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血と骨
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血と骨の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.12pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全74件 1~20 1/4ページ
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読み応えある重い文学だが,暴力とセックスの情景が余りに多く,その分疲れる。 | ||||
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戦争による残酷さ、時代に翻弄された朝鮮人の哀しみは胸を打つ。人の命がこうも軽く扱われる時代、この時代を生き抜いた人たちは逞しかった | ||||
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これらの三大要素がギュッと凝縮された1冊 映画も観ましたが小説の方が面白かったです | ||||
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映画を観て原作を必ず読もうと思い購入に至りました。 舞台となる地域に、地方から出てきて家賃が安いという理由で住み始めて10年以上の日本人です。 長く住んでいると韓国人や朝鮮人の知り合いも増え、優しさに助けられる日もあります。 彼等がどのようにして今の生活に至ったのかを知りたく映画を観てから読み始めましたが、暴力や愛人、お金の問題や差別、読み進めるのが少し億劫になります。 平成の日本に産まれて良かったと思う作品でした。 | ||||
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ビートたけしの映画を観て原作を是非読みたいと思って購入しました。 うーん・・・この時代は凄かったですね。 人種偏見,まさに凄いとしか言えません。 この時代を生きてきた同世代の一員として 申し訳ありませんが、懐かしさを感じて います。 確かにこういう時代でした。 | ||||
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ここまでではないが、昭和にはこういう、おじさんがいました。 こんな人に鍛えられ根性つきました。 | ||||
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つまらないです。 異様に評価が高いのが理解出来ません。 作品の主人公は作者の実父でただの私小説です。 ただただ我が儘で酷い性根の腐った主人公が暴力で家族を愛する事もなく我が儘に生きる日常を描いたつまらないエピソード集。 盛り上がりもなくスカッとするオチもない。 買う価値も読む必要も無い駄作です。 | ||||
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酷い作品ですね。 評価が高いのが理解出来ないです。 主人公のモデルは作者の実父でほぼ事実が書かれてる様です。 妻子にも平気で暴力を振るい妾を何人も作る、人を愛するとか大切にするとかいう事をしないクズの人生を描いた作品。 起承転結がある訳でもなくスカッとするオチもない何の面白さも無い駄作です。 人を暴力で押さえつけるクズが最後には弱って大切にされない報いを受けるのが読者にとってせめてもの救いか。 同じ実父の事を書いたエッセイがあるらしいので気になる人はそちらをどうぞ。 わざわざこんな分厚いだけの面白くない本を読む必要は無いでしょう。 読む必要の無い作品でした。 時間の無駄。 | ||||
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映画を観てあまりにも衝撃的だったので原作を読みました。 映画以上に原作の方が異常性が高く考えさせられる内容でした。 在日だからと簡単には言い切りたくない内容です。 人間誰しも極限に追い詰められどうしようもなくなった時、自己表現を暴力で解決しようとするのはどの時代、どの国にもあると思います。 暴力で傷付くのは結局は非力な女性や子どもになってしまうのがやるせません。 主人公に至っては屈強な男性でも歯が立たないので主人公以外が傷付き不幸になります。 英姫が逃げた場所にもやってくる主人公の怖さが印象に残りました。 下巻よりも上巻の方が常軌を逸した異常性もあり 怖くも一気読みしました。 | ||||
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1人の人間の身勝手さや、暴力の描写が多く、読んでいてつらかった。 また完全に作り話ではない故の、人の不甲斐なさや、報われない登場人物の境遇に憤りを感じました。 ただ、このような内容だからこそ、全体を通して自分の人生について考えさせられた。 もし、その事で少しでも他者に思いやりを持てたとしたら、とても実りのある本でした。 総合的にみて、とても読む意義のある本でした。 | ||||
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サイト説明には上、下巻の二冊セットとありましたが上巻しか手元には発送されませんでした。上下巻セットだから購入したのに残念です。届いた上巻はホボ新本でしたからなお残念です。 | ||||
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上巻下巻を通し凄まじい人間の業を克明に描いて読む者のハラワタを抉る。冗漫とも思える部分もなきにしもあらずだが、後で考えるとやはり無くてはならない描写だと思い当たる。読後に映画を観たが、余りにダイジェスト化されており失望、ビートたけしはミスキャスト、やはり原作を読むべき。 | ||||
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全体を通じて、糞尿と汗と血と唾液とガマン汁にまみれている感じ。 こんな奴が実在して、やりたい放題できた時代があったんだね。 でも、どうしてこんな男が出来上がっていったのか、生い立ちとか苦難とか その背景が存在したのなら小説として成り立つけど、 生まれもっての野獣だから感情移入もできないし、ただの野獣の観察記録でしかないよね。 読んでて胸くそが悪くなる。 別のレビューにもあったけど、読後の一言「だから朝鮮人は嫌だ」。 | ||||
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朝鮮民族はおろか人間の醜悪な部分を全て集めたような人間が金俊平です。 この男の因果応報な人生を綴った作品です。 解説において、この作品における金俊平の感情や行動は戦前日本への朝鮮民族のルサンチマンの比喩であり、作者の日本への批判であると記してありましたが、朝鮮人の御都合主義に基づいたものでチャンチャラおかしいです。 朝鮮半島は伝統的な小中華主義に基づき、地域差別が激しく、済州島は流刑地であった事から島の人間が半島で生きていくのは困難だっただろうし、しなかったと考えます。そうなれば日本へ出稼ぎするしか道はありませんでした。また作中に日本は朝鮮の富を奪ったという旨の発言をするシーンがありますが、日本にとって朝鮮経営は赤字で、富の収奪するほどの旨味の無いところでした。満州に目を付けたのはそのためです。 このような朝鮮事情を省みないで、単に日本を非難しているのはどうかと思います。 題名の「血と骨」は作者の母と父がモデルになった李英姫と金俊平の比喩だったんだと読んで気づきました。 | ||||
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家族の協力を得て成功した事業の利益は全て自分のもの、自宅のすぐ近くに妾と住む、妾が病気になったら新しい妾をとり介護させるという非常に自己中心的な主人公の話です。 そしてケチで暴力的な性格が災いして、ほとんどのひとに離れられていく… 読みやすいですしオススメです。 | ||||
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荒くれ者の物語。 己の体と暴力でほぼ全てのことを支配した男の物語。 著者自身の父がモデルというが、こんなひどい人物が実在したのかと訝りたくもなる。 物語は重厚で超長編ではあったが、迫力と時代描写も相まってさほど長くは感じなかった。 しかし、ことごとく金俊平とのセックスに女性が骨抜きになっていくのは、読んでいて辟易した。 超能力でも持っているかのような金俊平の洞察力や観察眼もなにか腑に落ちなかった。 全編を通してゴリ押しで物語を推し進めていただけに多少の粗はあったが楽しく読めた。 | ||||
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この本は山本周五郎賞を取った作品です。 上巻は妻と暴力的な夫とのなれそめ、苦労話、子供との逃走劇で主に構成されています。 夫の接近の仕方、結婚へのもってき方がありえないです…不幸すぎる 逃走劇は危機感がすごく伝わってきます。 読みやすいしおすすめです。 | ||||
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正に怪物です。 儒教って怖いですね。 この国民性全然変わってないと思いますよ。 あと、朝鮮人の大半は俊平の様に密航なり出稼ぎで来て、徴用で来て居残ったのが300弱だということが描写のいたるところから解りますが、良いんですか?被害者デマゴーグとしてと一応突っ込みます。 | ||||
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あまりの酷さに途中で投げ出しそうになりながらも、読了。 正直小説と呼べるものではなく、戦前戦後の混乱期を描いたドキュメンタリーに近い。但し全く編集されていない。 小説にしてもドキュメンタリーにしても表現したいポイントがあってそこを際だたせる為に捨てるべき所を捨てるものだろうに全てを同じ重さでただくだ並べているだけ。そのせいでひたすらに長い。 主人公金俊平は恐らく昔の韓国文化における儒教的家長制の中の父親像を歪めて誇張したフィクションであるのに対し、息子成漢はほぼ作者帥mンフィクション。故に成漢のでてくる所だけが悪い意味で浮いている。 またこんな化け物なのに、金の独白がしばしば陳腐。金を自分の父親として書きたいのか韓国文化における父親の狂的な偶像として書きたいのか伝わってこない。多分作者の中でも決め切れていないのだろう。 また所々日本語が変。言葉としてはおかしくなくても全く違う状況で違う人物が「怒り心頭に発する」は小説としてない。ほか諸々。 あとどうでもいいことだが解説には笑うしかない。もし在日文学が在日文学の枠を超えられないのだとしたらそれこそこの解説を書くような人間のせいだろう。 | ||||
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ド底辺ダメ男の一生。戦前戦後の日本。主人公は残忍な朝鮮人男性・金俊平。 「成漢にとって金俊平は父というより朝鮮の精神風土の根っこに巣食っている正体不明の'のような存在だった」p407 (成漢が作家自身で、金俊平は作家の実在する父) 酒とケンカに明け暮れ、暴力で人を支配し、精力絶倫で気ままに女を抱き、欲のままに振る舞う自分勝手な男。 寛容さは弱さと捉え、身内にも外にも情け容赦ない。 もう本当に朝鮮人の代表的な性格を極限にまで高めて表現したみたいな男。 当時はこういう暴力的な男こそが活躍できる時代だったのだろう。 金融業、蒲鉾工場、ヒロポン密造などをする。税金なんか払わない、法律なんて気にしない。 時には権利を獲得するために「日本の植民地支配」を言い訳に、役所を団体圧力でねじ伏せる。 当時の日本における朝鮮民族は一種のヤクザ団体だったのだな。 「(前略)植民地時代に日本はわれわれに何をしたか。われわれは日本政府に賠償請求できる立場にある。それを考えれば許認可の一つや二つに何の問題があるのか。許可されるまで、われわれは、毎日デモをする。明日は五百人、明後日は千人、そのつぎは一万人のデモを動員する。場合によっては血を見るかもしれない。その責任はすべて市当局にある」P315 「あんた方はわれわれ朝鮮人から報復されても文句の言えない立場だ(後略)」P276 このように個人の問題を政治問題にすり替え、日本人を恫喝するのは朝鮮人の悪い癖だ。 この作家も民族的怨念と親からの遺伝で相当狂ってるに違いない。自分の激情を文章に込めた感じがする。 特に女をセックスで虜にする場面は、ありえへんわ。「男はこうでありたい」という願望によって誇張して書いている。 こんな男でもやはり老いには勝てない。今までのツケがのしかかる。すべては完全に自分が招いた惨禍、自業自得。 若い頃は死なんか怖くなかったし死ぬ時は瞬間的に死ぬのだと思ってた。しかし実際にはなかなか死なないのだ。 老いがじわじわと体を蝕んでいく様子が壮絶だった。 | ||||
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