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秘密
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秘密の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.07pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全648件 361~380 19/33ページ
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読み終わってから1年以上たってレビューを書いてます。 今思い出すのは、「ラストの展開」と「ブルーでやるせない感情」です(-_-;) ブルーな感情は後味が悪いって意味ではなくて、 いろいろな登場人物の想いをふまえるとそうなってしまいます。 個人的には、登場人物のやることに、共感や賛同はできませんがね。 感情を呼び起こすという意味では、価値がある作品で、オススメしたいです(^_^)/ ※注意:おもーい作品を読んでもいい時期に読んでくださいね。 | ||||
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おなじ男として平介にはかなり共感するところがあり、直子の行動に違和感を感じる事もあった。ただ、もし最後の秘密が秘密のまま進んでいたら・・・平介は普通の父親としてその後の人生を送れたと思う。娘夫婦と同居してたかもしれないし、違うとしても夫は平介と同じ会社だから家もそう遠くないはず。そのうち孫の顔も見れたと思う。直子が1人で秘密を抱えて生きていくつもりだったんじゃないかなぁ。それが直子の考える平介の幸せだったと思う。だから、結末はとても切ない。 | ||||
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20代の男性です。平介と直子の夫婦愛に涙してしまいました。 レビューを見ると直子は酷い、自分勝手と言ってる人 もいるようですが、自分はそうは思いませんでした。 直子は平介を本当に愛しているからこそ、あのような行動を とったのではないでしょうか。 どうしたら、平介にとって一番良いのか、このままでは平介を今以上に 苦しめるのではないだろうかと考え抜いた結果があの『秘密』だったのだと思います。 きっと直子にとっては本当に辛くて、苦しい選択であったに違いありません。 そして、『秘密』を知った平介も直子のとった行動に深い愛を感じたのではないでしょうか。 自分のために、直子は本当の感情を心に抑え、娘として何年も振る舞ってくれた。 それは、本当に心から愛してくれているからこその行動なんだと平介自身も感じていたんだと思います。 だからこそ、最後に平介は直子に『秘密』について何も触れなかったのだと思うし、触れないことが平介の 直子に対する愛なのだと感じました。 人によって受け止め方が違うとは思いますが、自分にとっては夫婦愛の尊さを感じる 名作だと思います。 | ||||
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序盤からさりげなく張られた伏線(図書館での調べものの場面等)により終盤の展開を予感させられたが、作者の術中にはまり、平介同様完全に騙された。しかも主に平介の立場から描かれる物語に感情移入したこともあいまって、ラストで平介が受ける喪失感に打ちのめされた。読後1週間は、他に選択肢はなかったのだろうか、竹輪の夜に直子は何を考えたのだろうか、と余韻が頭から離れない。 ラストは賛否分かれると思う。しかし、精神は直子でも、肉体としての脳は藻奈美のものであり、直子の精神自体も若い脳の影響を受けていることを示唆する描写が有るところがこの小説の緻密なところだと思う。いつの間にか数学が得意になっていたように、また小学生の頃は性欲がなかったように、感情面でも藻奈美の脳の影響を受けていたのだろう。そう考えれば、直子の選択は認めたくはないが、認めざるを得ないほど説得力が有るように感じた。 夫婦でも相手のことを完全に理解して/されているわけではなく、また大なり小なり秘密はあるが(さすがに本作ほどの「秘密」はないだろうが)、それでも相手のことが大切に感じる、とても良い作品だと思う。 | ||||
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―自分が愛する者にとって幸せな道を選ぶ― この言葉が平介の心を大きく揺さぶった。 藻奈美を直子としてではなく娘として見ようと決心し、「直子」ではなく「藻奈美」と呼んだ。 夫平介の決意を受け止め、娘として人生を歩む決意をした妻直子。 しかし平介に対しては直子の意識が消滅したかのように振舞うのが切ない・・・。 山下公園でわあわあと泣いた「藻奈美」。 自分自身にさようならをする決意を固めた敬意とさようならをした瞬間、 そしてその苦悩を平介が知った・・・全てが切なすぎる・・・。 | ||||
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本を読んでみたいと思い、姉に「何か面白い本ない?」と聞きこの本を薦められました。 秘密…東野圭吾さんの作品を初めて読んだ本です。 読んでいくうちに序盤から惹きつけられる内容で、展開が気になってしかたのない物語です。 自分は当初秘密ってこういう意味だったんだと思っていたのだが 最後に秘密の意味を知ったとき、感動がどっときた気がしました。 他のレビューで書かれているように読み終わった後ただ呆然とした自分がいました。 そして、読み返しもしました。 確かに、夫・平介の気持ちも分かるけど、直子は平介のことをずっと好きだった。 ただ、直子の体が藻奈美だということで、直子自身もどうしていいか分からなくなったと思う。だから、あの日直子は苦渋の選択をした。 きっと、あの後も平介のいないところで何度も悩み泣いたのだろう。 でも、自分が平介の立場だったらやっぱり平介と同じことをしていたと思います。そこは男として平介に同情しますからね… 映画はありますけど、今更ですがドラマもあったら良いなと僕は思っております。 | ||||
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素直に、凄い。 そう思いました。 男性が読むと(私も男です)、平介かわいそう…とか、 直子ってなんなの!?って思うかもしれませんが、 自分が女性になったとして(出来るわけないのに)考えてみたら、 いつか戻ってくるかもしれない娘のために、直子はベストな選択をしたんじゃないのかなあ… と思えてきちゃいます。 これからもこの杉田家を見守っていきたいだとか、 一読者としては、そう思ってしまいます。 私は、東野圭吾さんの作品は、ガリレオシリーズをとるのが先だったので、 秘密よりも先に市川拓司さんの「いま、会いにゆきます」 を、読破した後の感想と似ているものを持ちました。 ただ、男・女・大人・子供…そんな多重な人物像をここまで見事に表現できた今作は、 あの時の気持ちを上回った。本来、作家さんの比較とかそういうのはしたくないのですがね…。 これは、とんでもない作品です。 | ||||
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「秘密」の内容を知ったとき、なにか重く暗いものがずんとのしかかった。あまりにも残酷なふたりのやさしさ。 | ||||
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この作品は好きになれません。 まず、直子という女にイライラしました。 青春を取り戻してからは、旦那や藻奈美をそっちのけで突っ走る。 藻奈美のためにと言いながら、自分の人生のやり直しをやっているようでした。 結局、医学部進学の話はどうなったのでしょうか。共学に通いたかっただけですか。 藻奈美は置き去りにされているようで、かわいそうでした。 ラストに感動したという声も多いようですが、逆に意味が分からないという感じでした。 事故を起こした加害者の親族と被害者の娘が結婚なんてありえないだろうって純粋に思います。 バスの事故の様子や遺族の感情などはあまり上手に表現できてない印象を持ちました。 臨場感にかけるというか、私が最近「沈まぬ太陽」を読んだ後だからかもしれませんが。 やはり東野さんはミステリーに限るなぁって感じた作品です。 東野さんの作品ってたまに表現が似てますよね。 ラストの泣いて終わるは、容疑者Xの献身も一緒でしたよね。 | ||||
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多くの人が興味深いレビューを書いているのであえて書くことはないが、二つだけ。 子供に対する描写や想いが少ないと言う意見があるが、それは仕方ないであろう。 姿形は藻奈美のそれでも中身は完璧な直子。 今ここに存在しない者よりも、目の前にいて語りかけてくる者に比重が傾いてしまうのは道理であろう。 そして、この物語はあくまで夫婦が主役。子供の存在は重要なキーワードではあるが脇役。 切羽詰った二人が、それでも体を重ねられなかったこと。父と娘を演じながら生きていかなければならないこと。 長々とは書かないが、この二つだけでも我が子への想いは十分感じられる。 論争になっている結末部。 東野氏がちょっとミスったなと感じる。 直子を消してから9年後でも、時計店主に「お父さんには絶対に話さないで」と言った藻奈美=直子であるからには、過ぎし日の平介の苦しみやもがきも忘れていまい。 そして直子の存在について二重人格論を主張したぐらいだから、あえて店主に口止めをする必然性もない。 違う言い方をすれば、平介がその事実を知る可能性があり知ってしまったときの心情を考えれば、藻奈美として生まれ変わった後の聡明な直子ならば、 単に「母の形見を再利用したい」と店主に頼んだだけであろうし、平介にもそれを積極的に提案するぐらいではなかろうか。 指輪の件がばれることもメッセージと解釈している人もいるが、それでは山下公園で夫婦であることを捨てた意味がなくなってしまう。 直子の立場から言えば、あそこでさよならをしたことが思いやりでもあるはず。それを根底から覆すような真似をするはずがない。 とするとラストはちょっとやりすぎかなと思うしかない。 東野氏が選択した結末に比べ凡庸にはなるが、平介には安らかに娘を送り出させ、読者に”直子はいまだ藻奈美の中で生きている”と悟らせるほうがずっとスムーズだったのではなかろうか。 奇をてらったり驚かせたりばかりがいいものでもない。 ただ非常に読み応えがあったし、考えさせられ、強烈な印象が残った1冊だった。 また、これだけのレビューがついてああだこうだと論争になっているのは、一作家としては大成功でしょう。 | ||||
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男主観で書かれていることと妻の心理描写が無い事で一方的に解釈しすぎなのでは?少なくとも私は女の身勝手さなど感じませんでした最後の数ページで、夫と同じくらいの妻の苦悩もズガンと感じる事ができました娘として生きる他選択肢が無い場合、妻の様な行動が取れるのは夫を愛しているからではないでしょうかこの本の中にも書いてあったと思います「目に見える悲しみが全てではない」それから「愛するものが幸せになれる選択をすること」 | ||||
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直子さん、狡い。狡いよ。そりゃないって。勝手すぎるって。 | ||||
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東野圭吾作品好きです。この作品も、おもしろくないとは言いません。けれど、感動とか涙とかまったくありませんでした。唯一うるっと来たのは、終盤、藤崎の車におそろいの女の子の人形のエピソード。直子は、途中からもなみのことより自分の取り戻した青春に貪欲になって、自分のことしか考えてない自己中女にしか見えなかったし、そしてそんな自己中女の考えることは読めてしまって、ラストに繋がる。でも、私の意見は少数みたいですね。でも、どこが感動するのか、なぜラストの秘密を驚愕の事実と思うのか私にはわかりません。直子に騙されちゃいけません。 | ||||
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ああ、脱帽。というか読後の脱力感がすさまじい。 とんでもSF展開だが、いたって真面目に現実的問題を扱う。 直子はどう生きればいいのか。そして2人の関係はどうすればいいのか。 年齢を重ねていくにつれ、その問題は深刻になる。 物語は夫・平介の視点から描写されるのだが、男の嫉妬を描くのが非常にうまい。リアルすぎる。 男の自分から見ると、やややり過ぎの感は否めないが、気持ちはわかり過ぎるほどわかる。 さて、この作品はこの主軸だけでは終わらない。 事故の原因。 そしてそれにまつわる人々の物語。 これらの要素がメインの話がひと段落した頃に、タイミングよく入ってくる。 飽きさせない展開。これがこの作品に厚みをつけていると思う。さすがです。 そして衝撃のラスト。 感動した。感動したけども、釈然としない。 作者の意図通りであることは重々承知だが、どうしても平介に感情移入してしまって、直子の行動に納得がいかない。 ラストの決断に、平介のためという気持ちはあったであろうが、正直自分のための行動に見えてしまう。 この結末以外にも他の手があったはずだ。と思わざるをえない。 具体的に挙げろと言われても困るが。 要するに、俺は直子に平介を選んでほしかったんだ。 別に、直子も考えた末での行動なのはわかってる。 ただ、平介を選ばなかった。 その一点だけが、ひっかかる。 これは男の私だからこその感想なのか。 女性が読むとまた違った印象を受けるのかもしれない。 | ||||
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東野圭吾のファンになったばかりです。この作品は私にとって2冊目でした。映画をやっていたのをなんとなく覚えていて、著名な作品だと思いなんとなく手にとってみました…オチを知っていたらなんとなくでは読みません(苦笑)最初に読んだ作品に手応えがなかったのか(すごく気に入ってるのですが)、この作品の衝撃のラストに、まさしく「呆然」です。これが東野圭吾の世界か……事故を通して様々な人間関係がつながって、運転手の前家族と今家族のつながりに温かさを感じたのですが…直子がなー。悪くはないんだけど、とてもイライラしました…ただ、女ってそんなもんだよなーと自分も女ですが少しうなずけてしまいました。読み終わった後はあまりにも衝撃的でうまく気持ちを表現できなかったのですが、レビュー読んで振り返っているうちに、これからのことを考えてみると平介がとにかくとにかくかわいそうだと思いました。あと、山下公園のシーンが意外とあっさりしていたのが残念でならないです…読むと前向きになれる作品では決してないので、まだ読み直す勇気は出ませんが、ラストの衝撃の凄まじさで★4です。 | ||||
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という巷にあふれた男性像、女性像をそのまま表記したような印象を受けました。途中まではそれなりに自分も男なので平介の立場で読み進み涙する場面もありましたが、ラストで覚めさせられました。どんでん返しというか、感動してる最中に蹴手繰り喰らわされた感じです。そして冷めた視点で直子の取ってきた行動、特に平介が直子を娘として接する覚悟を決めた後からの行動を思い返すと、全てが計算づくであったのだと考えると直子という女性のしたたかさに背筋が凍る思いがします。そしてそれを好意的に解釈してしまう平介。果たして直子の真意は平介の想像どおりであったのかどうなのか…そう読者に思案させるのが作者の思惑通りなら、僕も術中に嵌ったひとりなのかな?少なくとも男性でスンナリラストを感動で迎えられる方は少ないと思いますし、感動を求めている方には不向きな作品だと思います。 | ||||
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著者の作品は「宿命」についで2作目だが、本書も実に面白くて一気読みをしてしまった。 まず設定が秀逸だ。主人公は40代の男性で、妻と娘が交通事故に会うが、妻の葬儀の後に意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは死んだはずの妻であったのだ。 妻が生きていたという喜びと、娘の体に宿った妻が中学・高校生として新しい人生を始め、徐々に自分のから離れていくことに対する苛立ちの間で葛藤し、ゆれ動く主人公のやるせない気持ちが生き生きと描かれ、いったいこの二人はどうなるのだろうと息を呑みながら読み進めた。 最後の方の展開は自分が予想していたものと近いと思ったのだが、終末におけるどんでん返しには一本取られた感じがした。タイトルの秘密に込められた二重の意味が明らかになり、この著者は本当にうまいなと感心した。 | ||||
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推理小説なのかと思っていたら切ない恋愛小説でした。 私が読んだ東野圭吾さんの小説の中で、 読み終わって一番、釈然としなかった作品でした。 読み終わってから、こみあげてくる怒りに近い悲しみ・・・ そしてブルーな気持ちでいっぱいになりました。 30分くらい呆然としました。 しばらく何もする気が起こりませんでした。 しばらくしてから、色々考えさせられました。 妻、直子が夫、平介に言った台詞『惨めだと思ったことがある。何度か・・・』 は、平介にとって胸を締め付けたことでしょう。 そして、妻が若い体を手に入れて、人生をやり直し、楽しんでいる姿を みて、ストーカーにまでなってしまった平介の気持ちが痛いほどわかります。 物語は、夫の平介の視線で描かれているので、読んでいて 平介の立場にたつとやるせない。。。 平介がかわいそう過ぎて、残酷な結末になんとも言えなくて。 結末にして初めて、本当の『秘密』がわかりました。 最後まで、平介には秘密にして欲しかったです。。。 しかし・・・こんなストーリーが書ける東野圭吾さんってやっぱり、すごい!! | ||||
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東野作品に初挑戦した.その結果,東野ワールドにどっぷり浸かり,すっかり魅了されてしまった. 主人公は工場で働く技術者.その妻と娘がスキーバスに乗車中,転落事故に遭い,肉体的には妻が,精神的には娘が亡くなるという発端から,ストーリーが展開していく.主人公は生き残った二人(精神は妻,肉体は娘)とどのように接していくか,悩み,その解決策を手探りで模索していく. 夫婦と親子のそれぞれの絆について改めて考えさせてくれる作品ではなかろうか.他の東野作品にもぜひ挑戦してみたい. | ||||
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事故に巻き込まれた妻:直子と娘:藻奈美。 病院で夫:平介の前で意識を取り戻した時、「体は藻奈美、でも意識は妻」という、現実ではありえない状況になります。 妻の「意識」でも体は娘:藻奈美ですから、当然娘の生活を送るわけで、そんな中で「ボーイフレンド」の存在は当然出てきます。 そんな時、完全に「妻の意識と共に生きている」平介は、「娘のボーイフレンドにヤキモキする父の心情」というよりは、明らかに「妻の浮気に嫉妬する夫の心情」であり、その嫉妬心むき出しの行為から、「体は娘であることを受け入れられない平介の苦しみ」が痛いほど伝わってきました。また、そんな平介の心情を知った直子の「意識」がラストで下す決断に、さらに胸が締め付けられました。 この小説全般的にそうですが、特にラスト近くでは、東野氏は心情の全てを「言葉」で表現しているわけではありません。でも特に平介とラスト近くの直子(の意識)の行為1つ1つには、「夫:平介への想い」「妻:直子への想い」があふれるほど感じられます。ここでその想いを感じられるか否かで、評価が分かれると思いますが、特に平介に立場が近い方にとっては、想いを感じ取れたとしても、苦しみ抜く平介の姿に逆に目を背けたくなる可能性もありますね。 | ||||
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