲間たちがちょっと不思議な事件に巻き込まれるという趣向の連作短編集。巷の評判が宜しいので読んでみたが、取り立てて感心するような作品ではなかった。そこそこ面白く読めるが全てが薄っぺらいのだ。人物造形も、ストーリー展開も、謎解きのトリックも、ちょっと気取った文章さえも。 本作は所謂ラノベというジャンルには属していないようだが、これぞ文字通りにライトなノベルである。軽いのが悪いという訳ではない。軽妙洒脱な作品なら歓迎だ。本作は文章は読み易いしテンポよく読み進める。でも如何せん滋味に欠けるから読み応えがない。だから登場人物にも感情移入できない。はっきり言って中学生向きだな、この作品は。大人の鑑賞に堪えるものではない。読んで不快な類の作風ではないから、暇潰しにはお誂え向きかも。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
僕はこの作家が苦手で、何が苦手なのか色々と考えたら、複線の回収に一生懸命なストーリーと、ちょっと鬱陶しいキャラクターに尽きる。 今回は割と受け入れやすいキャラクターだったけど、でもやっぱり少し鼻についた。☆3.5。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
心が穏やかになりました。 どちらかとゆうと長編好きですが、こんな短編はありです。 陣内みたいな人が世の中には多少必要だと思う。 それは自分ではないからちょっと羨ましい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
短編集と思いきや1つ1つの物語が時系列に繋がっていて面白いストーリー運びだなぁ〜と感心させられた。 陣内のキャラクター設定はアクが強い割にはどこか飄々としてつかみ所がないのが魅力的だし、盲目の青年がこの世の全てを見透かしているかのように達観した様子も素敵だった。 文体は簡単で難しい漢字や表現もなく簡単に読めるので読書が苦手な若い子には小説の面白さを感じてもらえる入門的な一冊だと感じた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
短編集でありながら、テーマと世界観は共有されており 主人公の学生時代や社会人時代の話が、ランダムに展開された 長編小説でもある少し変わった本ですが、難しい事は無く読みやすい。 「いっちょ本でも読んでみるか」と思った方には、とっかかりに丁度いいと思います。 何もない日が、何かありそうで、結局何も無い。 つまらない訳では無く、想像力をかきたてられるいい話、 この本を読んで感じた感想です。 とにかく気軽に楽しめると思います。 しかし他の伊坂作品を読まれてる方には少し物足りなく感じるかもしれません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
漫画やアニメでは昨今、「日常系」と呼ばれるジャンルが流行っている。 一癖ある人々の日常を描くほのぼのとした雰囲気の話だ。 これはまさしくその小説版で、見所は隠された小さな謎やストーリーというよりも、 キャラクターそのものの魅力や、彼らが織りなす会話だ。 主要人物である陣内は、支離滅裂で傍若無人、問題ある人間を示す四字熟語がことごとく当てはまる人物なのだが、 不思議と憎めない天然系のキャラクターでもある。 周りを取り囲む人々は、彼のことを半ば迷惑がってはいるが、非日常を体験させてくれる知人として、彼の存在を楽しんでいる節もある。 これはあくまで「日常系」なので、あっと驚くようなどんでん返しも、世界が変わるようなスペクタクルも無い。 こういう空気感を表すものとしては、より人物像を細やかに描くことのできる漫画やアニメといったジャンルの方が適切であり、 そちらで作品を数多く目にしてきた人にとっては物足りなさがあるのはいなめないだろう。 ただ、短編で非常に読みやすい文体、また会話が多くテンポが良いため、昼休みなどちょっとした空き時間に読むには最適です。 大きな感動や余韻を味わいたい方は選ばない方が良いでしょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
独自の正義感を持ち、いつも周囲を自分のペースに引き込む男を中心にして生じる不思議な事件の数々…。 5つの短編集から構成されていますが、短編のふりをした長編という表現がしっくりきます。 「『絶対』と言い切れることがひとつもないなんて、生きてる意味がないだろ」 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
デビュー作や『ラッシュライフ』を読んだ時にはその溢れるばかりの才能とオリジナリティーに文字通り圧倒されましたが、本作はいい意味で力が抜けており、一部で批判されているウンチクの押し売り(私はそうは思いませんが)的な要素も余り見られません。『陽気なギャングが地球を回す』と同様に、気負うことなく気楽に楽しむことが出来ました。ジャンルという程大袈裟なことでもありませんが、作者自身も短編集ということもあってか何か新しい方向を試しているような、そしてそれを楽しんでいるかのようです。 最後のページを閉じた瞬間に、中1の息子に読んでご覧と薦めました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
伊坂作品、映像化されているものが多いですが、本作の場合、原作を読むべきでしょう。他の方のレビューを見ていると星5つ近くの評価がついていますが、正直言って、伊坂作品の中では中の中、って気がしています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
結局、主人公を好きになれるかどうかでこの本の評価は決まる。 自分は全く好きになれなかった。 面倒くさすぎるキャラクターといい、そのキャラの行いが全肯定されるような展開といい。 よく「型破りな○○○」と言われる人がいるけど、まさにそれの典型のような感じで、今までに散々漫画、ドラマ、小説で見た様なストーリーだった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
どうぞ。「活字離れにすすめる一冊」とオビにうたっているだけ あって、文字も大きく、1編の長さがちょうどよくて、スラスラ 読めます。伊坂幸太郎さんというのは、本当に手練ですね。 主人公の陣内、憎めないいいヤツ。 こんな人、実際にいたらなあ、と思いつつ、満員電車の車内を 見渡してしまうのでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
タイトルを見て、子供の視点で書かれた本なのかなと勝手に予想していたらみごとにはずれた。 この本の主人公は誰なんだろう。各話に共通している人物は陣内だが、多分陣内じゃないだろう。 主な登場人物は家裁調査官の武藤と同僚の陣内。 陣内が十年程前に巻き込まれた強盗事件で一緒だった友人の鴨居、そこで出会った盲目の青年永瀬。 永瀬の盲導犬にライバル心を燃やす優子。そして家裁の調査官として担当する少年達。 ストーリーの展開で読ませるというより、日常的、非日常的なエピソードに対する お互いの特異性を照らし合わせて、キャラクターを浮かび上がらせるという感じの本です。 それにつけても陣内は面倒臭い奴である。一緒にいたら鴨居でなくてもいやになるだろう。 でも心のどこかで「うらやましい」と思ってしまう、大胆で自分に正直な奴である。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!