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(短編集)
化石少女
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化石少女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.39pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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麻耶さんの本だから、読者ごとに作品の当たり外れはあってしまうのだと思います。 期待があるから最後まで読むし、本の趣向もちゃんとあるのだけれど、期待が十分に報われるかどうかは……相性によるのだろうな、と。 化石ネタが分かる人なら、もう少し楽しく読めるのかも? | ||||
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麻耶雄嵩はいわゆるライトノベル的な少年少女が好きらしくてけっこうよく登場させるのだが、残念なことにそちらの適性はまったくないため、キャラも掛け合いも特に魅力がない。本作は完全に学園ミステリなので特に魅力的でもない主役カップルの特に面白みもない貶し合いが延々と続き、道中かなりの我慢を強いられることになる。 個々の事件で披露される化石少女の推理はまずまず及第点、最後もちゃんとオチが用意してあるが、退屈な道中に見合う衝撃度かというと全然そんなことはない小粒さなので、麻耶雄嵩作品の中では凡作の部類に入ってしまうだろう。 | ||||
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・・・なもんで話が入ってこない(笑)。 一番気になるのは、殺人者集団、”謎の生徒会”っすね。 続編は、あっても読まないかな。生徒会が暴かれるなら考えるけど。 | ||||
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おすすめ本として勧めてきた中で購入した1冊。内容については説明通り殺人事件が起こります。ただし、こんなにあり得ないだろうという状況。しかも結末はあら~!という感じでした。内容的には深くありません。アッという間に読み終えます。気軽にどうぞ。 | ||||
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麻耶さんの作品はとっても好きで、全て読んでいます。 なので、ただでは終わらないということはわかってはいました。 最後はこうかな~という予想を裏切ってくれるのを信じ読み続けましたが、やっぱり予想が当たってしまい、ちょっと残念。 もうひとひねり欲しかったです。 | ||||
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タイトルから碧眼の少女系の異形大作ミステリーかと思ってしまうが、これまた連作短編集である。 麻耶氏の作品では初登場となる化石好きの女子高生と男子高校生のコンビが学園内での生徒連続殺人に巻き込まれる・・・と書くとユーモア青洲学園ミステリーとは麻耶氏にしては王道だなと思われるかもしれない。 が、やはり麻耶氏の作品である。通常の学園ミステリーとは異質の雰囲気であり、主人公の少女がいきなり生徒会のメンバーが犯人だと決めつけて、そこから逆算して犯行の推理を展開する。前作のさよなら神様と言わば同質の構造となっている。で、推理はするが犯人も逮捕されず、それが真相だったのか何も判明しないまま投げっぱなしで次の章へ移る。何じゃこれは・・・と思って最後まで読むと最後でこの作品のたくらみが分かり、まあ何とも麻耶氏の作品らしいなと納得させられるが、メインの謎解きが淡泊なのと、主人公が化石好きというのが全くトリックとは関係なく、生徒会選挙のネタもトリック以上に描きこまれているのに特に最後は何も絡んでこないなど、やや仕掛けた最後のギミックありきで、全体の小説としての面白さは麻耶作品としてはさほど面白くない。 麻耶入門に最適という意見もあるが、最初に本書を読んだら、次麻耶作品を更に読もうとは思わない危険性がある。 同じような趣向の短編集ならメルカトル鮎シリーズを読んだ方がいいだろう。 どうも、最近の麻耶作品は軽いやっつけ仕事みたいな作品が多い気がする。 まあ、徳間書店という推理作家があまり力の入った作品を発表しないレーベルであるので、こんなもんかという感じもするが、麻耶作品としては正直本書が一番全ての麻耶作品を読んだ感想ではイマイチな作品であった。 | ||||
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敷居が高く読む人を選ぶ作品。果たして売りあげは?宣伝して買わせても理解できるかは別の作品。 僕もこの人の作品は読んでる作品の方が少ないためこの本で作者の言いたいことまでは分かりませんが表面的な物語は分かりました。その下にあるテーゼというかまでは分かりませんでしたが(一時期よりは読み手に譲歩して分かりやすくなってきてると個人的には思います)。 一番最初にレビューした方がそのあたりのことを書いてるので理解できるかたや反論できるかたなど(僕は半分も分からなかったです)が読むべきものでしょうね。そうでない方は読み終わったあとこの本を壁に叩きつけたい衝動にかられるかも。息抜きにミステリーを楽しむ…という作りではないです。 分からないとなんでこの学校は殺人事件ばかり起きるんだとか、警察は何してるんだとかになるんでしょうね。 探偵小説が否応なしに持つ馬鹿馬鹿しさに対しての…なんらかの意図を含んだ作品。 強者のみに通じるフェイントというか。 とにかくこの人の作品のファンでないと楽しめないという本です。なにかでこの本がランキングしたからといって易々買っても楽しめるものではないです。 | ||||
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