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(短編集)
掲載禁止
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掲載禁止の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.79pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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放送禁止シリーズが好きでこの著者の作品を読んでみました。 面白かったです | ||||
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オチはワンパターンだし、読者への注意喚起、教訓としての使い回しじゃない。ただネタがそれしかないだけ。 それぞれの話に大どんでん返しが待ち受ける短編集!……ではあるし、私は単純なのでそのほとんどに騙されはしたが、大どんでん返しをすることに気を取られて話をおろそかにしているきらいがあるのでこの点数で。 「原罪SHOW」は、どんでん返しとともにその後に起こることを仄めかすし、「マンションサイコ」は祥子の異常性をさらに高めるのでまだ良かった。「杜の囚人」と「斯くして〜」はどんでん返し初心者かな?というくらい雑。はいはい洗脳洗脳。 本のタイトルでもある「掲載禁止」のどんでん返しは、そもそもある必要がなく、作者の技量を見せたいだけでしかない。1人だと思っていた同行者が2人いた!……だからなんだというのか。別にそのもう1人も大した動きはしておらず、黒幕だそうだが「はあ、そうですか」としか言えない。 | ||||
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ミステリー短編集。 あー…、何というか前作の方がもっと濃くて面白かった気がする。 トリックが分かっちゃうものもあって、正直中だるみ感が否めなかった。 | ||||
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原罪SHOWくらいのひねりの無さが一番怖いし一番面白い。 他はどんでん返しを意識しすぎて、逆に飽きてしまう。原罪SHOWは語り手が被害者になるのでグロさもあり恐怖もありハラハラした。最後ちょっと意味がわからなかったけど。 他はあんまり…。とくに掲載禁止は、オチのために全部読んだけどまったく面白くなかった。ひねりすぎ。 どんでん返しは土台があるからこそ光るので、短編の場合はひねらずストレートで良いと思います。 | ||||
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ジャケ写真の雰囲気で購入、久々の大失敗。短編なのに途中経過の構成が弱く、オチも膝を打つような爽快感や、してやられた感が皆無。唐突な種明かしやオチを突っ込まれてもねぇ… 文章の繋ぎも悪いし。自信たっぷり感は伝わるんですが、それゆえに痛さ倍増ってな感じです。過去の名作等と類似してる点は他の方のご指摘通り。よく出版社も出せたものですね… | ||||
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出版禁止を遥かに上回る作品。しっかりミステリーの体を成していた。ミスディレクションを散りばめ何度か読み返したほど。冒頭の原罪Showはラストにあれ!と作者の思惑に見事にはまった。 | ||||
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短篇集です。 登場人物の設定が何となく似たりよったりな感じで、ああ…またそのパターンか、というマンネリ感がありました。 また、結構先が読めるといいますか、バレバレじゃないのか?というくらいの不自然さがあり、きっとこうなるんだろうな、という予想をどの話も裏切りません。 ただお話としては面白かったですし読みやすかったので、一気読みではありました。 | ||||
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全部どこかで見たことのあるような話ばっかり、おまけにオチも弱いし面白くない。あまりにつまらなすぎて最後まで読まなかった。まとめサイトに山ほど載ってそうな話だった。 | ||||
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意表を突く「葉桜の季節に君を想うこと:歌野晶午著」のような、あっ~と驚く ラストのどんでん返しを意識し過ぎた作品作りのためか?構成に無理があり、 読後感がすっきり、しっくりこない。意欲は感じるものの、全編、空回りの 宙ぶらりんな感じです。やはり、読者を納得させる力、力不足を感じてしまいます。 | ||||
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前作の【出版禁止】がものすごいグロテスクなどんでん返しだったため、今作も同じレベルなのかとつい期待してしまった。マンションサイコを読み終えたばっかりだけれども、途中まで凄く面白いのに、オチが物足りない。捻りがあまりなさすぎて、というかわかりづらすぎて…。どこからがオチなの?っていう感じ。結果的に読んでしまうからどっちでもない真ん中の星3つで。出版禁止が1番よかった。 | ||||
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表題作の他、「原罪SHOW」、「マンションサイコ」、「杜の囚人」及び「斯くして、完全犯罪は遂行された」の全5つの短編から構成されるミステリ短編集。各編は独立しており、連作短編集という訳ではない。整合性を欠いて、全くの趣向倒れに終った前作「出版禁止」よりは少しマシというレベルの短編集。ミステリ的趣向・仕掛けに対する期待感が薄いが故に、失望感も少ないという失笑を買う他はない駄作。 「原罪SHOW」は実録系ホラー・ファンが好みそうな短編だが、例えば、バリンジャー「消された時間」の存在を知っている読者にとっては既視感が強過ぎて、「何だかなぁ~」という感じ。乱歩「屋根裏の散歩者」に想を採ったと思われる「マンションサイコ」は、グロテスク感こそあるものの、捻りの無さには呆然とした。「杜の囚人」は「放送禁止」と同様に映像を使った短編だが、短編なのにも関わらず構成・構想が拙いという相変わらずの欠点を曝け出している。「斯くして、...」は「完全犯罪」が聞いて呆れるミエミエの杜撰な計画を描いたもので、これまた呆然とした。本短編だけではないのだが、作者の作風からして、登場人物を人間ではなく記号として扱っている節が濃厚で、それが求心力の弱さの要因となっている感がある。そして、掉尾の表題作。これも映像を使った短編だが、「出版禁止」同様、整合性を欠いていて、作家としての資質を疑わせる。 どうも、作者は自身の作品のラストのオチや全体構成に自信を持っている様だが、完全な夜郎自大で、ミステリ的には新規性に乏しくて全く面白くない。ラストの意外性は全体構成の整合性の上に初めて成立する(唐突に出してもダメ)というミステリの基本を分かっていないという印象を強く受けた。ただし、実録系やサイコ系のホラー・ファンにとってはそこそこ楽しめる短編もあるので、長編よりはマシ(瑕疵が目立たないので)という所だろうか。 | ||||
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個人的には面白かったです。 長江俊和先生は短編の方が合ってる気がしますね。 表紙の謎…貴方は解けましたか? | ||||
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映像作品である『放送禁止』は、全てカメラが記録した映像で構成され、「映像だからこその落とし穴」が用意されている。 手記形式である『出版禁止』も、全て誰か書かれた手記で構成されており、「手記だからこその落とし穴」が用意されている。 双方とも、いわゆる「神の目線」という、誰の目線でも無いところから記録されたシーンが、存在しない。 そこが、長江作品の面白さだった。 『掲載禁止』は、そこがブレている。 「マンションサイコ」は、完全に神の目線で描かれた三人称小説。 「杜の囚人」は、「放送禁止」のような全編(?)カメラ目線だが これを映像ではなく小説でやると、臨場感に欠ける。 「斯くして、完全犯罪は遂行された」「掲載禁止」は、一人称小説。 やはり、”記録として残った”手記よりも、長江感に欠ける。 「原罪SHOW」は、手記で構成されている印象を受けるが 前作「出版禁止」に、はりめぐらされた文章ならではの仕掛けが寂しすぎる。 前作『出版禁止』が、『放送禁止』を手掛けてきた長江だからこそ書けたものであるのに対し この作品は、他の作家でも書ける、折原一的、叙述トリック短編集に過ぎない。 短編叙述トリック作品としては、普通程度に楽しめるので、星3。 前作のように、長江感がブレていない作品であったら、星4,5だった。 いろいろなスタイルで実験してみるのは、創作活動において必要なので 仕方無い事かもしれないが 私としては、『掲載禁止』など、似て非なるもの作るのではなく 長江感をブラさず、『出版禁止2』以降のシリーズを描いてほしい。 長江感を求めて買ったファンが、報われない。 | ||||
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