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秘密
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秘密の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.07pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全642件 161~180 9/33ページ
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【ネタバレ注意!】ラノベの様な設定でどうやったらこんなに深くてリアルで面白い作品が書けるんでしょうか。鬼才の余裕でしょうか。 最後の、時計屋で直子が指輪を作りなおす所なんかはこらえてた涙がどっと出そうになります。 悲しいハッピーエンドがまたグッときました。 最後のデートで丁度良く出来すぎたタイミングで入れ換わっているのに、全く違和感がない。逆に読者側に『ちゃんと出てきてくれ。頼む』と思わせるものがある。直子も含めてですが、平介以外の人物の心理描写を事細かに書かない事により、読み手側は平介になりきって読み進められる事にびっくりしました。巧みな罠にかかった気分です。自分はまだ若造ですが、結婚して子供ができたら自分の子供にも読ませたいと思いました。そして悩んでる人みんなにオススメしたいです。 | ||||
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映画化されていたので、内容は知っていた。 過度な期待をしていたのか、他作品と比べると・・・ 星4つ。 | ||||
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設定がトンチキなのはいいんです。 小説ですから。 しかしその設定をいかに上手く産み出すかと書き上げるかが問題だと思います。 大人気の作家さんですが今回かなりハードル高い設定にしましたね。 結果として今回自分には大失敗でした。 まず設定も文章も生理的に受け付けない。 平介と直子の言動がまったく感動に結び付かず読んでて段々気分悪くなりました。 こういうのはもっと文章が繊細な人に書いてほしいです。 感動する本、泣ける本を探してた時にこれが結構紹介されてたので読みましたがまったく感動しませんでした。 嫌に暗くて最後も読後感が悪く読まなければ良かったです。 推理作家協会賞受賞してますがそもそもこれって推理小説ですか? 東野圭吾さんの推理小説を読みたい、感動する話を読みたいならこれはやめておいた方がいいと思います。 | ||||
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問題なし問題なし問題なし問題なし問題なし問題なし問題なし問題なし | ||||
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今まで読んだ中での一番ショックを受けた本の一つです。 とにかく作者には見事にしてやられました。もちろん実際にはありえない設定なのに、完全に感情移入しまくって しまい、読後しばらくは茫然自失となってしまいました。とにかく凄い一冊です。 | ||||
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娘と嫁が入れ替わるなんて、ちょっと違和感があるし、読んでて不快感が湧いてくる。 | ||||
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この作品の設定自体はあまり重要でないと思う。 本当に評価出来る点は、平介と直子が相手にとって一番 幸せになるであろう行動を取ったが為に起こった悲劇の部分でしょう。 読後はモヤモヤが残り、ついどうすれば一番幸せになれたのかを 考えずにはいられない作品です。この手の読後感が悪い作品が 好きな人にはたまらないと思います 一つだけ、何故あそこまで完璧に演じる事の出来た直子が 第三者を通じてバレるという超初歩的な事を考えれなかったのかが最大の疑問です。 結婚相手と懐中時計の存在を考えると、やはりわざとなのか・・・? 色んな解釈が出来て本当に良い作品だと思います | ||||
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洋書を読むことが多く和書はほとんど読まないのですが、妻の影響でつい最近になって東野圭吾を読み出しました。 白夜行、容疑者Xの献身と並ぶ名著だと思います。 ただ、読んでいてとてもつらく感じた本でもあります。 主人公と同じく、妻と娘を持つ父であり夫でもあります。 事故で妻の心が娘の体に乗り移る、そんな荒唐無稽なありえないストーリーなど気にならずぐいぐいと話の中に引き込まれていきます。 若い娘の体を得たことで人生をやり直そうとする妻、変わることができない夫、その二人の葛藤。 そんな二人がその秘密を隠しながら、話は進んでいき最後の秘密に行き着きます。 その秘密は、あまりにもつらく、私は初めて本のせいで夢でうなされました。 正直言って、二度と読みたくないです。 ただ、これほど激しく読者の心を揺さぶる小説は、私は知りません。 二度と読みたくないから一つ星、でも文学作品としては、五つ星だと思います。 | ||||
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事故にあった娘の体に母親の魂が入ってしまうという、胡散臭すぎる導入部分。 しかし娘と父親の生活風景を読んでいるうち、なんだか本当にありそうな話に思えてくる。 ストーリー自体は非常にシンプルです。 避けようもないけれど、娘が成長するにつれて二人の歯車が狂っていく、そのシーンでは父親の愚かさがいたたまれなかった。 また、娘と母親の人格が重なっていく後半では、「自分は自分の身体を持ってはいるけど、母親の思いが自分の一部になって生きていること」に思い当たり、故郷に思いを馳せました。 最後は美しい結末で閉じられて、タイトルの本当の意味を知ると思います。 こんな胡散臭すぎる設定を渋いラブストーリーに描ききる東野さん…すごい。 身近な人たちを大切にしたいと思いました。 | ||||
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やっと読めた作品。小説で描かれている世界は、自分にはとても非現実的。 でも、死という視点ではとても近いのかも。 改めて、自分の人生を振り返り、きちんと生きなくてはと思った。 | ||||
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面白かったですが、少し疲れる感じのストーリーでした。最後は本当は奥さんなのか娘なのか・・・私にはわかりませんでした。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する※削除申請(1件) | ||||
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これほどまでに気持ちが連動する本がかつてあっただろうかと思うほどです。 特に直子が中学に上がった辺りからは一気読みでした。 今朝の五時半ですが、途中で止められなかった……。 同じ時間に生きたように、主人公に同調して読んでいたので、 ラストの切なさと言ったらもう……。 特に私と同じ年齢の男性には響くんじゃないでしょうか? 悔やまれるのは、大昔にヒロスエの映画を観て、結末を知ってしまっていたことです。 結末のおおまかな設定は同じですが、話の内容は全然違います。 伝えたいことは映画で取り上げているような一面的なものではないので、 気になったなら本を手に取って、とりあえずページをめくってください。 本当にお願いします。 | ||||
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46既婚。この作品の設定と同じ高校生の娘が一人いる3人家族の父親です。 私は今まで小説でも映画でも、いわゆる‘感動もの’で泣いたことは一度も無い冷血漢なのですが、この作品ではこらえきれずに泣きました。 読むかどうか迷ってる方は、騙されたと思って読んでみて下さい。特に家族のいるオヤジにお薦め。 | ||||
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良い本です。東野圭吾さんの本は全て読みましたが、ベスト5に入る。 こんなのありかよ・・という思いはあります。苦しいです。 最近は禁断の恋などが普通に映画にもドラマにでも出てきますが、そういうのとは違う。 主人公とその奥さんの「凛とした」決断。重く受け止めました。 | ||||
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個人的には、本当に妻の意識は消えてしまい娘が蘇った方が100倍良かったと思います。 | ||||
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まず、読み終わって、胸がモヤモヤすることは間違いないです。 読後直後は、妻と娘を心を同時に失って、平介があまりにもかわいそうに感じで 妻は平介を騙して裏切ったんだ、と単純な結論にいたりました。 ですが困ったことに、もやもやして色々考えてしまいます。 平介が、妻を娘として受け入れる決断をしたんだから、あの時点で娘(妻)が別の男性と恋をしたりしてもOKなんだ、とか わざわざ平介との婚約指輪と同じデザインのものを用意したのだから、妻から平介に対する愛の気持ちはかわらないんだ、とか、どうしても良い方向に持っていきたくなります。 妻としても、娘が戻ってきたと平介に思わせるほうが、傷つけなくて済むと考えて振舞ってのだと思いたいです。 ラストは知りたくなかったです。 娘は娘として結婚するのなら、問題なくスッキリしたことでしょう。 なんなんでしょうか、この気持ちは。 男としては、あまりにも切ないです。 | ||||
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私は物語の途中でオチが分かってしまいました。このオチ自体は好きなのですが、分かってしまったために、最後に驚くことが出来ませんでした。なので、あまり深く考えずに読み進めることをおすすめします。ここのレビューを読んでいると、尚更オチが予想出来てしまうことでしょう。エンタメ作品としては読みやすいしかなり面白いと思うので、ぜひ読んでみてください。もう一度書きますが、物語を考察しながら読まないようにした方が良いです。 | ||||
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かなり感情移入して読んでしまいました。 切ない内容ですね。 ネタバレになるのでいろいろ書けませんが、愛する妻と娘がいる方には是非読んでいただきたいですね。 そして、自分が味わったような切なさを感じてください。 | ||||
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基本的に私は当作品のようにハッキリとしない終わり方は嫌いだ。「読者の想像にお任せします」は、どんな理由があろうとも、作者の逃げだと思うからだ。作者なのだから、作者としての責任を持って、確固たる終了を示してもらいたいものだ。 しかしそうは言っても小説は既に完成してしまったので今更どうすることもできない。今から東野氏に追記してもらうわけにも行かないし、私が東野氏にインタビューするわけにも行かない。 それで私なりにこの小説の結論を考えてみた。結局、モナミの自作自演だったのだろう。つまりラスト前に出てきた、モナミ自身も言っていた「二重人格」ということ。これがやはり真相だったのではないか。そう考えるとすべてのつじつまが合う。 ちなみに気になる辻褄として「指輪」の件があるが、これはナオコ人格のときの記憶がモナミ人格の記憶に移行されたからだろう。 そう考えると、最後のモナミの結婚は、ヘイスケ(父親)へ「お母さん(ナオコ)のことは忘れて、お父さんはお父さんの人生を生きていって欲しい」という意思表示だったんだとおもう。 責任感で、モナミがナオコの代わりをしているのだと当初は思わせた。しかし実はナオコの魂がモナミに乗り移っていた。とおもわせておいて、違う形ではあるが、やっぱりモナミがナオコの代わりを無意識に演じていた。 新しい視点の540度まわった脚本が良かった。 | ||||
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