血と骨



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初公開日(参考)1998年01月
分類

長編小説

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血と骨

1998年01月01日 血と骨

1930年頃、大阪の朝鮮人密集地域の蒲鉾工場・東邦産業で働く金俊平は、その巨漢と凶暴な性格で極道からも恐れられていた。ある日、飛田遊廓の女郎・八重の虜になって錯乱した同僚が、自分の腹を切り裂いて死ぬという騒動が起こる。興味を抱いた金俊平は八重の淫蕩な女体に溺れて水揚げするが、逃げられてしまう。自棄になった金俊平は警官隊を叩きのめして東邦産業を馘になり、太平産業へ移る。数カ月後、金俊平は飲み屋を経営する子連れで美貌の李英姫を凌辱して強引に結婚するが、かつて賭場の争いで半殺しにした極道たちとの大乱闘の末、大阪を離れる。直後、太平産業では朝鮮人労働者の解雇をめぐる激しい労働争議が起こるが、それは太平洋戦争前夜の暗い時代の幕開けに過ぎなかった。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

血と骨の総合評価:8.23/10点レビュー 75件。Cランク


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(7pt)

暴力、暴力、ひたすら暴力

梁石日の代表作とも言える、実父を主人公にした自伝的長編小説。戦前に済州島から渡ってきた少年が暴力だけを頼りに戦前、戦中、戦後の大阪の朝鮮人社会を生き抜いていくバイオレンスとノワールの物語である。
主人公(作者の父親)の暴力にしかアデンティティを持てない生き方がすさまじく、その一点だけで強烈なインパクトを残す。同調圧力の強い日本人社会に安住する現代人は、想像を絶する物語に息をのむこと間違いなし。極端に好悪が分かれる作品と言える。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.74:
(5pt)

重い文学だが......

読み応えある重い文学だが,暴力とセックスの情景が余りに多く,その分疲れる。
血と骨Amazon書評・レビュー:血と骨より
4877282106
No.73:
(4pt)

金のメチャクチャな生き様

戦争による残酷さ、時代に翻弄された朝鮮人の哀しみは胸を打つ。人の命がこうも軽く扱われる時代、この時代を生き抜いた人たちは逞しかった
血と骨〈上〉 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:血と骨〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344401050
No.72:
(5pt)

金 暴力 S●X

これらの三大要素がギュッと凝縮された1冊
映画も観ましたが小説の方が面白かったです
血と骨〈上〉 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:血と骨〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344401050
No.71:
(5pt)

映画より壮絶。

映画を観て原作を必ず読もうと思い購入に至りました。
舞台となる地域に、地方から出てきて家賃が安いという理由で住み始めて10年以上の日本人です。
長く住んでいると韓国人や朝鮮人の知り合いも増え、優しさに助けられる日もあります。
彼等がどのようにして今の生活に至ったのかを知りたく映画を観てから読み始めましたが、暴力や愛人、お金の問題や差別、読み進めるのが少し億劫になります。
平成の日本に産まれて良かったと思う作品でした。
血と骨〈上〉 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:血と骨〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344401050
No.70:
(5pt)

こういう時代でした

ビートたけしの映画を観て原作を是非読みたいと思って購入しました。
うーん・・・この時代は凄かったですね。
人種偏見,まさに凄いとしか言えません。
この時代を生きてきた同世代の一員として
申し訳ありませんが、懐かしさを感じて
います。
確かにこういう時代でした。
血と骨〈下〉 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:血と骨〈下〉 (幻冬舎文庫)より
4344401069



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