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火星の人
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火星の人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.46pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全247件 201~220 11/13ページ
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主人公がありとあらゆる手を使い火星でサバイバルする物語です。 数十ページに一度は死にそうになるのに妙に明るい主人公のおかげで 全編暗くならずに安心して読むことができます。 主人公の冒険している感がものすごく、絶体絶命というか絶望的な状態 なのになぜかワクワクします。 超オススメ! | ||||
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でも、とっても面白かった。一気に読める。と言うか、マークが気になって止まらない。 一種のパニックものでもあるのに、後味の悪さはなく、爽快感が残る。 何というか、いい奴しかほぼ出て来ない。この辺が、まあ、気になるところではあるが、私は好きです。 前向きで、人間の善なる部分を書いた作品なのかなぁと思います。 | ||||
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頑張れと応援したくなる作品です。火星に置いてかれた酷い状況からよくぞと抱きしめたくなりました。諦めちゃダメですね。何とかなるさ。 | ||||
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本文574pの大作、且つハードSFの部類ですか…一気読みさせます。 理由いろいろあると思います。例えば… ・設定が面白い →火星版ロビンソンクルーソー(太平洋ひとりぼっちでも良い)だ。 ・キャラ造形も良い →主人公は超絶級のポジティブ君。 →性格がそれなだけでなく、知識や技術等、生き抜くための力もある。 →NASAスタッフも、それぞれの個性が書き分けられている。 →彼を救いに行く宇宙飛行士たちは…もう少し描かれても良かったかな ・ハードSFなんだけど難しくない →科学考証の正誤は正直分かりません。ただ、ここで描かれていることは、今の技術で 「成しえそうな気」がする。例え無理だとしてもウソ臭さがない。故に物語がより楽しめる。 ・何と言っても読みやすい。 →ハードSFで読みやすい…信じられないのだが本当だ。 →その理由は基本的に会話文だから。 →主人公視点は日記(ログ)を残す、という設定上、口語調(フランクな言葉遣い)。 →NASAスタッフ、宇宙飛行士、それぞれのパートも基本的に会話が主。 そう、身も蓋もない書き方をすれば、ラノベスタイルのハードSFなのだ。 (褒め言葉です。エンタメだから面白く読み易くは重要)。 ただ、(受け手の問題も多分にあるでしょう)状況説明・描写の部分は、会話部分 ほどの輝きが無かったのです。 例えば、作中に出てくるいろんなガジェット(ローバーやMAV等)の「絵」が、中々 浮かんでこなかったのです。その点を踏まえて、☆4つとしました。 (このレビューの見出しどおり、話だけなら☆5つものです) | ||||
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「火星の人」(アンディ・ウィアー:小野田和子 訳)[Kindle版]を読んだ。この愛すべきヒーロー『マーク・ワトニーに乾杯!小野田和子さんの翻訳も見事!これを書き上げた時アンディ・ウィアーは全身でのガッツポーズとともに心からの快哉の雄叫びをあげたに違いない。そのくらいの傑作です。 | ||||
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SF好きならこれ読まなきゃ。 『ゼロ・グラビティ』よりも近い将来現実ありえる話。火星に取り残された一人の男の生き残りと脱出をテーマにした漂流モノとしては、アイルランド生まれの探検家シャクルトンの南極脱出を彷彿されますね。シャクルトンは、チームの誰も死者を出さなかった英雄ですが、『火星の人』は孤独な中、自分と向かい合いしぶとく愉快に生き残る姿勢に共感。中国とアメリカの政治背景もうまく取り込み作品の深みもでてますね。火星脱出に向けた帰還船改造などは、そぎ落とせばそんなことまでできるんだという驚きとともに、そんな風体でも飛べるんだという笑いまででてくる。 間違いなくSFの傑作になるでしょうね。 心配なのは、作家のアンディ・ウィアーがあまりにもオタクなので、同様のクオリティーを持つ作品を次も執筆できるかという点。期待しているぞ、アンディ! | ||||
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他の方たちのレビューがかなり良かっただけに、最初読み始めて60ページ前後までがちょっと化学やらいろいろ難解な話を含んでいて少しハズレだったかな…と思い始めた矢先、約100ページあたりからめちゃくちゃ面白くなります。そこから先はもう止まらない…最後まで一気呵成に読み進めました。 アメリカの読書用SNS、Goodreadsの2014年のSF部門ぶっちぎりの一位。納得です。 | ||||
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久々に読み応えのあるハードSFを読んだっていう感じがします。でも主人公の明るい性格のおかげで重くならずに読み進められます。ハード設定にこだわるため冗長に思える点もありますが、大半は次の展開を求めてはやくページをめくりたくなるでしょう。 でも読み終えて一番思ったのは人ひとりの命の重さです。主人公やNASAだけでなく地球の多くの人が彼を生かすために努力を繰り広げた、この厚い本の重みが全てたったひとりの命の重さのためだということです。 読み終わって本から目を新聞に移すと、世界ではひとりの命がいかに軽く消えていくかに戦慄をおぼえます。火星に比べて地球はこんなに豊かだと言うのに。 そういう意味ではぜひ若い人に読んで欲しい本だと思います。 | ||||
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火星には本当に人が住めるのか、火星には先住民族がいると?まだ読み始めたばかりですが生きる知恵を楽しみにページを開いています。真唯 | ||||
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他の方のレビューでも触れられていますが、地球以外の天体に取り残されてサバイバル、というとキャンベルの「月は地獄だ!」を想起させます。あちらも日記形式での独白、空気を作り、食料を作りと似通っている部分も多いです。 ただ月世界探検隊は十余名がサバイバルしたのに対して、こちら火星ではただ1人が残され、生きるための戦いをします。現実の科学の格段の進歩が、SFのプロットにも大きく影響していると感じました。 読み進めていくと、主人公の「普通の人」の感じで救われる気がします。火星に取り残されるという絶望の日々を送ってはいても、生存への執念、帰還への希望を時にシニカル、時にユーモアたっぷりの語り口で記録し続ける。極限状態の中の日常を描くことで読者まで精神が不安定にならずに済むという。 もちろんその原因の大半は原作者によるものだが、邦訳版については文章の語尾部分に置いて特徴的な味付けがされています。例としてP.116 11行目「……ような物質は、ちょっと危険なのです。」p.361 14行目「……液体になるのです。」のところの「のです」。原文を読んでないのでどういうときに「のです」口調が対応しているか分かりません。勝手に「主人公の真面目にふざけた感じ」を描写したと思ってますがどうでしょうか? まあとにかくハードSFを久々に読んでリアルとエンタテインメントを堪能しました。以下の2点を除いて…… 1.MAVなどメカの造形が全く想像できない。イラストを入れるべき。 2.リアルを志向して体臭・うんこ・おしっこ・おっぱいが盛りだくさんであったが、宇宙飛行士は髪の毛やひげは伸びないのかよ。 | ||||
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去年読んだ中で一番面白かった。サバイバルとSFの融合は最高に楽しく、ユーモアもあって読み進めるのがもったいなかった。まぁNASAのパートはいらない部分も多いがサバイバルばかりでも飽きるからいいのかもしれない。 | ||||
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サバイバルものは大好きだ。 この作品が私にとって斬新だった点は、要救助者の様子が救助側にわかっているのに どうしようもないところ。 衛星画像から大まかな生存者の様子はわかっているのに、救出現場が火星とあっては 何も出来ないではないか。 NASAのエリートが総出で知恵を振り絞り、時には規則違反を犯しながらもたった一人の 生存者を救出するために粉骨砕身する。 アメリカならではの物語である。 日本が舞台だったら、日本は結構ドライに棄民政策しちゃう国家なので、とたんに嘘臭くなる。 気になったのが中国ロケットを使うところ。 有人ロケットも捏造だった国がいくらSFとはいえ火星ロケット作ってるのにはあまりに荒唐無稽すぎる。 スポンサーや観客動員数狙いで中国にこびるアメリカ映画多くなってきてるし 配慮なのかしら? | ||||
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約600ページの長編。 主に3つの視点から書かれている。 まずは火星でのミッション開始6日目に起きた事故で、火星に1人取り残された主人公マーク・ワトニー。 ワトニーは事故で死んだと思い、地球へ帰還中の同僚クルー5人。 そして、地上から常にあらゆるリスクを考えサポートするNASA職員たち。 火星で様々な困難に立ち向かいながら懸命に生きるマークの心理描写が細かく面白い。 ストーリーや登場人物の心情はとても現実的で、SFというよりもドキュメンタリーを読んでいるのかと思うほどだった。 | ||||
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この作者は、たぶんスペースシャトルやISSに関する仕事に携わったことのある人だと思われる。そう思わされるほど、宇宙船の運用とかロケット打ち上げとか、宇宙船そのものに関する技術が正確である。そして往々にして宇宙業界でMurhply's lawと呼ばれている可能性があるものは一番起きてほしくないときに起きる、という迷信が時たま織り込まれていて、宇宙業界にいた者として読んでいて全く違和感がない。大変楽しめる作品である。 | ||||
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主人公がポジティブすぎる、内面描写が足りないというか、ほとんど無かった気がする 航海日記的な記録を 綴った形の小説のためか、主人公の絶望的なはずの内面描写がほとんど無かった気がする 実際にはそんなはず無いんだが、焦りや苛立ちといったネガティブで深刻な感情の発露が足り無いんじゃないのかな?って感じがした。 スイカに振り掛ける塩がちょっと足りない感じ でも、もちろん面白かった(星4つだし) 話は火星でのサバイバル、事故によって火星に取り残された主人公が底抜けにポジティブで粘り強く問題を解決していくお話 数多の問題にクレバーに取り組んで解決していくさまが 面白い あ、若干 ロケットとかのコース取りが良く想像がつかなかった部分があるが それでも 話が面白かったことに変わりは無い | ||||
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『ゼロ・グラビティ』に『インターステラー』と,昨年から今年にかけて立て続けにハードSFの傑作が公開されていますが,この『火星の人』も早や映画化が決まり,その傑作群の中に加わりそうです。 『ゼロ・グラビティ』も『インターステラー』も,深遠なる宇宙空間や未知の惑星という極限状態を果敢に生きるというシリアスなストーリー。そして何よりも,単なる奇想天外な空想小説ではなく,科学的知見や論理に基づいている点が高く評価されているわけですが,その意味では,この『火星の人』も同系列の作品です。本来,SFは「サイエンス・フィクション」のはずですが,宇宙ものの多くは,「スペース・ファンタジー」。そうでないと,ダイナミックで奇想天外というか,ドラマティックな展開が期待できないからなんでしょうけど,この『火星の人』を読むと,そういう既成概念も崩されてしまいます。 不運な事故で,火星に1人取り残された宇宙飛行士が,自分の持つ科学的知見と,火星に残された資機材を駆使して,究極のサバイバル・ゲームに挑みます。「火星のロビンソン・クルーソー」という評価もうなずけます。物語の大半は,主人公による「ログエントリー」という日記のような記述。そしてNASAの救出対策会議のやり取り。一見すると退屈そうな内容なんですが,逆に科学的だからこそ,現実の出来事のような緊迫感,臨場感があって,とても面白いんです。確かにハードSFなんで,結構専門用語も出てくるんですが,科学オンチな人でも理解できるような平易な表現を使っていますので,読みやすいです。 そして,主人公のポジティブなこと。常に苦悩している『インターステラー』の主人公たちとは対照的です。絶望的な状況に追い込まれながらも,自虐的なジョークを飛ばして,乗り越えていく・・・・文庫本は500頁を超える長編ながら,グイグイと引き込まれます。 著者のアンディ・ウィアーは,15歳で国立研究所のコンピュータ・プログラマーとして働いたこともあるという自称・科学オタクなんだとか。 いずれにしても,これは傑作です。是非ご一読を。 | ||||
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オタクで非モテでいい意味でバカなんだけど、賢くて楽天的で前向きっていう、本当にいいヤツだなあっていう主人公の魅力がすばらしい。他の脇役たちもいい。 | ||||
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殆どが火星に取り残された主人公の日誌の形で話が進むということで読みにくいのではと危惧してましたが、時々挿入される地球側の救出作戦側の部分がいいアクセントになってて、最後にこの二つの流れが重なる感じが良かった。 絶望的な状況ではあるのですが、主人公の楽天的(?)なキャラ付けで暗い雰囲気はなく、続きが気になってサクサク読み進められました。 だだ個人的にはもう少し、他のクルーの話しも読みたかったかな。 | ||||
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現実の話なのかと思えるほどの緻密な火星環境、NASAの装備についての描写。オリオンが火星に向かうのには少し時間がかかるので、その前にぜひ映像でみてみたい。 | ||||
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慣れない電車通勤対策として、初めてKindleで本を購入してみた。その手軽さや照明も無い状況でも読めるのはいいですね(^_^) 記念すべき初読了はアンディ ウィアーの『火星の人』。 火星に一人取り残された主人公は生き残りを賭けて圧倒的な絶望と孤独の中と闘う。 ゼログラビティにも通ずる重いテーマの中、通勤電車に乗るのが楽しみになるくらい引き込まれたのは、物語の大半が彼の一人称のログで、まるでFBのアップデートを読む様に展開する点。 試行錯誤した成果が上手くいくと「イエィ!」 失敗すると「クソだ!」 他のクルーが残した数少ない音楽データが60年代ディスコ集でキレたり(笑) 彼は高いスキルがあるアイデアマンだがスーパーマンでは無く、そんな親近感の湧く彼のログエントリーに一喜一憂しながら、あっという間に読了しました。 | ||||
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