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グラスホッパー



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【この小説が収録されている参考書籍】
グラスホッパー
グラスホッパー (角川文庫)

グラスホッパーの評価: 3.70/5点 レビュー 427件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.70pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全271件 121~140 7/14ページ
No.151:
(4pt)

その後も気になる

や-こわかったけれど、とってもひきこまれました。予想外の展開(。>д<)おもし かったです。
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No.150:
(4pt)

奇妙な浮遊感

死をテーマにしているにもかかわらず、妙に軽い、
奇妙な浮遊感に覆われた世界観。
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No.149:
(4pt)

ナイス。。

色落ちの具合といい、サイズ感といい、とてもいい感じのヴィンテージデニムでした。もう少しクラッシュしていてもよかったかと感じたので☆マイナス1個です。
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No.148:
(4pt)

星5つにするには少し惜しい

実際に映画化された小説。
妻の復讐に燃える一般市民、自殺専門の殺し屋、ナイフの使い手の3人が主人公。それぞれの視点で物語が進んでいく。

全体としてはスピード感があって読者を飽きさせない。途中から3人の主人公が少しずつ絡んできて、伊坂幸太郎ならではの手法がここでも発揮されている。
物語のキーワードでもある「押し屋」の存在もなかなか大きい。

だからこそ結末が少し惜しい。
ご都合主義といった結末ではない。これはこれで納得のいく結末であろう。
ただ、ここまで物語が盛り上がっていて、最後の結末にパンチが足りないというか。少し期待外れというか。

この物語を全否定するつもりは更々ない。むしろ人に薦める作品だと感じる。
ただ、結末の物足りなさを考慮して今回は星4つ。
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No.147:
(4pt)

伊坂ワールドは十分楽しめる

本作品は異なる人間のストーリーが別々に展開されていくが、途中で、互いの道が絡まり合っていく様が描かれている。 推理小説を読み進めていくような快感が伊坂作品にはあるが、本作品も例外ではない。 終始、陰鬱とした話が展開されていくが、生と死の狭間に生きる人間のリアルな現実が、行間から滲んでいる。 読んで損はないと思う。
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No.146:
(5pt)

ネタバレになるので細部は記入しませんが

ネタバレになるので細部は記入しませんが購入して損はありませんでした。 作者が好きな方にはお勧めします。 映画はまだ見ていませんが読んでからか見てみます。
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No.145:
(5pt)

キャスト設定

原作者の映画を見たことがあるからなのか読みすすめて行くうちに勝手にキャストが設定されて次第におもしろくなってきました。 本を読んだのは何年かぶりなのに、意外性と必然性とキャスト設定で@いうまに読み終えてしまいました。 あっというまにです。
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No.144:
(4pt)

終盤に面白さがある

伊坂幸太郎さんの本は何冊か拝読しております。 作品の傾向になるのかもしれませんが、この本を含めて序盤~中盤までは淡々と進んでいき、終盤にかけてハイスピードで伏線を回収するといった印象を受けています。 この話も途中で飽きてきたとしても最後までとりあえず読んでみると面白さが出てくるように思います。 私は好きな作品です。
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No.143:
(4pt)

映画の前の原作

相変わらず伊坂作品は面白いです。 展開と伏線が好き。 映画を見る前、見た後には、ぜひ原作を
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No.142:
(4pt)

面白くて可愛げがある作品

最近、小説がはずれっぱなしだったので、友人に本作を紹介された。
 伊坂幸太郎さんの名前は知っていたが、今まで手を出さずじまいだった。面白いじゃないですか。鯨・蝉・鈴木の構成がなかなか良くできていて久々に「この先どうなるんだろう」という小説を読む面白さの原点にし遭遇しました。
 そして本作には何だか、ユーモアというか可愛げがある。鈴木が家庭教師として入り込もうと思った『押し屋』の疑似家族の次男の「トーキョウト」という台詞まわしもなかなか可愛らしいし、なんとかピンチを抜け出そうとする鈴木の必死と発言の後にある『自分突っ込み』もなんだがユニークで、こういう作風にありがちながちがちの緊張感にほっと一息つかせてくれるところもある。
 けっこう怪しいアンダーグラウンドの世界を書いているにも関わらず、作風はカラッとしていて陰気にならない。こういう所も伊坂さんの才能と人柄なのだろう。久々に楽しい読書をしました。
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No.141:
(4pt)

妻を殺された元教師と二人の殺し屋の三人の視点で描かれる一人称小説。

妻を寺原長男に殺された『鈴木』、自殺専門の殺し屋 『鯨』、ナイフ使いの殺し屋 『蝉』の三人の視点から描く多視点一人称小説。
車に轢き殺させる押し屋『槿』が寺原長男を殺したところから事態が急展開する。
妻の仇を討つために寺原の非合法な会社に潜入した元教師鈴木。殺し屋ばかりの小説に唯一の一般人、鈴木が小説との間を上手く繋いでくれる。
疾走感があり、人間が殺されるシーンは非情なまでに細かく描かれている。時間の巻き戻し描写も面白い。
蝉の上司、岩西の「ジャック・クリスピン曰く」が何故か印象深い。
読み終わった後に其々のキャラクターが浮かび上がって、もう一度読み返したくなるそんな小説でした。
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No.140:
(4pt)

『殺し屋たちによるエンターテイメント』

亡き妻の復讐を果たすべく、裏業界に潜入しその機会を待つ「鈴木」。
いよいよ敵(かたき)と対面か、といった矢先に起きた事故。
その瞬間から、殺し屋たちによる息もつかせぬ物語が「鈴木」に襲いかかります。
「押し屋」「鯨」「蝉」など、多彩な殺し屋たちが活躍するストーリーに、読む手が止まりませんでした。
「どんな動物でも密集して暮らしていけば、種類が変わっていく。黒くなり、慌ただしくなり、凶暴になる。気づけば飛びバッタ、だ。」
殺し屋たちを昆虫界の群集相の比喩とした表現が印象深い一冊でした。
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No.139:
(5pt)

漫画にもつながっています。

魔王、Waltzといった漫画があります。
魔王は、私の好きな漫画家さんが伊坂幸太郎さんの小説を元に描いた漫画です
この小説も、これらの漫画に出ている蝉と鯨が登場します。グラスホッパーという単語も出ます。
この小説が気に入った方は、そちらの漫画の方も読んでみてはいかがでしょうか。
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No.138:
(4pt)

心の強さ、弱さ、そして残酷さ・・・

ちょっと過激な部分もあるが、全体的に読みやすくかつ面白い。人を信じる心について改めて考えさせられる。
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No.137:
(4pt)

そうきたか。

非合法な薬物や臓器売買に携わるとされている会社、ナイフを巧みに扱う殺し屋に自殺専門の殺し屋、押し屋に劇団と裏稼業のオンパレードです。
そして、素直におもしろかったです。
序盤に掴んで一気に読ませ、散りばめた伏線を絶妙に回収していく伊坂幸太郎の良さを存分に味わえるのではないかと思います。
ストーリーの展開も抜群。「そうきたか。」と心から思いました。
ラストにもう一山あるかなと期待しましたが、そこはあっさりでした。
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No.136:
(4pt)

ハードボイルド?

妻を殺された鈴木が復讐するために例の犯罪組織に潜入し、計画を進めるものの復讐相手を横取りされてしまう。そして他の殺し屋たちに巻き込まれてしまうお話。

相変わらず物語の導入は素晴らしい。すぐ没入させられ夢中になる。キャッチーなキャラも多く、感情移入できるかどうかは別として、魅力はあるのではないかと思う。キャラ立てに関しては安定している。いつもの伊坂作品といったところだ。

私の伊坂作品に対する雑感は、序盤面白い→中盤山なし谷なしのダラダラ→終盤すっきり、というものなのだが、これもそれに当てはまるだろう。
伏線の張り方は見事と言えるが、今作品ではややインパクトに欠ける仕上がりとなっている。伏線もたくさん張られるのだが、中盤でだいたいの真相がわかってしまうのだ。アヒルと鴨のときほどのインパクトはまったくなかった。しかしアヒルと鴨は中盤のダラダラが非常に退屈だったのに比べ、今作品は中盤もそれなりに楽しめる出来になっている。逆に、最後のすっきり感は微妙な感じだ。

中盤で展開が読めると、途端にストーリーが引き伸ばしに感じるのは、この作者の弱点か。
女、子供、電話、住所。この単語で丸わかりなストーリー展開をどこまで引き延ばす気なのか。もしこれで読者を騙せたと思うのなら、伊坂さんの腕は落ちたなと思うし、ストレスのたまる素人みたい話作りはやめていただきたいと思う。それに劇団も、ねえ?騙された読者はいないんじゃないだろうか。ラストは煙に巻かれたような終わりだが、これはこれで味のあるラスト。

筆力、描写力は素晴らしいのだが、相変わらず中学生が書いたみたいで文章自体は下手くそ。格闘描写なんかは、緊迫感もスピード感もない。だがこの文体にスピード感を求めるのはお門違いなのかもしれない。この文体のおかげで軽く読めるのだし、ユーモアなセンスが光っているのも確かだ。

あとこれ、ハードボイルドじゃないでしょ。鈴木結構うじうじしてるよ?決意も覚悟もないし、客観描写に思えるのは、すべて亡き妻の言葉に寄りかかっているからでしょ。つまり思考を放棄しているから、客観的に見えるだけだと思う。ハードボイルドが好きだから、ちょっと指摘を。

まとめると、相変わらず序盤の掴みは文句なしで、中盤もそこそこ楽しめて、終盤の展開が伊坂作品にしては弱いかな、という出来である。不満もあるが、結構面白い。

そんな感じです。
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No.135:
(4pt)

黒くなり、慌ただしくなり、凶暴になる。気がつけば飛びバッタ、だ。

元教師の主人公・鈴木は、妻を殺した男が車に轢かれる瞬間を目撃する。
「押し屋」という殺し屋の犯行と分かると、鈴木は「押し屋」を追う。
一方、自殺専門殺し屋・鯨、ナイフ使い・蝉も「押し屋」を探し始める。
それぞれ思惑は交差し、物語は唸り声をあげて動き出す「殺し屋」小説。

著者:伊坂幸太郎(『死神の精度』で第57回日本推理作家協会賞受賞)

怖いけれど(そこまでグロテスクではないが)先々読みたくなってしまう系の真骨頂が味わえる、そしていつも通り伏線が最高に格好いい。

最後は、槿一家にきっと度肝を抜かれて、呆気にとられることだろう。
伊坂幸太郎作品で自分が一番好きな作品で、これぞ「手に汗握る」作品。

───「どんな動物でも密集して暮らしていけば、種類が変わっていく。黒くなり、慌ただしくなり、凶暴になる。気がつけば飛びバッタ、だ」(槿、p.159)

2014/08(12/116)★4.3
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No.134:
(5pt)

何度でも読みたい良い作品

伊坂幸太郎が本書で一番伝えたい事は、押し屋が飛びバッタについて語っている所だろう。ただでさえ頭が悪い人間が集団で居ることにより、思考が停止し狂暴化する。
狭い島国の日本に人間が増えすぎたという押し屋に対して、鈴木が人間の数が減れば平和になりますかと聞くと、なるだろうなあと断言する。なるほど、これも世の中が生きづらい理由の一つだろう。
俺はキャラの魅力だとか、読みやすいかどうかとか、勿論大事だか、それらは二の次で、作者の伝えたいメッセージが一番重要だと思う。個人的には本作は伊坂幸太郎の本の中で、伝えたいメッセージがトップクラスに好きで、良い作品だと思う。
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No.133:
(5pt)

面白い

気軽に読めて読後感もスッキリしました
出てくるキャラもみな個性的で面白い
荒唐無稽な話ですが深く考えずに楽しむ本です
マリアビートルもオススメです
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404384901X
No.132:
(5pt)

再読の価値ありの逸品

私が、本作品の著者の存在を知ったのは、2004年12月の「このミステリーがすごい!」(宝島社)で、国内編第2位に「アヒルと鴨とコインロッカー」がランキングされているのを目にしたことから。
同作品を読んで、その面白さに舌を巻きました。
早いもので、あれからもうすぐ10年も経つのですね。

その後、何冊か、著者の作品を読みましたが、同じ2004年に発表された本作品は、2007年の文庫化にあたって読んだ作品。

「これだけ個体と個体が接近して、生活する動物は珍しいね。人間というのは、哺乳類じゃなくて、むしろ虫に近いんだよ」
──作品の冒頭、主人公の鈴木は学生時代の教授の言葉を回想します。
さらに、鈴木は「ペンギンが密集して生活しているのを、写真で見たことがあります。ペンギンも虫ですか」と質問し、教授に叱責されたことも…。

本作品は、「殺し屋」が中心に活躍するお話。
そんな作品の冒頭が、上述の回想シーン──とても、不思議な世界だと思いませんか?
残虐なシーンの多いお話なのに、このユーモア感が溢れる著者独特の作品世界が広がっていきます。

今回、本作品を再読したのは、続編と言われる「マリアビートル」を読みたくなったからで、それなら、ちょっとおさらいしておこうかと考えたからです。

その感想ですが、本作品は、十分に再読に耐えうる作品だということです。
本作品では、「鈴木」という主人公のほか、自殺専門の殺し屋「鯨」、ナイフ専門の殺し屋「蝉」が、謎の殺し屋である「押し屋」を巡って展開する物語ですが、最初は、三つの物語であったのが、次第にひとつにつながっていくところは、ちょっと「複雑」です。

一度読んだだけでは、ストーリーのすべてを完全に記憶することはできないほど、緻密に絡まり合った物語。
二度読むと、登場人物の人物造型の面白さや、ユーモラスなセリフの数々をより深く楽しむことができます。
また、著者の他の作品世界と思わぬところで繋がっていることを発見することもできました。

続編、「マリアビートル」には、期待を持ちつつ、明日からページを開くこととします。
グラスホッパー (角川文庫)Amazon書評・レビュー:グラスホッパー (角川文庫)より
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