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トリモノート
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トリモノートの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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「未来の道具を使って、事件解決」とのことであったが、その未来の道具が何故そこにあったのかが、作中で明らかにされず、小説として消化不良の印象を受けた。 そのため登場する道具のセレクトも、ご都合主義としか思えなかった。 | ||||
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指紋採取やカメラなど,現代の科学捜査技術が江戸時代にも存在したら…という一冊. ただ,それらの技術や道具を使いながらも,ありがちなチート展開には転がっていかず, 未知のものだけに信頼性の問題が立ちはだかり,そこからの一捻りが見どころとなります. そのため,犯人捜しもありますが,誰が,どうやってといったミステリ要素は薄めで, 『トリモノート(捕物帖)』のタイトル通り,解決までの流れを楽しむ作品の印象です. かと思えば,最後の篇ではそれらを持ち出しつつも,控えめの扱いにしているのが面白く, 岡っ引きもどきの少年の捜査と推理,情熱で解決とへ導き,幕引きとなるのが良かったです. また,地の文とはいえ,時代にはそぐわないカタカナ用語や軽い言い回しであったり, 各話の番号が英字表記になっているなど,いささか型破りとも言える作風もユニークで, 発端となる謎の乗り物には一切触れない大胆さ(?)も,話をシンプルにまとめています. なお,発行日が『平成二十八年四月一日』の初版では,目次に大きな誤りがありました. (最後の『The last episode』のページ番号が,実際には 193 なのに 139 となっている) | ||||
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