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リトル・シスター
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リトル・シスターの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.79pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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皆さん(訳者も、著者すらも)感じているように、本作のプロットは破茶滅茶で、最後まで読んでも、誰がなんの目的で誰を殺したのかがはっきりしません。 元々、本格ミステリーから入った私は、ハードボイルドに踏み入った最初の頃は、この伏線を張ってそれを最後に探偵が回収する、という展開を見せない構成に戸惑いました。 本格ものは、原則として論理的に謎を解明し、それ以外の可能性はない、という唯一の結論に達します。 しかし、ハードボイルドでは必ずしも、というかほとんどの作品において、そのお約束は守られず、探偵が提示したものが真実、となります。 そうした構成にもようやく慣れていたところだったんですが、本作は、さらにそれの上をゆく、探偵が提示した真実に登場人物たちも「?」となっているふしさえあります。 チャンドラーの作品は「プレイバック」以外をすべて読みましたが、本作が現時点でワーストですね。 チャンドラーは、他の長編作品も短編を組み合わせて作っているらしいですが、本作はその接合に失敗したのかも知れません。 新人賞に応募しても、一次通過すら怪しいです。 プレイバックに期待です。 | ||||
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いろんなミステリサスペンスの奥行きのハードルの基準になった作品だと思う 依頼主のキャラクターがいい いろんな風に発展させられそう マーロウ失神しすぎて、よろめきすぎ やりまん美人だらけハーレムなのに、マーロウやばすぎて誰とも寝られず もてもてだけれど、こういうバランスのとり方もあるのか アメドラのクリフハンガーは、こういうのから発展したのかと感慨深い それにしてもアメリカの豊かさにはため息がでる | ||||
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『ロング・グッドバイ』と『さよなら、愛しい人』、そして本作と、村上春樹氏の翻訳ということで読みました。 がっかりしました。 他の2作でも同様でしたが、村上氏の訳が雑なところがあって、その都度、シラけてしまいました。 おまけにプロットも複雑に入り組んでいるため(未完成?)、読後感はスカッとしたものではありません。 ひとつ気がついたことは、村上氏がご自身の小説で多用している比喩が、チャンドラーの比喩とあまりにもテイストが類似していることでした。 村上氏のあの独特な比喩の水源の一つは、チャンドラーだったのですね。 | ||||
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チャンドラー作品には、翻訳の村上氏をはじめ熱心なファンが多いようですが、特別なファンでもない私からすると、正直この作品はたいして面白くもありません。 というか、面白い面白くない以前に、話がごちゃごちゃしすぎていて、よくわからないです。それがマーロウの語り口調と相まって、とにかく読みにくい作品でした。 村上訳で他2作も読みましたが、それらと比べても、この作品はちょっとお話にならにレベルですね。チャンドラー自身もこの作品が好きではなかったようですし。村上氏の話題性だけで売れている?本てとこでしょうか。 | ||||
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