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完璧な母親
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完璧な母親の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.06pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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幼い子供を自分の不注意から死に至らしめ、その罪悪感を死んだ子供と同じ誕生日に産んだ2人目の子供の完璧な母親でいることで償おうとする知加子。誕生日には2人分のプレゼントを用意し、「兄」の存在を常に印象づけて妹として生まれた波流子のことを兄の代わりとして溺愛する知加子。それだけでも異常であって、その異常性がどう発展していくのか、「リング」や「リカ」シリーズを彷彿とさせる内容を期待したし、実際中盤でその予感も的中しそうだったのだが、期待は見事に裏切られる。前半は知加子を中心に物語りが展開し、後半は成長した波流子 を中心に物語りが展開していく。兄の生まれ代わりを名乗る謎の女性とその母親、兄の死にはもうひとつの真相があったのだが、彼女をとりまく人物の設定と前半の結びつきが曖昧で展開がよくわからない。そしてラストは波留子と知加子が親子としての絆を取り戻し「赦し」をテーマに母娘の物語になっている。伏線もはりめぐらされているようで回収しきれていないし(私が読み取れていないだけかもしれないが)とにかく中途半端で不完全燃焼感が否めない。 | ||||
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商品自体は問題ありませんでした。 作品としては、少し物足りませんでした。 | ||||
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前半はかなり読ませるが真中からだんだん話が不安定になる(その分読者の心理的負担が軽くなる)、がまあかろうじて着地したという感じで、しかしこの作者はあと一歩という感じがする。 | ||||
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1ページ目から、ざわざわざわざわしながら最後まで読みました。 こんな風に育てられたらそりゃ歪むわ〜。 | ||||
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新聞広告で大きく載っていたので図書館で予約して読みました 前半は面白かったのですが後半は、つまらなく感じてしまいました | ||||
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初めて手にする作家さんです。 タイトルと内容紹介に惹かれ読みましたがタイトルから想像していた物とは 少し異なるイメージのミステリー要素が強い作品でした。 流産を繰り返した後で授かった一人息子 波琉(はる) しかしその最愛の息子が池で溺死。 母親の知可子は息子を生み直す事を考え、実際息子と同じ誕生日に子供を出産 そしてその子(娘)に息子の名前に一文字を付け加え波琉子と命名します。 最初から病んでいる母親の姿が描き出され、重苦しい気分になります。 当然、兄の身代わりの様に育てられる子供が幸福になるわけはなく… 他の登場人物達も、母親からの歪んだ愛情を受けて育ち、救いのない描写に絶えずどんよりとさせられました。 事故による溺死で亡くなったと思っていた波琉 しかし真相は…。 物語終盤からミステリー要素が強くなり、頭を整理しながら読み進める事になりました。 読後感は切なさと息苦しさが残りました。 もう少し未来への光を感じたかったです。 | ||||
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初めて手にする作家さんです。 タイトルと内容紹介に惹かれ読みましたがタイトルから想像していた物とは 少し異なるイメージのミステリー要素が強い作品でした。 流産を繰り返した後で授かった一人息子 波琉(はる) しかしその最愛の息子が池で溺死。 母親の知可子は息子を生み直す事を考え、実際息子と同じ誕生日に子供を出産 そしてその子(娘)に息子の名前に一文字を付け加え波琉子と命名します。 最初から病んでいる母親の姿が描き出され、重苦しい気分になります。 当然、兄の身代わりの様に育てられる子供が幸福になるわけはなく… 他の登場人物達も、母親からの歪んだ愛情を受けて育ち、救いのない描写に絶えずどんよりとさせられました。 事故による溺死で亡くなったと思っていた波琉 しかし真相は…。 物語終盤からミステリー要素が強くなり、頭を整理しながら読み進める事になりました。 読後感は切なさと息苦しさが残りました。 もう少し未来への光を感じたかったです。 | ||||
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いかんせん「輪」が閉じてない。故に「ミステリ」ではないと思う。 事件に傷つき、生い立ちに瑕疵がある人々の葛藤という感じ。これで「乗り越した」と言えるのかもすっきりしない。すっきり乗り越せないけれど、おのおのこれでやっていくしかないだろう、という「受容」のお話だと感じた。 | ||||
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