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幽霊刑事
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幽霊刑事の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全50件 21~40 2/3ページ
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タイトル通りのこてこての設定ですが、 作者の力量があれば、 読ませてしまうものが出来るのだなと思わせる良本。 推理小説としてのプロットは、ちょい甘ですが(笑)。 でも余韻は最高です。 | ||||
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最初の方はこれからどうなるんだろう??とわくわくしながら読みました。 ただ、須磨子のキャラクターがどうにも薄く感じられ、 付き合っていた割に妙に上辺の綺麗な所しか見せ合っていないような 印象を受けました。後輩の早川の方がよっぽどうまく描かれてます。 そして、一番残念なのが、犯人とその動機の部分……。 引っ張って引っ張って、じらした結果がこれかと。 面白くないわけじゃないけど、色々と惜しい作品だと思います。 | ||||
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最初の方はこれからどうなるんだろう??とわくわくしながら読みました。 ただ、須磨子のキャラクターがどうにも薄く感じられ、 付き合っていた割に妙に上辺の綺麗な所しか見せ合っていないような 印象を受けました。後輩の早川の方がよっぽどうまく描かれてます。 そして、一番残念なのが、犯人とその動機の部分……。 引っ張って引っ張って、じらした結果がこれかと。 面白くないわけじゃないけど、色々と惜しい作品だと思います。 | ||||
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表紙に惹かれて買った本です。 ですが読み始めると止まらない! 最後のページまで読み耽りました。 犯人は最初から明らか…でもまだ真相が!凄くどきどきしました。 解決後、つまりクライマックスもいいです。 思わず目が潤みました。 一度目だけでなく二度目も三度目も楽しめます。 | ||||
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表紙に惹かれて買った本です。 ですが読み始めると止まらない! 最後のページまで読み耽りました。 犯人は最初から明らか…でもまだ真相が!凄くどきどきしました。 解決後、つまりクライマックスもいいです。 思わず目が潤みました。 一度目だけでなく二度目も三度目も楽しめます。 | ||||
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2000年の単行本、2002年の講談社ノベルスの文庫化。 殺人の被害者が幽霊としてよみがえり、犯人と真相を突き止めていく話。この設定自体はありふれているから、ポイントは、どういうふうに料理するかということになる。結論から言えば、まあまあよくやっている。 トリック自体は単純。読者の大部分はかなり早い段階で真相に気付いてしまい、じりじりしながら読み進めることになるだろう。しかし、それでも読ませてしまうところが著者の技術。 残されたフィアンセとのロマンチックな恋の物語も、うまくまとめてある。このあたり、実に物語りづくりが上手い。ラストの余韻には納得させられた。 いい話だ。 | ||||
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2000年の単行本、2002年の講談社ノベルスの文庫化。 殺人の被害者が幽霊としてよみがえり、犯人と真相を突き止めていく話。この設定自体はありふれているから、ポイントは、どういうふうに料理するかということになる。結論から言えば、まあまあよくやっている。 トリック自体は単純。読者の大部分はかなり早い段階で真相に気付いてしまい、じりじりしながら読み進めることになるだろう。しかし、それでも読ませてしまうところが著者の技術。 残されたフィアンセとのロマンチックな恋の物語も、うまくまとめてある。このあたり、実に物語りづくりが上手い。ラストの余韻には納得させられた。 いい話だ。 | ||||
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なかなか感動させていただきました。終盤、ちょっとホロッと来たかも。 普通なら殺した犯人を捕まえるようにもって行き、司直の手に渡すなり、復讐するなりしそうだけど、さすがは有栖川さん、幽霊の設定もきちんとしており、また事件も一筋縄ではありません。 幽霊になった主人公の独白が少し長く感じましたが、私の個人的な見解で、そこが良い、というひともいるでしょう | ||||
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なかなか感動させていただきました。終盤、ちょっとホロッと来たかも。 普通なら殺した犯人を捕まえるようにもって行き、司直の手に渡すなり、復讐するなりしそうだけど、さすがは有栖川さん、幽霊の設定もきちんとしており、また事件も一筋縄ではありません。 幽霊になった主人公の独白が少し長く感じましたが、私の個人的な見解で、そこが良い、というひともいるでしょう | ||||
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「幽霊もの」ならではの哀切なラストは確かに感動的です。が、売りとしてそればかり強調されているので、湿っぽい話は苦手だなという方に一言。 全体にユーモアの豊かなカラリとした作品です。特に主人公の幽霊と唯一コンタクトできる後輩刑事が青森のイタコの孫と設定されているあたりなど爆笑もの。この後輩が実に良く描けてますし、銀行強盗などのサブストーリー、怪盗(?)ドクターXなど脇役も光って、とにかくエンタテインメントとして魅力一杯なのです。謎解きはさすがこの人の本領だけあって伏線のバラマキと収集が実にテンポ良く鮮やか。唯一、第一の事件と第二の事件の心理的な結びつきが説明不足に感じましたが、大した問題ではありません。 シリアスな視点で読めば、一部のキャラクターが類型的とかいう批判もできるのでしょうが、そのへんを割り切ったところも成功の原因だと思いました。読み終えたあと、最後まで明示も暗示もされないままの主人公の行き先が天国であることを強く願う気分にさせられます。 | ||||
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「幽霊もの」ならではの哀切なラストは確かに感動的です。が、売りとしてそればかり強調されているので、湿っぽい話は苦手だなという方に一言。全体にユーモアの豊かなカラリとした作品です。特に主人公の幽霊と唯一コンタクトできる後輩刑事が青森のイタコの孫と設定されているあたりなど爆笑もの。この後輩が実に良く描けてますし、銀行強盗などのサブストーリー、怪盗(?)ドクターXなど脇役も光って、とにかくエンタテインメントとして魅力一杯なのです。謎解きはさすがこの人の本領だけあって伏線のバラマキと収集が実にテンポ良く鮮やか。唯一、第一の事件と第二の事件の心理的な結びつきが説明不足に感じましたが、大した問題ではありません。シリアスな視点で読めば、一部のキャラクターが類型的とかいう批判もできるのでしょうが、そのへんを割り切ったところも成功の原因だと思いました。読み終えたあと、最後まで明示も暗示もされないままの主人公の行き先が天国であることを強く願う気分にさせられます。 | ||||
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推理小説家の中で、とても好きな作家さんの一人です。有栖川先生。始めは、中身を確認せずして購入した本です。読み始めてスグに、ロマンス物だと気付き、驚きました。いつもの作品とは少し毛色が違い、その新鮮さがかえって私をのめり込ませました。有栖川先生の作品が好きな人は、殆どの人が驚くのでは…?(笑)冒頭部部分で早くも死んでしまう主人公の刑事。それから、救いようの無い彼「幽霊」を見ることの出来る、唯一の助っ人刑事。ただ、その助っ人は幽霊嫌いなんですよ。二人のやりとりがとっても面白くて、妙に笑えます。最後はやはり、「幽霊」である主人公が天国へと帰ってしまいます。大切な人との別れは、やはり悲しいものです。凄く泣けましたが、何だか読み終わった後にほっとしました。なんだか暖かい気分になれる作品です。読み終わったら最後の一ページを、大切にそっと閉じれる本のひとつになるかもしれません。少なくとも私は、そんな風に本を閉じた一人です。 | ||||
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推理小説家の中で、とても好きな作家さんの一人です。有栖川先生。 始めは、中身を確認せずして購入した本です。読み始めてスグに、ロマンス物だと気付き、驚きました。 いつもの作品とは少し毛色が違い、その新鮮さがかえって私をのめり込ませました。 有栖川先生の作品が好きな人は、殆どの人が驚くのでは…?(笑) 冒頭部部分で早くも死んでしまう主人公の刑事。それから、救いようの無い彼「幽霊」を見ることの出来る、唯一の助っ人刑事。 ただ、その助っ人は幽霊嫌いなんですよ。二人のやりとりがとっても面白くて、妙に笑えます。 最後はやはり、「幽霊」である主人公が天国へと帰ってしまいます。 大切な人との別れは、やはり悲しいものです。 凄く泣けましたが、何だか読み終わった後にほっとしました。 なんだか暖かい気分になれる作品です。 読み終わったら最後の一ページを、大切にそっと閉じれる本のひとつになるかもしれません。 少なくとも私は、そんな風に本を閉じた一人です。 | ||||
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読んでいる途中で、何度か某・我孫子氏の作品ではないか、と思い込んでしまったくらいに、他の有栖川作品とはかけ離れた印象。読み始めの印象はそんなところでした。が、読み進めてみると、これは娯楽小説でも恋愛小説でも刑事小説でもなく、紛れもない「推理小説」であると言う事がよく分った。「幽霊」という不自由極まりない身分になってしまった主人公は、見方を変えれば「プチ嵐の山荘」状態であるし、二転三転する展開は、読んでいて飽きさせないものだ。もしかすると男性限定の感想なのかもしれないが、主人公に思わず感情移入してしまう部分もあり、エンターテイメントとしの部分もしっかり持ち合わせている所が、ニクい。残念な点はと言えば、雑誌連載(?)だったためかエピソードがぶつぶつ切れていて、長編として読むと多少の違和感を感じる事か。が、そこの所は割り切ってしまえる所なので、個人的には減点にはならない。重いミステリの合間に読むと、清涼剤のようになる作品 | ||||
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読んでいる途中で、何度か某・我孫子氏の作品ではないか、と思い込んでしまったくらいに、他の有栖川作品とはかけ離れた印象。読み始めの印象はそんなところでした。 が、読み進めてみると、これは娯楽小説でも恋愛小説でも刑事小説でもなく、紛れもない「推理小説」であると言う事がよく分った。 「幽霊」という不自由極まりない身分になってしまった主人公は、見方を変えれば「プチ嵐の山荘」状態であるし、二転三転する展開は、読んでいて飽きさせないものだ。 もしかすると男性限定の感想なのかもしれないが、主人公に思わず感情移入してしまう部分もあり、エンターテイメントとしの部分もしっかり持ち合わせている所が、ニクい。 残念な点はと言えば、雑誌連載(?)だったためかエピソードがぶつぶつ切れていて、長編として読むと多少の違和感を感じる事か。が、そこの所は割り切ってしまえる所なので、個人的には減点にはならない。 重いミステリの合間に読むと、清涼剤のようになる作品 | ||||
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上司に殺された主人公の刑事は、幽霊となりこの世に留まることになる。その霊体である「自分」を認識する事ができる元部下と共に自分の殺された事件の真相を追究する・・・。私にとっては微妙な作品。著者の他作品とはかなり毛色の異なる作品だと思います。本格推理説として読もうとするならば、かなりツライのではないでしょうか。ただ、それを認識した上で読んでも、全体が冗長に感じ、ある種のくどさを感じます。設定の奇抜さが駄目なタイプではないのですが、この作品は設定の奇抜さに振り回された印象が残りました。山口雅也氏著「生ける屍の死」とまではいかなくても、この著者ならもう少し・・・と思います。 | ||||
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上司に殺された主人公の刑事は、幽霊となりこの世に留まることになる。 その霊体である「自分」を認識する事ができる元部下と共に自分の殺された事件の真相を追究する・・・。 私にとっては微妙な作品。 著者の他作品とはかなり毛色の異なる作品だと思います。 本格推理説として読もうとするならば、かなりツライのではないでしょうか。 ただ、それを認識した上で読んでも、全体が冗長に感じ、ある種のくどさを感じます。 設定の奇抜さが駄目なタイプではないのですが、この作品は設定の奇抜さに振り回された印象が残りました。 山口雅也氏著「生ける屍の死」とまではいかなくても、この著者ならもう少し・・・と思います。 | ||||
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誰もが犯人ではないかと疑ってしまうけど動機も分からないし、辻褄が合わない…犯人が分かったときよりもその後がこの本では大切なのです!!愛し合う二人に訪れたのは悲しみであった。しかし愛するということは、姿が見えなくても、声が聞こえなくても、生きていなくても、変わることなく、在り続けるものであると思いました。愛し合う二人の悲しく切ないラストには涙です。非現実的なのですが物語の展開に目が離せなくなってしまい、はまってしまいました。 | ||||
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誰もが犯人ではないかと疑ってしまうけど動機も分からないし、辻褄が合わない… 犯人が分かったときよりもその後がこの本では大切なのです!! 愛し合う二人に訪れたのは悲しみであった。しかし愛するということは、姿が見えなくても、声が聞こえなくても、生きていなくても、変わることなく、在り続けるものであると思いました。愛し合う二人の悲しく切ないラストには涙です。 非現実的なのですが物語の展開に目が離せなくなってしまい、はまってしまいました。 | ||||
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誰もが犯人ではないかと疑ってしまうけど動機も分からないし、辻褄が合わない… 犯人が分かったときよりもその後がこの本では大切なのです!! 愛し合う二人に訪れたのは悲しみであった。しかし愛するということは、姿が見えなくても、声が聞こえなくても、生きていなくても、変わることなく、在り続けるものであると思いました。愛し合う二人の悲しく切ないラストには涙です。 非現実的なのですが物語の展開に目が離せなくなってしまい、はまってしまいました。 | ||||
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