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秘密
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秘密の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.07pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全642件 181~200 10/33ページ
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売れっこといわれる東野圭吾の本をちゃんと読んだことがないなと思い、新幹線に乗っている間読むために購入。 妻の魂が娘に入ってしまうという設定は知っていた。こんな受け付けがたい、(私は)生理的に不快な設定をどう活かすのだろうか、映像化までされて感動というレビューが多いということは、うまいことやっているんだろうと期待していたのですが… まず、東野圭吾の文章が好きではない。読みやすいは読みやすいが、薄っぺらい。 内容も私は終始不快感を持ちながら読んだ。いつかこの不快感は払しょくされるのだろう、と期待していたが最後までされないどころか強まっていくばかり。あまりにもあっさりと直子と平助が異常な状態を受け入れてるし、もなみの存在があまりにも軽い!軽すぎる!! 読まなければよかったな、と思ってしまいました。 文章も、内容も、この本が感動とか名作とか言われる理由が全く分かりませんでした、、、 アマゾンでは☆5のレビューが多いようですが、、、、 | ||||
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「泣ける」小説はないかなあ・・で知り合い(♀)が貸してくれたのが本作。ああ東野圭吾、売れっ子の・・ぐらいの認識でした。話の展開も良く言えば王道、悪く言えばありがち、ベタ。やれやれこの程度か、オンナ(知り合い)の涙は軽いねえと終盤に・・うん、最後も想定の範囲内、ちょっと切ない予定調和の閉め・・「なかなかよかったよ。」と言って明日返そう・・と思っていたら・・あらまだ続きが? この手の後日談的な話はだいだい蛇足になるのになと思いつつ読み進めた・・えっ・・!!絶句!!・・いや・・驚嘆!?・・「秘密」ってそういうことなの!! ♀が言った通りでした。 本当に「泣ける」のです。涙ポロポロです。ですが自分の求めてる「泣ける」とは違った。ドストエフスキー「罪と罰」の様な歓喜の涙で締めくくれる作品が所望だったのです。この作品は悲嘆の涙で終わった・・終わってしまった・・ 自分は男性なので平介の立場で読んでいたが、ラストはもう何と言っていいのやら・・「平助本当にそれでいいのかああ」と叫びたい。苦しい!!本当に苦しい結末 です。映画「カサブランカ」すら生ぬるい、男主人公(平介)にきっついラストです。男性は覚悟して読んでください。女性も覚悟し・・いやまて・・うーん・・どうなのかなあ・・なんか男女で見解が分かれそうな作品だなあ。 知り合い(♀)と自分(♂)の「涙」は果たして同種なのだろうか・・ | ||||
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初めて東野圭吾の作品を読んだが、非常に読みやすく、且つ軽すぎない印象をもった。 交通事故で妻と娘が入れ替わるのは、いささか非現実的であるが、その他の描写はリアルで物語に没入できる。 本書では既婚男女の心情が上手に描かれている。特に、クリスマスに同級生との待ち合わせが夫に見つかる前後の描写は息詰まるものがある。 本書を通して、男と女の優しさや思いやりに正解は無いし、それは嬉しさと辛さと表裏一体なのではないかと感じた。 | ||||
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こんなことが起こるのか。是非読んでみてください。僕は最後に涙しました。おもしろいですよ。 | ||||
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テレビドラマでしって、読みたくなり購入。何度も読んでるけどそのたびに感情移入する相手が変わり、感想がことなります。こんな小説初めてでした。男友達にも、プレゼントしたらまた、感想が違っていて面白かったです。 | ||||
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バス事故で奥さんを亡くし娘さんは意識不明 になり、どうなると思っていたら奥さんの霊が 娘さんの中に入り娘さんとして生きてゆくのが とても良かった。 | ||||
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すべてのエピソードに葛藤がある物語だと 思います。 とても面白い小説だけれど、 再読するのは…辛いなぁ。 作中にちょろっと出てくる、 双子の子供を失った会社経営者に対する 平介の思い。 私はあのくだりがこの小説の心臓だと思います。 作品はエンターテイメントとしては素晴らしい出来だと 思うので☆5つですが、 再読はしたくないので私的には☆3つ。なので4つ。 | ||||
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私にとってこの作品は、清清しい一冊であって欲しかったという願望です その願望はラスト5P程で見事に崩れさったのです 最後の5Pがなければそれはそれは素晴らしい爽快感が得られたでしょう その気持ちは平介ときっと同じだったでしょう 私はむしろ直子より平介が苦手でした なんといってもその器の小ささ、確かに共感はできる できるがそれでもしてはいけない事があるはずだ もし私が平介の立場なら、直子を「娘」として扱っていたと思う そしてそれを平介にも要求したかった 結果として平介が選んだ道は私が望んでいた道でした その決断に至るまでの小物っぷりや酷い行動も 全てを乗り越えるための障害でしかなかったんでしょう そしてその壁を乗り越えた平介は実に立派な父でした 物語は終盤、序盤の図書館での話が伏線として繋がってくる 藻奈美の意識が戻りつつあるのである これはきっと平介が乗り越えるべき壁を乗り越えた証なんだろうと思わずにはいられない 例えば漫画「ヒカルの碁」のサイ、彼も目的を果たしてふっと去ってしまう もう一つ例えるなら「霊」現世に強い未練を残し、霊となって現れる 彼らが成仏する時は現世への未練を断ち切れた時である 所謂私が言いたかったのは、べたであるという事 平介が壁を乗り越え、徐々にではあるが藻奈美の意識が戻ろうとしている 完璧すぎるシナリオである がしかし、それはあくまで騙す為のシナリオとして完璧なだけである 最後のシーンで平介と同じ様な気持ちになっていた読者は私だけではないだろう どうしても自然と期待していたのは爽やかなENDだった いやそれを疑う事すらない展開で進むのだ 天才の所業である事を疑う事はない、しかし星は迷うなあ 推理小説として評価するなら星5、一般的な小説として扱うなら 最後裏切られたという印象が強いので星3、間をとって星4にします | ||||
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レビューの多さや、映画化された人気の作品、ということで期待して読み始めたのだが、 途中、何度も投げたくなった。 みなさんのレビューを見ると、評価が分かれるのだな、ということは承知していたのだが・・・。 こういう話もありなのだろう、と思いつつも、私としては、全くどこにも、誰にも感情移入 できなかった。そして、最後まで読んで何となく納得がいかない。 ま、お時間のある人は、読んでみても良いかも知れない。 | ||||
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こんな現実あるわけ無いけど、自分に置き換えて読んでしまった。と言っても自分は男の子しかいないから、娘のいる父親の気持ちになって。 人生の選択の場面で主人公と自分の思いが違う方向へ進むのも、想像つかない先を思わせる楽しさがあった。何でそんなことすんの!と本の世界に入り込んでしまった。 もし自分が平介の立場なら、逆に直子の立場だったら。そう思うと切なくて、切なくて。 面白かった…いや楽しかった…いや、やっぱり切なかった。 | ||||
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状態が良かったので、気持ちよく読むことが出来ました。 また、利用したいと思います。 | ||||
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中ほどでは余り面白く読めませんでしたが、そこをクリアすればなかなか面白かったです。 子供を持つ親でないと分からない部分もあります。 夫婦関係というものが、体の関係によって成り立つと言わんばかりの著者の話の持って行き方ですが、さて、その点はひとによって話の内容が変わってくるでしょう。 | ||||
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容疑者Xの献身を読んで以来、東野圭吾さんのファンになりました。 自分が秘密を読むまでは長かったです。 東野圭吾と言えば「秘密」「白夜行」「容疑者Xの献身」と言われていましたから 秘密は僕の中ですごい面白い話なんだろうなっていう期待がありました。 東野圭吾さんの作品は序盤から中盤にかけてはベタな展開で読みやすいけどまあ普通。 しかし、最後に想像もできないどんでん返し…! というものばかりです。 なので沢山の布石を打って、最後はどうなるんだ…! と、思っていたのですが結局はなんか膨らんだ風船がそのまま飛んでったかのような肩透かしで…。 他のレビュアーさんのように 「展開が気に入らない」「こんなのに感情移入できない」とかじゃなくて 単純にオチが弱くて、アレ?この程度?となりました。 うーん、なぜこの作品が評価されてるのか全くわからない…。 これなら初期の東野圭吾作品の方が面白かったと思います。 普通に最後まで読めるし、読みやすい文体は東野圭吾らしい。 この本よりもつまんない本はいっぱいあると思います。 しかし、うーん。 別にそんなに面白く無い。 なぜこれが最高傑作に数えられるのか? なぜ東野圭吾の出世作に数えられるのか? 時代とマッチしたってことなんでしょうかね。 秘密を読んだら、謎が残りました。 | ||||
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途中までは辛いストーリーで終盤になってやっとあぁ少しは救われたな〜と思っていたら最後に裏切られた(悪い意味で)。 平介はやりすぎでストーカー化したけど何年も我慢した末に結局二人を失うわけで。。。 そして未来への希望もない平介に対して、娘のフリした直子が若い男と作った孫?を見せに来たりするのかと思うと想像しただけで怖い。 今後本当に藻奈美が目覚めたらどうするの? 時計屋のおっさんに喋ったらいずれはばれるってわからないの? 結末ありきで無理やり都合つけたと感じた瞬間一気に白けました。 人それぞれだけど、こんな展開で「号泣しました」とか「夫婦愛に感動」とか言っている人の気持ちが自分には理解できない。 ただ好き嫌いは別として小説としては結構面白いので★2で。 | ||||
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※削除申請(1件)
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ヘンテコな設定、まあファンタジーだから良いかと予備知識無で読み始めました 後半チャプターを挟む毎に溜め息をつきながら読み進める様 タイトルの秘密の意味が分かった時悲しいを通り越して喪失感しかありませんでした 過去の苦い想いをした、忘れてた失恋が甦りました 本買って初めて失敗したかもです 1日も早くこの物語のこと忘れたい気持ちにさせる著者、、流石です …その反面最悪、著者が嫌いになりました ただの悪ふざけで一冊書いたとも思えない ドラマや映画にもなってたみたいだしイカれてる 不快です | ||||
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やあ、これはいい本でした。最後まで没頭で読書。 切ない、遣り切れない、という評の多い本の様ですが。その通り、Wikipediaからキャッチコピーを知ると、 『運命は、愛する人を二度奪っていく』 いきなり序盤、悲劇からじわじわと始まります。 『長らく大きなヒットに恵まれていなかった東野圭吾が、ブレイクすることとなった出世作』 『第120回直木賞、第20回吉川英治文学新人賞、第52回日本推理作家協会賞(長編部門)にそれぞれノミネートされ、最終的には推協賞を受賞し、「無冠の帝王」などと呼ばれることもあった東野にとって、乱歩賞以来、つまり、デビュー以来のタイトル獲得の』 『1999年、滝田洋二郎監督、広末涼子・小林薫主演によって映画化。また、リュック・ベッソン制作、ヴァンサン・ペレーズ監督、デイヴィッド・ドゥカヴニー主演によるリメイク作『秘密 THE SECRET』(原題:Si j''tais toi)が2007年に公開。2010年10月期には、志田未来主演によってテレビドラマ化もされた』 刊行からだいぶ時間が経ってますが、 その所は気にする事でもなく。 主人公の平介の視点で書かれているので女性や周囲の心情的な部分は平介の前での言葉や行動から読み取る事しかできませんが、 でも無理なく自然と読めていった感じ。 最後、時計屋のオヤジに苦笑いして「(話の構成が)巧いなぁ」と感嘆して読了。 確かに切ない話ですが、それだけ考えさせられる、いい本だったと思います。 起こってしまった災難には、誰もどうにもできません。 話の始まりから中盤まで誰もが宙ぶらりんで、どっちに進めばいいのか分からず、 この先が「どうなっちゃうの…」と気になり、 どうせ予定調和的に終わってしまうのかという期待ではなく疑いは、ものの見事に撥ねのけられて。ちゃんとオチがあった(笑)。苦笑いですが。 すべてが巧くまとまった内容だったと思います。 面白かったです。 | ||||
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さすがは東野圭吾だと思いました。主人公の気持ちが伝わる。これは、本当に哀しい作品だと思う | ||||
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この作者の人生観・男性観・女性観はかなりおかしい。 この作者の作品に登場する女性はいつも相当な悪女として描写されている事が多い。 唐沢雪穂然り、新海美冬然り、今作の直子然り。 そのようなイメージを女性全体に植え付けたいのかどうか知らないが、男性を利用し最後は自分だけ宜しくやるような女性ばかりを描いている。 そして男性はいつも利用されるだけ利用されてろくな最後を迎えられない。 これが作者の女性に対する見方なのだろう。 セックスが無いと夫婦としてやっていけないかのような描写があるが、レスの夫婦なんかいくらでもいるし、セックスが唯一のコミュニケーション方法であるとは考えられない。 セックス出来ないと繋がりを保てないというのならこの世に高齢の夫婦は存在しないし、事故や病気等の事情で出来なくなったパートナーは捨てられても仕方ないということになるのでは? そもそもセックスは繁殖の為の行為であって、それを目的としない時にはする必要が無い。 作者本人が独身なのか既婚者なのか知らないし興味も無いが、セックス出来ないから心が離れるとか、繋がりを保てないと考えているのなら異常だと思う。 人間は頭で考えて言葉を発する動物であり、犬猫のように自然のサイクルに組み込まれた発情のみに従って生きる動物では無い。 | ||||
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評判どおり、最後の最後まで食い入るように読みました。 妻と娘を持つ自分とダブり、涙、涙でした。 | ||||
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一応ミステリーの分野に配されているようだが、夫婦愛を描いたロマン小説といっていい。娘の体に妻の心が宿る という設定自身はミステリーじみているかもしれない。しかし、このようなまず絶対ありえない設定の中で夫と妻 (というより娘)はどういう関係になっていくのか。どうしても娘というより妻という感覚で捕らえる夫。やがて 彼はストーカーの如く執拗さで妻の電話を録音したり、外出先まで追いかけて行ったり、まるでここから本当の ミステリーが始まるのではと、読者が一瞬間違ってしまいそうな変化球も投げてくる。しかし、そこから作品は 「秘密」という題名の本当の意味を知ることになる。じわじわと感動が沸いてくる。最後はあっと驚く感動が 待っている。この様な絶対ありえないような設定をどう料理するか、この作者は見事な筆力で読者を 飽きさせることがない。娘の若い肉体や、社会生活を持ち始めた妻に対して嫉妬に近い感覚を持ってしまう 夫。この感覚はこういった異様な設定がなくとも現在の色々な夫婦にも当てはまることが出来るかもしれない と思ってしまう。妻を信じながらもどこまで自由に妻にとってベストの生き方を許し、ひいてはそれが自分にとっても ベストだと信じることが出来るまで夫はどこまで妻を信じることが出来るか。この作品の妻の直子は極めて 巧妙なまでのある意味トリックでこの答えを出してくれたのかもしれない。 | ||||
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