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秘密
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秘密の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.07pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全654件 141~160 8/33ページ
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| 東野圭吾の本を、最近良く読む。この人は「推理作家」と一言で括るのが難しい。守備範囲が余りにも広いからだ。本作は日本推理作家協会賞を受賞しているが、そもそも推理小説と呼んで良いのかも曖昧である(まあ、小松左京の「日本沈没」に授賞している時点で、「日本推理作家協会賞受賞作=推理小説」では無くなっているんだが)。東野氏の著作が読みやすい事は、多くの方が認める所だろうが、それは「結局は移動時間などの暇潰しで読むものであって、本腰を入れて読むものではない」という事にも繋がる。素っ気なさすら感じられる東野氏の文章は、食い足りなさを覚えてしまう。 本書は人間ドラマである。推理小説ならば、 人間を将棋の駒のように動かしたり、人物描写が浅薄であったりしても、多少は多目に見る事が出来る。もちろん程度問題ではあるが。しかし、人間心理の描写の精密さが求められる人間ドラマでは、そこを看過する訳にはいかなくなる。本書に登場する人間は、どいつもこいつも薄っぺらい。物語の導入部、直子と藻奈美の入れ替わりが判明した後も、平介と直子の間に、当然あるべき葛藤などは微塵も無い。藻奈美の死や、いつか藻奈美が戻ってくるのではないかなどという事は一切考えない。「信じられないけど奇跡が起きた。いやあ、良かった、良かった」で済ませられる話ではないだろうが。 その後のストーリー展開も酷いものだ。平介は、すっかり歪つになってしまった夫婦関係を維持しようとするが、それは無理な話だ。直子は藻奈美として人生をやり直そうとしている。いくら言い繕った所で、「杉田直子としての人生をもう一度歩むのはごめんだ」という本音は隠せない。しかし、直子の状況に適応する力は半端ではない。下手をしたら「事故から助かったのは良いが、その時のショックで頭がおかしくなった」とも思われてしまいかねないような危機を、易々とクリアしていく。それに、高校生の時には、自分よりも(精神年齢が)30近く離れた相手と恋愛関係になる。そんな事はあり得ない…とまでは言わないが、直子はショタコンだったのか? 平介も「直子はいつまでも自分の妻」というユートピアに居続けるために、手紙の検閲や盗聴(!)までしてしまう。嫉妬に駆られての事だというのはわかるが、やっぱり気色が悪い。本書を低く評価している方々は、直子の身勝手さをあげつらっているが、平介の方もなかなかだと思う。オナニーは出来ても、風俗では役立たずというのも「そうなのか?」と思った。それにしても、性的な描写が多い作品だった。 一番おぞましかったのは、藻奈美の身体でありながら、平介と性交渉を持とうとする直子。バカな事を言うなよ。いくら心が愛する伴侶のものでも、実の娘を抱けるような鬼畜な父親がいるか? それが成立するのはエロ本やAVだけであって、本書のような作品では絶対に持ち出してはいけない事だ。仮に、直子が男の身体に憑依したとして、散々葛藤した挙げ句、平介が「中身は妻だから」と性交渉を持ったとすれば、LGBTに関わる人たちの間では「美しい愛の形」と受け止められるかもしれないし、異性愛者としても理解出来ない訳ではないが、近親相姦となると話は別だ。 そして訪れる破局(敢えてこう表現させていただく)。平介にも色々と問題はあっただろうが、やはり直子の決断は、読者としては受け入れ難い。藻奈美として生きる事を選んでも、心はあくまで直子のままなのだから、どう好意的に解釈しても不倫は不倫である。しかも相手は、自分の娘を事故に遭わせた男の息子。突っ込みどころが多過ぎて、もう何も言う気が起こらない。直子が「お父さんの孫よ」と言って、自分の産んだ子供を平介の元に連れてこられるか? レビュアーの方々も、このラストには否定的な方が多いようで、ホッとした。 感動する訳でもなく、ただただ不快なだけの読書というのも、なかなか体験出来るものではない。貴重な体験だった。本書を誉めている方は女性が多いような気がするが(あくまでイメージ。本書が大嫌いという女性や、本書のファンであるという男性には謝罪させていただく)、直子と平介を逆転させてみた場合、それでも感動できるかどうか、是非考えてみていただきたい。こじつけになるが、男女同権というのはそういう事ではないのかい? 「男の悲劇なら感動するが、女の悲劇は腹が立つ」というのなら、その人は似非フェミニストだ。 | ||||
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| 楽しく読ませていただきました。 とても満足できる内容でした。 ありがとうございました。 | ||||
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| 面白いが、読んでいて 疲れる本でした。 レビューにもいくつかある、 二度と読みたくない本という言葉は、 ある意味では、褒め言葉として 捉える事が出来ると思います。 それ程、人の心を揺り動かす 物語として、 機能していることだと思います。 それは本の役割としては、 冥利に尽きるんではないかと思います。 それにしても、 東野圭吾さんは心情描写が 上手ですね。 設定自体はシンプルで、 本来なら起こり得ないことなのに、 物語の中にぐいぐいと 引き込まれました。 オチは若干ツッコミたくなりますが、 一度は読む価値ある作品だと思います。 映画 Dancer In The Darkに似た、 ある種の救いのなさが そこにはありますが。 | ||||
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| 即ち『この結末で良かったのだろうか?』と。 そういった意味では北崎拓氏の『このSをみよ、クピドの悪戯』同様、賛否両論分かれる作品であろう。 まぁ直子が平介の決心を知り藻奈美として生きて行く決意をしたのは良い。 ただ残酷だなと思ったのは、『自分が直子のままである』と分からせる様な事を何故したのか?←この点。 他の方のレビューにもあるが、これからの平介は或る意味で"若返った元妻とその旦那の仲睦まじい様子を人生が終わる瞬間まで見せつけられる"訳である。元夫をこれほど残酷な目に遭わせる位なら指輪はぬいぐるみに秘密は胸にしまい込み完全に藻奈美として生きて行ってくれた方が八方丸く収まったのに(';ω;`) そもそも人間の決意や感情ほど不安定で脆いモノは無いのだから、平介と直子演じる藻奈美がふと二人きりになり 万一"焼けぼっくいに火"が点いたりしないとも限らないではないか(・ัω・ั) 確かに小説の仕掛けとしては面白いが読者(特に男性)が平介の立場に感情移入してしまうと非常に切なく やるせなくなる作品であろう(-_-;) | ||||
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| 既婚30代女性、小学生娘持ちです。 私が直子だったら?…いやいや、有り得へん、そんな状況考えられへん… それでもどうにか直子の立場になってみました。 まず、身を呈して助けたかった娘の精神(魂)を追いやった自分、を許せません。どうにか自分が出て行って娘の魂を呼び戻す事ばかり考えます。直子のように今の状況を割りとすんなり受け入れる事なんてできません。娘を失った悲しみでおかしくなると思います。 モナミとして生きていく、と決心したら、 いつモナミが帰ってきても社会に溶け込めるように、モナミ宛に毎日事細かに日記を書きます。モナミが苦労しないように、モナミの身体を借りているだけなんだから、娘が帰って来た時の事を前提に社会生活を過ごします。常に娘の事を考えて行動します。母とはそういうものだと思います。 勿論、初めてのキスも男性とのお付き合いも結婚も、娘のもの。母が勝手にすべきではない。 恋愛面での直子の様な振る舞いは到底理解できません。自分が鏡を見る度、映るのは最愛の娘。 母である自分じゃないのに… ソウマのクダリの時だけ精神が10代の子供みたいになって都合良すぎます。 気持ち悪い。直子はどうしたかったの? モナミの意識がもしどこかで母の行動を見てたら、とか考えないの? 夫婦については、どう考えても、どうなっても、身体の交わりは持てない事位わかるので、今後についてどう生きていくか早いうちから散々話し合います。 自身としてはこうなった以上、モナミが帰ってくるのを待ちつつ父、娘として平介の側にずっといるのを希望します。交われなくても夫が心配だから、娘の為にも夫のそばにいたい。 でも夫婦にとってSEXは大切だと思います。 夫が新たな恋をした時に、モナミが帰ってきた演技をするかもしれません。 それはそれはショックだと思います。 でも自分は娘に勝手に、自分の選んだ人と結婚等しません。 だって…ほんとに…毎日鏡に映る娘の顔を見る度、そんな気にならないと思いませんか…? ここまで真剣に書いてバカらしくなりました。 やっぱり全てが有り得へん!! ラストの、指輪の……ですが、 直子の、ただのエゴです。 平介が可哀想で胸が苦しくなりました。なんてなんて浅はかで残酷な…! でも魂がどこかに行ったモナミが一番可哀想か… モヤモヤが止まりません。 | ||||
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| 心理描写が巧みですっかり感情移入してしまったためラストはかなり引きずりました。 夫婦仲の良い、娘を持つお父さんなんかが読んだらいたたまれないでしょうね。 ぜひ読んで下さい。 | ||||
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| 秘密 (文春文庫) 映画で見て 本を買い読み 満足している。 購入し 大事に保管しています。 | ||||
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| 物凄い傑作で一気に読んだがこれは読者を選ぶだろう。 だから名作なのに評価が最高じゃない。 東野は結末を伏せる事が多いしこれもこんなタイトルだが結論は悲しいくらいハッキリしちゃった。 | ||||
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| ラストの仕掛けのお陰で読み終わってから何年たってもストーリーを忘れられない小説。 いい意味でも悪い意味でも子供の頃に読むのと大人になって読むのでは全く感じることが違う。 また10年後、20年後に読み直したい作品。 | ||||
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| 題名の通り、既婚者の男性(特に娘がいる人)にとっては辛すぎます。 絶対に読まないで下さい!どんなグロいホラー映画よりも残酷です。 評価が☆1つなのは、私が既婚の男で娘がいるからです。 物語の内容は、他の方も書かれているので省きます。 読むなら未婚のうちに読んでください。 娘さんがいるご主人、あなたは読むと必ず後悔しますよ。 | ||||
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| この作品を読んだ方々のレビューを見ていて興味深いのは、やりきれない結末をたまらなく思っていることが共通しているのに関わらず読者の感じ方によって読後の評価が二分する点である。 少なからず小説というものは評価がばらつくものであるし、人々の価値観や立場の違いによって一つの表現をいかようにでも解釈することが可能なので上記したことは当たり前のようにも思えるが、これほどに読者が物語の悲劇性を肯定しながらその上で評価を語りたくなる小説は思っているほどないように感じる。 ものすごく個人的な意見で言えば直子のとった行動に関しては疑問に思う点や不満に思うところは少なくない。それゆえ1人の男としてこの状況を考えたときには言いようのない辛さともどかしさをたまらなく感じた。男と女の関係を考えたときにあまりに酷な状況に主人公が置かれたことは言うまでもないだろう。ただこの辛さは少なくとも私にとって決して不快なものではなく、むしろこの先の展開に意欲を喚起させる中毒性に似た役割を果たしていた。怖いもの見たさとでも言うと適当かもしれない。おそらく私と同じように感じ、読み進めた方は少なくなく、そういった方々は今作の評価を高くしているように感じている(周囲の反応からするに男性が多い傾向があるかもしれない)。 しかし私と同じように今作を読み、辛さを解釈してもそれを不快なものととる方々ももちろんいるわけで、そういった場合は直子の行動自体に不快感を覚えている場合も多い。そしてそういった読者はページがはかどらず、読後感も良くないという評価が目につく。 この快、不快の違いが評価のバラツキをうむ大きな要因だろう。 以上長々と述べたが、私が上記を踏まえて言いたいことは、こういった肯定的、否定的な評価の両方を理解した上で東野圭吾氏は今作の執筆にあたったであろうということである。同作家は犯行のトリックが優れているかという点よりも、登場人物の感情や思考の持ちようが明らかになった時の結末の変容に非凡なこだわりをもつ作家であると個人的に評している。つまり今作は人物の起こした行動の根底にある思考を描き出すことによって、読者に語りかける種の小説であり、故に評価がばらつくことを前提にしたものであったのではないだろうかと私は思っている。おせっかいな考えだろうか。 とはいえ読まないことにはこの作品の妙は理解できないのであり、快も不快も味わえない。ぜひご一読いただきたい。 | ||||
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| とても面白いかった。 読み終えた後にこれほど余韻が残るとは思わなかった。 その後の人生が知りたくなる。 | ||||
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| こんなに泣いた小説は初めてでした。 いわゆる「泣ける」タイプの小説ではありませんが、最後のシーンは涙が止まりませんでした。 悲しくて泣いてるのか切なくて泣いてるのか、自分でもわかりませんでしたが、とにかく涙が止まりませんでした。 | ||||
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| 娘と母親の魂の入れ替わりというアイデアを上手く家族物語に着地させているのには感心します。 父親の立場からすればラストの展開は救いがありませんし単純に事故で妻を失う以上の辛い状況が今後続くのかと正直げんなりする一方で、直子がやり直し人生において勉学に目覚めるあたりはとても共感できます | ||||
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| 読み終わった後の余韻は、かなり引きずりましたね。 もう、切なくてやりきれなくて。 もう1度読みたかったけど、辛くなりそうだから、回想するだけでやめておきました。 東野圭吾さんは素晴らしい作品をたくさん書く方ですが、これは傑作中の傑作です。 彼ら夫婦の最後の選択。 ああするしかなかったんでしょうね。 それが彼女の選んだ生き方なら。 「秘密」絶妙なタイトルです。 | ||||
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| 中盤の直子がどんどん内容の伴ったリア充になっていく様と 平介が風俗でも楽しめなかったあたり、高校の文化祭あたりが最高にキツくて 打たずにいられませんでした 相馬が憎い!いや、普通の高校生だし、悪いってほどじゃないんだけど 文化祭に来てる父親にあいさつに来るとかどんだけ自分に自信あんだよ! 憎い! これからもっとつらくなるんですか、この話・・・?中断しようかな 私はけっこう嫌になると途中で中断して先に進まないでもいいやってなっちゃう 性格なので。 中年男性は普通に心折れると思います。 | ||||
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| 私は中年男性ですがとにかく読んでて辛かったです。 途中から救われた気分になり、ホッとしてたら最後にすごい喪失感でした。 読んだ事を後悔しましたが、妻や娘にもっとやさしくしようという気持ちになったので読んで良かったのかな。 | ||||
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| 相手を大切に思うからこそ、受け容れて、自ら変わっていく姿を学びました。 とても大切な本になりました。 | ||||
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| 読み終えて悶々としてます。 モナになって直子が消えてチャンチャン!と思いきや、、、そーゆー事か、、、と今後父親がどういう気持ちで娘夫婦と向き合うのだろうと思うと胸が締め付けられます(>_<) 物語の中で恋愛でもしてくれたら気が楽だったのに、、、 でもやはり東野圭吾!素晴らしい! | ||||
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| 直子をビッチ呼ばわりしてるレビュー読むと笑ってしまう。事故の後割と早く浮気心を持ってたのは平介の方で(しかも娘の担任) チャンスあればやってただろうな。なかっただけで。 それはさておき、これもし死んだのが息子で、旦那の魂が息子の体に宿ってたら…と考えるといまいち面白くないから娘で正解。 愛し合ってる夫婦だけに辛いねぇ。夫婦生活とセックスは切って離せないから。 娘の体とはいえほぼ自分の体みたいな感覚になるよなぁ、何年もその体で生活してりゃ。 だから夫と妻の温度差も激しい。 手でしてあげようか?なんて良い妻だと思う。 娘の体なのに酷い、というが現に娘の体のまま心は妻なわけだから旦那の性欲を満たしてやろうという気持ちは悪くない。問題は、今後どうやって生きていくか、をこの夫婦がいつまでも決められず過ごしてしまったこと。 それも、娘の魂が戻るか戻らないか保証もないのだから誰も責められないでしょう。 とにかく切ない物語だった。男目線だとかなり苦しい。でも女目線でも苦しい。 愛する亭主と愛し合いたいが自分の体は娘のもの。お互い恋人も作れず、先が見えない。 これね、男女逆なら高校生の肉体を持った亭主はすぐさまクラスメイトの女子とやっちゃうと思うよ。やりまくるねおそらく。 だから男女逆だと話しにならないんだろう。感動も糞もなくなる。ラストは良いとも悪いとも言えないけどとにかく面白かった。 セックスは大事だな夫婦にとって。 | ||||
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