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カウントダウン・シティ
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カウントダウン・シティの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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前作「地上最後の刑事」の続編。 三部作の第二作目にあたる。 正直第一作目「地上最後の刑事」程のパワーは感じない。 手に取った時の薄さからなんとなくああ…と察してしまうが、締めの第三作目へ向けての助走の巻。 第一作目から時計の針は進みXデーへ向けて徐々に緊張の度合いが高まっている。 目に見える形、見えない形で、社会そして人の心の壊れていく様が前作よりもスポットを当てて描かれている。 そうした中で主人公はある人物の捜索を依頼され引き受ける。 一点、主人公が刑事で無くなった点がどうにもしっくりこなかった。 前作では何もかもが意味を成さなくなっていく中で、刑事として前へと進む主人公が魅力的で物語を進めるエンジンだった。 第二作。主人公は人探しの中様々な危機に見舞われる。終盤の危機はまさに命懸け。 しかしそこに明確な報酬は無い。刑事としての職業的な義務感とか正義感もない。 読みながらどうしても主人公がそこまでする理由が見えてこなかった。 人探しの中関わってくる妹への思いはぽつぽつと語られるが、それは人探しには直接関係が無い。 私の読み取り方が下手くそだったからかもしれないが…読みながらどうしても動機の抜け落ちた感が拭えなかった。 第三作目はいよいよ隕石の衝突まで一週間と迫った世界が舞台になるらしい。 今作の終わり的に主人公とその妹が物語を動かしていくのだろうか。 作者がどの様に物語を終わらせるのか、邦訳を楽しみに待ちたい。 | ||||
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