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生ける屍の死
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生ける屍の死の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.94pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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故・福田和也の『作家の値うち』で、90点以上を獲得していた推理小説。「世界文学史に残る作品」とかいう殿堂入りを果たしていた。前から気になっていたし、作者本人が本作品の映画化権についてハリウッドと契約したという情報を得たので、今春からちょっとずつ読みはじめて、上巻は読了。 死者が甦るような世界だと、殺人犯を推理するモチベーションが薄まるのではないかというのは多くの人が言っている。私もその辺が気になる。そして、登場人物たちの魅力が薄い(主人公が"死に魅せられたパンク"? 面倒くさそうな奴だなw)ので、誰が死のうが、真相を知りたいと思えない。下巻でこの不満が解決されることを祈る。 | ||||
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死者が蘇る世界といっても、最終的には恐ろしく複雑なパズラーになり、純文学みたいだが、途中で、アメリカ小説の翻訳と勘違いするくらいで、その博識と構成力には舌を巻く。 | ||||
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上巻の終盤、事件が発生し語り部が解決に乗り出すまでがとても長く感じました。下巻はタイトな構成になっており楽しめました。 | ||||
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舞台設定の説明であった上巻が「冗長」な印象を残したのとは一変して、下巻でのスピーディな展開は本格ミステリーとして楽しめました。一方で、精神分析学的な知見も披露しながらの「死生観」談義は、巻末のインタビューで著者が語っている通り、本書に一貫したテーマであり、物語の哲学的な側面を強調しています。重い読後感を与える作品です。上巻で飽きる事なく、下巻まで一気に読み進める事をお勧めします。 | ||||
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この手のミステリーの典型だが、ストーリ、の展開(つまり行き着く先)を読む事が困難なままで読み続ける為に読みづらかったが、最後には上手くストーリーに乗る事が出来て、下巻に移るのが楽しみになりました。 | ||||
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某まとめサイトの煽り文を見て面白そうと思い購入。 暇つぶしには十分だったが、ランキングに上るほどの名作とも思えない。 うんちくが冗長だし、不死の理由付けを試みる場面では、著者の理系の素養不足が見え透いて白けてしまう。 最後の謎解きを読む手前ではちょっとワクワクした。 感動は無かったが糞というほどでもないので★3つ。 | ||||
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着想面白かったです。また、展開も。 生ける屍の特徴をもっとだしてもよかったかな、と。 また、描写が多目で少々くどかったです。 | ||||
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映画で「ゾンビコップ」なる刑事ものB級映画を見たことがあって、 そのイメージを持ちながら読み始めたが、死や死者の描写があまりなく グロい内容は他の小説に比べてむしろ少ないんじゃないかというほど。 アメリカの葬儀文化、その葬儀場を中心に起こるストーリーは、 映画化よりも舞台化、ミュージカル化に向いているのかも、と思う。 冒頭に登場人物の紹介があり、覚えられず集中できないかな?とも思ったが 気にならずに読めたのは良かった。 | ||||
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殺人事件が起きるものの、死者は蘇って普通の生者のように動き回ります。 なので、気持ち悪いブラックコメディになっています。 事件を調べ、推理するのも死者。 ですが無敵ではなく、死者として、リアルに腐敗していきます。 意識としては生きてるのに、体は腐っていく…恐怖ですね。 それを食い止めるのが、エンバーミングの技術。 火葬がメインの日本では馴染みがありませんが、これいいですね♪ 笑顔で死んでるってのがいい。 なんともグロテスクな雰囲気ですが、最後はとても切なかったです。 | ||||
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殺人事件が起きるものの、死者は蘇って普通の生者のように動き回ります。なので、気持ち悪いブラックコメディになっています。事件を調べ、推理するのも死者。ですが無敵ではなく、死者として、リアルに腐敗していきます。意識としては生きてるのに、体は腐っていく…恐怖ですね。それを食い止めるのが、エンバーミングの技術。火葬がメインの日本では馴染みがありませんが、これいいですね♪笑顔で死んでるってのがいい。なんともグロテスクな雰囲気ですが、最後はとても切なかったです。 | ||||
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日本の推理小説として評価が高い本なので、買ってみました。確かに、死人が探偵してしまうという発想は奇想天外で素晴らしいと思いましたが、やや期待はずれでした。 恐らく、推理小説好きであれば、この小説に込められた数々の言及を楽しめるのかもしれませんが、それほど推理小説に詳しくないわたしには、あまりアピールしてくるところがありませんでした。 わたしには、この作品と同じ年に出版された宮部みゆきの『火車』のほうが、読んでいてぞくぞくするような怖さがあって面白かったです。 もちろん、このふたつの作品は同じ推理小説といってもまったく違うタイプに属するものなので、単純な比較はできないと思いますが・・・。 ただ、発想が奇抜でよく練り上げられた作品なので、とりあえず読んでおいて損はないとは思います。 | ||||
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日本の推理小説として評価が高い本なので、買ってみました。確かに、死人が探偵してしまうという発想は奇想天外で素晴らしいと思いましたが、やや期待はずれでした。恐らく、推理小説好きであれば、この小説に込められた数々の言及を楽しめるのかもしれませんが、それほど推理小説に詳しくないわたしには、あまりアピールしてくるところがありませんでした。わたしには、この作品と同じ年に出版された宮部みゆきの『火車』のほうが、読んでいてぞくぞくするような怖さがあって面白かったです。もちろん、このふたつの作品は同じ推理小説といってもまったく違うタイプに属するものなので、単純な比較はできないと思いますが・・・。ただ、発想が奇抜でよく練り上げられた作品なので、とりあえず読んでおいて損はないとは思います。 | ||||
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