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復讐者の棺
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復讐者の棺の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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とても良かったです。これからも期待してます この作者はいつも楽しみにしています。 | ||||
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孤島の開発途中のリゾートを舞台にトリッキーな連続殺人の謎を巡る話。女子高生コンビはオバカながらも、今回はちゃんと推理して真相に行き着いていて、本シリーズ初のまともなミステリになっている。 前作から少し間が開いているので、充電期間があって、それできちんとした物を書けたと云う事か。 | ||||
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復讐者の棺ときてこの体裁の表紙ですから、パッと手に取り、裏表紙のストーリー紹介読んでも、シリアス路線の陰惨な本格ミステリーかと思ってしまうが、いったん読み始めると、脱力系のギャグが延々繰り返されるライトノベル・・・ではなくておっさんの著者がはしゃいで書いているとしか思えない雰囲気ですが、ユーモアミステリーでは決してなく、陰惨な連続殺人が発生し、残酷に殺害された被害者の死体を前にして主人公3人が下らないギャグを言いまくるという、このちぐはぐなところが評価が分かれる要因だと思われるが、個人的にはこういうノリもいいかもと思います。この孤島クローズドサークルの舞台設定でページ数が200ページもないのでもの凄いあっけなさで次々人が殺害されていきますが、メイントリック自体はあの占星術殺人事件の応用とも言える凝ったもので、21世紀の本格らしくちゃんとDNA鑑定を前提としてトリックが組み立てられているにもこの種のミステリーとしては異色だ。 この石崎シリーズはこれが初読だが、他の作品も読みたくなった。その点で本作は成功作だと思う。 | ||||
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おどろおどろしい題名の割には、中身はあっさり、のギャグミステイストなお話し。 お嬢様高校の女子高生と本格ミステリー好きの独身のおっさんが絡んで物語が進行していく。 まあ、現実的かとかなんとか言うつもりはないが、せっかくアリエナイ設定をしたのに、どうもギャグが活きていない。 トリックも単純なものだし、キャラクター設定だけで書かれているようにさえ思ってしまう。 それはそれなりに、軽く読めて楽しいのだが。 | ||||
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著者と同じ名前,つまり『石崎幸二』という人物が探偵役で登場し, 生意気な女子高生に言われ放題,いじられ放題のダメ男となっており, 自虐というか,『自分いじり』は,やや読み手を選ぶように思われます. また,連続殺人とはいえ,何度も同じ展開が繰り返されるのが退屈で, 少しミステリを読み慣れていれば,おおよそはすぐに想像がつきますし, 関係者たちの背景を考えれば,犯人の動機や物語の流れなどもだいたい…. ほかにも,ユーモアや掛け合いも同じように単調で空まわりしており, 『自分いじり』も含め,「おかしいでしょ?」みたいな押しつけ感が…. 登場人物たちが置かれてしまう状況,ジレンマなどはおもしろいのですが, そんな状況の割には,緊張感や学習能力がまったくないことなんとも興ざめ. なんと言いますか,まずトリックありき,そんな印象が拭いきれませんでした. シリーズもので,過去作に触れるようなセリフが少しだけ出てきましたが, そちらを読んでいなくても,本作がわからなくなることはありませんでした. | ||||
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著者と同じ名前,つまり『石崎幸二』という人物が探偵役で登場し, 生意気な女子高生に言われ放題,いじられ放題のダメ男となっており, 自虐というか,『自分いじり』は,やや読み手を選ぶように思われます. また,連続殺人とはいえ,何度も同じ展開が繰り返されるのが退屈で, 少しミステリを読み慣れていれば,おおよそはすぐに想像がつきますし, 関係者たちの背景を考えれば,犯人の動機や物語の流れなどもだいたい…. ほかにも,ユーモアや掛け合いも同じように単調で空まわりしており, 『自分いじり』も含め,「おかしいでしょ?」みたいな押しつけ感が…. 登場人物たちが置かれてしまう状況,ジレンマなどはおもしろいのですが, そんな状況の割には,緊張感や学習能力がまったくないことなんとも興ざめ. なんと言いますか,まずトリックありき,そんな印象が拭いきれませんでした. シリーズもので,過去作に触れるようなセリフが少しだけ出てきましたが, そちらを読んでいなくても,本作がわからなくなることはありませんでした. | ||||
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石崎、ミリア、ユリの漫才トリオが醸し出すユーモア味とキラリと光る本格のセンスが巧みに融合された本シリーズを私は愛好しているのだが、本作は期待を大きく裏切る低調な出来。 孤島で起こる連続殺人と言う設定はいつも通りなのだが、トリックがお粗末過ぎる。被害者の顔がアレでは、誰だって真相に気付くだろう。人物設定にも工夫が無く、冒頭の「登場人物表」を見ただけで真犯人が推測出来る始末。ミリア、ユリのボケ・ツッコミにも冴えが無く、物語をより寒いものにしている。本作の頁数が少ないのも、長編を支えるアイデアが無い事を作者が自覚しているからであろう。 作者は本業を持っているのだから、素敵なアイデアが浮かんだ時にだけ執筆すれば良いと思うのだが。シリーズが進むに連れ、出来が落ちて来ているのが気掛かりである。次作に期待したい。 | ||||
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「書き分けできない」ミリアとユリが帰ってきた! とはいえ、6年もたつと作風は少し変わって「首鳴き」にちょっとだけ近くなっていますが、テンポよく乾いた雰囲気はそのまま、自虐の石崎健在です。シンプルなメイントリックを用意し、その周囲を丁寧に固めてあるのが理系独身石崎流本格。二年に一作でいいから、書いて下さい石崎さん!! | ||||
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