山ん中の獅見朋成雄

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山ん中の獅見朋成雄の評価:

3.62/5点 レビュー 21件。 D ランク

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平均点3.62pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全41件 1〜20 1/3ページ
No.41
(5pt)

流石、舞城王太郎、外れなし

主人公の青年がなぜか山で相撲や書道をするという世界観に前半は冗長な感じでしたが、別世界に入ってからはあれよあれよと物語が展開し、引き込まれていきました。キーワードを挙げると、たてがみ、パラレルワールド、女体盛り、食人と、訳がわからないように見えますが、物語はしっかり収まっており、40代後半のおじさんでも十分楽しむことができました。
山ん中の獅見朋成雄 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 山ん中の獅見朋成雄 (講談社文庫)より
4062756838
No.40
(5pt)

流石、舞城王太郎、外れなし

主人公の青年がなぜか山で相撲や書道をするという世界観に前半は冗長な感じでしたが、別世界に入ってからはあれよあれよと物語が展開し、引き込まれていきました。キーワードを挙げると、たてがみ、パラレルワールド、女体盛り、食人と、訳がわからないように見えますが、物語はしっかり収まっており、40代後半のおじさんでも十分楽しむことができました。
山ん中の獅見朋成雄 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 山ん中の獅見朋成雄 (講談社ノベルス)より
4061824678
No.39
(5pt)

流石、舞城王太郎、外れなし

主人公の青年がなぜか山で相撲や書道をするという世界観に前半は冗長な感じでしたが、別世界に入ってからはあれよあれよと物語が展開し、引き込まれていきました。キーワードを挙げると、たてがみ、パラレルワールド、女体盛り、食人と、訳がわからないように見えますが、物語はしっかり収まっており、40代後半のおじさんでも十分楽しむことができました。
山ん中の獅見朋成雄 Amazon書評・レビュー: 山ん中の獅見朋成雄より
4062121131
No.38
(3pt)

暴走し発散する思考を無理矢理、作品世界に押し込めた印象がある

背中に馬のような鬣が生えている高校生の獅見朋成雄(しみともなるお)。

書道の師匠を殺害せんとした犯人を追い、山中の異空間(?)の村落へ彷徨い込んでしまうという、筒井康隆風の不条理系の物語。

陸上のオリンピック候補という成雄のキャラクター設定が、ストーリーにそれほど活かされていなかったりと、暴走し発散する思考を無理矢理、作品世界に押し込めた印象がある。舞城作品に慣れていなければ、途中で投げ出してしまうだろう。慣れていても終始つかみどころが見つからず、苦戦を強いられてしまった。
山ん中の獅見朋成雄 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 山ん中の獅見朋成雄 (講談社文庫)より
4062756838
No.37
(3pt)

暴走し発散する思考を無理矢理、作品世界に押し込めた印象がある

背中に馬のような鬣が生えている高校生の獅見朋成雄(しみともなるお)。

書道の師匠を殺害せんとした犯人を追い、山中の異空間(?)の村落へ彷徨い込んでしまうという、筒井康隆風の不条理系の物語。

陸上のオリンピック候補という成雄のキャラクター設定が、ストーリーにそれほど活かされていなかったりと、暴走し発散する思考を無理矢理、作品世界に押し込めた印象がある。舞城作品に慣れていなければ、途中で投げ出してしまうだろう。慣れていても終始つかみどころが見つからず、苦戦を強いられてしま津った。
山ん中の獅見朋成雄 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 山ん中の獅見朋成雄 (講談社ノベルス)より
4061824678
No.36
(3pt)

暴走し発散する思考を無理矢理、作品世界に押し込めた印象がある

背中に馬のような鬣が生えている高校生の獅見朋成雄(しみともなるお)。

書道の師匠を殺害せんとした犯人を追い、山中の異空間(?)の村落へ彷徨い込んでしまうという、筒井康隆風の不条理系の物語。

陸上のオリンピック候補という成雄のキャラクター設定が、ストーリーにそれほど活かされていなかったりと、暴走し発散する思考を無理矢理、作品世界に押し込めた印象がある。舞城作品に慣れていなければ、途中で投げ出してしまうだろう。慣れていても終始つかみどころが見つからず、苦戦を強いられてしま津った。
山ん中の獅見朋成雄 Amazon書評・レビュー: 山ん中の獅見朋成雄より
4062121131
No.35
(3pt)

舞城成長中?

アインデンティティの確立の話なのかな、と思っていたら、途中からカニバリズムネタが放り込まれ、一体これまでの話と何の関係が?とわからなくなっちゃったんですが、
「いいもんを追求するのに加減してどうするんや。加減なんて結局自己満足の発露やで」
「違う。節度を守ることこそが美や」
この会話でちょっとわかったような気がしました。
美を追求する上での「本能、直感」と「理性、節度」との相克。これは作者自身の創作における悩みを表してるんじゃないでしょうか。自然(山、獣)→本能。人→理性。本作において作者は「人でも獣でもなく」「成長の過程にある」成雄くんに自分を重ね、作家としての方針(アイデンティティ)を模索していたのかもしれません。
独特って言われてますが、実際は相当に先行作家の影響下にある作家ですからね。

全体の話をしますと、文章は舞城氏の割には落ち着いています。明らかにエンタメを捨てて純文学に走ってます。いつものドライブ感を求めて読む人には物足りないでしょう。真面目に書きたかったのはわかるんですが私としても読んでてあまり楽しくはなかったので、星三つということで。
山ん中の獅見朋成雄 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 山ん中の獅見朋成雄 (講談社文庫)より
4062756838
No.34
(3pt)

舞城成長中?

アインデンティティの確立の話なのかな、と思っていたら、途中からカニバリズムネタが放り込まれ、一体これまでの話と何の関係が?とわからなくなっちゃったんですが、
「いいもんを追求するのに加減してどうするんや。加減なんて結局自己満足の発露やで」
「違う。節度を守ることこそが美や」
この会話でちょっとわかったような気がしました。
美を追求する上での「本能、直感」と「理性、節度」との相克。これは作者自身の創作における悩みを表してるんじゃないでしょうか。自然(山、獣)→本能。人→理性。本作において作者は「人でも獣でもなく」「成長の過程にある」成雄くんに自分を重ね、作家としての方針(アイデンティティ)を模索していたのかもしれません。
独特って言われてますが、実際は相当に先行作家の影響下にある作家ですからね。

全体の話をしますと、文章は舞城氏の割には落ち着いています。明らかにエンタメを捨てて純文学に走ってます。いつものドライブ感を求めて読む人には物足りないでしょう。真面目に書きたかったのはわかるんですが私としても読んでてあまり楽しくはなかったので、星三つということで。
山ん中の獅見朋成雄 Amazon書評・レビュー: 山ん中の獅見朋成雄より
4062121131
No.33
(3pt)

舞城成長中?

アインデンティティの確立の話なのかな、と思っていたら、途中からカニバリズムネタが放り込まれ、一体これまでの話と何の関係が?とわからなくなっちゃったんですが、
「いいもんを追求するのに加減してどうするんや。加減なんて結局自己満足の発露やで」
「違う。節度を守ることこそが美や」
この会話でちょっとわかったような気がしました。
美を追求する上での「本能、直感」と「理性、節度」との相克。これは作者自身の創作における悩みを表してるんじゃないでしょうか。自然(山、獣)→本能。人→理性。本作において作者は「人でも獣でもなく」「成長の過程にある」成雄くんに自分を重ね、作家としての方針(アイデンティティ)を模索していたのかもしれません。
独特って言われてますが、実際は相当に先行作家の影響下にある作家ですからね。

全体の話をしますと、文章は舞城氏の割には落ち着いています。明らかにエンタメを捨てて純文学に走ってます。いつものドライブ感を求めて読む人には物足りないでしょう。真面目に書きたかったのはわかるんですが私としても読んでてあまり楽しくはなかったので、星三つということで。
山ん中の獅見朋成雄 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 山ん中の獅見朋成雄 (講談社ノベルス)より
4061824678
No.32
(3pt)

「食」という暴力=快楽について。

文章のドライブ感という点では、舞城氏の他作の方が一気に読ませるスピード感がある。この世に暴力や悪が存在してしまうことのどうしようもなさを描いた素晴らしい作品を沢山モノにしてきた舞城氏だが、本作は「食」と「エロス」を通して人間という生き物を描こうとした作品だ。(「食」だって、人間が避けることのできない一つの暴力=快楽だ。)

 キャラクターの設定(例えば主人公が変わった名前で、背に鬣(たてがみ)が生えていること)など細部にあんまり必然を読み取れなかったことが個人的には残念。また、ネタバレになるので詳しく書けないが、主人公の「一線」の超え方はとても軽くって、そこに敢えてドラマや葛藤を込めないことで新しさを狙った点は分かるが、それ故にラストで描かれた「解放への疾走」も軽くなっちゃってる。

 以上の点で星は一つ削ったが、それでも作家の実験の意図は十分に伝わってくる作品だ。
山ん中の獅見朋成雄 Amazon書評・レビュー: 山ん中の獅見朋成雄より
4062121131
No.31
(3pt)

「食」という暴力=快楽について。

文章のドライブ感という点では、舞城氏の他作の方が一気に読ませるスピード感がある。この世に暴力や悪が存在してしまうことのどうしようもなさを描いた素晴らしい作品を沢山モノにしてきた舞城氏だが、本作は「食」と「エロス」を通して人間という生き物を描こうとした作品だ。(「食」だって、人間が避けることのできない一つの暴力=快楽だ。)

 キャラクターの設定(例えば主人公が変わった名前で、背に鬣(たてがみ)が生えていること)など細部にあんまり必然を読み取れなかったことが個人的には残念。また、ネタバレになるので詳しく書けないが、主人公の「一線」の超え方はとても軽くって、そこに敢えてドラマや葛藤を込めないことで新しさを狙った点は分かるが、それ故にラストで描かれた「解放への疾走」も軽くなっちゃってる。

 以上の点で星は一つ削ったが、それでも作家の実験の意図は十分に伝わってくる作品だ。
山ん中の獅見朋成雄 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 山ん中の獅見朋成雄 (講談社ノベルス)より
4061824678
No.30
(3pt)

「食」という暴力=快楽について。

文章のドライブ感という点では、舞城氏の他作の方が一気に読ませるスピード感がある。この世に暴力や悪が存在してしまうことのどうしようもなさを描いた素晴らしい作品を沢山モノにしてきた舞城氏だが、本作は「食」と「エロス」を通して人間という生き物を描こうとした作品だ。(「食」だって、人間が避けることのできない一つの暴力=快楽だ。)

 キャラクターの設定(例えば主人公が変わった名前で、背に鬣(たてがみ)が生えていること)など細部にあんまり必然を読み取れなかったことが個人的には残念。また、ネタバレになるので詳しく書けないが、主人公の「一線」の超え方はとても軽くって、そこに敢えてドラマや葛藤を込めないことで新しさを狙った点は分かるが、それ故にラストで描かれた「解放への疾走」も軽くなっちゃってる。

 以上の点で星は一つ削ったが、それでも作家の実験の意図は十分に伝わってくる作品だ。
山ん中の獅見朋成雄 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 山ん中の獅見朋成雄 (講談社文庫)より
4062756838
No.29
(5pt)

ゆるく確かに結びつくさまざま

鬣、名字、殺人、ぼん、名前、トンネル掘り、山の中の馬、習字、うさぎ。
同じフレーム内に入りそうにないバラバラの絵柄のピースが
最後まで読むと何故かちゃんと同じフレームにはまってしまっているという不思議。
読後感がすごい。
読んでる途中は圧倒的なスピード感で物語が収束し、余韻はじんわり。
すぐにもう1回読みたくなる。
山ん中の獅見朋成雄 Amazon書評・レビュー: 山ん中の獅見朋成雄より
4062121131
No.28
(5pt)

ゆるく確かに結びつくさまざま

鬣、名字、殺人、ぼん、名前、トンネル掘り、山の中の馬、習字、うさぎ。
同じフレーム内に入りそうにないバラバラの絵柄のピースが
最後まで読むと何故かちゃんと同じフレームにはまってしまっているという不思議。
読後感がすごい。
読んでる途中は圧倒的なスピード感で物語が収束し、余韻はじんわり。
すぐにもう1回読みたくなる。
山ん中の獅見朋成雄 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 山ん中の獅見朋成雄 (講談社ノベルス)より
4061824678
No.27
(5pt)

ゆるく確かに結びつくさまざま

鬣、名字、殺人、ぼん、名前、トンネル掘り、山の中の馬、習字、うさぎ。
同じフレーム内に入りそうにないバラバラの絵柄のピースが
最後まで読むと何故かちゃんと同じフレームにはまってしまっているという不思議。
読後感がすごい。
読んでる途中は圧倒的なスピード感で物語が収束し、余韻はじんわり。
すぐにもう1回読みたくなる。
山ん中の獅見朋成雄 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 山ん中の獅見朋成雄 (講談社文庫)より
4062756838
No.26
(4pt)

擬音キング降臨!

 しぞりりりりんに。しぞりりりりんに。
 さて、講談社ノベルスではこの言葉(呪文?)が帯になっていますね。
 ぱっと聞いての感想は「何これ分けわかんない」ですが、とにか本書での『擬音』の表現の仕方は目を見張るのもがあります。
 主人公の獅見朋成雄の一人称によって成り立つどこか狂った世界が、綿密に表現され、あなたも「舞城ワールド」に引きずり込まれることと思います…。
「しゅこりんき しゅこりんき しゅこりんき」
「しかしこ しかしこ しかしこ」
「しゆりんすちん しゆりんすちんしゆりんすちん」
 この音が気になった人は、読んでみることをオススメします。
山ん中の獅見朋成雄 Amazon書評・レビュー: 山ん中の獅見朋成雄より
4062121131
No.25
(4pt)

擬音キング降臨!

 しぞりりりりんに。しぞりりりりんに。
 さて、講談社ノベルスではこの言葉(呪文?)が帯になっていますね。
 ぱっと聞いての感想は「何これ分けわかんない」ですが、とにか本書での『擬音』の表現の仕方は目を見張るのもがあります。
 主人公の獅見朋成雄の一人称によって成り立つどこか狂った世界が、綿密に表現され、あなたも「舞城ワールド」に引きずり込まれることと思います…。
「しゅこりんき しゅこりんき しゅこりんき」
「しかしこ しかしこ しかしこ」
「しゆりんすちん しゆりんすちんしゆりんすちん」
 この音が気になった人は、読んでみることをオススメします。
山ん中の獅見朋成雄 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 山ん中の獅見朋成雄 (講談社ノベルス)より
4061824678
No.24
(4pt)

擬音キング降臨!

 しぞりりりりんに。しぞりりりりんに。
 さて、講談社ノベルスではこの言葉(呪文?)が帯になっていますね。
 ぱっと聞いての感想は「何これ分けわかんない」ですが、とにか本書での『擬音』の表現の仕方は目を見張るのもがあります。
 主人公の獅見朋成雄の一人称によって成り立つどこか狂った世界が、綿密に表現され、あなたも「舞城ワールド」に引きずり込まれることと思います…。
「しゅこりんき しゅこりんき しゅこりんき」
「しかしこ しかしこ しかしこ」
「しゆりんすちん しゆりんすちんしゆりんすちん」
 この音が気になった人は、読んでみることをオススメします。
山ん中の獅見朋成雄 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 山ん中の獅見朋成雄 (講談社文庫)より
4062756838
No.23
(3pt)

髪は長い友達

『山ん中の獅見朋成雄』です。
従来の舞城作品は、純文学でありながら、ミステリー的な謎解きがあったりと、何らかのエンターテインメント的な楽しみ要素がかなり多く含有していたのですが。
本作品が含有率が違います。かなり純文学寄り、といっていいでしょう。
エンタメ的な楽しみを期待して読むと、全くワケワカランということになりそうです。
モヒ寛がやられたので犯人を捜す、的要素はありますけれども。
盆、とか、盛り込まれているアイディアは豊富なので、そこが楽しみどころともいえるのでしょうが。
最もシンプルなみどころは、足の速い主人公が変わるところでしょうか。
たてがみを剃り落とすことによって自分のアイデンティティと名前を失い、元には戻れなくなってしまう。
擬音語に特徴があります。毛を剃るシーンとか。
最後の読後感は良かったのですが、舞城の特色である、エンタメとしての面白さが少なく、難しかったので★3で。
山ん中の獅見朋成雄 Amazon書評・レビュー: 山ん中の獅見朋成雄より
4062121131
No.22
(3pt)

髪は長い友達

『山ん中の獅見朋成雄』です。
従来の舞城作品は、純文学でありながら、ミステリー的な謎解きがあったりと、何らかのエンターテインメント的な楽しみ要素がかなり多く含有していたのですが。
本作品が含有率が違います。かなり純文学寄り、といっていいでしょう。
エンタメ的な楽しみを期待して読むと、全くワケワカランということになりそうです。
モヒ寛がやられたので犯人を捜す、的要素はありますけれども。
盆、とか、盛り込まれているアイディアは豊富なので、そこが楽しみどころともいえるのでしょうが。
最もシンプルなみどころは、足の速い主人公が変わるところでしょうか。
たてがみを剃り落とすことによって自分のアイデンティティと名前を失い、元には戻れなくなってしまう。
擬音語に特徴があります。毛を剃るシーンとか。
最後の読後感は良かったのですが、舞城の特色である、エンタメとしての面白さが少なく、難しかったので★3で。
山ん中の獅見朋成雄 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 山ん中の獅見朋成雄 (講談社ノベルス)より
4061824678