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アンドロイドは電気羊の夢を見るか?
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【この小説が収録されている参考書籍】
アンドロイドは電気羊の夢を見るか?の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.18pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全247件 81~100 5/13ページ
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ブレードランナー見て 原作を読みたくなり購入した 案の定面白かった 映画とはまた違った終わり方で色々と考えさせられる 名作や | ||||
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ブレードランナー好きは、一度は読まねばならない一冊と思います。 | ||||
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原点の作品です、なかなか読み応えがありました。おすすめします。 | ||||
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人間とアンドロイドこの2つのものの違いは何かと問われれば自然物か人工物ということであるとこの本を読む前の自分は答えただろう。他人を外からではなく内側から思いやる。そういう心が人間らしさであると思う。まだ一周目なのでこのくらいしか感想は思い浮かばないが二周三周したらまた新しい発見が待っている気がする。迷っている方は一読されることをおすすめします。 | ||||
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人間についての考察を人間とアンドロイドの相克によって行っている。 おおよそ似た両者だが、ここで明言すべき共通点は両者とも夢を見ること(ここで言う「夢を見る」は、欲するの意で寝て見る夢のことではない)。どちらも自分の環境を良くしようとする。 一方、相違点は、人間は「感情移入」でき、アンドロイドはできないこと。 両者の目指す最適解は微妙にずれる(どちらが良い悪いはここでは問題でない)。例えば、タイトルにもあるように電気羊の夢を見るか否か。このズレがこの小説のテーマを誘起させる。 このズレから考察できることは、人間は社会的な動物であり、他者との相互作用なしに生きられないということ。 人間とは何かを考えるときの参考になる。 娯楽SF小説としてだけ見るのならば、50年ほど前のSF作品であり、気になる部分はあるだろう。それではもったいないが。 | ||||
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アンドロイドとヒトの境界をどこで引くべきか。 人間性とはなんなのか… そう遠くない将来、本当に人間並みの知能をもったアンドロイドと生活を共にする日が来るかもしれない。 その時私達はどうやってアンドロイド達と向き合っていけば良いのだろう…? いや、アンドロイドとヒトの間に大した違いなど無いのかもしれない。 等しく感情移入(思いやり)という能力を有するもの同士、お互いの立場を尊重するべきなのだ。 --------- とてもいい本でした。 300ページくらいの本なので気楽に読めると思います。 映画「ブレードランナー2049」と内容を比較して見るのが楽しみです。 | ||||
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物凄い面白い!とまでは感じませんでしたが最後まで苦も無く読み通せました ストーリーがシンプルでワクワクさせられるものでしたし、冒頭から説明特になしで独自の世界観を描いていることがこの作品に没頭できた要因だと思います 凄く面白いほどではありませんが面白かったです | ||||
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旧版をなくした。なくしたことに気がつかなくて3月に2049のブルーレイ届く前に読んどこうと思ったら手元にない。 しょうがないので購入!人生で3冊目か。 新装版は表紙がかっこよすぎて抵抗あったが買ってよかった。少しだけ翻訳に手が加わり翻訳者あとがきにも追記が。 | ||||
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私はSFは読まないのだが、いろいろなところで言及される、あまりにも有名な本書くらいは読んでみようと本書を手に取ってみた。米ソの核戦争により地球が死の灰に覆われ、地球人の多くが他の惑星に移住しているという近未来が舞台であり、読み始めてからしばらくは、このシュールな世界観を理解できず、なかなか読み進みにくかった。 主人公は、火星から地球に不法に逃亡してきたアンドロイドを破壊することを任務とする警官であり、本書は、外形上はこの主人公とアンドロイドの間の言わばアクション小説なのだが、人間とほぼ同じ知性を持ったアンドロイド達と主人公のやりとりを通じ、「人間とは何か」という問いを読者に考えさせてくれる、深みがある作品である。 ロボット掃除機が普及し始め、AIスピーカーの販売が始まり、ようやく時代が本書に追いつきつつある今こそ、本書はより多くを語ってくれる。 | ||||
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ブレードランナー2049が、あまりに期待外れだったので、ブレードランナーの原本である本書を読んでみました。1977年の世界観が感じられ、共感を覚えたのは、歳のせいかも知れません。映画では明らかでなかった、レイチェルの出自も明らかにされていました。 | ||||
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原作は1968年に発表され、邦訳は1969年に刊行、1977年にハヤカワ文庫に収められた。1982年に公開されたアメリカ映画『ブレードランナー』の原作で、昨年、続編と言われる『ブレードランナー2049』が制作され、再び注目された。 私は、SF小説も映画も普段はあまり読ま(見)ないのだが(『ブレードランナー』も見ていない)、よく行く複数の書店でどん!と平積みされていたために、思わず手に取った。 そして、そこに描かれていたのは、核戦争後の死の灰が降る世界、人間と非人間の区別がつかなくなりつつある世界、人々の感情が機械や一部の人間にコントロールされる世界。。。であった。 そして、それは、北朝鮮の核開発への懸念が高まり世界終末時計が2分前を指し、人工知能が人間の知を超えようとし、幹細胞から人間(の一部)が人工的に作り出され、個人データの蓄積・分析により知らず知らずのうちにマインドコントロールされている。。。原作発表から半世紀を経た、我々の生きる現代世界を写し出しているように見えるのである。 本書に通底するテーマが、人間とアンドロイドの対比、延いては「人間(性)とは何か?」であることは間違いないが、さらに幅広い観点から、現代世界の在り方を考えさせる作品と言えるのではないだろうか。 (2018年1月了) | ||||
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SFはなんとなく今まで避けてましたが、映画のブレードランナーを見に行くタイミングで原作を読んでみました。 結論から先に言うと、めちゃ面白かったです! 最初世界観を掴むのに少し考えさせられたりもしましたが、一旦入り込むとぐいぐい引き込まれていって、次読みたい!続き気になる!って感じでスムーズに読めました。 これは当たりかな! 映画も観に行って正解でした。 前作見てないので前作もDVD借りようと思いました。 SFってどうなの?って思ってる方は、入口として読んで見てはいかがでしょう!? | ||||
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子供の頃、明るいはずの近未来を退廃的な世界で表現した映画を見て衝撃をうけました。 この原作を読み、これをあんな形で映画化していることに、驚嘆を覚えるとともに、作品の哲学的、精神的な部分に今更ながら驚いています。 原作のほうは、やや、主人公の精神世界に偏っています。少しがさつな印象を受けます。 ともかく映画が好きなら読んでみる価値があります。 でもやっぱり暗い作品なので、落ち込んでいるときに読むことをお勧めします。 | ||||
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他のレビュアーさんにもおられますが、私も何十年かぶりの再読で、活字の恐ろしく小さい昔の版と違い、トールサイズの最新版は活字が大きくて老眼に優しくとても読みやすかったです。(しかも映画『ブレードランナー2049』のカッコいい帯付き!) 2018年最初の読書は面白かった、のひと言に尽きます。今年は春から縁起がいいかも。 作品の内容をほとんど全く覚えておらず、昔、旧作の『ブレードランナー』を観たことがあるにもかかわらず映画の内容すらほとんど忘れていたことも、結果的には良かったかもです。 後半、主人公の賞金かせぎリック・デッカードが美人アンドロイドのレイチェルとホテルで愛し合うシーンなんか「あれ? こんな濡れ場があったっけ?」という感じで、かえって新鮮でした。しかもこの濡れ場にも、象徴的な意味があるんですよね。この部分を読んでいると、アンドロイドのレイチェルが、そして人間のデッカードが、両方とも非常に哀れで救いのない存在に思えて、たまらない気持ちになります。 「人間とは何か?」という重いテーマを抱えながらも、人間とアンドロイドが追いつ追われつの怒涛の展開で、衝撃のラストまで一気に読ませる巨匠ディックの最高傑作、との呼び声はダテじゃないということを再認識しました。星5つは当然ですね。 | ||||
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1968年に書かれた1990年代の未来はズレもあり、映話という所謂スカイプのようなものでの通話にもなぜか「ダイヤル」で通話先を呼び出したりしている。 ディックの作品は初めて読むのだが、SFと言う形を借りて、人間の存在の不安定さが描かれ、途中主人公さえアンドロイドなのか人間なのかが不確かに感じられる。 人間として認められている特権は何で、排除されるアンドロイドとの違いはなんなのか。 ネットでヘイト、差別の文句を見るたびに、この物語が今こそ読まれるべき価値がある、と思う。 | ||||
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新作のブレードランナーから旧作のブレードランナーを観て、それからこの小説を読むという逆の手順となりました。はじめは難解で、映画のようには物語の世界にすっと入れなかったのですが、何べんも繰り返し読むことで様々な背景や細かな描写が浮かび上がってくるようになり、どんどん引き込まれていきました。そのような意味で言うと、はじめの評価は一つ星だったのに読み重ねるごとに星が増えてゆくという良い意味での奇妙な小説でした。 | ||||
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私たちへの警鐘をも感じさせる作品。深く意味を考えるほどに楽しみがより広がります。 | ||||
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フィリップ・K・ディックは面白い作家です。一見、SF小説ですが、扱っているテーマは、現代社会にも通じる普遍的なもので、登場人物も実に人間っぽく悩み、感情が揺れ動く様が描写されます。また「本物」とは何か、「偽物」とは何か、というのも繰り返し出てくるテーマです。 この小説でも、ずばりタイトルにあるように、精巧に作られたアンドロイドと人間に違いはあるのか?と、読者に問いかけています。 人間よりも頭が良く、一見、感情豊かにも見えるアンドロイド、その一方で、感情のかけらも無いように見える冷酷な人間のハンターも登場します。見分ける為には「フォークト=カンプフ感情移入度測定法」と呼んでいる心理テストのようなものが必要ですが、これとて100%正確ではありません。 主人公は、ハンターとして自分の仕事をこなしながらも、常に悩んでいます。ペットは機械仕掛け、感情は「ムードオルガン」によって作られたまがい物、希望のひとつだった「マーサー教」も作り物でした。 しかしそのうち主人公は、「共感性」の欠如こそがアンドロイドにおいて一様に見られる傾向だと気付いていきます。家族や共同体において仲間を思いやりながら生活できる共感性こそが、人を「人間」たらしめている要素であり、逆にそれを欠いている者は人間であっても不適格なのだという、作者の主張が見えてきます。体裁はSF小説ですが、フィリップ・K・ディックらしい、実に人間くさい普遍的なテーマの小説です。 | ||||
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映画化される前に「面白そうなタイトルだな」と買ってはみたものの、当時中学生だった自分には全く理解できずに最初の方だけ読んで放置してました。 今回ブレードランナー2049を見て、思い立って再度購入。購入の動機はデッカードが人間なのかレプリカントなのか、原作でどう書かれているかを知りたかったからです。読み終わってうーん、また考え込んでしまいました。人間よりも野生動物の方が貴重とされる世界で、人間と感情を持つレプリカントの差は何なのか、命とは何なのか?と哲学的な問題にぶち当たらされます。 原作と映画の設定の違いも面白いですし、一応最初の疑問に対する答えは書かれていますので、これは是非前作を知らない皆さんにも読んでほしい本です。 昔の早川文庫は活字が細くて文字数が多く読みづらい印象でしたが、今の本は老眼にも優しいですね(その分値上がりもしてますが)。 | ||||
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面白かったです 原作のあとに最新の映画を観たほうが背景がリンクして面白いと思いますよ。 | ||||
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