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二重生活
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二重生活の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.95pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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文学的、哲学的に誰かをつけるという意味が最後まではっきりしなかったが、物語の展開は嫉妬あり、猜疑心あり、相手への熱情あり、品のいい濡れ場描写ありで、飽きさせないで進んでいく。心に余裕のある時に読むと、より心洗われると思う。 | ||||
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おもしろかったです。ただし、これはサスペンスでもミステリーでもなく、普通の恋愛物語ですね。尾行の場面や、登場人物たちの心の描写も良かったです。 | ||||
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電車の中で読むにはちょうど良い感じでした。あまり深入りしないでさらっと終わった感じも良かった。若い主人公にはこれくらいで、また歳を重ねた時の続編が読みたいかな。 | ||||
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「文学的哲学的尾行」…初めて耳にするword。目的の無い尾行とは…。読み始めは非現実的と思われた事が、読み終わったらリアルに感じた自分がいた。実行するしないは別として、私も唆されてみたい(笑) | ||||
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長谷川博己さんが大好きなので、この小説が 映画化になると知って購入し、読みました。 主な出演者は、配役が発表されていたため、俳優さんを重ねて読みましたが、 合っていると思いました。 小説は、読みやすく一気に読めました。 小池真理子さんの作品は、昔の「知的悪女のすすめ」以来だったので、 ものすごく久しぶりでした。 | ||||
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コメントに記載されていた以上に綺麗な状態でとても満足しました。 | ||||
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一番好きな作家で全作品読んでいる小池真理子さんの長編小説です。 大学院生・白石珠が講義の中でジャン・ボードリヤールの書籍のある一文に魅了される。 それをきっかけに「文学的・哲学的尾行」が始まりそのターゲットとして近所に住む50代男性石坂、その不倫相手が選ばれる。 今まで読んだ事がない斬新な内容で、派手な盛り上がりはないけれど 登場人物の描写が丁寧で最後まで興味深く読み進める事が出来ました。 やはり小池真理子さんの作品は読み応えがあります。 | ||||
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大学のゼミで奇妙な女性アーティストの存在を知り、尾行という行為に魅了されていた大学院生の白石珠。 ある日近所に住む編集者の石坂を見かけたことから、和製ソフィ・カルを気取って尾行を始めるが、他者から実存をくすね取るようなその行為は石坂周辺だけではなく、彼女の内面にも漣のような変化を起こす。 若い女性の抽象思考の冒険譚。 ひねくれていて誰にでも潜む心の闇を 尾行という 行為を基に書き出している。 | ||||
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ストーカーでなくあくまで、文学的に・・・ そんな気持ちは私もありますね。 例えば、マルキドサドの悪徳の栄とか・・・ やっぱ文学的に読めば見ごたえあるし。 0嬢の物語だって、、、文学的に・・・ 大人な訳だし。 。 。 話はそれましたが、こちらの作品は、文芸誌の連載で読んだんですね☆ それがいつしか、恋愛感情・・・ このあたりは小池文学の定番的ではあったけど、その定番もレベル高い訳で・・・ とても斬新でおもしろかったですね! | ||||
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大学の講義で知ったソフィ・カルの「文学的・哲学的尾行」を実践してみようと思い立った主人公が出くわす様々な出来事。 それらによって主人公が精神的な迷路にはまり込んで行く様子が、微妙な心理描写で描かれています。 尾行相手に選んだ隣人が不倫をしている事を知ってしまう事から 主人公の心にさざ波のような小さな波紋が起こり、それを起点に自分の彼氏への気持ちも揺らぎ 疑心暗鬼に陥って行く様子が丁寧に描かれていて、この辺りは小池真理子独特のやわらかなタッチです。 基本的なテーマ自体が興味を引く内容なだけに展開が非常に面白く、 自然と読み進むスピードも速くなって行きました。 「文学的・哲学的尾行」の精神と、「あまりに世俗的な興味本位の尾行に陥りそうになる自分」の狭間で葛藤する主人公の 悩み苦しむ姿の描き方も、微妙な感情の機微が見事に描かれていると思いました。 しかしその展開で進行して行くストーリーの結末が、正直インパクトに欠けちょっと残念。 小池真理子の代表作には登れない小粒さはありますが、なかなか面白い小説ではありました。 | ||||
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