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白熱光
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白熱光の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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理論も何も相変わらず置いてけぼりのイーガンですが、加速する展開にこれは感動してしまった。 | ||||
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おすすめ海外SFのブログを何個か見て、試しに見てみたものの、用語が難解すぎてチンプンカンプンだった。ハードSF?に慣れた人向けかも。 | ||||
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短編集「ビットプレイヤー」を読み、融合世界と孤高世界の世界観がとても面白かったので購入した「白熱光」。期待以上に面白い作品だった。他の方のレビューにあるとおり、奇数章と偶数章で違う物語が展開する。しかし最後まで読むと、それは見事に交差した形で現れてきた。 奇数章の融合世界の人々のあり方はとても興味深いもので、「ディアスポラ」を思い出させる部分もあった。偶数章の孤高世界の話では、非人類型の知的生命体が描かれる。その姿、暮らし(食事やもろもろ)、言語の表現の仕方、仕事のあり方、その他についての描写が緻密で、すごく面白かった。 ただ、私自身が数学と物理学をおろそかにしてここまで来てしまったので、偶数章の中の会話で進行するその部分はどうしても目が滑ってしまい、結局飛ばし読みした部分が少しあった。それでも物語の進行には何ら問題はなかった。 孤高世界がどうして、融合世界からのアクセスに対してそっけない対応をしているのかということがすごく気になっていたが、その理由は最後まで読むとわかる。ただし、孤高世界全体のことはまだまだわからない。これから、またこの世界について作品がいろいろ書かれることを願いたい。 | ||||
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グレッグ・イーガンの作品の評価において「わからん!」「難しい!」なんてのは"あたりまえ"なのでそれは置いといて… この作品は奇数章と偶数章で別々の物語が進行する、という形式をとっており、奇数章は言うなれば「いつもの」イーガン節、という感じ。この物語の芯を成すのは偶数章で、なんと、序盤は登場人物たちの言っていることが理解できるのである(イーガン未読の人のために言っておくと、これは長編ではたいへん珍しいことである)。まあ、どこまでついていけるかはあなた次第… ぜひとも、手元に地図やメモを用意しながら読んでみてください。ちなみに、文庫版巻末の地図はおそらく"風"の方向が逆なので、板倉先生の解説サイトの地図を参照するのをおすすめします。 | ||||
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SFはやっぱわけわからんちゃって 思います あ Kindle版で購入してましたこれ千円ほどもしたんだwwww って 今きずきましたw いや アマギフで買ってたから値段なんてよく見ないで適当にぽちっと見た目だけで買ってましたから (;'∀`) 後、今読んでる場所は石ついて?だったかな・・・・ついてのところまで読み上げてます なんだかよくわからねえなぁ・・・ いつ読み終えるかわかりません(笑)500ページほどあったんですねぇ・・・・ お店で本の違うやつですが500ページあるや買いましたが結構分厚かったんですよ!まぁなんとかそれは読み終えられましたが・・だから 電子書箱の方でよかったかなって思わされました・・手疲れないし。幅結構とるんですよねえ 分厚い小説だと棚が・・・薄い小説なら何冊か収納できますがページ数500もあるとすぐうまっちゃうんですよ5冊ほど買うとなおさら・・・ だけど SFは本当謎多ですが話は楽しいです さくさくとはいかないですが 地道に読み上げています ってところですね | ||||
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難解でした 始めは高校物理の知識でもうんうんとうなずきながら読めるのだが、だんだん言っていることがわからなくなる 数学的ちしきがなくとも天文学に興味のある人なら、これのこと言ってるのね!なんて思うこともあるけど、異星人達の議論に全くついて行けない私でした。 あと、なんかココとココで矛盾してんじゃね?って思うところも解説読んで間違ってたの私でしたってなりました。 久しぶりに頭使った | ||||
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人類(宇宙人類も含む)、不死になって何もかもやり尽くすとここに至るかね(^o^; やっぱり面白かったです!銀河中心部が舞台の本作品。SFの原点に戻ると言うか、そっちの原点かい!って。 人間的な宇宙人がニュートン力学に気づいてそこから…って。またこれが、「博士と助手女子」って王道パターンをやってる!なんだそれ!いいんかイーガン!(≧▽≦) 私こういう限定空間で、そこだけに通用する方向だったり、そこならではの物理法則があったりみたいなのが好きで、SFに目覚めたきっかけがラリー・ニーブンの「インテグラルツリー」だったりしたもんですから、本作品の「スプリンター」内部の特殊な重力だったり、風向きだったりがたまらなかったです。 力技で生存への道を切り開いていく彼らに、読む人みんな感動を覚えると思います。外見もカワイイですよw読んでいくとだんだん分かってきて、「うおっ、そんなんか!?」ってなりますので、ここではまだヒミツ。 ピンチを最大のチャンスに変えていく彼らの姿勢に、私は物凄く励まされましたし…ここはイーガン作品のすごい所ですよね、諦めない、しぶとい、前向き。文系人間でも涙する、熱い理系キャラ達。 イーガンキャラの中で一番好きなのは「ディアスポラ」に登場するオーランド(私のイメージではモーガン・フリーマン似)ですが、本書のロイも大好きになりました。 いや〜…SFって、ほんっとに、いいものですねw | ||||
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未来の人類の元に離れて暮らす生命体からコンタクトがあり・・・というお話。 正直に告白しますが、一回読んだだけでは何の話だか全く判りませんで、二回読みまして、その二回目も詳細で丁寧な訳者の方のあとがきで漸く判った(つもりですが)様な次第です。この著者のイーガンという人は現代のハードSFの最高峰に位置するとの事ですが、読んでなるほどと納得するくらいガチガチのハードSFでありました。 文章は読み易いのですが、篇中のSF的イメージや事象がやたらに難解というかこの著者の世間一般との位相の違いぶりを際立たせる様な特異で奔放な描写が続出して、とても疲れたのも真実です。私みたいにたまにしかSFを読まない、読んでも通俗的な物が多い人間には気軽に読み飛ばすことを拒絶するかのような、難しさに溢れた作品でした。SFでこれだけ疲れたのはレムの「ソラリス」以来でした。 と言って読む価値がないという訳ではなく、常に革新性を更新してそれが必然というSFというジャンルにはこういう小説も絶対に必要だとも思います。SF門外漢の方にも理解できるまで何度でも読み返してもらいたい作品でした。 世間一般から拒絶される覚悟すら伺われるハードSFの極北。機会があったらご一読を。 | ||||
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ディアスポラを本屋さんで見付けてついには白熱光に出会いました。 宇宙大好きの私には運命の出会いでした。白熱光とは何でしょう? | ||||
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解説に、読者が陥りやすい誤解が いくつか列挙されているのですが、 僕はなんと全て誤解してました。 その誤解のせいもあり、この物語を 完全に楽しめたとはとても言えない 結果となりました。 この物語は二つの流れが交互に記述されます。 それらの関係性について、しっかりと 読み解く必要があります。 例えば似たようなシチュエーションでも 片方ではブラックホール、片方では 中性子星となっている、というような ことに気づけるかどうかが、かなり重大です。 しかし、登場人物たちの冒険や発見の過程は 大変なスペクタクルを伴っていて、非常に 痛快です。読んで損はないと思います。 | ||||
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ハードSF的な要素は文系なので読み流しつつ、わくわくしながら引きづられる様に読める点ではすばらしい。でも外からの視点を入れるだけのためのような一方のストーリは不要に思えました。イーガンは翻訳されると必ず読んでいるけど、今回もそれなりに面白いけど、少しインパクトが小さいような。 | ||||
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奇数章、偶数章で全く違うストーリーが語られ、だんだん2つが接近していくという構成自体はよくあるが、本書ではそれが両方ともかなり「難解」なため、確かにとっつきにくい。 しかし、これはSFであり、時間的にも空間的にも大きく異なった世界を描いているのであるから、そこは我慢して読み進むしかない。 しばらくすると、両者ともにスリリングな展開になってきて、ページをめくるのももどかしくなってくる。 特に偶数章の主人公が、与えられた環境の中で仲間と精一杯の努力をし、成長していく姿には大きく共感した。 偶数章で語られることの多くは、地球で言うところの物理学、相対性理論であり、それを数式を使わずに言葉で表現しているので、退屈かもしれないが、完全に理解できなくても、小説のストーリーを追うには何も問題はない。 どちらのストーリーも、最後まで読者が予期しているような展開にはならず、新たな驚きを与え続けてくれる。 完全な虚構の中での、純粋な読書の楽しみを得ることができる傑作である。 | ||||
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■ひとこと 翻訳されたイーガンの長編の中では最高傑作です。 今までの作品の中で最も自然なストーリーテリングでありながら、ラストには最も壮大なスケールの驚きが待ち受けています。 ■あらすじ 奇数章は、銀河系に広がった人類の子孫の話(正確には、地球以外の人類も含む)。 孤高世界と呼ばれる人類未踏の地に生命が存在するという情報を得て、とある若者が友人を連れて探検へと出かけます。 前半は秘境探検という雰囲気ですが、後半からはファースト・コンタクトものになっていきます。 偶数章は、産業革命すら起きていない文明の異星人の話(昆虫のような見た目をしている)。 彼らの世界は地方によって重力の強さや方向があべこべになっているのに、 ほとんどの人はそれを自然なことだと思い、特に気にすることなく農業に従事しています。 そこに法則性を見つけた老人が、農民の娘に実証実験を手伝うよう話しかけるところから物語は始まります。 前半では物理法則を発見することの困難と感動が描かれていますが、 後半ではそこから導かれる世界の危機と、それに対処する人々の努力が描かれます。 ■よみにくさ 奇数章は遠未来の超ハイテク文明を舞台にしてますが、似たような設定はSFではありふれているので、実は比較的読みやすいです。 だからといって退屈というわけではなく、お約束のシチュエーションにイーガンならではの精緻な描写と真面目な考察が入って飽きさせません。 問題は偶数章です。話のネタとなるのは一般相対論(いわゆる「重力とは時空の歪みである」というやつ)なのですが、 そもそもの一般相対論が難解であることに加え、地球とは異なる環境で行われる数々の実験の想像しにくさ、 異星人の言葉のわかりにくさ(メモを取ったほうがいいレベル)などのおかげで大変読むのに時間がかかります。 ただ、これらは決して「不必要なわかりにくさ」というわけではなく、異星人たちが繰り広げるドラマの雰囲気を壊さないための気遣いです。 これらのわかりにくさを剥ぎ取って、すべてを「わかりやすいけど抽象的な言葉」でお茶を濁してしまうのはきっと簡単なことでしょう。 でもそれは同時に、小説の世界へと没頭する機能や登場人物へと共感する機能をも奪ってしまうことになり兼ねません。 異世界の科学史をこんなにもリアリティをもって追体験できることこそ本書の価値だと思います。 さらに、最後まで読んだ人にはご褒美とでも言うべき、驚くべき伏線の回収が待っています。 読みにくいから読まない、というのではあまりにもったいない。 | ||||
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難しいことで有名なイーガンの小説であるが、今作の難易度は和訳されている作者の小説の中で最高レベルではないだろうか。 しかし今までの作品の難解さは、作者が作り出した世界を説明するために生じた難解さであったが、 今作の難解さは作者が「わざと必要な説明をしない」為に生じている難解さである。 実験小説なのかもしれないが、この作品を理解するにはかなりの知識と想像力が必要であるし(私には無理です。) 正直作者の「こんなことも理解できないのか。」という雰囲気を感じられて不快さを覚えた。 | ||||
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