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キングダム
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キングダムの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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実際にいた関東連合の話みたいで面白くてあっと言う間に読みました。 | ||||
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ヤクザと半グレが日々、延々と抗争を続けているお話。 まず登場人物が異常に多い。最初に紹介されている人物一覧の数倍が、次から次へと出てきます。元不良の職無し男、半グレのナンバー2、警察官、あとはモデルの高校生などの目線で語られていくわけですが、出てくる人ほぼ全員がクズで、こういう世界特有なのか女性蔑視、特に中年女性への侮蔑が激しく気分が悪いし、悪くてもカッコいいみたいな魅力的な人も見当たらない。みんなの思考回路が意味不明で誰にも感情移入出来ないし、何か目的があっての行動というものがあるわけでもない。成功を目指す計画的なことなんて特になく、その場しのぎの、ただひたすらに目の前の抗争を続けているばかりで…。そういうのが好きな人は好きなんでしょうが、個人的としては600ページ近くがとてつもなく長く感じられました。 | ||||
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半グレVSヤクザVS警察。 闇金、振り込め詐欺、マネーロンダリング等々の裏ビジネス。 全体的には面白くない事も無かったけど・・・ 全てが中途半端な終わり方。 凶暴な半グレ達に比べてヤクザも警察も弱い。 1番の難点は主役に魅力が無い。 昔はパシリだったのにどうやって半グレ集団のボスにのし上がったのかが 説明不足。 なんか微妙な読後感でした。 | ||||
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立場を変えて近い視点から見れば、人の印象は変わると感じました。 真嶋は一見極悪人ですが、真嶋の住む世界に踏み入ってみれば、筋が通っているとも思え、結局、既得権益を守ろうとする側対、若者という構図は、裏表関係ない社会の基本的構造と理解しました。 確かに、組織に立ち向かうのはいつも若者で、そしてその大半は散るところが美しいのだと思います。 しかし、真嶋の美しさも、一般社会から見たら、一人のアウトローに過ぎないという点が、裏社会を垣間見る感じで面白かったです。 | ||||
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関東連合などに興味がある方にはおすすめ。 半グレとヤクザの違い等がなんとなく分かる本だと思います。 ただ、物語としては、テーマ等が分かりづらく、話がなんとなく進んで終わってしまう印象。 もう少しストーリーに深みがあると、面白くなるのではないでしょうか。 | ||||
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真嶋という暴走族(モデルは関東連合か?)上がりの男を主人公とした一種のノワール文学なのだが、これと言った特長のない凡作。確かに裏社会の事は"ある程度"良く描かれているのだが、全体構成の妙がある訳でもなく、真嶋を中心とした登場人物間の暴力絡みの抗争のテンポ良い描写がある訳でもなく、会話の妙がある訳でもなく、ひたすら鬱々とした描写が続くだけ。作者の意匠がサッパリ分らなかった。細かいカット割りには何か意味があるのだろうと思って読み進めたが、その期待も空振りだった。 真嶋はヤクザを嫌っており、ヤクザに代って東京を自分の王国(=kingdom)にしようとする(夢)物語なのだが、それにしては真嶋の構想(戦略)は幼く、真嶋の器は小さい。物語だから仕方がないと言ってしまえばそれまでだが、真嶋はヤクザの頭越しに好き勝手な事をした挙句に、ヤクザと抗争するハメに陥ってしまったのに、これと言った戦略・智略もないまま命を落とさないという設定はご都合主義過ぎるだろう。また、振り込め詐欺、マネー・ロンダリングといった現代の世相を反映した裏社会の事を書いてはいるが、新聞・TV等の解説の域を越えるものではなく、この点でも不満が残った。 裏社会の事を徹底的に描きたかったのか、真嶋という男を通じた悪漢小説を描きたかったのか、上述の通り、サッパリ不明で、これでは読者の満足感を得るのは至難だと思った。 | ||||
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説明通りで、配達もちゃんと予定通りに来ました。 良かったですよ。 | ||||
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実在の半グレ集団をモチーフにした作品だそうです。事実を基にしたものかどうかは分かりませんが、必要以上に徒党を組まず、闇金融や詐欺を取り仕切り、ヤクザにすら刃向う武蔵野連合の実質トップの真嶋がその野望のために突き進むストーリー。 例え傷付こうが信念を曲げず突き進みますので、ヤクザとの鍔迫り合いを続け破滅に向けて一直線の展開です。そこに、それぞれ真嶋に影響を受けた、組対の刑事や、女子中学生モデル、真嶋の元同級生等のサイドストーリーが加わります。 ただヒリヒリした緊張感は弱めで、野望のための手段もやや肩透かしでしたが、事件の構成はそれなりに凝っており、登場人物たちの結末もノワール小説らしく楽しめます。 | ||||
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ネットの紹介を見て購入。 関東連合の存在すら知らなかったので、全くのフィクションとして読了しました。 最初の200ページくらいは、知らぬ世界の荒々しい出来事や駆け引きで、かなり引き込まれました。 馳星周氏のノワール的な感覚にかなり近いというか、ヤクザとの駆け引きのくだりなどは、まさにそのまんまです。 少なからず影響は受けていると思われます。 この、やるかやられるかが本書の醍醐味と感じましたが、著者は多分そうは思っていないかな。 300ページくらいから、かなり話がだれてきます。 そこが残念でした。 そこまてきて新しい人物を登場させる意味や、更なる駆け引きの意味合いなどに疑問です。 既に主人公の性質や性格は十分に伝わっているのですから。 とはいえ、結構楽しい思いをさせてもらえまして。 ノワールが好きな方は読んでもいいかもしれません。 | ||||
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読み進めれば読み進めるほど興奮して止まらなくなりました。 面白かった。 。 。 | ||||
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本書に出てくるムサシこと武蔵野連合とは、言うまでもなく関東連合をモチーフにしているのであろう。 そして主人公の真嶋。奴は悪人だ。いや、大悪党だ。 頭はキレる、悪事を悪事とも思わない。 そしてどんな状況でもビビらない。ヤクザ相手でも決して引かない。どんな窮地でもどこか楽しんでいる奴の構造構築の過程は本書に詳しい。 人を人とも思わない、人間の皮を被った悪党であるが、一度認めた仲間は徹底的に守る。仲間がやられたらやり返すやり方はヤクザの比ではない。共に仕事をしていくうちに固まる絆。 真嶋の為なら命を張れる、という舎弟ばかりだ。 本書を読むうちに奴に漢の色っぽさや魅力を感じ始めてしまったのは私だけではないだろう。 所々(んなアホな)的な突っ込み所が出てくるので星一つ引いて四つ。もちろんそこまで気にはならないが。 是非続編が読みたい一冊。 | ||||
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期待したほどではありませんでした。 現実の関東連合をめぐる出来事を枠組みとして、そこに独自のストーリーを 付加しているのですが、実話物としてはリアリティが無く、ピカレスクロマンと しては徹底しておらず、エログロものとしては弱い作品になっています。 強いて実際の出来事に引き寄せる必要はなかったのではないでしょうか。 とくにラストで海外に逃亡する場面。 また、追加されたキャラクターも荒唐無稽というか、デフォルメされすぎというか。 冒頭はなんとなく期待させる書き出しだっただけに、失速が残念でした。 | ||||
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