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人生教習所
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人生教習所の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.87pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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悪くないと思います。 しかし、すごくいいとも思いませんでした。 色々な人が色々な経験と立場の上で頑張っていこうとしている姿勢がいいと思いました。 著者による描き方も自然体で無理していないのがいいと思いました。 しかし、どうなんでしょうか? 前半で、人生訓が得られる作品かと思っていましたが、そうでもありませんでした。 何かが起きるのかと期待しながら読み進みましたが、結局、何も起きなかったとの印象です。 他の作品との繋がりもあるようですが、イマイチ分かりにくいと感じました。 タイトルがミスリーディングではないでしょうか? | ||||
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悪くないと思います。 しかし、すごくいいとも思いませんでした。 色々な人が色々な経験と立場の上で頑張っていこうとしている姿勢がいいと思いました。 著者による描き方も自然体で無理していないのがいいと思いました。 しかし、どうなんでしょうか? 前半で、人生訓が得られる作品かと思っていましたが、そうでもありませんでした。 何かが起きるのかと期待しながら読み進みましたが、結局、何も起きなかったとの印象です。 他の作品との繋がりもあるようですが、イマイチ分かりにくいと感じました。 タイトルがミスリーディングではないでしょうか? | ||||
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読んでいる最中に展開を予想(期待)して後半の講師内容は流し読みしてしまった。 結局4人が絡み合った展開になる訳出なく、そのまま極自然な流れで終わって行ったのが物足りない気がした。 ただ、後にどんな内容・・・情景は思い浮かぶフラットな作品でした。 | ||||
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小笠原に行きたくなります。 | ||||
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とあるセミナーに集められた人たちの心情の変化を描いた作品。 人間描写は上手い。心情の変化や気持ちの揺らぎなどが上手く表現されている。 ただ、それ以外においてはあまり面白くない。何というか全体的にぬるいというか生暖かいストーリー。 誰が何をしゃべっているのか途中で分からなくなる。 「君たちに明日は無い」シリーズの著者が書いているということで読んでみたが、正直凡作。 下巻を読みたいかと言われたら「機会があれば」程度。 気持ちが上下する本というより、ずっと一定のテンションで読める小説。一貫して気分が乗らなかった。 | ||||
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私は垣根さんの「君たちに明日はない」シリーズが結構好きで、この小説もかなり期待して読んだのですが。。。 まず設定が大甘で、離島で人生をやり直すための合宿形式のセミナー、という陳腐さには苦笑しました。 また、セミナーの中身も深いんだか深くないんだか。。。トピック選定はいいんですが、中身が中途半端。途中設定された選抜テストの内容も、、、私ごときでも全部正解が分かってしまいました。。。 後半はなぜか小笠原の歴史と欧米系住民の話。それ自体は大変興味深く読んだのですが、前半との関連性がない。。。 文庫版は上下二巻ですが、上巻の途中で辞めようかと思ったくらいです。 が、読後感が、、、良い。なぜか心に残るんですよね〜。 登場人物も、東大生のひきこもり、元やくざ、太っていて自分に自信がないフリーライター、と、こちらも設定に負けず劣らず陳腐なのですが、でも個々の登場人物の心の動きとかセリフ、人間関係と会話は、いいです。さすが垣根さんというところだと思います。 ということで、小笠原の歴史を深く知れたことと、小説として大事な心理描写なんかがちゃんとしてて、読後感も悪くなかったので、☆三つであります。 人生教習所というタイトルとか凝った設定で変に期待させているところが損をしているような気がします。もっと普通の設定で、心理描写や人間関係をもっともっと前面に押し出していたら、よりよい小説だったような気がします。 | ||||
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「人間再生セミナー」の後半、講師を務めるのは小笠原の歴史の生き証人たち。 小笠原の歴史について滔々と語っており、興味をひかれる構成となっている。 だが、その一方で、タイトルと内容との乖離が大きくなってしまった感は否めない。 「人生教習所」というよりは、「小笠原教習所」といった方が近いかもしれない。 小笠原を知る本としては後世に残る一冊だと思う。 | ||||
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最初は厚いハードカバーに押されて、積ん読状態でしたが、最初のイナー シャを越えて読み始めると、2日で一気に読み終えられるテンポの良さがあります。 前半のカリキュラムの中で、出発点→経由点→着地点の講義がありました。 どこかで、聞いたことがあると思いました。以前、三田紀房氏の「エンゼルバ ンク」、中谷彰宏氏の「面接の達人」で就職活動の面接をいかに通過するかと いうテーマで同じことが語られていました。 面接に合格する=内定するというところをゴール(着地点)に設定すると失 敗する。会社に入ってから、何をしたいということまで考えてから、採用面接 に望まないと面接も通過できないし、仮に運良く通過しても、そこから何をや りたいのかを探すことになる。 確か図解では、ボールを面接通過に狙うと届かない。ボールを面接後の自分 が働いている姿を想像できれば、面接はすでに通過しているというイメージです。 今回は、柏木がおそらく主人公で、浅川という引きこもり東大生、リタイア組だ が社交家の竹崎、対人恐怖症の森川の4人の生い立ちから、セミナー、エピローグ までが語られています。 個々人の人生に意味があるのか、私も分かりませんが、今の自分と環境を変え たいと思い、セミナーに参加する一歩を彼らは踏み出しています。この物事を決 める一歩はどうしても、自分で決めなければなりません。そのイナーシャは非常 に大きいですが、一度来てしまえば物語の彼らも、周りの生き方やセミナーに よって、自分の考え方が少しづつ変わってきています。 人間は社会的な動物で、環境に影響されるのだと思いました。書を捨てよ町へ出 ようの心意気で、様々な人から影響を受けて、自分が成り立っているのだと思う エンディングでした。 | ||||
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帯には、人生の落ちこぼれが小笠原の謎めいた啓発セミナーに参加しなにかが変わっていく、というような内容紹介が書かれています。 ダメ人間のための「癒し」系ファンタジーのような内容をイメージして読み始めましたが、違いました。 読者と登場人物がいっしょに小笠原のことを学んでいくための本のようです。 なにか作者の小笠原への思い入れがあるんでしょうね。とにかく一冊丸ごと小笠原、です。 小笠原の観光ガイド読むよりこの本を読んだ方が良さそう、と思えるくらいです。 でも本書はただのガイドではありません。 現在の小笠原、それを形作った歴史的背景、地理的地学的条件などを学ぶことで、ひとつのコミュニティを立体的に捉える方法論と視座を手に入れ、それを自分自身の人生に応用していく。そういうことを目指す「教育小説」のようです。 他のレビューによると、登場人物の何人かは作者の別の小説の登場人物でもあるようで、キャラクター小説的にも楽しめるようですが、なにも知らないわたしにはエンタメとしては読みにくかったです。新聞小説だったらしく全体に冗長な印象だし。 リスペクトできる教育小説だけど、エンタメとしてはいまいちっていうのが正直な感想です。 | ||||
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「人間再生セミナー」に参加した落ちこぼれ連中が教習を受け、小笠原の自然に触れ合うことによりどう変わっていくのかを描いた再生の物語。 前半から中盤にかけては非常におもしろかった。「確率」、「経由点と着地点」、「認知」などの講義やそれに関するメンバーの考え方は参考になる部分も多く楽しめた。テストについても、正解を選ぶことによりもなぜその回答を選択したのかを重視しており、よく考えられていたと思う。 中盤から後半にかけては、中間試験を通過した面々の人間関係が重点的に描かれていたのだが、一筋縄ではいかない人生を歩んできた面々の独特の価値観がうまく表現されていたと思う。 ただ、講義の方は、小笠原の返還の話を中心に、なぜ小笠原で生きることを選んだのか、いかに苦労して生きてきたかの人生経験を語ったりする話が続くのだが、これがくどかった。もちろん参考になる部分も多くあったのだが、前半がおもしろかっただけに残念だった。最後は消化不良で終わってしまった。 | ||||
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