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マチネの終わりに
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マチネの終わりにの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.84pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全79件 21~40 2/4ページ
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クラシック・ギター界では話題の小説だったので、ずいぶん前に買って読んでいましたが、映画を観てから感想を書こうと思って、wowowの放送を待っていたら、とある役者の不祥事でしばらくお蔵入り。 最近、やっと自粛期間が解除され、放送されたので、合わせて感想を書きます。 正直、いい年をしたおじさんは、ギター好きでなければ決して手に取らない類いの、典型的なすれ違いメロドラマです。 突っ込みどころ満載の、ご都合主義のレールに乗っかってどんどん話は進んでいきますが、結局最後までどの登場人物にも共感出来ずに、読了。 一方、映画の方は全編ギター好きにはたまらないマニアックな音楽に溢れ、主人公二人だけでなく、不祥事役者も含め、見事なキャスティング。 原作で突っ込みまくったご都合主義の疑問点も、手際よく説明・解消され、小説の何倍も楽しむことが出来ました。 小説を読んでご不満をお持ちのおじさんたちは映画を観ましょう。 | ||||
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ベストセラーにも関わらず、酷評が少なからずあるので期待しないで読み始める。 主役の男女が出逢い、惹かれ合うところまでは意外と面白いと思って読み進んだが、途中からまさかの昼ドラ的ストーリー展開。その後の話がつまらない上に、お得意の衒学的な語りやうんちく披露が鼻について斜め読み。主軸になっている「果たして二人の結末は?」については、最後の最後まで引っ張り過ぎてどうでも良くなり「ああそうですか」という感じ。読後の余韻なし。 | ||||
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まぁ一言、いかにも福山雅治主演の映画が出来そうな小説と感じた。この作家の作品は常に通俗的あるいはサブカル的なプロットを絢爛豪華な文飾で覆っているというか。「日蝕」の時からそうだった。 「カッコいい」ということにこだわりがあるようだけれど、このような一見瀟酒に見える異国情緒とペダントリーで満たした世界をこの人は本当に「カッコいい」と思っているのだろうか。テレビを見るように読む人はともかく、その世界にまで入り込んで読もうとする層の読者は歯が浮くだけでは。文章力に関しては文句なく高いのに本当に勿体ない。 ネタバレになるので詳細は書かないが、終盤の洋子と早苗の会話シーンで構成的にも全てが破綻していると感じた。なぜ数百ページの記述の後にあんな説明的なシーンをねじ込んだのか意図が分からない。単に技術の問題か。 ハタチそこそこの若さで作家となって、その後人生経験を積む機会がなかったのだろう。いかにもブンガク青年的な甘ったるいユートピア小説のようで、40代という年齢で書くべき作品とは到底思えない。ラストは村上春樹の1Q84で感じたのと同じ気恥ずかしさ覚えた。 | ||||
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ストーリー展開はラノベの方がまだしも複雑。 小説はストーリーが陳腐でも文章で読ませることがあるが、どうしちゃったんだろう…?美文家というイメージあったけど、ただ古臭いだけ。 さらに主人公の2人があまりに薄っぺらくて驚いた。 才能って枯れるの?悲しくて残念…でも売れてるんだから自分にはわからない良さもあるんだろう。 | ||||
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中盤までは興味深く読みましたが、結局、二つはどうなったんですか? このように結末が何となく曖昧で、読み手に丸投げするかたちで終わってしまい、とてももやもやします。 作家が最後まで責任を持って結末を書いてほしかったです。 | ||||
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文章が自己陶酔になっていると思う。わざわざ難しい言葉や洒落た言葉にはうんざり。 | ||||
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これほどレビューが割れる作品は珍しいですね。 私は途中でラストが予想できてしまい、また尚且つやはりそのまんまなラストでガッカリしました。なんで最期まで読んでしまったのかと後悔しました。 感動よりも最期まで読んだ自分に怒りを覚えました。しかし、レビューを読んで人の感性は様々だという意味で勉強になりました。 | ||||
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カフェで隣のテーブルに座っていた人がこの本で価値観変わった的な話をしてたので、気になって読んでみたところ衝撃的に期待外れでした。。登場人物もシチュエーションも全てがキラキラでうすっぺらく感じられて私には全く合いませんでした。 | ||||
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大人の恋愛とは何か、その受け取る人それぞれの感受性によってこの小説の評価は変わっていくんだと思います。天才ギター奏者とジャーナリストの美しく切ない大人の純愛物語。現代版のロミオとジュリエットみたい。ちょっと深いので5〜6年後に自分の成長と合わせて、もう一度読んでみよう。そうすればもう少し深い理解ができるかもしれません。 | ||||
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ギタリストと女性ジャーナリストとの恋愛物語であるが、人物像を描くための背景説明がくどくて物語としては、私には合わなかった。いろいろと取材をされて何でも盛り込みたいというご苦労は顧みられるが、ドキュメンタリーに近いものとなってしまい、また、演奏曲についても、曲をご存じの方々にしか通じない表現に感じられ読者を選ぶ作品に感じられた。 | ||||
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芥川賞ではなく、直木賞の間違いなのでは? 芥川賞受賞時から知っている作家でしたが、はじめて今回作品を読みました。衒学趣味が鼻につくものの、中盤まではけっこう面白く読めました。 が、多くの方が言及されているように、途中、二人がすれ違う原因になる事件がご都合主義的というか、ファンタジーというか…。とにかく一気に興醒めしてしまい、本を閉じました。その後、とりあえずラストまでは見届けようと拾い読みで後半の半分を読み切りました。 三谷の行動はさながら名探偵コナンに登場する犯人のような軽率なもので、「んなわけあるかい!!漫画か!!」と思わずにはいられませんでした。購入せずに図書館で借りて良かったです。 最後にイスラムの女性はそんなに音楽に酔いしれるものなのでしょうか?教義的には微妙な気がしました。 | ||||
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嫌いではないですが、薄っぺらいというか…ツッコミどころが多すぎる「プロのキレイな言葉(きちんとした文章)で書かれたケータイ小説」という印象でした。 以下ネタバレになります。 確かに、初めて、または殆ど会った事がないのに驚く程感性が合う人は本当にいて、「初めて会った時から結婚すると思った」と言って長く連れ添うご夫婦を何組知っています。 きっと運命的な出逢いと言われるものなのだろうと思いますが、時野と洋子もそういう結び付きがあるのだろうと冒頭で思い、その辺はとても気持ちよく物語を読んでいました。 …が、別れ方があまりにも酷すぎる。あまりにお粗末すぎる。 会う予定の日に誰かが危篤!スマホ忘れる!すれ違う!お邪魔者が引き裂く! よくケータイ小説で見かけますよ。 あんなにもお互いを解りあっているというのを強調していたのに、掌を返して三谷の時野が書いたものとは全く思えない文章を信じ込む洋子。 主語のない、無理矢理誤解を生むようなメールのやり取り。 誤解したまま別れ、お互いたかが一、二年で別の相手と結婚。 「数回あっただけなのに同じ人間のように解り合える関係」を根底からぶっ壊すのはもう失笑するしかなかったです。 | ||||
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全然良くなかった。 長年パートナーいながらあの程度の出会いで揺れたり、結婚後、旦那はすぐに他女と不倫とか、母親でありながら夫に子供をあっさり渡すとか、あまりに愛情が希薄で酷すぎた! 薪野も子供いながら愛が産まれてたにあっさり妻子を捨てる。 もう酷すぎ! この作品に感動する人は愛ではない!爆笑 表面的な文学や知識ばかり目立ち本質的な部分が稚拙。 数年離れてたけど簡単には冷めないだけで少し思い出す程度のちょっぴりの愛情。 マネージャーがついた嘘がすれ違いの原因だが徹底的に話し合わず会わずして別れ、一度は別れたたいして愛してもない婚約者に戻ったりなんというズルさと強かさで汚すぎる。爆笑 深い愛情がある人は婚約者いながら出会ったばかりの男に揺れないし、結婚後に浮気されても他の男に一度はいきわざわざ別れた訳だから自業自得なんだから離婚なんか簡単にしないし、婚約者に不満なら きちんと話し合いをしてクリアしなければ結婚はしない。 とにかく中途半端。 これに共感する人は純愛というなの盾をもっただけの裏側が中途半端な希薄な愛情で最低な人間性のタイプなだけ。 責任感がある人または更に深い愛情に答えられない希薄な愛情で最低な人間性の人にはちょうどいい恋愛なのかもしれない。爆笑 これは愛じゃない、単なる恋。恋に毛が生えた愛が正確。 中高年になり3回でプロポーズする事で運命を演出したんだろうけどあまりに酷い希薄なパートナーとの絆に新しい相手とも構築できるのか不思議。 片方だけパートナーがいる設定で良かった気がします。 石田がそのまま婚約者と別れ薪野を忘れられず仕事に没頭してたならまだ良かった。 一途さや信念を感じるけど、旦那と上手くいかなかったから別れて薪野と再会するてあまりに器用でズルすぎない? とにかく出てくる人物が状況等で気持ちがすぐに変わる愛なんだよね。 それ愛じゃないんだけど。爆笑 愛て状況で簡単に変わらないよ。 色々な事があっても乗り越えて絆になるのが愛なんだけどね。爆笑 本当の愛を知らない人は可哀想すぎる。 病気、不倫モノではない、ピュアな大人の恋愛だが稚拙で無責任で愛情の希薄さから今の日本の中高年の大人の純愛がこの程度の愛だと思うと非常に悲しい。 これで高評価て日本の中高年は終わってる。 恋愛経験少ない人や本当の深い愛情を知らない人にはベスト。 レディースデイでしか見たくなかったから見たけどハーフのポップコーンとゼロコーラを全部食べ終わった後に寝そうになりました。眠さとの戦いでした。 ピュアな恋愛なのはわかりますが大人の恋愛ではない。 トラブった時にとことん話し合いするか、または一度は愛した人との家庭をお互いに守り抜いてから20年後にまだ愛情あるなら結婚すれば素敵だったかも。 本当に中途半端で情けない作品でした。 オプション恋愛は深い恋愛ではありません。 秘めた情熱があるだけで大恋愛ではありません。 その辺に落ちてる恋愛であり、すれ違いで終わる程度の恋愛に価値はありません。爆笑 二度と恋愛を映画館で観ないわ。 ポップコーン&コーラ以外はお金返してほしい! | ||||
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分かりづらいことが高尚に思われた時代が、少し前にありました。 その時代、哲学、文学、芸術、その他多くの分野で非常に難解なものが増えました。 今はその反動で、分かりやすいものが正義という風潮が強まりつつあります。 分かりやすく話す人にアクセスが集中する。分かりやすい動画の視聴回数が増える。……などなど。 どちらにも良いところ、悪いところがあります。 簡単、過激な表現では伝えきれない真実や、味わい、深みがあるのに対し 難解なものでは表現し得ない、真実や、味わい、深みもあるのです。 著者は比較的小難しい言い回しをしますので、恋愛をテーマに小説を書くと、どこかぎこちないものがあるように思います。 また、小説という分野自体、哲学的や学問的なものとは、実は親和性がよくありません。 堅苦しく、哲学的に、小難しい小説は、何となく凄そうであると思わせてしまう良くないところ、 しかもそれが人気になれば、なおさら、小難しいと言えなくなる、(自分が無知であるだけかもしれないと思ってしまうため)良くないところがあります。 頭で読ませる小説、小難しく言えば悟性で読ませる小説は、心が動きづらくなります。 頭が過剰に働いてしまう現代において、頭を非常に働かせるような小説はあまり必要がありません。 それなら、頭を働かせることと相性のいい、ビジネス書を読む方がいいのです。 小説の良さ。私は、難解さの中にはないと思っています。 しかし、ただ簡単で、薄っぺらい小説もまた危険です。難しいところです。 ここまで、やや小難しく、こねくり回して書きました。 簡単に、素直に言えば、「もうすこし、読みやすいものが好みです」。 | ||||
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高評価につられて読みましたが途中で流し読みせざる終えませんでした。 40代の恋愛とは思えない浅さ。少女マンガの方がマシな作品があるかと。登場人物の設定もハーフ、コロンビア卒、ヨーロッパ育ちの才女、などまるでマンガのようです。子供騙しな世界観の中で文学や国際情勢などの知識だけが取ってつけたように浮いています。 | ||||
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芥川賞作家のロングセラー恋愛小説ということで期待し購入しました。 社会的事象、芸術に関する知見、それらの物語への織り交ぜ方など高度に知的な構成だと思いますが、恋愛小説に肝心なはずの内面の表現力に乏しさを感じます。こちらのレビューでも悪文などと評されているのは、個人的によく分かります。キャラクタの心情やそのやりとりを、もっと細やかに繊細に、描写してほしかったなと思います。もっと表面的な、言葉の使い方レベルでも抵抗を覚えましたが。。 技巧に優れるものの音色がいまひとつ...みたいな音楽を聴いているようだなと感じ残念でした。 | ||||
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「(強制徴用被害者たちは)技術を習得できると期待して応募したら、危険度の高い労働環境に置かれ、賃金を支給されず、逃げ出したいと言ったら殴られた。悲惨だ」 「強制徴用」の被害者なのに応募したって意味がよくわからないんですが、日本の最高峰の作家なんですね。 | ||||
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ラノベをバカにしているわけではないことを最初に言わせてください。 ラノベは、書き手参入のハードルが低く、玉石混淆であることからこのタイトルにしました。 この小説に関して言えば「石」です。表面だけ磨き上げ、宝石の仲間になれなかったそれと言えます。 石ならではの良さは探せば随所に見られます。 ですが作者の場合、自身の言葉に酔っており、肝心の描写というものは薄いです。 それが顕著に見られたのは「場面の移り変わり」が非常に読みづらい点でしょうか。 この作者のものはこれしか読んでいませんが、これが看板作品であることが非常に残念でなりません。 | ||||
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ある男を読んで面白かったので読んでみたが超駄作。 作者が自分の恋愛感に酔ってる感じがとにかく寒い。 自分の事しかが考えていない人同士の恋愛に終始するなら最初に教えて欲しかった。 いつ面白くなるんだろうと思って頑張って読んだが最初から最後までつまらなかった。 | ||||
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映画が公開される前になんとか読み終えました。怪作でした。読み終えた後の強烈な違和感は”崖の上のポニョ”に匹敵します。 色々と突っ込みどころはあるんでしょうが、一番気になったのは主人公と友人ギタリストとの関係性です。 ”いい音楽は生きる力を与えてくれるもの”だとずっと信じていたのですが、それでなぜああいう結末を迎えなければいけなかったのか。エンタメに突っ込みを入れるなと言われればその通りなのかも知れませんが、そこだけが(他は目を瞑るとしても)どうしても腑に落ちませんでした。 | ||||
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