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マチネの終わりに
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マチネの終わりにの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.84pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全52件 1~20 1/3ページ
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男性的にはまあまあかな。ねちこい恋愛ものなので。 とはいえ、普通に読み応えはあります。 ある男、が気に入って昔の作品も読んだクチなので、表現は最近のもののほうが面白いように思う。 | ||||
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「未来は常に過去を変えている」という視点は興味深かったし、二人が惹かれあって、東京に洋子がやって来る直前あたりまではなかなか良かった。 トーマス・マンを持ち出したり、洋子のある意味気取った様な会話も品はあり、少し鼻に付くとはいえ感じは悪くなかった。 文章は香気を感じる様な箇所もあるが、読みづらくこれは美文とは異なるのではないかと思う箇所もあり、まだらな印象。 表現ももっと何とかなるんじゃないか、と正直思うところも多かった。パリの洋子の自宅での、ジャリーラを含めた三人での夜は美しい場面なのに、もっとそれが引き立つ様なすっきりとした表現が出来なかったのだろうかと思う。とはいえこの辺りまでは良かった。 だが、三谷が携帯で二人を引き裂いたあたりからは昼ドラの様な展開になってしまい、がっかり。 メールひとつで運命が変わるという事はあるとは思うが、それにしても蒔野は全く行動しないし、洋子は精神状態が良くないとはいえ、すぐに諦めてしまうし、二人の行動には不自然さが否めない。 その後あまりにもすぐにそれぞれが別の相手と結婚してしまうのも、運命の相手と思っていたはずなのに、何だったのか…という感じである。 イラクの戦闘や、芸術と生活や、親子関係など、様々な肉付けをしている割には、本筋はよくあるメロドラマ的なストーリーなのが残念だった。 最後に、洋子の様に知性高く、非常に正しい精神を持つ女性は、素晴らしいのは確かだが、やはり結婚という現実とまみえるのはどうだろうかという思いが残った。それは当然著者の思いでもあるだろう。 リチャードが浮気をして彼女から去ったのも、不愉快であるとはいえ致し方ない気もするし、蒔野が三谷を選び、それを祖父江が「あなたの人生にとって掛け替えのない存在です。」と肯定したのも納得出来るところがある。 平野啓一郎を読んだのは初めてだったが、本作(代表作とされてはいるが)の様なラブストーリーではなく、もっと他の作品の方が面白いのかも知れないと感じた。 | ||||
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こんなに、運命的な出逢いがあるのか? 久しぶりにであったあつい、心のほと走る愛の物語でした。 しかし、5年にも満たない期間で、思いあうのは、まだまだ深い愛とは、思えません。何十年の時を経ても愛し合う、男女が見たかった。 | ||||
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天才ギタリストと国際ジャーナリストとの高尚でおしゃれだけどちっともままならない恋愛模様。 って言うとなんだか鼻につくようなお話をイメージするかもしれませんが、まあ、しっかり鼻につきます。 我々凡人は、彼らの足を引っ張ることしかできないんだ。うう。 そんなんで前半はなかなか進まなかったのだけど、さすが芥川賞作家の筆致というか、後半はグイグイ読まされて止まらなくなります。 これはという素晴らしい表現も随所にあり、うんちくうるせぇの気持ちが相殺されていく。ずるい。 最後に大きなカタルシスが、きっとあるはず、あってくれ!たのむ!と、最終章は固唾を呑んでしまうやつでした。 「過去は変えられる」というテーマを伝えるために、あえて設定は記号的なものにしたのかな。 ともあれこの概念はとっても共感できる。 現在の認識や選択によって、過去の出来事の意味は大きく変わる。 人が主観で世界を見ている以上、意味として確定された過去の事象というものはなく、そのような認識があるだけ。 そしてそれは、いかようにも変化しうる。 もしかすると、今を生きるということは過去を変え続ける営みなのかもしれない。 読後感はさわかや〜。ふー・・・。 | ||||
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大人の恋愛小説を読みたくなって映画化で話題にもなっていたので読んでみた。 世界的ギタリストと女性ジャーナリストの恋愛ということで、さぞかしハイセンスな恋愛かと思いきや、意外と純愛路線。 中盤の展開が強引すぎて、ちょっと肩透かしをくらったけれど、それ以上にふたりの純愛物語を楽しめた。 やはり洋子は石田ゆり子のイメージで読んでしまったけど、蒔野は原作の平野啓一郎氏の印象に近かったような・・・ 映画は未見だけど、ラストシーンは映像が目に浮かぶよう。 | ||||
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うーん……、こんな恋愛小説もありかな、という思いで読み終えた。2人が恋に落ちたあの夜、そのことは十分に理解できる。理由などは必要ないのだから。そこから、お互いのことをもっと知りたいと思い、交際が深まっていくのは自然な流れだ。作者は「3回しか会ってない」ということをことさらに強調しているが、そのことが2人の愛を育むことの障害になり得たかというと、そうではないと思う。その間に様々な交流をし、お互いを理解しあっている。実際に会ったことが少なくてもお互いが大切な存在になっているのだ。遠く離れていても、愛を育んでいる2人を好ましく思っていた。ただ、蒔野の洋子に対する思いはどうなんだろうという疑問は心に引っかかったまま。 そして、2人を分かつことになった夜、三谷の行為は許されるものではないが、蒔野を恋するが故の衝動的、人間的な行為と言えるだろう。三谷の行為をきっかけに、2人はすれ違っていくのだが、そのすれ違い方が理解に苦しむ。動揺し、いつもの冷静さを失っていたとはいえ、洋子の行為は彼を拒絶するだけだった。なぜ、もっとジタバタしなかったのだろう。さらに理解に苦しむのが、1週間ほとんど手を打たなかった蒔野の心境だ。やっと会える恋人が帰国しているにも関わらず、誤解されていることをわかったにも関わらず…。 蒔野にとっては、彼を支え尽くす早苗(三谷)との結婚の方が幸せだったのだと思う。真実を知ったにしても、洋子に流れることは不毛だ。家族を持ち、復帰を果たした蒔野と、健(彼の親権を得たわけではない)以外、全てを手放した洋子。マチネの終わりに思い出の曲を「あなたのために」と贈られて、感動に震えても、もう元には戻れないことはわかっていた。洋子はきっと父と同じように、愛する人を遠くから見守ることを選ぶのだろう。 私は、読み終える前から思っていた。洋子はどうすれば幸せになれるのだろうかと。 | ||||
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文学素人の私です。主人公の二人の心境を全て作者が語りますし、あらすじを読んでいるかのようです。同じ章の中で、一人称的にセリフが出て来たと思ったら、急に、作者が出しゃばって、『まきのは……と思った』と心理から作品のプロットの解説あるいは哲学論にはいる。二人の会話も作者が全て全て筋書きを立てて解説してくれます。小説っての人称論ってないのですかね?文学って、すべて、神様みたいに、作者が出しゃばって、進めていくものでしょうか?哲学ならいざ知らず。そういえば、いっぱい、芸術論的なウンチクが散りばめられています。まあ、その分野に教養・知性のないはずの登場人物が声高高に、作品の主題を物語る作品も困りますが。その分、洋子は作者の分身なみに、教養深いです。 | ||||
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映像化されたらいい雰囲気のドラマになるのかなあと思いました。主役の二人は積極的なのにもどかしい。なにより二人を邪魔するあの女性、単純な性格の私は読んでいてとてもイライラしました。 | ||||
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私はフィクションでもリアルでも、人間が自分自身にベットして予測不可能性のただ中に飛び込んでいく様が好きです。引き絞られた弓のようにスタートの号砲を待つアスリート、声をふるわせて好きな人に気持ちを伝える瞬間、コンサートで最初の音を出す直前の演奏家。どれだけ事前に対策を練っても予測不可能の事態が必ず起こるのを覚悟して、それでも身を投げ出すように渦中に飛び込むさまが好きです。 そのようなシーンが本書の終盤にあります。ギタリストの蒔野が東日本大震災の1か月後にコンサートを決行するシーンと、ニューヨークでの蒔野の公演を聴きに行った洋子が幕間の休憩後に、帰らず最後まで演奏会を見届けるシーンです。逆に言うと終盤まで出てきません。ひたすら観念的な登場人物が頭でっかちに動きます。主人公である両者が肉体関係を結ばない点が非常に象徴的です。 一般に理性的で論理的である事は美点でもありましょうが、自分自身にベットしなくても済むような言い訳を作ってもくれます。結婚も想定する仲になってきた人から突然メール越しに別れようと言われて、自分で勝手に相手を察してその提案を受け入れて後で激しく傷つくのは当人のクローズアップでは悲劇でしょうが、読者側から俯瞰で見たロングショットでは喜劇にしか見えません。このふたりすれ違ってしまい可哀相という見方もありましょうが、リスク冒しても直接会いに行って話したら状況変わるのに何やってんのという感想を私は持ちました。このおかしさの原因は、両者が分別を弁えた中年であるせいもあるかと思います。 理屈っぽくそれゆえにこだわりをもって生きてきて、更に自分の理屈に意固地になってしまった中年期にさしかかると、負う責任も増えて自分自身にベット出来なくなっていきます。いよいよリスクを冒した決断ができなくなり、そんな自分を理屈で守っていくようになります。私自身にも中年の背中が見えてきましたが、そういう生き方をしたくはないなと思います。 ロゴスとパトスのバランスが結局大事なんだろうと思います。理屈っぽい蒔野や洋子のような人は理性的であるせいで逆に、理性と感情のバランスのとれた調和点を長いこと見つけ出せなかったのでしょう。四十にして惑わずとよく言いますが、惑わずとも思考の柔軟性は確保しておかないとまずいなと思いました。 本書はとあるロックバンドに途中加入したギタリストの方が愛読書にあげており読んでみました。このギタリストの方もかなり理屈っぽい性格のようですが、ボーカル作詞作曲を手掛けるメンバーから「ギターって楽器は、スナフキンみたいな気まぐれな狂気というか、人を殺すような気持でやっていい楽器なのね」と言われていました。ぼくもそんなんでいいと思います。 | ||||
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良い | ||||
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まだとちゅうまでしかみてませんけど。 | ||||
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平野啓一郎さんの本です。 面白かったですけど、主人公とヒロインがあまりに完璧すぎるので、なんだかなぁ、という感じがします。 天才ギタリストの蒔野は、洋子という女性と恋におちる。 洋子も、蒔野を憎からず思ったのだが、ただ、フィアンセがいたりする。 バグダッドに行き、仕事をする洋子。洋子はジャーナリスト。 蒔野は日本で仕事をしつつ、洋子とスカイプなどで話をし、だんだんと仲を深めていく。 洋子はフィアンセの男性と縁切りしようとするが、その男性は執着する。 日本に帰って、蒔野と結ばれようとするとき、蒔野の恩師が倒れてしまう。 待ち合わせ場所に急遽行けなくなり、さらに悪いことに、蒔野は携帯電話を落としてしまい、ジャーマネの三谷に取っていってもらうことに。 三谷は蒔野に思いを寄せていて、ついつい携帯を見てみたら、洋子とのラブラブトークが。 三谷は蒔野になりすまし、「別れるべ」とメールを送ってしまう。その後、携帯を壊してしまう。 一方、会う気満々だった洋子は、出鼻を挫く「別れるべ」メールにショックを受ける。 そのまま、自分の故郷の長崎に帰り、自由な生活をしている母のもとにいく。 蒔野は、恩師の病勢が一段落ということで、携帯で洋子に連絡を……と思いきや、三谷が携帯をお釈迦にしたため、 連絡がとれない。 なんとか連絡をしたが、それまでの洋子とは違う。 二人はすれちがう。やがて、洋子はフィアンセとヨリを戻し、蒔野はふられる。 かくして、年月が過ぎ、蒔野は極度のスランプと病気から、ギター弾く気がなくなっている。 洋子は子供が生まれたものの、フィアンセとすれ違う。 はたして、二人の運命が交わることが、またあるのだろうか…? いや、おもしろいというか、うまいんですよね。 物語の展開が、なかなかうまい。 また、表現が、ピタッとくるというか、文字で巧く表現していて、なかなかいいです。 ひさしぶりに、物語を読んで、ぴたっとくる表現を味わったというか。 とくに、蒔野のスランプが、うまく表現されているんですよ。 天才と呼ばれたギタリストが、加齢から、だんだんとスランプになっていき、 さらに、若手がのしてきて、自分はもう天才ではないという思いが強くなったり、 そういう心の揺れが、うまく表現されている。 僕も天才ピアニストですから、ピアニストとしての苦悩があるわけで、ちょうどそういう苦悩と重なるよね、とか思っちゃいました。「あるある」と頷きながら読みましたからね。 ただ、登場人物たちの、キメっぷりというか、全般的に、「キメキメ!」「カッケえやろ!キメ!」という感じが、違和感あるんですよねぇ。 平野さんの小説って、そういう、変にペダンチックなところがあって、そこが鼻に付くところがあります。 また、二人のすれ違いが、うまく表現されてはいるのですが、これかて、よーく考えてみれば、不自然といえなくもないですよね。 これだけ電子デバイスが発達して、いろいろと通信手段があるのに、二人のすれ違いに関しては、そういう文明の利器を使うこともなく、なんとなくすれちがう、というところが、 なんだかなぁ、というところがないわけではないです。ほかに、いろいろとやりようがあるでしょ、という。 でも、物語としては、二人がすれ違い→別れ→再会という筋をたどらにゃいかんので、 そこいらへんの不自然さは、目をつむるべきですけどね。 とりあえず、平野さんの本、もっと読もうと思いました。 | ||||
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この作家は初めて読んだ。いろいろ評判になった作品のようだが、心情がよく描け共感出来る部分と違和感というか、物足りない部分と半々だったかなぁと思っている。基本、男女の恋愛物語なので、どこかで聞いたようなストーリーではあったが、チャラチャラした感じはなく落ち着いた展開でそれなりに読めたことは救いだった。 ただ、文中に「人は変えられるのは未来だけだと思っている。だけど実際は常に未来は過去を変えているんです・・過去はそれくらい繊細で感じやすいものじゃないですか・・」この言葉が出てきた場面には、何故か惹きつけられるものがあり、あんまりこの手のジャンルは好みではないが・・もう少しこの作家の作品を読んでみても良いかなと思っている。 | ||||
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冒頭から前半はとても引き込まれる。2人の出会い、惹かれ合う様子、ジャリーラを交えたパリでの夜。しかし中盤、すれ違いや運命の悪戯では片付けられない余りに酷い悪意(敢えてそう表現します)によって訪れる別離。と、ここまで盛り上げておいて洋子は復縁したリチャードとあっさり離婚、薪野サイドのエピソードでも後半スランプ脱出のきっかけとなる重要な仲間がポッと出てきたと思ったらポッと死んでしまうなど、展開が性急すぎて。前半の重厚さに比して後半は政治経済の問題を絡めた内容は難解ではあるもののどうにも浅薄な印象を受けた | ||||
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間違えて購入してしまった本。普段、ミステリーしか読まないので、恋愛小説を誤って買ってしまった後悔もあったが、もったいなさからとりあえず完読することに。前半は、面白いと思えず、本当に暇な時に読むくらいだったが、後半まさかの面白い展開に一気読みした。前半で読むのをやめる人がいるのも分かる。私もこれが図書館で借りた本なら絶対に最後まで読んでなかった。ダラダラと3回しか会ったことない人のことを愛してるという表現にうんざりした。そこは愛してるじゃなく好きでよくないか?とずっと思ってイライラさえした。後半は三角関係などの展開もあり面白かった。 | ||||
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はじめ読み始めて感じたのが、文章がとても読みやすく、きれいだった。人間関係、特に恋愛内容、展開などについては、いろんな意見がでそうな感じですが、私はクラシックギターを弾くので、そのせいだと思うが、共感するところ、新しい発見などが確かにあった。また、ギタリストの福田氏とどのような話をしていったのか想像しながら読んでみるなど、個人的には面白い部分があった。 | ||||
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細かいところは凝っているが安直なメロドラマ | ||||
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先に映画を観てしまったので 逆なら もっと楽しめたかもです 読みにくくて? なかなか先に進めなかった | ||||
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大人の恋愛小説なので、理解や共感を呼ぶ読者層は限定的であろうと思う。映画化された作品だと知り、その映画は観なかったが原作を読みたいと思って読了した。主人公を演じている二人の役者は、今ひとつ、適役には見えない。原作の登場人物の方が深い。 | ||||
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映画の原作が気になって読みました。著者の小説を読むのは初めてでした。 天才ギタリストの蒔野と通信社記者の洋子が一瞬で恋に落ち、深く愛し合うもののすれ違ってしまい、、、というストーリーなのですが、二人が恋に落ちたきっかけや、すれ違った経緯にもやっとしてしまいました。特に後者のすれ違った理由はネタバレになってしまうので詳しく言及しませんが、「もっとなんとかできたんじゃ?」と思わずツッコミを入れたくなってしまいました。そんな感じで本筋の恋愛の話はやや退屈に感じたのですが、二人の仕事観は興味深かったです。特に洋子は、イラクに赴いた当時の歴史的背景など、感じることが多々ありました。実在の人物をモチーフにしているからか、このあたりはリアリティが感じられました。 というわけで、当初期待していた大人の深い恋愛についてはちょっとがっかりでしたが、リアリティのある二人の仕事観に惹き込まれたこともあり、一気に読めてしまいました。総じて、小説としては楽しむことができたのでよかったです。 | ||||
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