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秘密
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秘密の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.07pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全654件 361~380 19/33ページ
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| さすが東野圭吾。感動しました。 交通事故にあった妻と娘。 娘の体の中には妻の心が宿り、妻の体は死んでしまった。 娘として生活する妻の心、夫を愛しているが、この体ではキスを交わすことも抱き合うこともできない。 なにより娘の魂を押しのけて入り込んでしまった自分。 何故娘を死なせてしまったのか、あの子には自分のできなかった夢にむかって精一杯生きてほしかったのに。 夫も娘の中にいる妻の心のせいで前に進めない。 あなたは私を見ていたときの愛しい目で見てくれるけれど、あなたの目の前にいるのはあなたの娘なのよ。 そして妻はある『秘密』をもつ。。。。 心と心はすれ違って、奥の奥の場所で繋がっていく悲しい悲しい暖かい愛のお話です。 | ||||
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| 娘の体に「妻」が宿る。 そして生活が始まり、いつかはその矛盾に対する彼らなりの答えを出さねばならない。 そして、その「彼らなりの答え」が最後の数十ページにある。 読者の数だけ読後感が大きく異なる本だと思うが、超現実的な状況設定が故に、それもまた当然だろう。 私個人としては、彼らなりには、「自分が愛する者にとって幸せな道を選ぶ」という本にも触れられている一つの道しるべが貫かれているように思えた。 直子の行動に意見もあるようだが、結局は、愛する藻奈美がいつ帰ってきても幸せに残りの人生を再開できるように最大限の愛情を形にしたのだろう。 決して、直子が自分の人生をやり直しているようには感じなかった。 当たり前だが、「秘密」の中の答えは、平介と直美の出した答え。 読者がどういう答えを出すか、読後感を反芻しながら自分に置き換える事も考えると、長く付き合うことになる小説かも。 ん〜、読み終えた直後より、数時間、数日と経ちいろんな思いが去来する小説である。 | ||||
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| 夫婦の愛、親子の愛、共にかけがえがなく、決して比べることができない二つを 時に交差させ、離し。そして非現実的なテーマをあえて男目線という超現実的な 視点で読み手をリードする。 一見矛盾するテーマがバランスのいい構成の中でどんどん進んでいきます。 物語のキーとなる登場人物の女性たちにも、つい、色々な昔の思い出を重ねてしまいました。 そして最後にいつまでも共に幸せであることが許されないと分かった時、 大好きで大切な人を苦しめる運命から救い、解き放つために自分ができる唯一の事とは。 これこそ究極の答えであり、それができるのが究極の愛なのでしょう。 読み終えたあとはため息ばかりで、しばらく動けずにいました。 読んでいる間は主人公の平介にじれったくなったり、どうしてそんな風に考えたりするんだろう って思ったりもしましたが、一度読み終えた後に必ず読み返すことになるラストの展開は 見事としか言いようがありません。 もっと早く読むべきだったと後悔していますが、逆に主人公に近い年齢になっている からこそ余計に心に染みるのかもしれません。 ご同輩、必読です。 | ||||
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| 作者はこの作品を感動出来るような作品に 本当にしたかったのだろうか? 自分はそう思わない。 夫に感情移入していた自分にとっては ラストの展開は感動すると云うよりも 喪失感や絶望感しか残らなかった。 これらの気持ちを抱かせるのが作者の本当の狙いなら、 あのような中途半端な結末するのでは無く、 ”真実を知った夫が自殺する”とかのような 徹底的に絶望感を与えるラストにした方が作品がぶれていなくていい。 これ位徹底的にやる気持ちが無いなら、 あのような中途半端なラストは書いて欲しくなかった。 | ||||
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| 心は妻の直子でも、体は自分の実の娘。 なのに娘の体を使って夫婦の営みをしようなどと、 まともな母親なら絶対に言わない。 そしてまともな父親なら一瞬でもその気にはなれないはず。 このシーン、どうしても気分が悪かった。 男性が書くとこうなるのだろうか。 母親なら、女性なら、ここは納得いかないと思う。 作者の本はいつも読みやすいが、今回はちょっと、 最後に脱力感がくる。さらっと読める本ではない。 直子が夫の辛い気持ちを感じ取って最後に娘のふりをしたのか? それとも、自分の新しい人生を切り開きたかっただけなのか? 前者なら感動だが、後者なら後味が悪い。 読み応えはあったが、辛くてこの本はもう二度と開けそうにない。 | ||||
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| 死んだはずの妻が娘の体内に宿ったことで、再び夫婦幸せに暮らしました・・・となりそうだが、 実際は気持ちのすれ違い、夫婦の営みの問題、孤独、寂しさ、もどかしさに悩まされる。 死んだ妻が娘の体に宿る、というと一見メルヘン的なストーリーかと思うが、極めて現実的な話だ。 個人的には平介に感情移入してしまい、直子が自分勝手に思えてならない。 直子は若返り、もう一度人生をやり直せ、ちゃっかり結婚までする。 しかし平介は、妻と娘を永遠に失い、喪失感だけが残る。 いっそのこと、ありきたりだが、直子が途中で消え藻奈美が戻ってきて欲しかった。 | ||||
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| 読み終わってから1年以上たってレビューを書いてます。 今思い出すのは、「ラストの展開」と「ブルーでやるせない感情」です(-_-;) ブルーな感情は後味が悪いって意味ではなくて、 いろいろな登場人物の想いをふまえるとそうなってしまいます。 個人的には、登場人物のやることに、共感や賛同はできませんがね。 感情を呼び起こすという意味では、価値がある作品で、オススメしたいです(^_^)/ ※注意:おもーい作品を読んでもいい時期に読んでくださいね。 | ||||
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| おなじ男として平介にはかなり共感するところがあり、直子の行動に違和感を感じる事もあった。ただ、もし最後の秘密が秘密のまま進んでいたら・・・平介は普通の父親としてその後の人生を送れたと思う。娘夫婦と同居してたかもしれないし、違うとしても夫は平介と同じ会社だから家もそう遠くないはず。そのうち孫の顔も見れたと思う。直子が1人で秘密を抱えて生きていくつもりだったんじゃないかなぁ。それが直子の考える平介の幸せだったと思う。だから、結末はとても切ない。 | ||||
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| 20代の男性です。平介と直子の夫婦愛に涙してしまいました。 レビューを見ると直子は酷い、自分勝手と言ってる人 もいるようですが、自分はそうは思いませんでした。 直子は平介を本当に愛しているからこそ、あのような行動を とったのではないでしょうか。 どうしたら、平介にとって一番良いのか、このままでは平介を今以上に 苦しめるのではないだろうかと考え抜いた結果があの『秘密』だったのだと思います。 きっと直子にとっては本当に辛くて、苦しい選択であったに違いありません。 そして、『秘密』を知った平介も直子のとった行動に深い愛を感じたのではないでしょうか。 自分のために、直子は本当の感情を心に抑え、娘として何年も振る舞ってくれた。 それは、本当に心から愛してくれているからこその行動なんだと平介自身も感じていたんだと思います。 だからこそ、最後に平介は直子に『秘密』について何も触れなかったのだと思うし、触れないことが平介の 直子に対する愛なのだと感じました。 人によって受け止め方が違うとは思いますが、自分にとっては夫婦愛の尊さを感じる 名作だと思います。 | ||||
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| 序盤からさりげなく張られた伏線(図書館での調べものの場面等)により終盤の展開を予感させられたが、作者の術中にはまり、平介同様完全に騙された。しかも主に平介の立場から描かれる物語に感情移入したこともあいまって、ラストで平介が受ける喪失感に打ちのめされた。読後1週間は、他に選択肢はなかったのだろうか、竹輪の夜に直子は何を考えたのだろうか、と余韻が頭から離れない。 ラストは賛否分かれると思う。しかし、精神は直子でも、肉体としての脳は藻奈美のものであり、直子の精神自体も若い脳の影響を受けていることを示唆する描写が有るところがこの小説の緻密なところだと思う。いつの間にか数学が得意になっていたように、また小学生の頃は性欲がなかったように、感情面でも藻奈美の脳の影響を受けていたのだろう。そう考えれば、直子の選択は認めたくはないが、認めざるを得ないほど説得力が有るように感じた。 夫婦でも相手のことを完全に理解して/されているわけではなく、また大なり小なり秘密はあるが(さすがに本作ほどの「秘密」はないだろうが)、それでも相手のことが大切に感じる、とても良い作品だと思う。 | ||||
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| ―自分が愛する者にとって幸せな道を選ぶ― この言葉が平介の心を大きく揺さぶった。 藻奈美を直子としてではなく娘として見ようと決心し、「直子」ではなく「藻奈美」と呼んだ。 夫平介の決意を受け止め、娘として人生を歩む決意をした妻直子。 しかし平介に対しては直子の意識が消滅したかのように振舞うのが切ない・・・。 山下公園でわあわあと泣いた「藻奈美」。 自分自身にさようならをする決意を固めた敬意とさようならをした瞬間、 そしてその苦悩を平介が知った・・・全てが切なすぎる・・・。 | ||||
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| 本を読んでみたいと思い、姉に「何か面白い本ない?」と聞きこの本を薦められました。 秘密…東野圭吾さんの作品を初めて読んだ本です。 読んでいくうちに序盤から惹きつけられる内容で、展開が気になってしかたのない物語です。 自分は当初秘密ってこういう意味だったんだと思っていたのだが 最後に秘密の意味を知ったとき、感動がどっときた気がしました。 他のレビューで書かれているように読み終わった後ただ呆然とした自分がいました。 そして、読み返しもしました。 確かに、夫・平介の気持ちも分かるけど、直子は平介のことをずっと好きだった。 ただ、直子の体が藻奈美だということで、直子自身もどうしていいか分からなくなったと思う。だから、あの日直子は苦渋の選択をした。 きっと、あの後も平介のいないところで何度も悩み泣いたのだろう。 でも、自分が平介の立場だったらやっぱり平介と同じことをしていたと思います。そこは男として平介に同情しますからね… 映画はありますけど、今更ですがドラマもあったら良いなと僕は思っております。 | ||||
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| 素直に、凄い。 そう思いました。 男性が読むと(私も男です)、平介かわいそう…とか、 直子ってなんなの!?って思うかもしれませんが、 自分が女性になったとして(出来るわけないのに)考えてみたら、 いつか戻ってくるかもしれない娘のために、直子はベストな選択をしたんじゃないのかなあ… と思えてきちゃいます。 これからもこの杉田家を見守っていきたいだとか、 一読者としては、そう思ってしまいます。 私は、東野圭吾さんの作品は、ガリレオシリーズをとるのが先だったので、 秘密よりも先に市川拓司さんの「いま、会いにゆきます」 を、読破した後の感想と似ているものを持ちました。 ただ、男・女・大人・子供…そんな多重な人物像をここまで見事に表現できた今作は、 あの時の気持ちを上回った。本来、作家さんの比較とかそういうのはしたくないのですがね…。 これは、とんでもない作品です。 | ||||
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| 「秘密」の内容を知ったとき、なにか重く暗いものがずんとのしかかった。あまりにも残酷なふたりのやさしさ。 | ||||
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| この作品は好きになれません。 まず、直子という女にイライラしました。 青春を取り戻してからは、旦那や藻奈美をそっちのけで突っ走る。 藻奈美のためにと言いながら、自分の人生のやり直しをやっているようでした。 結局、医学部進学の話はどうなったのでしょうか。共学に通いたかっただけですか。 藻奈美は置き去りにされているようで、かわいそうでした。 ラストに感動したという声も多いようですが、逆に意味が分からないという感じでした。 事故を起こした加害者の親族と被害者の娘が結婚なんてありえないだろうって純粋に思います。 バスの事故の様子や遺族の感情などはあまり上手に表現できてない印象を持ちました。 臨場感にかけるというか、私が最近「沈まぬ太陽」を読んだ後だからかもしれませんが。 やはり東野さんはミステリーに限るなぁって感じた作品です。 東野さんの作品ってたまに表現が似てますよね。 ラストの泣いて終わるは、容疑者Xの献身も一緒でしたよね。 | ||||
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| 多くの人が興味深いレビューを書いているのであえて書くことはないが、二つだけ。 子供に対する描写や想いが少ないと言う意見があるが、それは仕方ないであろう。 姿形は藻奈美のそれでも中身は完璧な直子。 今ここに存在しない者よりも、目の前にいて語りかけてくる者に比重が傾いてしまうのは道理であろう。 そして、この物語はあくまで夫婦が主役。子供の存在は重要なキーワードではあるが脇役。 切羽詰った二人が、それでも体を重ねられなかったこと。父と娘を演じながら生きていかなければならないこと。 長々とは書かないが、この二つだけでも我が子への想いは十分感じられる。 論争になっている結末部。 東野氏がちょっとミスったなと感じる。 直子を消してから9年後でも、時計店主に「お父さんには絶対に話さないで」と言った藻奈美=直子であるからには、過ぎし日の平介の苦しみやもがきも忘れていまい。 そして直子の存在について二重人格論を主張したぐらいだから、あえて店主に口止めをする必然性もない。 違う言い方をすれば、平介がその事実を知る可能性があり知ってしまったときの心情を考えれば、藻奈美として生まれ変わった後の聡明な直子ならば、 単に「母の形見を再利用したい」と店主に頼んだだけであろうし、平介にもそれを積極的に提案するぐらいではなかろうか。 指輪の件がばれることもメッセージと解釈している人もいるが、それでは山下公園で夫婦であることを捨てた意味がなくなってしまう。 直子の立場から言えば、あそこでさよならをしたことが思いやりでもあるはず。それを根底から覆すような真似をするはずがない。 とするとラストはちょっとやりすぎかなと思うしかない。 東野氏が選択した結末に比べ凡庸にはなるが、平介には安らかに娘を送り出させ、読者に”直子はいまだ藻奈美の中で生きている”と悟らせるほうがずっとスムーズだったのではなかろうか。 奇をてらったり驚かせたりばかりがいいものでもない。 ただ非常に読み応えがあったし、考えさせられ、強烈な印象が残った1冊だった。 また、これだけのレビューがついてああだこうだと論争になっているのは、一作家としては大成功でしょう。 | ||||
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| 男主観で書かれていることと妻の心理描写が無い事で一方的に解釈しすぎなのでは?少なくとも私は女の身勝手さなど感じませんでした最後の数ページで、夫と同じくらいの妻の苦悩もズガンと感じる事ができました娘として生きる他選択肢が無い場合、妻の様な行動が取れるのは夫を愛しているからではないでしょうかこの本の中にも書いてあったと思います「目に見える悲しみが全てではない」それから「愛するものが幸せになれる選択をすること」 | ||||
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| 直子さん、狡い。狡いよ。そりゃないって。勝手すぎるって。 | ||||
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| 東野圭吾作品好きです。この作品も、おもしろくないとは言いません。けれど、感動とか涙とかまったくありませんでした。唯一うるっと来たのは、終盤、藤崎の車におそろいの女の子の人形のエピソード。直子は、途中からもなみのことより自分の取り戻した青春に貪欲になって、自分のことしか考えてない自己中女にしか見えなかったし、そしてそんな自己中女の考えることは読めてしまって、ラストに繋がる。でも、私の意見は少数みたいですね。でも、どこが感動するのか、なぜラストの秘密を驚愕の事実と思うのか私にはわかりません。直子に騙されちゃいけません。 | ||||
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| ああ、脱帽。というか読後の脱力感がすさまじい。 とんでもSF展開だが、いたって真面目に現実的問題を扱う。 直子はどう生きればいいのか。そして2人の関係はどうすればいいのか。 年齢を重ねていくにつれ、その問題は深刻になる。 物語は夫・平介の視点から描写されるのだが、男の嫉妬を描くのが非常にうまい。リアルすぎる。 男の自分から見ると、やややり過ぎの感は否めないが、気持ちはわかり過ぎるほどわかる。 さて、この作品はこの主軸だけでは終わらない。 事故の原因。 そしてそれにまつわる人々の物語。 これらの要素がメインの話がひと段落した頃に、タイミングよく入ってくる。 飽きさせない展開。これがこの作品に厚みをつけていると思う。さすがです。 そして衝撃のラスト。 感動した。感動したけども、釈然としない。 作者の意図通りであることは重々承知だが、どうしても平介に感情移入してしまって、直子の行動に納得がいかない。 ラストの決断に、平介のためという気持ちはあったであろうが、正直自分のための行動に見えてしまう。 この結末以外にも他の手があったはずだ。と思わざるをえない。 具体的に挙げろと言われても困るが。 要するに、俺は直子に平介を選んでほしかったんだ。 別に、直子も考えた末での行動なのはわかってる。 ただ、平介を選ばなかった。 その一点だけが、ひっかかる。 これは男の私だからこその感想なのか。 女性が読むとまた違った印象を受けるのかもしれない。 | ||||
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