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揺籃の星
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揺籃の星の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.27pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全22件 1~20 1/2ページ
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本はきれいで問題ありません。 | ||||
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何を書こうとしたかは分かる。ただちらほらと作者が言いたい事をキーンに言わせてる様に見えて萎える。正直、毎章萎えてついに読むのを止めた。 | ||||
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内容はハードなSFで、ヴェリコフスキーに捧ぐと、冒頭にあるように「衝突する宇宙」をベースに進んでいきます。 さぁつづきを読みたいなと思って序でに日本人の書いたあとがきを見ると敬意の欠片もありません。読者はロマンを求めてるのであって学術書を読んでるのではありません。否定的な自分の見解を載せるなら書くなと言いたいです。 | ||||
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土星軌道に人類が進出し出したころの話。 文字通り地球を物理的、歴史的に揺さぶる事件が発生、読者の頭もこれでもかと云うほど揺さぶられます。 揺籃の星(下)では主人公の生き残り及び脱出の模様を物語っています。 どうしても翻訳物のハードSFにつきものの堅めの文章がチョッと読みにくい点を差し引いても面白い読物と思います。 | ||||
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物語の構図は、既得権益を守ろうとする大きな組織に、真実を求める正義の集団が立ち向かうというよくあるもの。だが、宇宙に関する様々な考察や物語から、未知の物事への挑戦を後押ししてくれる、勇気のでる一冊だった。 | ||||
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あのシリーズがあまりにも評判が良くて 他の作品を読んでみたいあなた… ちょっと待った!!この本は他のSFを読みこなせるようになってから 読んだ方がいいですよ。 なぜならばトンデモ理論が下地になっているのと 登場人物が多めなので 物語を追っていくのがつらいからです。 この作品はアテナという彗星が 地球へ接近し、やがて危機を招くと継承していたのにかかわらず 世界はこの論を無視してしまいました。 しかしながら、この説は当たってしまいます。 そして待ち受けるは阿鼻叫喚の災害だったのです。 キーンたちは逃避劇の末、 結局地球には希望を見出すことが 難しいと考え、シャトルでの脱出を決意します。 しかしながら待ち受けていたのは困難な旅だったわけで… SFというよりは人の醜さを 非常に強く感じる人間劇の面が強いです。 特に終盤の描写。 人ってこうもおかしくなるんだなとつくづく思いましたし。 | ||||
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SFの熱心な読者ではありませんが、かなり楽しんで読めました。 SF小説、というよりパニックもののノリとして楽しめました。 なのですが、解説がひどすぎます。 不愉快です、あの上から目線。何様ですか? SF読みとしての度量を図る試金石? 面白くないと思うのなら仕事引き受けるなよ、と言いたい。 お金払って本を手にし、楽しく読んだ私のような読者を小馬鹿にしてます。 | ||||
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読者を著者の世界へ引きずり込む科学的な「はったり」もなく、仮想文化仮想社会のシュミレーション思考もない。もやもやして読了したら、どんでん返しは、「あとがき」にありました。「あとがき」を先に読んで納得しておくのもいいかも。(ネタバレ覚悟で) | ||||
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テンポの良い上巻とは打って変わって 下巻は、荒れた陸上での逃避行が 「ひたすら」「延々と」「ダラダラと」続きます。 なぜ上下巻に分けたのか不思議です。 読むのが苦痛でした。 | ||||
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ホーガンの未訳エッセイ集「kicking the sacred cow」より 「私が現代において最も独創的で革新的な思想家だと考えるヴェリコフスキーのために、 『揺籃の星』を書いた。 彼の主張の全てが正しかった訳ではなく、支持者たちも多くの点で意見が分かれてはいるが、 ヴェリコフスキーの真の天才は、 古代の神話・伝承が実際に起きた天文現象を伝えている可能性を追求し、 現代人が空から見つける事も出来ない惑星が、何故に恐怖と畏敬の対象として、 世界中の古代人の営みを支配したのかを問い続けた事にあると思う。 コペルニクスは惑星は真円を描くものだと考えたが、 その事がいわゆるコペルニクス的転回の価値を減ずるものではない。 地動説がアリストテレス主義者を超克するのには百年かかったが、 1974年にサンフランシスコで行われた異端審問のうち、例えば今から二百年後に、 どちらが有名になっているだろうかと私は思う。」 故ホーガン氏や、ヴェリコフスキーの本を死ぬ間際まで読んでいたアインシュタインと、 金子大先生の類のどちら側が後世に評価されるようになっているのか、私も知りたいです。 | ||||
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ヴェリコフスキー理論を大胆に応用って……、ホーガン様何を血迷ったんですか……? と思っていたけど、肝心の遊星分離の説得力は今一つ……、そりゃそうだわな。 それでもあなたにかかれば、われわれのようなボンクラは欺せる、と、そう言うことですね? ……と一応批判をしたところで、とんちんかんな理論を鹿爪らしく理論武装しているのは笑える。ただホーガンの得意とする合理的思考に基づく推理といった醍醐味は薄い。 でもやはりホーガン読ませてくれます。 しかし、これ出版から5年経っているのに、まだ初版って……(絶句)。 | ||||
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やっぱりヴェリコフスキー理論を(それも大胆に)応用って言うのに無理があったんでしょうか? 作者がハードSFをかなぐり捨てて、パニック物に乗り換えちゃった……という印象。 J・P・ホーガンの売りは、きっちりした理論武装にあり、その理論上での論理的な思考を愉しむっていう処にあると思うし、ファンもそれを楽しみにしているはず。スペースオペラやパニック小説はその手の作家に任せて、もっと理論的な思考が愉しめるハードSFを書いてもらいたいのだが……。年取って小難しい理論をいじくるのがいやになっちゃったのかな……? 後半部分のサバイバルと、後味の悪さがどうにも……。 | ||||
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木星から「生まれた」彗星アテネが地球に衝突する! こう地球人類に警告する、土星で独自の社会を発展させたクロニア人たちと彼らの異質な理論を真っ向から拒絶する地球勢力。「真実の追求」よりも「権力闘争の道具」となってしまう科学の「危うさ」。そして人類の未来は?? しかし、ホーガン博士は随分とお怒りなのでしょうか? 確かに「科学」の世界は、一般的に「理路整然としている」と考えられながらも、実は研究費の捻出や論文掲載に関わる顛末など、むしろ「政治的なパワーバランス」が幅を利かせており、時には「真実」さえねじ曲げかねないことがあります。数年理系の研究室に籍を置いた身としてそういったもどかしさは理解できるのですが、これまでの「ホーガン節」ならば、そういったゴタゴタもクールに(ある種のユーモアとともに)受け流すところを、クドクド、ネチネチと「らしからぬ」文面が上巻の2/3を占めています。「ヴェリコフスキー理論」よりもそっちが気になりなかなか読み進めません。 つまるところ「学会のパワーバランス」で敗北し「妻にも逃げられた」主人公のランデン・キーンの「恨み節」は、やはりこれまでのホーガン作品の主役達のような魅力に欠けます。 一応、上巻のラストでようやく物語に勢いがついた感じですので下巻を楽しみにはしていますが・・・。 解説で訳者にまで批判された「ヴァリコフスキー理論」なるものは、幸い(?)出典を知らなかったからか個人的にはあまり抵抗がありませんでした(結局、ワクワクさせてくれるプロットならばOKデス)。 | ||||
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本書はトンデモ科学者ヴェリコフスキーの「衝突する宇宙」ネタである。 金星は3500年前に木星から分離して誕生したというアレである。 SFは自己矛盾さえなければ、現実世界には存在出来ない間違った理論で世界を構築してもいいが、 キリスト教条主義のヴェリコフスキー理論を正当化する屁理屈を考えるとは、 世界一のSF作家のホーガンにしては頭の無駄遣いである。 天文学の間違いを電磁力学で修正して説明しようとする力技を見せるが、 さすがのホーガンでもこれは無茶すぎたw 無理して褒めれば「星を継ぐもの+断絶への航海+創世記機械/3」と言えなくはないが、アイデアとテーマで読ませるのは上巻のみで、下巻は単なるパニック小説アクション小説に成り下がった失敗作。 三部作の一作目だから見捨てるのは早いですぞ諸君! ネタがヴェリコフスキー理論と聞いて、脱力したハードマニアが相当いたみたいだが、 宇宙人とか超能力とかいう現実には存在しないものを扱っていいのがSFざんすよ。 センスオブワンダーに挑戦したホーガンの意気込みは褒めてやろうよ。 恐竜ネタもソウヤーの「さよならダイノサウルス」と被っているし、 「さよならダイノサウルス」より早く出版されていたら本書はもっと高評価を受けたであろう。 | ||||
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映画「ディープインパクト」のカタストロフィが連想されやすいでしょうが、実は読んでいて一番感じたのは、「星を継ぐもの」のミネルヴァの崩壊のシーンでした。 さて、3部作と云うことなんですが、この後をどう繋ぐのか、自分の想像を超えています。 | ||||
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普段はSFは読まない人間ですが、「断絶への航海」を読んでから、ホーガンの作品には親しんできています。ハズレもあったけれど。 個人的には、今回はアタリでしたが、「断絶への航海」で最初のうちはなかなか理解できなかった人と人が信頼だけで生きる世界を理解できるかが、この本を愉しめるかどうかのポイントかもしれない。 三部作ということで、このあと地球にもユートピアができるかもしれないが、手に入れることができるなら、是非「断絶への航海」を読んでからお読みください。4/5はわかりにくいが、最後の1/5で氷解する本でした。 | ||||
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上巻は、グラハム・ハンコックの「神々の指紋」みたいな、「キワモノ」の一歩手前の大風呂敷を広げて展開してゆく。 このあたりは、SFファンならご存じのコリン・ウイルソン著「アトランティスの遺産」を一読されると、かなりわかりやすい。 それでも面白いのがホーガンのストーリー! やっぱ、SFはこうじゃないとね・・・ | ||||
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全世界が被災地になった状態で、あなたはどうするかを問うてくるパニックもの。何十億もの死と、その中で生き延びる後ろめたさ。さすがに辛かった。 余談だが、最後のシーンは間違いなくポセイドンアドヴェンチャーに対するオマージュだろう。 | ||||
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下巻は、一転ディザスター小説に。 映画デイ・アフター・トゥモローどころでない大惨事!? トンデモ科学理論のオンパレードのこの小説をこれだけ読ませるのはさすがホーガン!上下巻をジェットコースターしてしまった。 クラークやアシモフ達をリアルタイムで読んでいた私のような中年SFファンにはこの味が口に合うのです。 | ||||
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ヴェリコフスキーについては下巻の解説で言いたいことを先に言われてしまったので省略。 この作品、ホーガンの他の作品からやや浮き上がっているように感じます。ですが、作者はそんなことは百も承知で書いているのでしょう。なんといっても、『ライフメーカー』シリーズのザンベンドルフの生みの親なのですし。その上、まさに解説者の言うとおり、出てくる理論出てくる理論、ことごとく、一般のSF読者なら突っ込みを入れたくなるものばかり、というあたり、確信犯。 とりあえず、三部作らしいので、全部の執筆が終わるのを待ちましょう。 | ||||
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