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秘密



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【この小説が収録されている参考書籍】
秘密
秘密 (文春文庫)

秘密の評価: 4.07/5点 レビュー 648件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.07pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全648件 1~20 1/33ページ
No.648:
(1pt)

もう読み返すことはない

後味の悪いストーリーでした。主人公には救いようがないし、読み進めるのも苦痛な内容でした。
以下ネタバレですが、妻の精神年齢に理解が追い付かなかった。
娘の身体で同年代の男の子と恋愛などできるもの? 
自分の子どもと年の変わらない男の子を異性として意識できるところに吐き気がする。
読んだことにより、トラウマを植え付けられた気分です。
東野作品では「流星の絆」や「ナミヤ雑貨店の奇蹟」などの方が楽しく読めました。
秘密 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:秘密 (文春文庫)より
4167110067
No.647:
(4pt)

久々に再読しました

久々に再読しました
どんどん先を読みたいという気持ちになりアッという間に読めました
交通事故の加害者・被害者・遺族など色々出てくるのですがそこはあまり気にならず
平介、直子が仲の良い夫婦だったので、私はただただ悲しいな、切ないな…というのが残りました
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4167110067
No.646:
(5pt)

出だしで心をぐいっと持ってかれたせいか、最終盤の展開は涙なくして読めませんでした。

まず、話の掴みが抜群に上手かったです。出だしで、家族が大事故に巻き込まれたことを知る夫・杉田平介の様子が描かれるのですが、それがあんまり真に迫っていて、これで私の心はずいっと平介その人に持ってかれてました。

で、まあ、平介の視点でもって、不可思議な事態の顛末が語られていくのですが、語り手である平介の気持ちに寄り添えば寄り添うほど、終盤の展開には目頭が熱くなってどうしようもなくなると思います。現に、結婚したことのない私でさえ、最終盤の展開には涙しながら読むしかありませんでしたから。

話の状況は現実離れしたSFちっくな話ですが、作品の核となっているのは、夫と妻、父親と娘をめぐる家族の絆の強さ、その繋がりのかけがえのなさだと思います。

涙なくして読めない作品でした。
乾杯!
秘密 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:秘密 (文春文庫)より
4167110067
No.645:
(1pt)

ミステリとして「作者に騙された」のではなく「女に裏切られた」気持ちになる小説

自動車部品メーカーの生産工場に務める杉田平介はそろそろ40歳。彼の妻は直子、小学五年生の娘は藻奈美。平凡な三人家族だったはずの杉田家に災厄が降りかかる。平介が帰宅してテレビで観たのは直子と娘の乗ったスキーバスの転落事故のニュースだった。
 病院に駆けつける平介。娘をかばって重傷を負った直子。母は娘の手を握って息絶える。しかし藻奈美が目覚めたとき、その精神は直子の意識になっていた――

 1998年に書かれた本書はもはや「この手のものの古典」なのだろう。
今さら読んでみたのだが、はっきり言って、苦手でした。

 けっこう序盤から違和感があり、それは、娘である藻奈美が死んだことに対する父・母の感情の薄さだ。ずーっと娘の死を悼み、悲しみ続けろとは言わないが、なんかあっさり母である直子は娘の藻奈美として生きていくことを受け容れ、父親の平介も娘が死んだことより妻が(意識であれ)生きてくれていたことを喜んでいるようにぼくには読めた。これはのちのちの展開に寄与してくるのだがそのトリックがまた……

 ここからしばらく少しコメディっぽくストーリーは進む。おとなびた態度が不自然ながら小学生兼主婦として生きていく直子。性の処理に困った平介が、藻奈美の担任の女性教師に妄想を抱くこともまああるかなという感じ(女性読者で苦手な方はいらっしゃるとは思う)。

 やがて物語は「時間」とともに徐々に不穏な方向に進みだす。「第二の人生」として勉強をし直し、中学受験に成功する直子。しかし中学生の肉体となった直子は40代になった平介の肉体を反射的に拒絶する。 さらに共学の高校に進学した直子は、大学受験の準備と称してクラブに入部し、やがて彼女に恋する若者が現れ……

 さて、いわゆるこの小説の「ミステリとしてのトリック」が判明し、いわゆる「驚愕の結末」に至ったとき、ぼくは嫌悪感を催して仕方がなかった。「犯人」のとった態度はそんな二発殴れば気が済むようなものじゃないだろうに。だってさ、このとき犯人は20代前半だけど、平介は50代だよ。このあと三人で新しい家族になるんだよ。残酷に過ぎる。

 トリックが暴かれ真相にいたったとき、ふつうのミステリなら「作者に騙された」と思うだろうが、本書を読み終えたときぼくは「女に裏切られた」という印象が強くてめげた。とにかくなにがなんでも「ミステリとしてのどんでん返し」を成立させるためだけに、ヒロインに悪い印象を与え、主人公を地獄に落とすのって、ミステリとしても小説としてもどうなんだろうか。作者が「男性読者に女性不信を植えつけようと意図した小説」なら大成功だとは思う。
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4167110067
No.644:
(4pt)

モヤモヤ

反比例のグラフのように、序盤~中盤はワクワクすることもなく、ただ文字を追っていく作業でしたが、残り1割で大きく動きました。

以下ネタバレ

平介に救いがない。直子は運命を受け入れ、モナミとして新しい人生を、ということなのだろうが…直子のままであることを隠そうとはしていたが、そこに平介への愛情を感じられなかった
再婚をせずに妻を思い続けた旦那へのお返しがこれなのか?平介と直子で話し合った上で、平介が再婚し、直子はモナミを演じたという流れであれば、綺麗だったのかな~
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4167110067
No.643:
(4pt)

鳥肌が立つ。

初めは現実的じゃない内容も相まって好きではないと感じたけど、読み進めて最後タイトルの「秘密」の意味が明かされた時の一文は鳥肌が立った。感動。
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4167110067
No.642:
(2pt)

直子の人格を疑う

命懸けで守る程大切な娘を犠牲に自分が生かされてるのに、ヘラヘラ生きてる直子が理解できずリタイア。平介の直子藻奈美言い間違えインタビューとか、小学生と教師の前で愛する娘の真似も出来ない母親とか、、寒い。
結末読んでもやっぱり、、肌に合わないというか。
おばさんが若い娘になりきっちゃって痛々しい。
真っ当な道徳心を持ってる人は愛する夫を欺き別の男と結婚、ましてや娘として生きようなんて思いつきますか。
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4167110067
No.641:
(5pt)

何度読み返してもグッとくる

大好きな東野圭吾作品の中でもこれと容疑者Xの献身が一番好き
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4163179208
No.640:
(5pt)

奇想天外なストーリー

びっくりするような事故によるストーリーですね。ミステリーと言っても何とも興味深い切ない引き込まれる世界が描かれていて流石だと思って読み進めています。
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4163179208
No.639:
(5pt)

仕方ないけど、なんだか切ない

その人として生きていくんだから仕方ないんだけど、私は切なく思った。
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4163179208
No.638:
(2pt)

主人公平介の今後を思うと辛い……

この作品は近視眼的に見ると良いシーンが多く、泣けるシーンもあると思うのですが、大局的に見ると胸糞悪くて読後感が悪いです。

自分の妻が死亡した事故を起こした運転手の前妻が浮気をして作った子供が自分の娘の結婚相手ですよ。

事故を起こした張本人ではないし血もつながってないし、生まれてきた子供に罪はないといえばそうです。でもこうして端的に一文で書かれるとこの作品の持つ胸糞悪さが伝わるのではないでしょうか。
娘がその男に惚れるシーンもあります。そのシーンはまるで新たな一歩を踏み出す希望に満ちた場面のように書かれていて気味が悪くなりました。

こんなのはまだ序の口で、最後の最後に極めつけのひどい『秘密』を直子は抱えます。その秘密のせいで主人公は今後何度も傷つき、それでいてどうすることもできないと絶望することでしょう。

やはりこの本の読後感は悪いです。
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4163179208
No.637:
(4pt)

生き延びた娘と妻の魂

衝撃的な事故があり、妻の命を失ってしまったところから物語が始まります。しかしながら、失ったはずの妻の命は奇妙なことに生存した娘の体に乗り移っていました。
姿、形は娘なのに中身は愛した妻というもどかしさもあり、それを受け入れていく主人公の葛藤などや、次第に変化してく主人公の心情に心を揺れ動かされ、一気にストーリーに引き込まれていきました。
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No.636:
(5pt)

とても綺麗な状態

状態が良く、汚れがないです!
大切に読ませていただきます。
ありがとうございました!!
秘密Amazon書評・レビュー:秘密より
4163179208
No.635:
(1pt)

時間返せ+キモい

一人のおじさんが自分の頭の中の妄想を長らく文章化にして、それに付き合わされた感が濃厚に残っているだけでした。世の中美しいものたくさんあることをなにも非現実的で、共感しにくい魂を乗り移るという手法を通して表現する必要ないと思います。むしろロリコンの深層心理を匂わせる気持ち悪さするある!
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4163179208
No.634:
(4pt)

おもしろかったけど…

最後の最後でタイトルが回収されてなるほどなと。
おもしろかったけど、途中がしんどくてわりと先の読める展開だったので、そこまでのめり込めませんでした。
秘密Amazon書評・レビュー:秘密より
4163179208
No.633:
(5pt)

これが無条件の愛?

自分の好きな人がいつでも100パ自分の相手をしてくれるわけじゃない。また自分が愛したいと思っても、自由に愛せない相手もいる。どんなに好きでも愛していても、相手は一人の人間で、自分のものじゃない。相手を自由に解放してやることは結局自分も解放されることだし、自分の幸せに目を向けることだと思う。自分の幸せに目を向ければみんなそれぞれの場所におさまると思う。
夫婦は鏡。二人とも苦しかったじゃん。
秘密Amazon書評・レビュー:秘密より
4163179208
No.632:
(4pt)

これで泣けた人は幸せな人だと思う

ミステリというよりはファンタジーをベースにした家族愛の物語という感じです。
面白かったですが、平介と直子のお互いを思い合う関係が強くて、私自身と妻の関係とあまりにも違うので全く共感できませんでした笑
これで泣けた人は、パートナーと良い関係を築かれているのでしょう。羨ましいことです。
私は平介と同じく一人娘を持つ父親ですが、娘の中身が妻になってしまったら絶望して発狂するでしょう笑
秘密Amazon書評・レビュー:秘密より
4163179208
No.631:
(4pt)

世界感に没頭できます

複雑な心理が入り混じる小説でした。読んでよかったです。
秘密Amazon書評・レビュー:秘密より
4163179208
No.630:
(5pt)

しっかりとミステリー

娘の体に亡くなった妻の意識が宿る、これは文庫本のコミックス裏表紙に書かれている通りです。
こういうオカルト要素のある感動小説かと思っていました。

事実最初はその通りで、やはりオカルト要素のある作品は自分には合わないなと思って読んでいました。
ところが途中からはしっかりとミステリー要素が入ってきて、
終盤にかけてはさすが東野圭吾と言った感じ。

ミステリーが読みたいという人にも十分に薦められる作品だと思います。
秘密Amazon書評・レビュー:秘密より
4163179208
No.629:
(1pt)

とくになし

とくになし
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4163179208

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