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秘密
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秘密の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.07pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全648件 81~100 5/33ページ
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この作者さんの作品は放課後と秘密しか読んでいないけど、2冊ともダラダラ長い。この作品でいえば、直子のお父さんのおそばのエピソードとかキャンプファイヤーのエピソードとかバンバン削って、ラスト中身が直子だと分かってからの葛藤とか直子の幸せを祈る気持ちの描写にページを割いて欲しい。(新郎2発殴って終わりとか、軽ぅ。)もしくは、藻奈美が直子のフリをしてたというラストにした方が、リアリティがあるし、娘の父親を思う気持ちに感動できたと思う。 最後の時計と指輪の仕掛けを発動させるために、運転手の息子と藻奈美(直子)を結婚させるところはトリック重視な展開だと感じた。もっと人の気持ちにリアルに寄り添った話が読みたい私は、この作者さんとは合わない。 レビューの評価が高い割に感動できなかったのは自分が既婚子持ち女だからであって、男性はこの話に感動するのかと思いきや、レビューを見ると男性も読んでモヤモヤする様子。このお話の支持者って誰? | ||||
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〈ネタバレあり〉設定もよく中盤まではよかったのですが、後半の平介の執拗な束縛の描写のあたりで読むのがしんどくなりました。この描写にページを使うならラストもそれ以上に力を入れて欲しかった。なんだかあっけなく終わってしまった感じで感動しなかったです。なんだか平介も直子も互いに気を遣ってはいたが想いあっていたという印象があまり出てこなくて互いに何かを諦めてこれから生きていくという結末に私は感じました。 | ||||
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ミステリーと言うよりSF寄りの話。娘の体に宿った妻、と言うのはよくあるアイデイアかも知れないが、小学生から結婚するまでと言う長いスパンで、彼女との人間関係に悩む中年男を描いたのが良い工夫だったと思う。例えば、下世話な話だが女子高生になった彼女が性交を持ち掛ける場面がある。夫は性欲解消のためエロ本で自慰行為に励んでおり、妻は手や口でしてあげようかと言うのだが、心は妻でも美少女の姿は成長した娘である。結局お互いにためらって成立しないのだが、されっと流しているがリアリティを感じた。又彼女が高校生の彼氏を作ったのに嫉妬した夫が、電話を盗聴して2人のデートに介入する場面もこの異常な状況でのギクシャクした夫婦関係を表してリアリtィを感じた。 基本的にあまりシリアスでなくエンタメ性の高い作品と思うが、表題に関わる「秘密」も終盤のテーマとして面白かった。 | ||||
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男性と女性とでは、まったく異なる思考回路をします。 読みながら、作者はそれを知らないんだなあ、、、と また、話の流れが、不自然な展開で、違和感がどんどんたまり、 消化不良になったので途中で読むの止めました。 どうして、こんなに高評価なのか、、わかりません。 | ||||
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素直に感動したいのに何となくわだかまりの残る読後感。たぶん、その正体は『いつまでも他者への依存から脱皮出来ない男』への腹立たしさなのだと思います。 夫はいつも、俺の気持ちを分かってくれているはず、という前提でしか目の前に起きている事象を捉えることが出来ない。一方、妻は戸惑い苦労しながらも置かれた環境や人間関係と折り合いを付け、自制的に振る舞うことを身に付けていく。自力で状況と向き合うことが出来る妻にとって、相手が理解してくれることに依存(期待)して向き合ってくる男には、手に負えない面倒くささしか感じないのではないだろうか。 だから、直子の方から、もう向き合ってもいいかな、と思えるほど平介が成熟した大人になった暁にはきっと秘密のカギを開けてくれると思います。 | ||||
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当時の東野圭吾さんはいろいろ挑戦してたんですよね これはメロドラマへの挑戦? 切り詰めて短編にしてれば大傑作になってたかもしれない | ||||
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非現実な物語設定でありながらも登場人物それぞれの心理描写がとても細かく、人間味も溢れるものだったのですぐに引き込まれて一気に読み終えることができました。夫、妻、娘、母、父、など家族における個々の役割が少しづつ入れ替わりながら物語が進むことで、一人一人が家族としてというよりもまずそれぞれが異なる性格を持つ一人の人間として浮き彫りになっていく様子がとても興味深く、家族のあり方であったり、人生観について考えさせられるものがありました。 直子が宿る藻奈美が相変わらず家事をこなさなければいけない設定なのは時代的な古さを感じはしましたが、それを差し引いても良作として楽しめる小説です。 | ||||
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東野圭吾さんのなかでなんで評価が高いのか。9割がだらだらと退屈な物語。面白いのは最後の数ページだけ。 | ||||
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その現象が、偶然ではなく意図的な侵入だったとしたら…。女とはなんと恐ろしいものぢゃ。 | ||||
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推理小説というよりもSFに近いテイストの作品す。(ネタバレになりますが、)物語は、バス事故で奇跡的に生き残ったと思われた娘の肉体に、娘をかばって死んだと思われた妻の精神だけが宿っているという奇妙な事態が発生するところから始まります。(結構昔の作品ながら、最近でも似たような悲惨なバス事故が発生している中で、「ひょっとして現代でも起こりうる話?」と思わせる不気味さがあります。) 本作は、東野氏の作品の中では比較的珍しく、笑えるライトタッチな箇所も結構あります。 しかし、根底に流れているのは、夫婦とは何なのか、親子とは何なのか、そのようにお互いを愛する家族どうしの通常の関係性が壊れてしまった場合に、人間はどういう選択をして生きて行くべきなのか、というヒューマンな重いテーマであり、色々と考えさせられます。 最後の場面での主人公たる夫の反応からして、若い肉体を授かった妻が芝居をし、そこに宿った自身の精神を保ったままで最終的に、若い男性と新しい人生を歩むという、いわば利己的な選択をしたという見方をする方も多いとは思います。 しかし、私としては、そう決め付けるまでの必要性はなく、小説中に外国での症例として報告されているケースにあるごとく、娘の身体を一時的に占拠していた妻の魂が最終的に離脱して、精神も娘のものに回帰したと解する余地が残されていると見ても良いのではないかと思っています。 仮にそうでないとしても、妻のした選択は、夫を愛するがゆえに(だって、夫との結婚の証を持ち続けていくんですから。。)、現状のままでは、にっちもさっちも行かない状況に陥ってしまった夫を、その束縛から開放するものでもあったと言えるのではないでしょうか。(そのように考えたがる私は、女性のしたたかさというものを、まだよく判っていないだけなのでしょうか??) いずれにせよ、これは、奥の深い名作だと思います! ちなみに、「白夜行」でもそうですが、事件の加害者と被害者を完全に敵味方として対峙するものと描かないところは、「片想い」で顕著に描かれるところの、人間を含めた物事の相対性に常に目を向けている東野氏ゆえなのかなと思うところがあります。 | ||||
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注・ネタバレあります 最後になってタイトルの意味が解る東野作品らしい展開 ただ、感動で泣けるとの評に釣られて読んだら駄目ですね 男性は漏れなく衝撃でノックアウトされます。引きずります。 娘の身体である妻は学校へと通うのですが年頃になると男友達も出来て強引に付き合いを迫られたりします 中身は30代後半のいい大人なのですが上手くあしらえず夫に嘘を重ねます 帰りが遅くなったり夜の長電話が続いたり、それに比例して夫の平介はストーカーのような執着心と猜疑心で妻を縛ります 自分で料理すら出来ない男が、盗聴器を設置したり、部屋をチェックしたり、なんて器用で暇なんだろうと読んでて嫌悪感が湧いてきます。 直子との会話も面白味がなくなってきます。夫婦というより、歳の離れた父と娘の関係になって、娘に距離を置かれる父親のように2人の間にズレが生じてきます そんな妻を自分の監視下に置き従えさせる構図・・・ 絶望的になっていきます それがとても…とても…惨めで情けなくて、悲しいですね・・・ この作品で唯一驚嘆させられるのがタイトルの意味が解る震えるようなラストです 読者によって受け止め方はそれぞれだと思います 一つだけ間違いなく言えるのは、これから直子は妊娠、出産を経て家族を作ります、その祝うべきイベントの度に平介は心のダメージを受け続けるという事です。 親戚付き合いは一生続くはずです、夫の今後の人生は娘も妻も失い、目も当てられない悲惨なものになるのが想像に難くありません、直子はどういう顔をして会うのか それは新しい幸せに常に影を落としていくでしょう 直子の身体には夫の血が流れています、平介は直子の夫でありまた父でもあるのです 夫婦は離婚すれば他人ですが、直子と平介は他人になれない繋がりがあります 巻末には女優の広末涼子さんの感想が載っています、当たり障りのない感想でしたが 〉直子のあの決断は平介への優しさから心を鬼にしたんだろう そして直子にとってもどうしようもない状況から逃れるための最後の選択だった 平介への優しさは・・・ちょっと違うなと思いました 夫が異常な束縛から目が覚め、ようやく元の平介に戻ったのに 結婚せずに平介と共に寄り添って家族として暮らして行く選択肢もあったのに 彼女はそれを選びませんでした。 そして直子は計画的に藻奈美を演じるようになりました それはどうしようもない状況から・・可能性の1つですが、藻奈美の姿と身体では、もう平介は女としては愛せないから?直子を捨てて藻奈美として、一人の女性として新たに生きていこうと決意したからなのかも知れません。 平介はやり直そうとは思わなかった…いや、例えそう思っても直子と違ってそのまま年を重ねています難しいでしょう 〉事故の加害者と被害者、それに、娘を失い特殊な状況に陥った直子に、救いを用意した東野さんに優しさを感じた。 同じく娘を失い特殊な状況に陥った上に妻も失い独りぽっちになった「平介」を忘れていますよ。優しさ…感じましたか・・・? | ||||
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初めて東野圭吾の作品を読みました。 胸が苦しくなる展開に、自分ならどうするだろうと考えさせられました。 私は嫉妬深い人間なので、主人公の彼の苦悩が自分のことのように感じられました。最後は涙が止まりませんでした。 相手が幸せになることを選択をした彼。自分もそうありたいと思いました。 本当に良い作品でした。 | ||||
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娘の体に妻の魂を持つ女性との関わりに葛藤する主人公。ラストで、感動しました。愛の形に形式的な正解は無く、各人各様であることに気づかされました。 | ||||
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色んなサイトでオススメされていたので図書館で借りました。 はっきり言って気持ち悪いです。 ありえません。 旦那様が不憫すぎます。 最後には救われるかと 最後まで頑張って読みましたが、 ありえません、可哀想すぎます。 星もつけたくありません。 | ||||
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まずタイトルが非常に優れています。 読みながら「秘密」というタイトルがすぽんすぽんとパズルのピースのようにはまっていくのを感じ、何度も関心させられました。 そしてその文章力、構成力、キャラクター造形の深さ。 目から入った文章が脳内で文章として処理されることなく、そのまま映像化されるイメージです(あくまでイメージ)。 プロの小説はそもそもそういうものだと思うのですが、このレベルの文章にはそうそうお目にかかれません。 読み終えて改めて眺めてみても特別うまい文章という感じはしないのですが、 シンプルな文章とストーリー、キャラクター構成がそうさせているのでしょうか。 主人公に感情移入しすぎるあまり、そして自分がこの主人公程潔く諦めることができない性格のため、 読後の後味の悪さは今まで読んだ作品の中でもトップクラス。自分が既婚者でなく本当に良かった。 既婚者の男性には良くも悪くも実生活に影響を与える作品だと思います。 とてつもなくすごいものを見たという感想とともに、二度と読みたくないと思ってしまう程のめり込んだ作品でした。 以上、五度目の読了を終えて。 | ||||
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非現実的な設定から始まり、中高生の受験や、文化祭などのシーンが続きます。東野圭吾さんの文面は読みやすく、サクサク読み進めることができましたが、次の展開が気になるものではありませんでした。感動もしませんでしたし、ラストも、小さなサプライズがあるだけでした | ||||
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最後は鳥肌出まくりでした。 平助と直子は、愛するものにとっての幸せを第一に考えたってことですね。 泣けます タイトルの[秘密]が何重の意味が込められてて、深いなと思いました。 | ||||
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読み終えたとき、ゾクゾクって鳥肌が立ちました。 “恋愛感情”と“家族として、守るべきものとして捧げる愛情”についてすごく考えながら読み進め、読み終えるときにはさみしさと温かさを同時に感じていました。でも、平介にとって幸せであることには変わりないはず。心に残る、とても良い話でした。 | ||||
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非現実的な部分は多少あるが、小説なので面白く一気に読み終えた。 | ||||
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本として全く問題なくきれいです。いつも購時には若干の不安がありますがきれいな本を受け取るとまた次回もという気になります。せめてもう 少し送料が安いといいのだけれど。 | ||||
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