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(短編集)
連城三紀彦 レジェンド
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連城三紀彦 レジェンドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.86pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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ミステリーであり、恋愛小説であり. . . まさか、実際に起きた日本人作家(存命)による猟奇殺人事件が描かれているとは思いませんでした。恐くてフルネームでは書けません。これは知らなかった. . . 唐十郎の本も読みたいような. . . | ||||
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連城三紀彦氏へのオマージュであると共に、連城氏の魅力を紹介し、そのファンの拡大を意図したアンソロジー。私は連城氏のデビュー当時(「変調二人羽織」)からのファンなので、こうした企画は大歓迎である。収録作品とその選者は以下の通り。 「依子の日記」(「変調二人羽織」、合議) 「眼の中の現場」(「紫の傷」、伊坂幸太郎氏) 「桔梗の宿」(「戻り川心中」、小野不由美氏) 「親愛なるエス君へ」(「瓦斯灯」、綾辻行人氏) 「花衣の客」(「瓦斯灯」、米澤穂信氏) 「母の手紙」(「日曜日と九つの短篇」、合議) 私は6つの短編全て既読だったが、この中で連城氏の代表作と言えるのは、「桔梗の宿」と「花衣の客」(これは渋い!)だけである(「親愛なるエス君へ」は確かに異色作だが選者のスプラッタ好みが出ているだろう。また、伊坂氏の初期の代表作「ラッシュライフ」が連城氏の「暗色コメディ」を意識している事は有名だが、「眼の中の現場」を選んだ理由は不可解)。本アンソロジーの特長はデビュー作の「変調二人羽織」や地味な印象のある「瓦斯灯」中の短編を採っている点であろう。反面、連城氏の代表短編集である、「夜よ鼠たちのために」、「宵待草夜情」、「顔のない肖像画」といったものから一編も選ばれていないのも不可解である。本アンソロジーの読後に読んで欲しいという事だろうか ? いずれにせよ、本アンソロジーをキッカケに、連城氏のファンが益々増えて欲しいと願う。 | ||||
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発売時のネットの記事を見て読む気になった一冊。 うーん・・・何か「ビックリさせてやろう」的な仕込みがありあり過ぎで 素直に驚けない感もあります。 「花衣の客」はまた、ビックリとは違った意味での驚愕の真相が隠されたものですが、 ”その面影”がだんだん消えていく女性と、こんな形で何十年も会い続けますかね? リアリティ無さ過ぎない? ”ほんとに愛してたのは○○の方で”というパターンが何回か出てきますが、 そのノリを継承して、恋愛小説作家にシフトしていったのだろうか? (確認する気もありませんが) ただ、奇を衒った感のない「桔梗の宿」はかなり素晴らしい味わい。 これは気に入った。 | ||||
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