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カオス
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カオスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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おもったより凄く早く到着し商品も綺麗で良い商品です ありがとうございます | ||||
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説明通りで、配達もちゃんと予定通りに来ました。 良かったですよ。 | ||||
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この著者の「血と骨」「闇の子供たち」「睡魔」などを読んで、「突き動かしていく魔物のようなもの」のリアリティ に強い衝撃を受けたのだが、この本には残念ながらそうゆうものが無い。 テーマ無く書き始めてしまい、何とか一冊にしてしまった感じ。 | ||||
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「血と骨」の梁石日が描くクライムノベル。 新宿歌舞伎町を舞台に在日韓国人の男二人が生き抜いていく物語。 という内容どうこうよりも、まずこのリズムというか文体が受けつけませんでした。 特に読みづらいというわけではないのですが、全然入ってこない。 当然、感情移入もまったくできない。 いい悪いではなく、 個人的に肌に合わないのだと思いました。 残念。 | ||||
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登場人物の名前こそ変わっているが、主人公のアウトロー2人のバックグラウンド(片方は学生時代将来を嘱望されたボクサー)やかつて起こした事件(不法賭博のシマ争いで重傷を負ったり、儲けをヤクザとの抗争の末に奪われたり)から「夜を賭けて」の続編と見てよいと思う。 しかし、長年の泥を啜り血で血を洗う金儲けを続けているうちに「夜を賭けて」でクローズアップされていた「貧しくも希望に燃えた在日同胞の劇団を応援しよう」という、アウトローに残されていた小さな希望や良心のカケラのようなものが摩滅してしまったようで、主人公達の行動の出鱈目さや行き当たりバッタリ、ヤケクソ感が増幅している。 この主人公達は将来の見えない行き詰まりと苛立ちからは逃れられないのだろう。。 | ||||
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久しぶりに梁石日の小説を手にした。 相変わらず一気に読ませてしまう面白さがある。 だが、作品のトーンは「夜を賭けて」や「血と骨」、「タクシードライバー」時代の梁石日のものとは変わっている。 重さがない、ギトギト感がない。 このトーンの変調は、主人公・学栄の相棒に、磊落で思い込みが激しくて単純な鉄男、 そしてその愛人にニューハーフの“タマゴ”をもってきたといった小さな事ではない。 それは恐らく、姜尚中が「在日」の中で触れているように、 安全網からこぼれ落ちた日本人が「在日化」している一方で、今は昔、 在日が職にありつけ食っていけ、立派に生活が成り立つ様になっているということに起因しているのではないか。 学栄と鉄男も、その強靱な肉体と意志と知恵で堂々と歌舞伎町で生き抜き、 その結果として億単位の金を持ち投資する男たちだ。 この作品の中でわずかに二回だが、学栄が、 在日は金儲けのためだけに生きているのではないか、 人間は所詮死ぬために生きているのではないか、と自問する箇所がある。 これは人間の根源的な問いかけだ。 80歳を超えてなお執筆活動を続ける生命力あふれる梁石日は、“恩讐の彼方”になど行かず、 青年のように根源的問いを発しつつ、今この“カオス”にいるのか。 | ||||
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裏世界の実情がガクとテツの 2人の主人公を通してスリリングに表現されています。 陽の当たらない陰の社会で暮らしながらも、少しでも太陽を 求めて生きる人々の姿に感動を覚えます。 平和な日常のありがたさを身に沁みて感じました。 。 | ||||
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魔窟新宿歌舞伎町を舞台に腕っぷしと度胸の良さでのしあがってきた鉄と学。そこに絶世の美貌をほこるニューハーフのタマゴ(名前です)がからんで物語は進んで行く。麻薬をめぐる攻防、産めないことはわかっていてもどうしても子供が産みたくて神や仏、あらゆるものにすがりつくタマゴ。物語のテンポはいいんですが、全体的に散漫な感じは否めません。特に終盤は原稿用紙が足りなくなったのかしら(笑)と思えるくらいバタバタっと進んでしまうので残念。同じ作者の「血と骨」や「闇の子供たち」ぐらいのヘビー級を期待すると物足りなさを感じると思います。同じ歌舞伎町を舞台にし、在日や外国人達の攻防を描いたものであれば、馳星周の「不夜城」、「鎮魂歌 不夜城2」のほうが話の練り具合、登場人物の造型力も上ですし、おもしろいです。「血と骨」はとても私にとって衝撃的な作品ですので、この作者の次回作に期待したいと思います。 | ||||
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在日韓国人の学英と鉄治が裏社会でノシ歩く。そこに愛欲とだましあいがからむ。ニューハーフのタマゴというキャラクターが目立っている。 人間のギラギラしたところがたくさん描かれているが、焦点が絞られていなくて散漫な印象を受けた。「在日」という焦点が薄れているせいかもしれない。ギラギラしたアイデンティティーが、「在日」というレッテルをつけていない分、わかりにくい。現在の「在日」の人たちがアイデンティティーを別に見出そうとしていることを反映しているのだろうか。 カオスというタイトルから、そもそも焦点を当てた人物などいないのかもしれない。でも「血と骨」のような生々しさ・わかりやすさに欠ける。 | ||||
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