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オブ・ザ・ベースボール
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オブ・ザ・ベースボールの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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分かる人には分かるけれど、分からない人には全然分からない。 そういう類いの小説で、素人にはホントに難しい。 オブ・ザ・ベースボールのほうは、空から人が落ちてくるという想定外の設定にバットで立ち向かう主人公の独白で進むので、まぁ読めなくも無い。 最後が何となくカッコイイしね。 2作目は読み続けることすら困難。 小説の読み手のことは一切無視して、文学そのものに挑戦するような意思を感じる。 ただし、作者の意図は不明。 Self-Reference Engineなど、他の作品は好きなんですが、これは正直厳しかった。 | ||||
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「人が降ってきて、それをバットで打つ」という設定はとても面白いと思いました。 が、文体?書き方が平坦すぎて眠くなるし、先を読みたいという気にならない感じ 時々何を言ってるのか意味不明な所もあって(これは自分のせいかも)途中で本棚へ埋葬しちゃいました。 | ||||
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先ずはじめに言っておくと、星1つという評価は間違いである。 最低でも星4つ、おそらくは星5つが適当な評価であろう。 敢えて間違った星の与え方をしたのは、根本的な問題として、 この作品が何かの間違いだとしか思われないからだ。 まったく。何ゆえこの作品が一般文芸誌において新人賞を受賞し、 あまつさえ芥川賞の候補になってしまったのか。理解に苦しむ。 どこか早い段階でSFマガジン編集部へこっそり原稿を置き捨ててくるという、 ただそれだけのことが、どうして誰にもできなかったのであろうか。 「世界のなめ方において、群を抜いている」とは、 帯に引用されている、島田雅彦氏による選評の言葉である。 これほど的確な評価は先ずないだろう。 しかし、だからこそ、そういう作品が文学の主流において 一定程度の評価を受けるというのは、どう考えても間違いである。 (もっともこれは本作の評価としての場合であり、 円城塔氏その人が世界をなめきった人間かというと、 Boy’s Surface 所収の Your Heads Only を読むかぎり、 実はかなり切実な問題意識を持っているんじゃないかとも思う。 まあ、現代日本においてクイア・スタディーズが どれだけ切実な問題として取り上げられるかは、期待の程もないのだが) 文學界新人賞受賞作、あるいは芥川賞受賞作としてこの書を手に取る 大多数の人々にとっては、まあ、紛れもなく星1つの作品だろう。 かく言う自分も、常識的なねじを締めた状態では、同様の評価を下す。 ただ、頭のねじを緩めることに快感を覚えてしまうどうしようもない人々、 具体的には同著者の既刊を楽しんで読んだ方々については、 何の疑念も躊躇もなく「みんな大好きEJT!」としてオススメできる。 | ||||
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芥川賞候補になったと聞き手にした。 軽重な語り口と、冷めた視線の主人公は、類似作品が浮かび新鮮味がない。 この作家がこれまで読んできたであろう影響を受けた作家の影が濃すぎる。 | ||||
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