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武田家滅亡



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【この小説が収録されている参考書籍】
武田家滅亡
武田家滅亡 (角川文庫)

武田家滅亡の評価: 4.13/5点 レビュー 45件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.13pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全34件 1~20 1/2ページ
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No.34:
(5pt)

傑作

戦国時代、武田家の滅亡という大事に焦点を当てながら、武田家に使えた甲信地方の下級武士、兵士の生き様死に様を、ミクロの視点で描いております。
複数ね兵士の家族への思いや、友情も、同時進行で最後まで丁寧に描ききっており、作者の創作力に感嘆せずにいられません。
歴史というマクロな事象の下で起きている人間の生、こうした歴史小説が読みたかった!

映像化の今日ですが、映画化、ドラマ化されないのが勿体無いくらい、より多くの人に知って欲しい作品です。
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No.33:
(5pt)

興味!

武田家の滅亡に至る過程を臨場感を持って知ることができました。
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No.32:
(5pt)

所蔵本

丁寧に包装されて配達予定日に届いていました。所蔵本として大切にしたいと思います。
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No.31:
(5pt)

長篠の合戦後の武田家を描いた作品です

長篠の合戦後にさまざまな問題を抱えた武田家が最大版図を築き、その後いかに滅亡していったかを描いた作品です。

勝頼や夫人の桂姫はもちろんですが、その他武田家家臣の視点から物語が描かれていました。それぞれの登場人物の心を感じることができおもしろい作品だったと思います。

最後の滅亡の場面では実際にもこうであったのかと思えるほど克明に描かれていて大変に読み応えがありました。滅亡の儚さも強く感じることができました。

このような本にまた出会えればと思います
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No.30:
(4pt)

悲運の武将

いろんな人物が登場して、内容も良かった。勝頼は、けっして凡将では無いです。偉大な父、信玄を意識しすぎたかもわかりませんが、父の時代からの領土は、よく守ったと思います。ただ長篠の合戦は、失敗しましたが。言う事を聞く家臣を間違えてしまったのが、ダメでしたね。最期も小山田信茂よりも真田昌幸の言う事を信じて岩櫃城に逃げてれば、どうなってたか、わかりません。ただ、この本、史実に関係ない人物の話は、要らなかったです。
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No.29:
(4pt)

本格的時代小説

とにかく面白く一気に読み終えました。
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No.28:
(4pt)

メモ

北条氏康末娘 桂姫 1577年武田勝頼に輿入れ
1569年 武田 北条三増峠合戦
板部岡江雪斎 元は田中越中守融成 伊豆土豪の一官僚出身
1570年氏康の五男三郎は越後相模の同盟の証人(人質)として越後へ。のちに」上杉景虎をなのる。
甲斐は3つにわかれる。甲府盆地を中心とした肥沃な土地は武田家、小山田家は富士山麓桂川郡内、穴山家は川内 それぞれれが独立志向が強かったが、信虎の代で統一され、信玄のころには結束して外的にあたるほどに。
甲斐武田家は常陸から新羅三郎義光の子義清、孫に清光が甲斐に流されたことから始まる。信義が武田姓を名乗り初代当主。頼朝挙兵。にいち早く参加。鎌倉幕府創建に貢献。
1465年 武田信昌が逸見、穴山、跡部の時代から跡部影家をやぶり甲斐を統一
親族州の最上位は穴山信君 どちらかといえば理財と外交の官僚型 駿河江尻城 妻は勝頼の異母姉
武田相模守信豊 信繁の嫡男 小室城
武田信廉 信虎の4男 伊奈郡代 大嶋城
仁科信盛 勝頼の異母弟
譜代筆頭 長坂釣閑斎光堅 跡部大炊助 春日弾正忠虎綱 元は豪農の子。国人の香坂氏を継ぐ 海津城
勝頼母 諏訪頼重の娘 諏訪滅亡に際して連れ去られた。勝頼10才の際に病没。高遠城主 諏訪四郎勝頼。織田信長の養女 遠山直廉の娘を娶った。織田と同盟後に今川を攻める決定。嫡男は信勝。妻は難産で死去。
諏訪氏を継いだ勝頼に家督を継がせることに宿老の反対もあり、信勝が16になるまでの陳代としておかれた。
高坂弾正は晩年に信玄に直言した。
大熊長秀(朝秀)は上杉から武田に転じた。甘利虎泰、甘利信忠、甘利甚五郎。
江戸期と異なり、この頃の武家社会は忠義という概念でしばられておらず主従関係は一種の契約。江戸の時代では社会を安定させるために儒教的な概念の忠義の時代がやってくる。
諏訪頼重は武田信虎の娘を正室に。信虎が追放されると上杉憲政が信濃侵攻。和睦するが、領土協定が武田に伝わらず晴信が激怒。1542年 諏訪侵攻。
景虎と景勝の和睦を推奨。もともとは甲相同盟により景虎支援で一致していたが、景勝から1万両のオファーで再考。織田とどうめい、越後と結び北条を倒し、金山を手に入れて、その後織田と対抗という筋書き。氏政は和睦はしてはならない、武田に詰問した。氏政は翻意を促したが、勝頼は黙殺した。
越後に進出している間に家康は横須賀城を構築し、遠江戦線が徳川優位に。
信玄と氏政が手切れの際は正室黄梅院を甲斐に送り返した。その後出家し病死。
上杉景勝は2月に兵を動かし、北条高広の嫡男景広をたおし、上田庄を制圧。これにより越後の国人や土豪が景勝に。最後に景虎を打ち取る。上杉憲政と景虎の子を殺し、最後に景虎が死ぬ。
快川紹喜は恵林寺。美濃土岐氏。京都妙心寺で修行。信玄の母大井夫人の法要の際に信玄と知り合い、その帰依をうけ恵林寺の住持となった。
新府城は韮崎。
北条氏照 関東一の猛将
忠義者も報われることを期待して励む。信玄がとりあげた宿老も同じ。そのサイクルで膨張し、その風船が弾けたのが長篠の戦い。
岡部元信 真の勇者とは譲るべきときは譲り、退くべきときは退く。岡部は朝比奈などと並んで今川の重臣の家柄。武名は比類なき。
捨てがまり 伏兵を潜ませ、追ってに襲いかかり時間を稼ぐ。
戸倉城は武田がとり、勝頼もいった?
春日信達は沼津三枚橋城をまもっていたが、北条氏規に負け、川中島へおちる。その後上杉家に参加に入るが、真田、北条側に寝返るが、直江兼続に謀殺される。
松姫、貞姫は高遠城からおちて八王子におちる。その後生き延びる。
小山内内膳佑友晴は忠義の家臣として江戸幕府から祀り上げられる。家康の依田信蕃、横田ただとし、保科正直を保護。その後の天下取りに大きく貢献
穴山梅雪とその息子勝千代が武田家本宗家の名跡を継承。
家康は自ら手本となった武田家に敬意をはらい、菩提を弔い、寺社を建立ないし存続させた。特に天童院景徳院を建立。内膳の弟を住持に据え、勝頼とその家族を弔った。
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No.27:
(5pt)

素晴らしい

とても気に入りました。
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No.26:
(5pt)

良かった

読み応えあって良かったです。
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No.25:
(5pt)

滅びの悲しさ

滅びる武田家の悲哀が見事に描かれている。非常に悲しく、実際もこの小説のようであったと思うと私も涙が出てくる。
勝頼は孫子の基本である『負けない』ということを理解していなかったのであろう。
しかし、滅びるということはこんなにも悲しいものなのか、愛する家族がいればなおである。
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No.24:
(5pt)

二代目

30年前に比べれば、この人の評価は180℃変わったと思う。大河ドラマにしても良い人物だ。
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No.23:
(4pt)

好きな人物に必ず出会える

もちろん主役は勝頼だけど、個性様々が脇を固める。必ず好きな人物にたどり着けるはず。結末を知っているからこそそれを思い浮かべながら神様の視点で物語を見る。でもしっかりと僕の知らない親子が最後にどうなるのか気になって一気に読んだよ。
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No.22:
(4pt)

勝頼の後半生を描いた小説です

本書は、2007年2月に刊行された単行本を加筆・修正し、2009年12月に文庫化したものです。
伊東氏は、武田家滅亡を本能寺の変と並ぶ戦国最大の謎と捉えて、本書を執筆したようです。
話は、北条家当主・氏照の妹・桂が、武田家当主・勝頼に輿入れする話から始まります。
家臣との齟齬をきたし追い込まれる勝頼と、勝頼を支える桂を中心に話が進み、様々な裏切りが描かれます。
そんな中で、忠義を尽くす男たちに癒されましたが、もう少し絞った内容の方が良かったと思います。
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No.21:
(5pt)

複数の視点で武田家滅亡を捉えることができて面白い

天地雷動に引き続き拝読しました。
武田家滅亡という1つの事象を勝頼・北条夫人・武田家家臣宮下帯刀それぞれの視点から眺めることができ、大変面白かったです。
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No.20:
(5pt)

真田丸の勝頼にひかれて

大河ドラマの真田丸の武田勝頼にひかれ、もっと詳しく知りたいと思い、購入しました。
真田丸には出てこなかった夫人(桂)と勝頼の絆や武田家が滅亡していく様子が臨場感たっぷりに描かれ、とても面白かったです。
ただ個人的には、桂の想いはちょっと…と思ってしまいましたが。
歴史上の人物をいきいきと描くこの作者の他の作品も読んでみたくなりました。
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No.19:
(5pt)

勝頼は凡愚ではない!

5年程前に読みました。武田家の滅亡は勝頼個人の政治的判断ミスもありますが、その他の要件、例えば織田家の急速な成長、家臣団一人一人の事情・思惑、金山の枯渇など、様々な事柄が絡み合った結果であったのだと思います。新田次郎の「武田勝頼」同様に瓦解に向けて進む物語には涙を禁じえませんが、勝頼ファンとしましては、勝頼の内面を抉り出したような物語に仕上げた伊東氏に感謝します。
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No.18:
(5pt)

真田家の話に繋がる良書でした。

歴史小説は好きですが、武田家に纏わる話はあまり読んだことがありませんでした。 読み始めこそ、登場人物の多さや、地名の馴染みのなさが故にテンポよく読み進められませんでしたが、中盤以降はどんどん引き込まれ、一気読みでした。 勝頼と桂、帯刀と四郎左父子、内膳と弥兵衛、等様々な人間関係を描きながら敗軍の刹那や忠義心、家族を思う心、が情感たっぷりに描かれており、伊東潤氏のらしさが良かったです。 これを読んだ後は真田家を描いた小説が読みたくなりました。
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No.17:
(4pt)

これまで気にしなかった武田勝頼の人物像に興味が湧いた

武田勝頼といえば、武田家相続後、長篠の戦で織田・徳川軍に敗れて後、あえなく滅亡という認識しかありませんでした。

この「あえなく滅亡」というざっくりとした部分を本書によって細かくたどっていくことで、実は、最強の武田軍と人材を引き継いだ勝頼には、依然として大きな可能性が秘められていたことに気づかされました。
あいかわらず、歴史の盲点に光をあてるのがうまく、読者の歴史観を広げてくれるので、本著者の本はおすすめしたいです。

組織を活かすも殺すもトップ次第。偉大な先代を持つ二代目の舵取りの難しさ。
なんだか、現代の会社経営を彷彿とさせるところがあり、勝頼の人物像に非常に興味が湧きました。
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No.16:
(4pt)

おもしろかったです。

武田勝頼には謎と興味がありとても良書だとおもいます。上下2巻ぐらいの長編であれば星5つでした。
他作者の武田勝頼も大変良書です。
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4043943210
No.15:
(4pt)

日本的な…

滅びの美学と簡単にくくってはいけないが、敗者への深い同情を感じた。

筋やディテールももちろん面白いのだが、伊東さんの描く話は日本人好みの叙情も感じられて美しい。

学び奢らぬモノだけが生を全うする、というか「生きることは耐えていくこと」という古き良き日本人的な思想が流れていると思う。

こうなるとやはり、神君伊賀越えを描いた「峠越え」の続きをよみたい。
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4043943210

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