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犬の掟



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【この小説が収録されている参考書籍】
犬の掟

犬の掟の評価: 3.70/5点 レビュー 10件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.70pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全10件 1~10 1/1ページ
No.10:
(4pt)

悲しい…

殺人事件を追う警官達の物語。
余りにも悲しい狂気…
泣きました。
犬の掟Amazon書評・レビュー:犬の掟より
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No.9:
(4pt)

当作家はよく読ませて貰っている

当作家はよく読ませて貰っているが、私の思いの内容とちょっと違う感じだった。でも内容はいいです。
犬の掟Amazon書評・レビュー:犬の掟より
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No.8:
(4pt)

佐々木譲ファンです。

佐々木譲ファンです。
佐々木譲作品を集めています。
良かったです。
犬の掟Amazon書評・レビュー:犬の掟より
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No.7:
(4pt)

楽しめましたが、

二組の二人組刑事に特徴が乏しいので、コマメに変わる視点についていくのがしんどかった。途中で筋が読めてしまったのも、少々残念。それらを割り引いても読む価値はありました
犬の掟Amazon書評・レビュー:犬の掟より
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No.6:
(4pt)

地道に核心に迫る。

ひとつの事件がきっかけとなって、過去の類似事件に関連付けられていきます。
聞き込みをしていくうちに、ミステリーが加速しながらエスカレーションしていきます。
アプローチを変えた切り口で、事件の核心に迫る捜査が同時並行して進んでいきます。
その数日の出来事が読み応えのある476ページのボリュームに。
今野敏の同期シリーズとはイメージが異なり一線を画しています。
ストーリーの中にハードボイルドな世界を垣間見るように描写させ、社会に一石を投じているようです。
犯人を追い続けるミステリーサスペンスを楽しめます。
その反面、胸がアツくなるような、非情に対する共感がもう少しあっても良いかと思います。
「警官の血」「警官の条件」のような、芯の強い執念のかたまりがほしいところです。
犬の掟Amazon書評・レビュー:犬の掟より
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No.5:
(3pt)

さくさく読めます

東京湾岸に路上駐車されたベンツから、暴力団幹部の銃殺死体が発見されます。所轄の蒲田署は、暴力団同士や半グレ集団との抗争を念頭に捜査を開始します。一方、本庁の上層部では違う見方があり、捜査一課の刑事2人が密かに特命捜査を命じられます。
 所轄コンビと特命コンビの双方の側から、交互に話が進められていきます。
 所轄コンビのひとりの波多野と特命の松本は、警察学校の同期生で、7年前に起こった人質籠城事件で、犯人に襲われ殺されかかった波多野を、松本が命がけで助けたという経緯がありました。

 こう書くと、同じ著者の北海道警シリーズと似ていますね。ただ、道警シリーズの佐伯と津久井はキャラが立っていますが、本書の波多野と松本は個性が薄いというかあっさりと書かれています。

 話はテンポよく展開し、500頁近い単行本ですが、どんどん読み進むことができました。
 ただ、最後の部分で、「もしやあの人が‥‥」と犯人に思い至る場面があまりに唐突で、「今までその人のことなんか考えてもいなかったのに、なぜ急に思いついたの?」という印象を受けました。
 そのあたりの「いきなり感」に少々違和感を覚えたのと、犯人が犯行を思い立つまでの心情の書かれ方が少し希薄な気がしましたが、ストーリーは、道警シリーズと全く違った魅力(道警シリーズを「明」とすれば、「暗」でしょうか)があると思います。
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No.4:
(2pt)

うーん、難しい。

評価が高かったので、 購入しましたが、 なんだかありがちな結末と、 登場人物が誰も好きになれず、 稀な作品でした。
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No.3:
(3pt)

遅ればせながら

書店でよく見かけて気になっていたので、遅ればせながら読んでみました。 ネタバレになるので詳しくは書きませんが、テンポがよく、疾走感のあるストーリーである一方、(警察小説全体に言えることですが)登場人物が多くちょっと読みつかれます。 二組の刑事の視点を入れ替え展開するという手法は、映画やテレビ向きなのですかね。
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No.2:
(4pt)

王道にして変化球

かつて籠城事件で死の危険に遭った警官、そして、それを間一髪で救った同期の警官
数年後、所轄の刑事、本庁捜査一課の若手刑事となった2人は同じ事件をオモテからとウラから捜査を行う
事件の真相と真犯人は? 
というドラマティックな設定

読んでで惜しいと思ったのは(大先生に図々しいぞ!)、
・所轄組と捜査一課は別々の事件を追っているがやがて同じ事件に収れんする、
・さらに別々の事件の関連を読者だけがわかっている、
だったらもっと良いのになあ。
つまり、コリン・ウィルコックス&ビル・プロンジーニの「依頼人は3度襲われる」とか、ゲームの「EVE burst error」みたいな。

などと思っていましたが、最後に近づくにつれ、これはそういうのとは別のテーマなんだなーというのがわかってくるわけです。
で、読み終わると、もう1回読み返さなきゃならんと。

同じ警察ものでも次々と新パターンを繰り出す佐々木先生はさすが警察ものの巨匠だ!(さっきと言ってること違う)
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No.1:
(5pt)

新しいシリーズの始まり・・・!?

読み応えがありました。

警察官シリーズのように読み出したら目が文字を追うのを止められません。

読み始めは犯人を追う主人公が二人だと思いました。二組だといった方が良いかもしれませんが、二組の各一人が主人公のようでした。

そして、それは間違いではありません。それぞれに読み手は感情移入できますし、どんな展開になっていくのかぐいぐい物語りに引き込まれます。

そして、衝撃のクライマックス、現在の警察の不祥事を新聞、テレビなどで見たり聞いたりしていると、このような事件も現実に起こりえるかも・・・と最後には思ってしまいます。そしてまさかここまでは・・・とショックを受けます。

警察機構に問題があるのか、現在の風潮がそうさせるのか、(覚悟が無くて警察官になる傾向)それは分からないのですけど、多分そのどちらとも云えるのではないかと思わせる作品です。

とにかく、いっきに読まずには入られない作品なのでそういう読み物を探している人には是非お勧めです。

また、そうでない人も読んで見て下さい。衝撃の作品といえると思います。
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