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幻海 The Legend of Ocean



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【この小説が収録されている参考書籍】
幻海 The Legend of Ocean
幻海―The Legend of Ocean (光文社時代小説文庫)

幻海 The Legend of Oceanの評価: 3.38/5点 レビュー 8件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.38pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(1pt)

時代考証が出鱈目

この人は時代考証の本を書いているくせに、時代考証が出鱈目。望遠鏡がヨーロッパで発明される前なのに出てくるわ、この時代にない瀬戸内海・空気・距離(いずれも幕末の造語)が出てくるわ、明治時代の造語の水平線が出てくるわ、有り得ない言葉が山ほど。この人は平安時代の悪左府を書いた物語で、近代フランス語の「サボる」を出したり、不勉強も甚だしい。信長が九鬼水軍に鉄甲船を作らせた、などという江戸時代の与太本のエピソードを鵜呑みにしていたり、呆れるばかりの無知。
幻海―The Legend of Ocean (光文社時代小説文庫)Amazon書評・レビュー:幻海―The Legend of Ocean (光文社時代小説文庫)より
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No.7:
(4pt)

黄金を巡る物語

一言でこの物語を言うと、戦国アクションミステリーでしょうか。
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No.6:
(1pt)

最後まで読んだ自分を誉めてやりたい

世紀の駄作。本当はマイナス評価です。一言、くだらない空想冒険小説でした。
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No.5:
(3pt)

荒唐無稽すぎて引いてしまう

著者の最初に読んだ作品の「戦国奇譚首」は派手さはないがどれもよく出来た短編集であったので、本書についてもかなり期待して読んだが、正直言ってがっかり。

主人公は秀吉の小田原攻めの時代に日本に布教に来た宣教師で、キリスト教禁止令を解くという言葉に乗せられて北条氏の支配する伊豆半島攻略に同行することになるが、この設定自体にまずかなり無理がある。その後の北条氏との海戦シーンはそれなりに面白いのだが、終盤の海人国の設定がありえない上に、クライマックスであるはずの海人国における展開が陳腐で先が読めて全く楽しめなかった。
幻海―The Legend of Ocean (光文社時代小説文庫)Amazon書評・レビュー:幻海―The Legend of Ocean (光文社時代小説文庫)より
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No.4:
(5pt)

詳細な海上戦と、白熱の冒険譚

秀吉の天下一統の総仕上げ、関東北条攻め。
その一翼、水軍の大部隊に送り込まれたのは、西洋の航海術に長けた宣教師。

西伊豆を舞台に繰り広げられる海戦の数々と、伝奇アドベンチャー。

風と潮流を考慮しなければならない戦闘は、地上戦とは異なるスピード感があった。
逃げようにも逃げられない船上で、何とか生き延びようとする人々の姿にハラハラした。

多くの命を奪う戦闘と、布教との板ばさみの主人公。
苦悩と奮闘のなか、様々な立場の人々とのふれあい。
異邦人からみた日本人の姿に、いろいろ考えされられるところも多かった。
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No.3:
(3pt)

この著者は山田風太郎、遠藤周作、吉村昭、白石一郎が好きなのではないか

「この著者は山田風太郎、遠藤周作、吉村昭、白石一郎が好きなのではないか」
読みだしてすぐそう思った。だとすれば、私と趣味嗜好が同じである。
ならば期待して良いはずだ。

話は次のように始まる。
1588年、長崎に布教のために訪れたイエズス会宣教師レンヴァルト・シサットは、
かの狒々退治で知られる戦国時代の武将、岩見重太郎らとともに、秀吉の命を受けて
伊豆にその勢力を広げる北条早雲の水軍を打倒すべく西伊豆に向かう。
彼らが、その海域で戦いに臨むうちに耳にしたのは、日本人とは違う海人が住む国が奥伊豆にあり、
大量の黄金を産するという噂であった。

しかし読み進むうちに私の期待は少しずつ裏切られてゆく。
主に会話文で進んでゆく、物語は、だんだん深みのない冒険譚に堕してゆく。
戦いの中で、宣教師シサットは神に疑問を感じてゆくのだが、その描写は取ってつけたようである。
アトランティスを彷彿とさせる海人国は,描写が薄っぺらで,ファンタジイーには絶対に必要な実在を思わせる描写に乏しい。

なんだか少し残念な思いのする読後感である。
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No.2:
(5pt)

斬新な海洋冒険合戦劇

秀吉の北条攻めを背景として未知の水軍国を描いた斬新な海洋冒険合戦劇。
ひとりの宣教師と破天荒な侍を主人公とした西洋ファンタジーと歴史小説を合体させたおもしろさ。
この作者の人物、情景描写にはいつも感心するが、この作品では更に磨きがかかり、凄まじいまでの臨場感に襲われる。
後半の怒涛のようなストーリー展開と予想もしない結末は今までにない読後の充実感を与えてくれる。
しっかりとした考証を基に書かれているので歴史小説ファンはもちろんだが、SFやファンタジーの好きな方も楽しめる新しいジャンルの小説と言える。
電車内液晶ビジョンでこの作品の映像プロモーションCMを見たが、映画化が非常に楽しみな作品である。
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No.1:
(5pt)

歴史海洋冒険合戦

新進気鋭の時代小説作家「伊東潤」の最新作。伊東は特に小田原や関東甲信越の地域の古文書を幅広く調査し、数多くの書籍を出しているが、本書も伊東が得意とする西伊豆が舞台となっている。この本を書くにあたって、伊東は古文書を当たるだけに留まらず、西伊豆各地を実際に足を使って調査し、当時と現在の海面レベルの違いなども考慮に入れながら、極めてリアルなストーリーを展開している。本だけでなく、映像化も是非期待したい。
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