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マチネの終わりに
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マチネの終わりにの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.84pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全256件 61~80 4/13ページ
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とても良かったです。 映像化された作品にも興味が湧きわした。 | ||||
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平野啓一郎氏のファンで単行本、文庫本に続き、今回キャンペーンで電子書籍版を初めて購入し、読み直しました。 先入観で電子書籍には苦手意識を持っていましたが、好きなフレーズに着色できたり、辞書と連動させて難解な言葉を瞬時に調べられたり、簡単に持ち運ぶことができる利点を非常に実感でき、また改めて作品を楽しめました。 | ||||
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わたしは―――もちろん―――最後まで(アマゾン購入ですので)、この小説が新聞の連載であったことは知りませんでした。 ただ、読み始めて最初のページから、過剰に飾られた文章に驚きました。このような、ほとんど使われることのない形容詞(句)や副詞(句)がないわけではありませんが、ここまで物語全体を飾った文章に出会ったことはありません。 それが鼻につき、40―50歳代の、主人公のクラッシックのギター演奏家と、中東紛争を取材する女性ジャーナリスト恋愛話(たぶん)なんか、途中からふっとび―――わたしも、内容をすっ飛ばし―――物語の最後だけ、読みました・・・・ところで、ハッピー・エンディングでしたっけ? もう、どうでもいいですけど。 ネット社会で評判だけで購入すると、たまには・・・・こんな不幸もありますよね。 平野啓一郎さんは、新聞社から、多くの人間の目に触れるであろう、連載小説の依頼が来た時 「自分の持っている、芥川賞作家(?)として、文筆の実力をみせてやらなければ」 とでも、・・・・・要するに、舞い上がってしまったのですね。ジェンダー・フリーの世の中で適当な表現でないのかもしれませんが、男性で、これくらい自分に酔える方は珍しいですね。 もう文壇にはおられない? | ||||
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発送も早くてよかったです | ||||
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2日で読了しました。もどかしくて消化しきれない思いが残りました。ですがもう一度読みたくなる、そんな作品でした。 | ||||
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映画を観て、読みました。 映像では分からなかった流れ、それぞれの モノローグが知ることができよかった。 また映像を観ると、きっと感じ方は 違うでしょう。 マネージャーの鬱々とした気持ちが より表れています。 | ||||
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作者の巧みな、文中の物語が自分もその場面に参加しているような感覚に捕らわれ本です。 | ||||
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人生はドラマだ。この小説のような事は普段の人生で起こっている事だと思う。だけど、自分は少なくとも、あの時こうだったらとは振り返る事はしない。 | ||||
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「生存者の罪悪感」や聖書の「マルタとマリア」などのインテリ・哲学的で高い教養の議論と、純愛とすれ違いのストーリーで構成される世界観にすっかりのめり込んでしまった。 | ||||
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素敵な物語の世界へ、主人公になりきり、眠るのも忘れて一晩で読み終えまさした。次の日福山雅治さんの映画を観ました。また読みたいです。 | ||||
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一度体験した事のある内容で、とても共感しました。 愛の深さ、大人の愛、大人になると諦めてしまう傾向など、沢山共感できるシーンが多いです。 読みやすくて次々とページがすすみます。 愛とは?運命の人とは?色々と考えさせられます。 | ||||
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映画を見て、どうしても展開に無理があると思い、確認の意味もあって本書を買いました。読んでみて、納得しました。ネタバレになるので詳しくは書けませんが、「なんでこうなるの?」と感じたことが、本書を読んで理解できました。特にマネジャーの三谷について映画では彼女を庇うような描き方をしていましたが、彼女のしたことは犯罪であって、許されるべきではないと思いました。小説の中で新約聖書のマリアとマルタについての問答があり、それを読んで、三谷と洋子の考え方の根本的な違いに気がつきました。読んでよかったです。 | ||||
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長い年月をかけてこれだけ1人の人を互いに想うことができたら、たとえ結ばれなくても幸せな人生を生き抜いたと言えるとこの本を読んで教えてもらった気がします。 ただ周りの人が持たなくても済んだ苦しみを抱えてしまうことも丁寧に語られており、恋路の邪魔をする悪者と捉えるにはあまりにも気の毒になってしまいました。 だからこそ大人が楽しめる小説といわれるのでしょう。おすすめです。 | ||||
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普段、映画でも小説でも、いわゆる「恋愛もの」には殆ど興味がないのだが、なんとなく「読んでみるかな」という気まぐれで、書店で本を手に取り、読み始めた。 私は小説を読むのに時間がかかるのだが、本作は(特に中盤以降)一気に読み進めてしまった。 読者を飽きさせないストーリーの運びはもちろんだが、その根底に流れるテーマのようなもの(著者自身が意図したものであれ、意図していないものであれ)に触れたような気になるたびドキリとし、時に涙し、ページの角を折った。 読み終わる頃には、もう一度読み返したくなっていた。今度は時間をかけてゆっくりと。 きっと、読むたびに新たな気づきをもたらしてくれるだろう。 -余談- 話題作なだけあって沢山の方がレビューされているが、「つまらなかった」と書いている読者は、テレビドラマでも見るように本作を読み、ストーリーの波に乗せられて何も持たずに浜に打ち上げられてしまった、寂しい人たちなのではないかと思わずにいられない。 | ||||
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日本人天才ギタリスト蒔野聡史と世界的映画監督を父に持つジャーナリスト小峰洋子のラブストーリー。 40歳という「微妙な」年齢は二人に過去、未来、現在の自分を見つめ直す機会として二人に意識され始める。 ギタリスト蒔野はのちの新境地を開くためのいわば運命的なスランプといえるようなものに40歳目前にして陥っており、小峰洋子は海外有名通信社のジャーナリストとしてイラクに赴任し、まさに死と隣り合わせの状況の中現地を取材し続けている。有名映画監督の洋子の父からいわせればそれは「ヴェニスに死す症候群」というもので、「中年になって、突然、現実社会への適応に嫌気が差して、本来の自分へと立ち返るべく、破滅的な行動に出ること」であるとい事だ。 ラブストーリーではあるが、惹かれ合っていく二人がお互いの言葉や相手に愛されるに値する人間であろうとする思いから、それぞれの過去と未来に新しい光を見つけていく過程が感動的だった。また愛されるに値する人間であろうと、相手を尊重するがゆえに誤解もあり、そして純粋で肉体的な恋愛でなかったがゆえの悲劇もあり、それがこの小説に深みを与えているとおもう。 | ||||
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感動しました。 映画観賞もしてみたいです。 | ||||
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こういう感じもたまには好きです。ブラームスの6つの小品の間奏曲が、読んでる間ずっと頭の中できこえている感じ。 | ||||
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物語として仕立てるために、偶然が都合よく重なって行く気がするが、実際の人生もまた偶然に人と巡り合い、そしてすれ違っているように思う。恋愛小説を高評価するのはなんとなく恥ずかしい気がするが、久しぶりに読書を楽しめた。著者は文章表現が巧みで時折説得力のある言葉で小説を裏打ちして行く。同じ内容でもそれらがなければ薄い小説に感じたかもしれない。著者は勿論ギタリストではないが、主人公像を上手く作り上げたように思う。また、読書のリズムを乱さない程度に読みを確認したくなる漢字が使われたり、音楽に限らず様々な表現分野の作家名や作品名が挙げられるので、読書は知識を豊にしてくれると感じる小説でもあった、ただ、この小説を面白くない、入り込めないと思う人も少なくないのではないか、それはワールドワイドに活躍する男性ギタリストと有名映画監督を父に持つ女性国際ジャーナリストは、この作品を読むであろう一般読者にとって羨望の眼差しで見られる世界にいる人々であり、登場人物に感情移入しにくいからであろう。その世界にすでにいるのは著者自身でもあり、その世界から一般読者の心に届く作品が書けるかどうかがこれからの作品に期待したいところである。 | ||||
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本を読んで映画をみる予定でしたが、最初に読んでしまうと固定観念にとらわれる様な気がしたので、映画を先にみました。情景や風景を思い浮かべながら読んだ事により、深みがました様な気がしました。大人の静かで不器用な恋愛、考えさせられる事も多く、改めて人との付き合いで器用さと不器用さとの『差』って何だろうと考えてしまいました。また、二人の女性の生き方の違いにも驚かせられました。 | ||||
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専門的な内容や言葉が多く、すんなり読み進めることができたわけではありませんが、だからこそ深く読み込むことができ、読み応えがありました。感情を表現する言葉の美しさに引き込まれました。 | ||||
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