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犬の掟
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犬の掟の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.70pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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東京湾岸に路上駐車されたベンツから、暴力団幹部の銃殺死体が発見されます。所轄の蒲田署は、暴力団同士や半グレ集団との抗争を念頭に捜査を開始します。一方、本庁の上層部では違う見方があり、捜査一課の刑事2人が密かに特命捜査を命じられます。 所轄コンビと特命コンビの双方の側から、交互に話が進められていきます。 所轄コンビのひとりの波多野と特命の松本は、警察学校の同期生で、7年前に起こった人質籠城事件で、犯人に襲われ殺されかかった波多野を、松本が命がけで助けたという経緯がありました。 こう書くと、同じ著者の北海道警シリーズと似ていますね。ただ、道警シリーズの佐伯と津久井はキャラが立っていますが、本書の波多野と松本は個性が薄いというかあっさりと書かれています。 話はテンポよく展開し、500頁近い単行本ですが、どんどん読み進むことができました。 ただ、最後の部分で、「もしやあの人が‥‥」と犯人に思い至る場面があまりに唐突で、「今までその人のことなんか考えてもいなかったのに、なぜ急に思いついたの?」という印象を受けました。 そのあたりの「いきなり感」に少々違和感を覚えたのと、犯人が犯行を思い立つまでの心情の書かれ方が少し希薄な気がしましたが、ストーリーは、道警シリーズと全く違った魅力(道警シリーズを「明」とすれば、「暗」でしょうか)があると思います。 | ||||
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書店でよく見かけて気になっていたので、遅ればせながら読んでみました。 ネタバレになるので詳しくは書きませんが、テンポがよく、疾走感のあるストーリーである一方、(警察小説全体に言えることですが)登場人物が多くちょっと読みつかれます。 二組の刑事の視点を入れ替え展開するという手法は、映画やテレビ向きなのですかね。 | ||||
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