■スポンサードリンク


アンドロイドは電気羊の夢を見るか?



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

アンドロイドは電気羊の夢を見るか?の評価: 4.19/5点 レビュー 314件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.19pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全254件 41~60 3/13ページ
No.214:
(4pt)

殺される側の視点は?

訳者あとがきを読み、まあそういう読み方もできなくはないかな、と思う。しかし「面白かったか」と聞かれたら、ビミョーでした、と言うしかない。無反省で排他的な暴力小説とも読めるからである。

おそらくは核戦争によってほとんどの生命を絶滅させておいて、何ら反省の色が見えない。作者はempathyを、平たく言えば親切心を人間の条件だと考えているようだが、どうやらその対象は人間だけらしい。他生物への感情移入は規格外の烙印を押された人間でしか描かれず、類似の感情は単に稀少価値への敬意に過ぎない。この作品世界に、人類が地球に対して犯した大罪への自責はない。

Yuval Noah Harari「Homo Deus」は、近未来の世界はAIに置き換わると予測した(現にそうなりつつある)。AIを操れる者だけが自律性を保持でき、そうでない人間は無益な存在となる。Harari氏の予言はそこまでであるが、社会での価値を否定された大多数の人間が次に取る行動は何か。

アンドロイドは奴隷として創造され、人間と同じ心ある有機体なのに感情移入の能力だけ与えられず、逃げれば殺し屋に破壊される運命だ。植民星から逃亡する際に人間を殺したという表面的な理由に納得するのはnaïveに過ぎるだろう。人類よりも優れた能力をもつ超人類は、人類にとって脅威なのだ。仕事を奪い、いつか人間に取って代わる恐れのある存在、その時決して勝ち目のない相手はどんな口実をつけてでも排除する、という思想が根底にあるだろう(ナチスが唱導したユダヤ人憎悪と同じ心理だ)。我々が創造者だという神の自惚れもあるだろう(ならば親は子を私有物として扱ってよいのか)。映画「A.I.」で私は人間の残虐性を正視できなかった。手塚治虫にもIsaac Asimovにも同じ問題意識を感じる。しかしここにはそれがほぼない。殺される側の視点がない。それで共感力が人間の条件と言われても。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))Amazon書評・レビュー:アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
4150102295
No.213:
(5pt)

ザSF

まず、古い作品であることは間違いありません。

現在のSFのような派手なシーンもなく、淡々と物語は流れます。

アンドロイドには心があるのか?魂とは何か?そういってものがテーマのSF作品です。

ブレードランナーの原作ですが、映画のような派手なシーンは少ないです。

でも、考えることの多い面白い作品です。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))Amazon書評・レビュー:アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
4150102295
No.212:
(5pt)

良い本です。

子どもの学校の読書課題で購入しました。せっかくなので、一緒に読んでみました。なかなか良い本です。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))Amazon書評・レビュー:アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
4150102295
No.211:
(4pt)

人間とアンドロイドの境界

この作品の面白いところは、人間もアンドロイドのような機械的な行動又は残虐的な行為を平然とやっていたり、アンドロイドたちも人間のように表面上では他者への情を見せたりもしているという点である。

両者は根本的な部分では確かに違うのかもしれないが、両者の関係は非常にあいまいな境界の上で存在しており、人間と被造物の関係を考えせてくれる作品になっている。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))Amazon書評・レビュー:アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
4150102295
No.210:
(4pt)

予想よりも

おもしろかった
序盤は難しいことが書かれていて、うーん?と思っていたが、テーマが明確になってくる中盤あたりから、かなりドキドキして、かつしっとりとした悲しみの膜も降りていて、楽しめた
有名だからとりあえず読んでおこう、と思っていたけれど、読んでよかった
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))Amazon書評・レビュー:アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
4150102295
No.209:
(5pt)

プレゼント用です。

学生の頃(多分30年以上前)に読んだことを最近思い出して、子供にプレゼントするため購入しました。子供はどう思ったかは知りません。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))Amazon書評・レビュー:アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
4150102295
No.208:
(4pt)

壮大なテーマ。

フィリップ・K・ディックさんの本です。浅倉久志さんの訳です。
表紙の題の脇に「映画化名『ブレードランナー』原作」と書かれています。

なんか、中学生の時にやったコナミの「スナッチャー」を思い出しました。

第三次世界大戦、放射能で地球は汚染され、生きている動物はほとんどいない。
そんな中、ペットとして本物の動物を飼うことがステータスに。
ただ、本物の動物は高く、ロボの動物を飼うしかない。
リックは、バウンティハンターで、人間世界に紛れ込んだアンドロイドを駆除する職についている。
アンドロイドは性能が年々あがり、特殊な識別方法で識別せねばならない。
火星から逃亡してきたアンドロイド8人を狩ると、莫大な金が手に入る。
リックは、さっそく、そのアンドロイドを狩りはじめることに…。

リックは、アンドロイドに反発をおぼえつつ、どこかしら同情したりして、
アンドロイドと恋仲になったりします。

人間とは何か、アンドロイドとはどう違うのか、というような、壮大なテーマだと思いますが、
とにかく近未来の、希望もないなかで、細々と生きている人間の姿をよく描いた作品だと思います。

世界観が攻殻機動隊、と思いましたが、これは逆で、この小説の世界観が、攻殻機動隊に影響を与えたのでしょう。
とても、現代的な問題を扱っている小説です。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))Amazon書評・レビュー:アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
4150102295
No.207:
(5pt)

すぐに届きました

とても綺麗でした、またすぐに商品が届きました。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))Amazon書評・レビュー:アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
4150102295
No.206:
(5pt)

SF小説の金字塔

今現在サイバーパンクという言葉から連想される光景は、大体ここが原点なんじゃ無いかというくらいの世界観を持った作品。
人間と超高性能なアンドロイド、その違いは一体何か、という疑問が1人の賞金稼ぎを通して解き明かされていきます。
日本語訳が随分前に出たものなので、少々言い回しが古臭く思うかもしれません。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))Amazon書評・レビュー:アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
4150102295
No.205:
(5pt)

アンドロイドと人間は分かり合えない

何回か読み直しましたが映画「ブレードランナー」とは違い、アンドロイドは非常に身勝手で人間の命や心を踏みにじるのは当然、仲間のアンドロイドでも自分のために利用するもの、壊されてもへっちゃら、みたいな感じに思えました。
アンドロイド系の走りともいえるこの小説ですが、この小説の後続(?)作品たち(アイロボット、イヴの時間など)とも大きく違いますね。
かといってスカイネットの様な殺戮マシーン程無機質でなく、篭絡して相手の戦闘意欲をそぐ、仲間割れを画策、といった人間の感情を利用した知能を見せる。人間の感情を持っていない癖にそう言ったことができるのは学習したため?
と思ったがマーサー教の真実を公表すれば人類の結束が壊れると見当違いをしているので「未来のイヴ」で出てきた「知性でなく本能」論で難題をクリアしたのだろうか。アンドロイドにはもともと特有の卑劣さみたいな備わっているのかもしれない。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))Amazon書評・レビュー:アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
4150102295
No.204:
(4pt)

微妙( ˘ •ω• ˘ )

本のページに段差が出来ていて、そういう仕様なのかなと思いましたが、別にそういう訳でもなく、とても気になりました。
内容に関しては、最初はいいんですが、昔なのか未来なのか分からない感じがしてとてもモヤモヤしました。後半の突っ走り具合は半端じゃないです。読者は置いていかれてます。あんまり期待しない方がいいです。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))Amazon書評・レビュー:アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
4150102295
No.203:
(5pt)

とても状態が良かった

門門書店様より、「初版」を購入させて頂きました。本の状態も経年をあまり感じさせない綺麗な状態でした。
梱包の手法も、本を大事にされているなと思わせていただけるほど、丁寧でした。
とても満足しております

作品内容は今更語っても仕方ないと思いますので割愛させて頂きます
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))Amazon書評・レビュー:アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
4150102295
No.202:
(5pt)

超面白かったです

あまりSFには詳しくないのですが、本当に面白かったです。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))Amazon書評・レビュー:アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
4150102295
No.201:
(5pt)

人工物への愛情

主人公は 、不可思議な感情に戸惑う。人工物であるアンドロイドや電気動物に愛情を感じたり、アンドロイドだと確信していた人が、単に冷酷な人だったり、自分自身が人工物ではないかと疑ったり。しかし、現在(2020年)、そうした感情を我々は日常的に経験している。ブレードランナーは30年くらい前に見た。この小説のタイトルはずっと前から知っていた。もっと早くに読むべきだった本。「サイコパス」の中で紹介されて、やっと読む気になった。ギブソンも読まないと後悔するかな。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))Amazon書評・レビュー:アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
4150102295
No.200:
(4pt)

人とアンドロイドの境界線上で

第三次世界大戦後、放射能灰に汚染された地球。その世界は生きている動物を飼育することがステータスの社会だった。人工の電気羊しか持たないリックが本物の動物を手に入れるため、逃亡した奴隷アンドロイドの懸賞金を狙い、彼らを追い詰めていく。
序盤は登場人物の多さと横文字、マーサー教の現実と非現実が交わるような独特の世界観に戸惑ったけど、スリリングなアクション描写が読みやすさになっていてそこがよかった。

そして、人間と見分けがつかないほどのアンドロイドと関わっていく中で、リックが狩るべきアンドロイドへと感情移入していく描写が生々しい。自分自身が本当に人間なのかと疑問を抱くシーンも印象深い。

人間とアンドロイドの違いを何かへ感情移入できるかどうかで測っているのが興味深かった。そして、あとがきにもある通り、単純な対立の構図ではないところも考えさせられる。狩るべきアンドロイドに感情移入していくのも人間、知性のあるアンドロイドを火星で奴隷のように扱っていたのもまた人間。アンドロイドという存在によって、人間性への問いが生まれているのが面白い。

現実と非現実、人間とアンドロイドの境界を夢のように行き交いながら、その本質に迫っていく作品。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))Amazon書評・レビュー:アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
4150102295
No.199:
(5pt)

何十年も前に書かれたと思えない

シンギュラリティがもうすぐやってくる…と思いながら読むと、今の時代でもそわそわする。映画のブレードランナーとはだいぶ雰囲気が違うけど、映像が思い浮かぶ。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))Amazon書評・レビュー:アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
4150102295
No.198:
(4pt)

アンドロイドと人の境界

核戦争後荒廃した地球で生き残った人々は、有能なアンドロイドに利権を奪われないよう日々取り締まりを行なっている。巧妙に人と同化したアンドロイド達を追いかける主人公リックは彼らとの関わりの中で、彼らと人の境界を見失っていく。昨今のAIの将来を暗示しているように思った。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))Amazon書評・レビュー:アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
4150102295
No.197:
(5pt)

観念的SFの極致 ※ネタバレ注意

あらすじからは仰々しいバトル系SFのようなストーリーを連想させられるが、この物語の本質は「人間の姿」について深く切り込んだ、観想的なものである。そのため、たんなるスリラー小説としてだけでなく、神話のような耽美性をぞくぞくと感じることができ、また深く考えさせられる。

 この作品の魅力を最も端的に伝えるのは何か?
 僕のレビューでないのは明らかとして、系統だった解説や分析でもない。
 では何か?それはずばり、このタイトルだ。

 『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』

 なぜ疑問文なのか?
 それは前述の「人間の姿」というものが、答えを出すにはあまりに難しい問題だからに他ならない。
 「見る」「見ない」と断定できないのは、この作品に登場する「アンドロイド的人間」の性格を鑑みれば説明もたやすい。
 生命への畏敬を忘れて殻に閉じこもろうとするイジドア、あるいは殺害と物欲を天秤にかけてみせたリック当人。彼らは人間でありながらも、その内面に少なからずアンドロイドの影を見せていた。
 種の壁を超えた真の美を描きたい。そんな意図をもってつけられた「?」ではないか。

 ではなぜ「電気羊」なのか?どうして「羊」にしないのか?
 この真意は(あくまでも見解だが)終盤の一文によってはっきりする。
 「電気動物にも生命はある。たとえわずかな生命でも」
 リックはアンドロイドとの愛を経て、権威や偏見に流されない真理の片りんを見た。その経験が、「本物の羊」への執着を解き、「電気羊」への新たな愛を目覚めさせた。
 つまりそれこそ、人間のあるべき姿ではないか。こう投げかけていると考えるのである。

 ……まあ正直、哲学的な描写が多く、僕自身もかなり読解できていない部分が多い。
 しかし難解である以前に、この物語の切実な美しさはきっと、読者の心に響くものがあるはずだ。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))Amazon書評・レビュー:アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
4150102295
No.196:
(5pt)

不合理の表現

動物を愛でる事で得る、満足感や幸福感を安価な電気動物で満たす行動。
他人と感情共有を行う装置への依存。
自らの感情をチャンネルひとつでコントロール出来る装置(ムードオルガン)。

一見すると滑稽な生活環境が、現代社会の様々な物事に置き換える事が出来、人間の不合理さを皮肉に表現しているなあと感じました。

誰がアンドロイドなのか、自分は何者なのか、アンドロイドと人間の境界線はなんなのか。そんな主題をテーマにストーリーの行方に翻弄しつつ、人間の本質、感情とは何かを考えさせられる作品でした。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))Amazon書評・レビュー:アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
4150102295
No.195:
(5pt)

人間らしさとは

映画よりも生々しく面白い。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))Amazon書評・レビュー:アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
4150102295

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!