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暗闇の中で子供



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【この小説が収録されている参考書籍】
暗闇の中で子供―The Childish Darkness (講談社ノベルス)

暗闇の中で子供の評価: 4.00/5点 レビュー 19件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(1pt)

他の作品は良くても分厚い本にあの独特話し言葉表現は読むの面倒くさすぎる。普通の文章ならすらすら行く所が前に読む気力失わせる。目つかれれる。
暗闇の中で子供―The Childish Darkness (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:暗闇の中で子供―The Childish Darkness (講談社ノベルス)より
4061822063
No.1:
(2pt)

前作の衝撃で期待すると後悔するかも

前作「煙か土か食い物」が非常に面白かったので、物語としてつながっている本作品を買った。前作では、一人称の基本のしゃべり口調のなかで非常に鋭利で残酷で利己的で、リズミカルでテンポよくまた、舞城氏のインテリジェンスが主人公の奈津川四郎を介して伝わってきて、さらに深い家族と彼女への愛情でつつみこんでいるような、アンビバレンスな心地よさとまた恐怖が同居している感覚で、一気に読んでしまった。ただ、ストーリーの構造にはやや難があった(たとえば名探偵の存在意義など)。個人的に一番好きなのは四郎の英語(カタカナだが)のセリフ。方言と交じり合ってすごい自然!で、本作だが、文体は前作の踏襲であるが、主人公が三郎に代わっていてややナイーブになってはいるものの、前作と同じ心地よさと残酷性は味わえる。ただし、決定的に違うのは、ストーリーの深さである。前作もそれなりに危ないところもあったが、今回は、かなり滅茶苦茶と言わざるを得ない。脈絡のないいくつかの殺人事件ストーリーにはつながりはなく、いくつかの事件はなくても全体の話になんの問題もない。実際、もっと短いほうがよかったと思う。あまりにも残酷で意味のない描写が多いので、前作でかなりのめりこんだ気持ちが、だんだんとひきはがされていき、最後はなんにも感じなくなってしまった。前作の大ファンである自分でも、正直言ってこの作品は、千円以上払って450ページを読む時間に値する作品とはいいがたいものになってしまっている、といわざるを得ない。
暗闇の中で子供―The Childish Darkness (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:暗闇の中で子供―The Childish Darkness (講談社ノベルス)より
4061822063

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