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ヒッキーヒッキーシェイク
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ヒッキーヒッキーシェイクの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.66pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全62件 61~62 4/4ページ
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Reader Store版で再読。 面白い作品のわりにレビューがありませんね。 実はプロットだけなら比較的簡単な話なんです。 それを視点をカチカチと切り替えながら少しずつ明らかにしていくので、 津原さんのリズムに乗れないと途中でへばってしまうかもしれません。 だとしても、ぜひ最後まで読んでください。 現在の荒涼たる風景の中に(チェレンコフ光じゃない)かすかな光がみえるかも。 | ||||
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新作を、心待ちにしている数少ない作家さんの小説でして でなかったら、手に取らなかったかも知れません。 (ひきこもり体質の人間=私としては、タイトルが心に痛い。) でも、読んで良かった。 面白い、という一言では云い足りない 小説の醍醐味を、陶然(茫然?)となりながら、堪能させてもらいました。 「なんなら泊めてくれ」 「ちょっと厭ですけど、いいですけど」(本文より引用) といった、「ちょっとした」会話からもうかがえるように 『ヒッキーヒッキーシェイク』は、軽やかで、繊細で優しい。 だから、ひきこもり体質の人も安心して読めると思う。 時に、どきりとするくらい踏み込んでくるのに、嫌な気持ちに全然ならない。 強調したいのは、自分を小説好きだと思う方々に、お奨めだということ。 あと、博識な方々にも。 文学の古典から計算機、音楽、絵画。 そういった一筋縄ではいかないあれこれを、なんてことなくさりげなーく、含んでいる。 いろんな人が、いろんな場所で、にんまりしたり、ぐっときたりするかも。 (私には正直よくわからない分野もあったが。人ぞれぞれ楽しみ所が違うかも。) 素早く泣きたかったり、笑いたかったり、すっきりしたい方には、向かないかな。 (私自身はちょっとしか出てこない人物に感情移入して涙ぐんだりしている。) ひきこもりに興味がある方々の好奇心にも、応えてくれているんではと思います。 実は 本書、まず電子書籍で読みました。 で、やっぱり、気になるのは、表紙。 紙の本も注文しました。 結果として 表紙の件はもちろんのこと 紙の本の方が格別に良い、というか別物と感じます。 小説の中に、没入できました。 個人的には、紙の本が好きです。 | ||||
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