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ハイペリオン
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【この小説が収録されている参考書籍】
ハイペリオンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.30pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全75件 1~20 1/4ページ
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ハイペリオン巡礼へ赴くことになった7人の物語 個性的なキャラクター達と、それぞれの物語が独立した重厚なSF短編のように繰り広げられ、最終的にはシュライク・時間の墓標・ハイペリオンへと収束していく 名作と呼ばれるだけあって世界観、情景描写、SF要素などの表現が素晴らしく、読み進めるほど独特の魅力を放つ物語に惹き込まれていく 続編のハイペリオンの没落が楽しみだ | ||||
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巡礼者達の旅路はクライマックスへ突入し、複雑に交差する物語が凄まじい規模で展開していく 今作では巡礼者達の時間の墓標での出来事と並行して、新しいキャラクターであるセヴァーンの動向、アウスターとのハイペリオンを巡る全面戦争、その後に続くウェブ内惑星への奇襲攻撃、マイナ・グラッドストーンと政府関係者達の立ち回りなど、場面が交互に切り替わりながら物語が進行する 巡礼者達も時間の墓標に近づくにつれ離れ離れになっていき、シュライクとの対峙やそれぞれに課された運命をくぐり抜け、最後には全ての物語が驚きの結末に集結する 常に緊張感のある予想のつかない展開と、壮大なスケールで進行する物語に圧倒され、気がつけば一気に読み終えていた 読後の満足感と同時に、もう少しあの世界観に浸っていたかったという余韻を感じさせる、正に名作と呼ぶに相応しい物語だった | ||||
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巡礼者達の旅路はクライマックスへ突入し、複雑に交差する物語が凄まじい規模で展開していく 今作では巡礼者達の時間の墓標での出来事と並行して、新しいキャラクターであるセヴァーンの動向、アウスターとのハイペリオンを巡る全面戦争、その後に続くウェブ内惑星への奇襲攻撃、マイナ・グラッドストーンと政府関係者達の立ち回りなど、場面が交互に切り替わりながら物語が進行する 巡礼者達も時間の墓標に近づくにつれ離れ離れになっていき、シュライクとの対峙やそれぞれに課された運命をくぐり抜け、最後には全ての物語が驚きの結末に収束する 常に緊張感のある予想のつかない展開と、壮大なスケールで進行する物語に圧倒され、気がつけば一気に読み終えていた 読後の満足感と同時に、もう少しあの世界観に浸っていたかったという余韻を感じさせる、正に名作と呼ぶに相応しい物語だった | ||||
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主役的な登場人物はいない、というか登場人物がある意味、章ごとに主役を 担っている内容となっている。 どの章の物語も惹き込まれる内容で素晴らしく、かつ何かを考えさせられる 恣意的でいてさらには哲学的なものを感じずにはいられない。 登場人物達の物語が、今後複雑に絡み合う後続作品への導入部としての 役割も担っているので、必読だ。 | ||||
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前作の大人しめの物語から一転、物語は一気に動き出す。 登場人物への理解が進んでいるので、このまま進むのは難しくはない。 魅力的なキャラ恐ろしいキャラ様々なキャラが登場して、物語は驚きの 展開を見せ始める。 なによりプロットやキャラ設定がしっかりしているので、満足感はかなりの ものだ。 | ||||
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引き続き、物語は中盤から終盤へと加速して続いていく。 惑星ハイペリオンの巡礼の旅で、果たして登場人物たちの命運は 一体どうなるのかが最大の興味であり物語の肝だ。 詳しい内容はネタバレになるので今のところ書く気はないが、読後の 満足感はかなりのものだった。 たとえ選ばれた人間であれ、あそこまで出来るものなのかとただただ 圧倒されると同時に何かを深く考えさせられる物語だ。 難解な部分もあり、好みもあるが、自分にはかなり合っていた。 ここで物語はひと息と言うか取り敢えず完結はしている。 だが、エンディミオンと言う続編があることを申し添えておこう。 | ||||
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再読だが20年以上前? とても面白かったのを憶えていて、シリーズが完結したようなので、今回シリーズ制覇に挑戦。 ダン・シモンズのSF以外の本はかなり読んだが、歯切れの良い文体に練ったストーリーが楽しめる。 この作品も全くの架空の話ながら、リアルな人物像と豊かで緻密な世界観でじっくり楽しめる。 一方で架空世界の自然描写や世界観の描き込みが濃厚すぎて読み疲れる部分もある。 とはいえ下巻も、イマジネーションあふれる世界観、想像も出来ない物語の展開に期待。 | ||||
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"片手をかかげ、娘は大声でいった。『シーユー・レイター、アリゲイター!』ソルも片手をそっとあげた。『インナ・ホワイル・・クロコダイル』"1990年発表、ローカス賞受賞にして【長門有希(涼宮ハルヒシリーズ)ファンにも有名な】本書はSF古典傑作『ハイペリオン4部作』の2作目にして、前作の謎が明らかになる興奮の一冊。 個人的には前作にして、デカメロン?あるいはカンタベリー物語?の様に主役達、選ばれた巡礼者達が参加意図をそれぞれ1つの物語として語るも謎は先送りの『ハイペリオン』を読み終えた後、気になって仕方がなかったのですが。ようやく手にとりました。 さて、そんな本書は俯瞰的な『神の視点』の語り手"ぼく"ことジョセフ・セヴァーンが新たに登場。このスケールの大きな物語全体を補足してくれつつ、前作の語り手であった巡礼者たちは、同時進行的に次々に謎の存在、圧倒的な時空間跳躍能力と戦闘能力を持つシュライクによって惑星ハイペリオンで襲われていく中、宇宙では連邦と宇宙の"蛮族"アウスター艦隊の一大決戦が行われていくのですが。 まず、前作の謎の"解答編"としての性格を持つ本書、上下合わせて約1000ページを費やして丁寧に回収、一つ一つ解決されていて【翻訳の素晴らしさも伴って】読みやすくも読み応えある、さすがの読後感でした。 また、イギリスのロマン主義詩人、ジョン・キーツの物語詩『ハイペリオン』『ハイペリオンの没落』を下敷きにして、本書はいかにもB級SF的なギミック、様々な要素を【大量にリミックスしながら】描かれているわけですが。いまだに映像化されていないのが不思議な感じで。レトロさを残しつつも【今の特撮技術でぜひ映像化して欲しい】とも思いました。(さて、シリーズ残り『エンディミオン』『エンディミオンの覚醒』はどうしようかな。。) SF好きな全ての人に。またスターウォーズのようなスケールの大きな、そして群像劇的な宇宙戦争物語が好きな人にもオススメ。 | ||||
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"片手をかかげ、娘は大声でいった。『シーユー・レイター、アリゲイター!』ソルも片手をそっとあげた。『インナ・ホワイル・・クロコダイル』"1990年発表、ローカス賞受賞にして【長門有希(涼宮ハルヒシリーズ)ファンにも有名な】本書はSF古典傑作『ハイペリオン4部作』の2作目にして、前作の謎が明らかになる興奮の一冊。 個人的には前作にして、デカメロン?あるいはカンタベリー物語?の様に主役達、選ばれた巡礼者達が参加意図をそれぞれ1つの物語として語るも謎は先送りの『ハイペリオン』を読み終えた後、気になって仕方がなかったのですが。ようやく手にとりました。 さて、そんな本書は俯瞰的な『神の視点』の語り手"ぼく"ことジョセフ・セヴァーンが新たに登場。このスケールの大きな物語全体を補足してくれつつ、前作の語り手であった巡礼者たちは、同時進行的に次々に謎の存在、圧倒的な時空間跳躍能力と戦闘能力を持つシュライクによって惑星ハイペリオンで襲われていく中、宇宙では連邦と宇宙の"蛮族"アウスター艦隊の一大決戦が行われていくのですが。 まず、前作の謎の"解答編"としての性格を持つ本書、上下合わせて約1000ページを費やして丁寧に回収、一つ一つ解決されていて【翻訳の素晴らしさも伴って】読みやすくも読み応えある、さすがの読後感でした。 また、イギリスのロマン主義詩人、ジョン・キーツの物語詩『ハイペリオン』『ハイペリオンの没落』を下敷きにして、本書はいかにもB級SF的なギミック、様々な要素を【大量にリミックスしながら】描かれているわけですが。いまだに映像化されていないのが不思議な感じで。レトロさを残しつつも【今の特撮技術でぜひ映像化して欲しい】とも思いました。(さて、シリーズ残り『エンディミオン』『エンディミオンの覚醒』はどうしようかな。。) SF好きな全ての人に。またスターウォーズのようなスケールの大きな、そして群像劇的な宇宙戦争物語が好きな人にもオススメ。 | ||||
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読み終わった数年後も読んでいた間の世界を思い出す。領事のことも時々思い出して優しい気持ちになる。続編のエンディミオンはまた違ったものが心に刺さって忘れられなくなる。このシリーズには人生が詰まっている。 | ||||
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ハイペリオン~ハイペリオンの没落まで上下巻×2と続くシリーズの最初の本です。 既に語りつくされてはいますが、「ハイペリオン」上下は「ハイペリオンの没落」ですべての話が集結するためのイントロです。巡礼者のひとつひとつの話を読むのだ、ここだけでは話はおわらないのだ、という前情報と、重たく説明が不親切な重厚な文章を4冊読み切るという気合がないと先へは進めないかもしれません。 最後まで読み終わった時の満足感はそこらのSFの比ではないのですけどね。 | ||||
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"そこでだー残された数日のあいだに、それぞれの動機をみなで分かち合ってはどうかな"1989年発刊にしてヒューゴ賞、ローカス賞受賞の本書は、長編ハイペリオン4部作の導入部として、7人の巡礼者が参加動機を短編的に語り合う、ジョン・キーツの物語詩を元に再構築された枠物語。 個人的には、池澤夏樹の娘にしてSFにも詳しい声優、池澤春菜が本書を紹介していたのをキッカケに手にとりました。(『涼宮ハルヒの憂鬱』の長門本としてもファンの間では有名ですね) さて、そんな本書は28世紀の宇宙を舞台にして、謎の時間超越する殺戮者シュライクを封じ込めた謎の遺跡『時間の墓標』のある惑星、ハイペリオンに向かう7人の男女の旅を描いているのですが。最初に驚かされたのは、いかにもスペースオペラ!血湧き肉躍る冒険の旅!っぽい表紙から受ける印象と違って【旅自体は意外と順調に淡々と進む所】でしょうか。あっさりした結末も含めて、ちょっと驚きました。 一方で、7人が旅の合間に互いの『旅への参加動機』を語り合う様子は【ホラー、恋愛、ハードボイルド、戦記、ファンタジー等】と、それぞれが様々な作品からのオマージュを流用しながら趣向を凝らした短編小説として【絡み合いながらも成立していて】読み応えありました。正直、本書『ハイペリオン』上下だけでは消化不良でしたが、続編の『ハイペリオンの没落』『エンデュミオン』『エンデュミオンの覚醒』を読み進める事が前提になっているとしたら、導入部として【これはこれであり】だと思いました。(=読み進めていきます) ライトではない、骨太かつ壮大なSF小説を探す方へオススメ。 | ||||
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某ヒューマノイドインターフェイスが読んでいたと言われる逸品。 | ||||
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ほとんど語られることのなかった事実が少しずつ見えてきます。 そして、明らかな滅亡は意外なものが引き起こしているということが 判明してきたのです。 そして、謎だったアウスターの存在も明らかになります。 言ってしまえば、決して彼らは大規模に攻撃を仕掛けたわけでなく 攻撃を明確にしたのは1つのみだったわけで。 他のものは… 読めばわかることでしょう。 そう、下手をするとこれは現実世界でも起きてしまいそうなことだから。 物語はとにかく壮大です。 ただし、謎が解明されたものの、 まだまだ残っている謎も多く それが続きもののシリーズでどれだけ明かされていくか… 未知数ですね。 | ||||
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ハイペリオン、紙も持ってるけどKindle版も買ってしまった。 紙、重いので。 内容は何度も読んでるので文句なしですが、ルビの多いハイペリオンの本文は大丈夫なのかと、文字割れすごいんじゃないかと不安があったのですが、本文の均等揃えをやめて上揃えになってました。 たまに本文の下が少し空くのですが、その代わり文字割れは全然ないようなので、大変読みやすいと思いました。 | ||||
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とでも言えそうな・・ 司祭、兵士、詩人、学者、探偵、領事・・ と、次々に話に引き込まれました。 ちなみに、ハイペリオンの陥落、以降は未読です。 あくまでも、ハイペリオン上下を読んだ感想として・・ 言葉の詳細説明なく、壮大なSF宇宙がドッと繰り広げられ・・ それぞれの話がどうつながっていくのか、という興味も、もちろんありましたが、 それより、ひとつひとつのストーリーの内容がまったく異なり、それぞれが濃い。 醍醐味は、その独特な世界、繰り広げられるSF景観、登場人物たちの想い・・ などでしょうか。 謎解き、という意味では答えはでていないようですが、気になりませんでした。 壮大なSF宇宙を舞台とする、重厚なものを楽しみたい方に、お勧めです。 | ||||
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「ハイペリオン」で語られた、6つの物語。 その、それぞれ全く雰囲気の異なる、6人が主人公の物語を、枠物語一つの中に見事に纏め、決着をつけ、数々の謎を回収。大団円に。 前作「ハイペリオン」が凄すぎたので、比較すると若干ナニなのですが、十分面白く、楽しめました。 | ||||
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この魅力を、どう表現すれば良いのか。。。 まず、小説として面白いです。 色々オマージュ。オタク的知識あれば語る事に事欠かない模様。 センス・オブ・ワンダーの宝庫にして、技法に富んだ多様な物語が楽しめる。 カンタベリー物語的に、枠物語の中に、6つの全く雰囲気の異なるお話が短編的に入っていて。この一つ一つがまたべらぼうに面白い。 で、それぞれの物語の主人公、6人が、それぞれの事情を抱えて、一緒に対決に向かう。。。 で次作ハイペリオンの没落へ。。。ここで止まらんですよ。即、ポチりました。 学者の物語:シーユーレイターアリゲーター、フォーアフォアイルクロコダイル。涙ちょちょぎれる事必至。 | ||||
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描写の文字は多いが、構成が絶妙なので苦もなく読める。映画でも観てきたような情景が記憶に残る。温かく感じる話。最近ティプトリーやルグウィンを読んで、SFってこんなに読むのが苦痛でつまらんものだったかと思ってたところに、久々にSFの壮大な楽しさを感じる作品に出会えてよかった。 | ||||
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ダンシモンズさんの作品は初見となりますが 非常に、群像劇としてまとまっていて ワクワクします。 ただ、登場人物の会話が ハイペリオンは中心なので ちょっと映像化が難しそうなのと ちょっと年齢層高めの狙いのような気はします。 ただ、これぞSF!といった要素が満載です。 | ||||
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