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プリティ・ガールズ
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プリティ・ガールズの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.73pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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若い女性の誘拐・拉致・殺害という小説としては割とあるストーリーと思います。なんとなく北欧ミステリー、っぽいですけど。最初は良くわからない展開(登場人物が絡んでくるまで)が続きますが、まもなく、相関関係が分かってきてスイスイ読み進めることが出来ました。前述の通り今となっては「ありきたり」という言葉で片づけられてしまいそうな感じですけど、父親の愛情が日記を通じて感じられるのはこういう小説では珍しい気もしますし、そのあたりをもう少し手厚く(ページ数やエピソードを増やせば)すれば、もっと面白くなったかも、と惜しい気がします。そんなに悪い作品ではないと思いますよ。 | ||||
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上下巻通して評価が二分しているが、私は読み応えのある作品だと思った。 『彼女が消えた日』(こちらの著書は特に読む必要なし)の後日譚。24年後。 あれから残された家族はどのように過ごしたのか。 父親の日記から、娘に対する愛情や悲しみがよくわかり胸を打たれる。 亡くなった夫の二面性は事実なのか?誰が味方で誰が敵なのか? 作者の伝えたかったこと、物語の概要やテーマを述べるとネタバレになるのであえて記述は控えるが…。 残虐なシーンはかなりおぞましいし、冗長な箇所は多い。 読んでいる途中や直後は、こんな夫に身も心も投じていたら残りの人生はどん底にならないものかなと考えたりしたが、他のレビューにもあるように、読後感は意外と悪くない。 | ||||
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「血のペナルティ」でカリンスローターにハマり、翻訳されているものはほとんど読み終えました。 残酷な描写が多い作家ですが、人物が生き生きと描かれている作品が多いと思います。 これは、依存的な女性、女性性を売りにしている女性が成長する話といえるかな。 なかなか誰が敵で誰が味方かわからないので、 読み始めたら止まりません! 最後の章はグッときました。 私はおススメです。 | ||||
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cakesで序盤を無料で読んで先が気になり購入して一晩で読了。 何不自由ない裕福で美しく夫とも愛し合っていた妻が、 夫の死を境に夫の知らない一面を見つけてしまうところから始まる物語。 夫のプライバシーを垣間見た時の時間が止まっているようなあの時間。 私も似たような経験(猟奇的ではなかったけど…)があるので 男性よりも女性には共感できる部分が多いのではと思う。 残虐な描写、時々はさむ父の手記は確かに胸が引きちぎられそうになりますが、 読み終わって不思議と嫌な気持ちは残らない小説でした。 | ||||
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成功した建築家の夫ポールと豪邸に暮らして贅沢を満喫していたクレアは、夫と2人でレストランを出た直後、路上強盗に襲われ、愛する夫ポールはクレアの腕の中で息絶える。 葬式の準備中に彼らの豪邸に押し込み強盗に入れられ、さらに呆然とする彼女を戦慄させたのは、夫のパソコンに残された猟奇ポルノ。ただのポルノ映像ではなく、少女が拷問され、殺害され、レイプされていく(この順番で)というとてつもなく恐ろしい映像だ。しかもその少女の顔は現在誘拐されて世間から注目されているアナという少女によく似ている。夫は裏の顔を持っていたのか?この映像は本物か、それともよくできたその筋のファンがいる作り物か? 一方のクレアの妹リディアは、姉とは違い、麻薬がらみの生活からなんとか抜け出したいともがき、生活のためにガツガツ働く毎日だ。そこへもたらされたのがクレアの夫ポールの死。彼の死を知って、彼女が流した涙はうれし涙。いったい彼らの間に何があったのか。 とにかく出だしから非常にわかりにくい。2人の女性の話の間に、彼らの父親の手紙が挟まるので、よけいにややこしい。 上巻の最後になってやっと人間関係や過去がわかってくる。2人の女性は、裕福だろうがなかろうか、悪態はつき放題だし、品性卑しく、いわゆるあばずれだ。 しかし、がまんして読み続けていくと、下巻に入り、物語も彼女たちも違う面を見せ始め、とんでもないストーリー展開とともに、スピードも超アップテンポとなる。 クライマックスまで怒涛の展開だ。 それにしても、なんというひどい犯罪だろう。 そして、作中の女性たちに対して行われた拷問等の残虐な表現も具体的だし、かなりきつい。その手の免疫のない方は要注意です。 | ||||
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