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(短編集)
シルエット
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シルエットの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.78pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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テレビで偶然話題に上がった作家さん。なぜか頭の中に残っていて、その名前を見つけたので読んでみました。うん、深いようで浅いというか薄い印象。感覚で読めないと面白くないのかな。人気のある作家さんらしいので他の本はおもしろいのかしら。この本は考えたくないときには良いのかも、です。 | ||||
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降り注ぐ雨、黒く塗りつぶされた心…端正な心理描写に魅了されました。純な色気や苦味のある文章は、私には少しありふれた構造に思える物語の甘さを引き締めています。そして単なる恋愛小説ではない、と感じさせる著者の底力のようなものを匂わせています。 | ||||
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閉じ込められるということは、そこに閉じ込めておく為の空間が生じる この話の主人公女子高生は、終わった恋を終わらせずに閉じ込めてしまった 人間の感情なんて永遠ではないのに、永遠と錯覚してしまう若さ 自分の感情に自信が持てなくなることを、罪深いこととして捉えてしまう 故に、過去の思いを閉じ込めてしまう この主人公の純粋さは、高校生ならではの滑稽さでもある でも、過ぎてしまえば小さな事だけど、当の高校生時には重大だ この本は、高校生ならバイブルになりそうだけど・・・ おじさんや年配になればなるほど、時間の無駄に感じる本だと思う | ||||
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表題作の中篇を読んでみたが、しばらく脱力してしまった。 これは、ひとりよがりの気取った文章で書かれた「女子高生の日記」にすぎないのではないだろうか? そもそも、著者の書く文章は、日本語になっていない。比喩を多用しすぎるのも問題。詩的な表現を生みだそうと心がけているのだろうが、たんに掴みにくくて回りくどい文章がだらだら続くだけである。作品として人に読ませる域に達していない。 純粋な少女の生活を(主観的には)丁寧に、忠実に描いたとしても、それがすぐさま良い作品になるわけではないのである。すでに二十歳の大学生となった著者には、このようなレヴェルの作品を書き続けることは許されないはずだ。 「自分の中で、なにかが終わってしまった」ことは、「言ってもしかたない」というくだりが本作のなかにあるが、しかしそれを読者という他人にあえて語ろうと試みるのが、作家の義務なのではないのだろうか。 | ||||
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若い女の子のくっついたり、離れたりの話。 たいしたストーリーがあるわけでないので、「みずみずしい」文章を鑑賞する小説なのだろうけど、 年増にはその「みずみずしさ」が鼻につく。 恋愛お花畑で暮らす人は共感する所があるのかも。 枯れている人は対象外な本。 | ||||
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