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オブ・ザ・ベースボール
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オブ・ザ・ベースボールの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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表題「オブ・ザ・ベースボール」については 星新一の話を長くした感じだった そのために星新一なら五頁ほどで終わる話を永遠と百頁近く読まされていうような気になって 後半はきつくなった 一方、もうひとつの話については まあこちらもなんだかよくわからない話を 只々一方的に聞かされている感じだった でも思いのほか苦痛には感じなかった 全部理解しているわけではないけど妙な中毒性を感じた ある人にとっては癖になるかもしれない | ||||
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円城塔氏の作品を読むのはこれが初めてだった。だから比較ができないのだが、それでも表題作「オブ・ザ・ベースボール」は氏の作品の中では恐らく読みやすい方なのではないかと想像する。 町に一年に一度くらいの割合で人が降ってくる。そのためにレスキューチームの9名が各自守備位置につくが、持っているのはグローブではなくバットである。決してベースボールチームではない。 何故人が降ってくるのか。何故バットなのか。数々の不条理を主人公が論理的に、或いは非論理的に淡々と語っていくのが面白い。 最後に何か大きなオチがあるようなタイプの話ではないので、そういうクライマックスを期待する方は読まない方がいいだろう。 恋愛とか家庭とか会社の人間関係とか、そういうじっとりとした粘着質なものに疲れたとき、こういうからっとした明るく狂っている小説に救われる。頭に浮かぶのは土煙の巻き上がる渇いた野球場だ。決してベースボールの話ではないのだけれど。 表題作の他にもう一作「つぎの著者につづく」が収録されている。 こちらは筆者の厖大な知識にただただ圧倒される。注釈が山のように付いている。ひたすら読みにくい。 ただ、全く知らない人間の文章と同じものを全く知らないまま書くことが可能なのだろうか、という問いかけの面白さがあって、話の筋としては好きだった。 とっつきやすい「オブ・ザ・ベースボール」と読みにくい「つぎの著者につづく」。 両方読んで円城塔ワールドの入り口にようやく立った感じだろうか。 今回は評価を星三つとしたが、気分は「つぎの作品につづく」。 自分が理解できる話であってくれよと願いつつ。 | ||||
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それはどうなんでしょうか? 文章も明らかに日本語の使い方を誤っている部分が多々あるし・・・ 設定は面白いんですけどね。 | ||||
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