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7は秘密
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7は秘密の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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シリーズ前作もそうですが、主人公をはじめ登場人物が魅力的。当時のNYの様子が感じられるのがよい。 | ||||
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登場人物もそこそこ魅力的、背景も悪くない。 しかし、どうでもいい細かい描写と前作とリンクした退屈な描写の羅列。 トロい展開。600ページの長編でテンポかトロイと疲れますわ。 何度もやめようかと思ったくらい。 | ||||
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アメリカはこんな風にして今のアメリカになったんだな。 と、ページをめくるたびに思いを馳せながら読みました。 とても読み応えがあり「黒人奴隷制度」という重いテーマにも関わらず、その時代に生き抜く人々の息遣いさえも聞こえるような臨場感あふれる内容です。 縦糸と横糸が織り成す物語は、とても複雑ながら心に迫ります。 相変わらずNYの町は道路は汚いけど、そんなところも教えてくれる作品です。 主人公のお兄さんが素敵。 同じ職場の同僚も素敵。 そして子供たちも偉い。 次回もあると期待したいです。 | ||||
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舞台は、19世紀半ばのニューヨーク(日本で言えば、維新前夜の時代ですね) 当時の状況が克明に描かれていて、抜群のリアル感です。 特に夜の街の暗さ、淀んだ様子がストーリーの雰囲気を味わい深くしていたと思います。 主人公のティム・ワイルドが属する、組成された直後のニューヨーク市警察、警察といいながら、粗暴な人間が多く、治安の担い手とはいえないような集団です。 また、アメリカ国家全体が、奴隷制度の存廃をめぐって非常に不穏な状態です。 そういった困難な状況の中で、奴隷制度を巡った事件が発生します。 主人公のティムは、奴隷商人や、警察組織内で敵対する面々から、数々の困難に見舞われます。 警察官としての使命をもって奮闘し、成長する主人公のティムには強い共感を覚えました。 また、ティムと、彼の兄のヴァルとの関係は非常に巧みに描かれていたと思います。 特に、ティムの兄に対する葛藤が印象的でした。 警察組織内外で大きな存在感を示す兄には敵うはずもなく、それでも、兄には負けたくないという複雑な感情。 この心理状況は、事件の展開と加え、もうひとつのストーリーの軸を成していたと思います。 そして、前作の「ゴッサムの神々」と同じく、ウイットの効いた言い回しも堪能できました。 「二人のあいだに、巨大な沈黙が広がった。たちまちのうちに、その沈黙は全米へ、テキサスへ、オレゴンへ広がっていった」 こういったフレーズを目にするたびに、ニヤリとしたり、感嘆したり。 事件物としての展開は、さほどの複雑さはみせませんが、人物の群像と、「やみつき」になる文章表現、前作に続き、本作でも堪能できたと思います。 (前作を読まずとも、本作のみでも、充分楽しめると思います) | ||||
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