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5人のジュンコ
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5人のジュンコの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.39pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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お話の下敷きになった有名な事件に興味があって購入しましたが、筆力に引き込まれてあっという間に読了。事件よりも作者に興味が移ってしまいました。ジュンコ5人、みんな、一癖も二癖もあるんだけど、特別な感じがしないのはなぜ?見事な構成です。 | ||||
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いつもながらの満足感です。 | ||||
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最近は活字を読むことが少なくなり、小説を読むよりも動画で見たほうが感情移入できると思っていました。 けれど、この作品は複雑な内容なのに、すらすらと読み進めることができました。 私にはとてもピッタリ、相性の良い作品です。 | ||||
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「ジュンコ」の生き方がさまざまに描かれて、関連性を読み深めることが爽快でした。 | ||||
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期待通りに面白いです。ただ最後は「どういうこと?」となりがちなのでドラマも見て見ると良いかも知れません。 | ||||
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ずっと文庫が出るのを待ってました。重たいのは嫌なので。内容は真梨さんらしい感じでした。ただ、もっと繋がって繋がって一つになるのかなーと思ってましたが…。 | ||||
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『殺人鬼フジコの衝動』に匹敵する衝撃的なイヤミスだった。 あの木嶋佳苗をモデルにしたような伊豆連続不審死事件の容疑者・佐竹純子により、4人のジュンコが悪意の連鎖に巻き込まれてゆく不幸な姿が描かれる。 次々と描かれる嫌な事件は、どこかで見聞きしたことがあるような事件ばかりで、やけにリアルである。佐竹純子の悪行を暴きながら、彼女に翻弄される4人のジュンコたちの不幸を描いた作品かと思いきや… 特にラストの『エピソード0』で全てが氷解したときの驚きは… | ||||
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先にドラマにはまり、原作を買った。 ドラマが終わってからすぐ原作を読み、その違いに驚愕。 ここから真梨幸子ワールドにはまってしまった。 どっちがいいわるいではなく、よくぞこれほどひとの考えを自然に絡ませられるものだと、原作にはただただ感動。ドラマより遙かに怖い。ひとは怖い。 ドラマはドラマで、原作をしっかり理解した上でのエンタテイメントとして独立した成りたち。 原作ものの映像化はすぐどっちがいいという話になりがちだが、5人のジュンコは原作と映像の絶妙な「棲み分け」によって二度楽しむことができ、さらに続編、スピンオフなども期待できるので原作者も読者もドラマファンも嬉しいのではないだろうか。今後の原作もの映像化に、いろいろな可能性を示唆した作品としても記憶に残る。 | ||||
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真梨さんの本を読んだのは、初めて。ジュンコと言う名前の女性が5人出てくるが、知り合いだったり、そうでなかったり。犯罪を犯したのは、ジュンコ自身とは限らない場合も。最後は驚いたが、途中解き明かされない謎がそのまま分からないままだったり。消化不良。佐竹純子は篠田淳子の家庭をどうやって壊した? | ||||
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冒頭、佐竹純子が容疑者の5件の詐欺、及び連続不審死事件の概要が語られます。純子も含めたジュンコが5人ですので、それぞれ事件の話かと想像しましたが、真梨幸子氏の作品がそのようなシンプルな訳はありませんでした。 同じ「ジュンコ」という名前だったがゆえに・・・、という内容は全編に当てはまることはないと思いますが、純子の事件が、直接間接問わず、その関わりの濃淡によらず、他の4人のジュンコ本人やその関係者にハレーションを引き起こし人生を狂わせます。また、その翻弄される人々と比べることにより、佐竹純子の堂々とした存在感が際立ちます。 佐竹純子自身の事件とは別の連続死亡事件を上手く絡ませ、名前の平仮名片仮名表記も巧みに使い分け、そしてエピソード5のラストからエピソード0に至るインパクトは強烈です。 | ||||
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真梨 幸子さんの新刊です。 連続結婚詐欺&不審死事件の容疑者・佐竹純子 その同級生で親友だった女 篠田淳子、 事件を追うジャーナリストのアシスタント田辺絢子 彼女たちは同じ名前だったがゆえ、悪意の渦に巻き込まれて行きます。 佐竹純子 篠田淳子 田辺絢子 守川諄子 福留順子 今回の物語には5人のジュンコが登場します。 真梨さんの作品らしくどの登場人物も一癖も二癖もあり 読んでいて陰鬱な気分になるけれどやはり止められない面白さがあります。 「エピソード1」から「エピソード5」まで5人のジュンコに纏わるストーリー展開で そしてラスト「エピソード0」でのどんでん返し 女の嫉妬、虚栄心、ドス黒い気持ちが盛りだくさんで心地よい作品ではないけれど ラストまで読まずにはいられなくなるそんな物語です。 | ||||
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伊豆連続不審死事件の犯人、佐竹純子。 彼女の周りの五人の男性が不審な死を遂げる。 世間を騒がせた、この事件の犯人と同じ名前 「ジュンコ」だった為に人生を狂わせることになる 四人の女性のエピソード。 エピソード1淳子(篠田淳子) 佐竹純子とは中学時代の同級生。 同じクラスになったことが全ての始まりとなる。 エピソード2絢子(田辺絢子) ジャーナリスト久保田芽依のアシスタント。 芽依と自身の為に佐竹純子の事件を独自に追いかける。 エピソード3詢子(守川詢子) 田辺絢子の夫の、ある告白により辿り着いた 取材対象の母親、既に亡くなっている。 エピソード4順子(福留順子) 社宅住まいから念願のマンション購入を控え 思いがけない人間関係に悩まされていく。 「同じ名前だったがゆえ、悪意の渦に巻き込まれる」とありますが 少しニュアンスが違うような気がします。 全てのエピソードに言える訳ではありませんが 佐竹純子が起こした事件が余りに大きく世間を騒がせた為に その背景として、ひとつのきっかけになってしまった と言う方が近い気がします。 それぞれが抱えている思いや背負っている家庭問題が 根底にあって、それが事件へと発展していくのですが 鬱積した不満が殺意へと形を変えていく様子は 鬼気迫るものを感じます。 それが作品にリアリティを持たせています。 ただ、佐竹純子が何故、五人もの男性を騙すことが出来たのか そう思わせる要因が少し弱いような気がします。 気になる点はありますが面白かったです。 最後の「エピソード0」には驚かされました。 | ||||
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昨今、世を騒がしている女結婚詐欺師による連続不審死事件。その中でも強烈なインパクトを放つK嶋佳苗事件がモチーフになっていますが、女結婚詐欺師じたいがメインではありません。どちらかというと連続殺人鬼の女結婚詐欺師は、塀の中で、世間の様子をニヤニヤと笑いながら楽しんでいる、オーディエンス。 メインになるのは、世間を騒がす稀代の毒婦とたまたま同じ名前の4人の女性たち。彼女たちが日常に潜む悪意に飲み込まれていく物語です。作中「バタフライエフェクト」という言葉が登場しますが、自分とは関係ないと思った出来事に、知らず知らずのうちに影響されていく4人のジュンコたち。職場カースト、スクールカースト、社宅カースト、友人カースト、ご近所カースト。いろんなカーストであえぐ女性たちの後味悪いエピソードが続いたのち、ラスト、エピソードゼロで、真梨節が炸裂します。 | ||||
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