■スポンサードリンク


双頭の悪魔



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
双頭の悪魔 (黄金の13)
双頭の悪魔 (創元推理文庫)

双頭の悪魔の評価: 3.98/5点 レビュー 91件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.98pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全64件 41~60 3/4ページ
No.24:
(5pt)

ニオイだけが。

私がこの作品に触れたのは高校のときに渡辺マリナさん主演でやっていたTVドラマ?を観たのが初めでした。当時はまりにはまりビデオに撮った友達にビデオをかりて何度も観ました!!
という訳で良くも悪くもそのドラマのイメージが重なり厚い本なのにスラスラ読むことができました。
外界との接触を断ち自らの創作に没頭している人達の住む芸術家のコミュニティ木更村、そこに迷い込んだ?有馬麻里亜(アリママリア)を連れ戻す為に動き出す江神二郎はじめとする英都大学推理小説研究会の個性あふれるメンバー達。静かに淡々と推理する江神とは対照的にあーでもない、こーでもないとワイワイガヤガヤ推理していく望月、織田、そして有栖川!!
何といってもカッコ良い詩人、志度晶!
不思議な村で個性豊かな面々を巻き込んでおこる殺人事件!!ドップリはまってしまいました。
双頭の悪魔 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:双頭の悪魔 (創元推理文庫)より
4488414036
No.23:
(5pt)

新本格の最高傑作

有栖川有栖氏の最高傑作であるばかりか、新本格派(と言ってもさまざまですが、少なくとも推理の過程に重きをおく作家グループ)の到達点の一つだと思います。
名探偵江神先輩の名推理だけでなく、アリスたちがぐるぐるとあーでもない、こーでもないと議論を重ねていく過程が非常に面白い作品です。

原稿用紙で1000枚を越える大作ですが、何回読み返しても興が薄くなることのない、むしろいつも、えっ、もう終わりという感じで読了している作品です。(10回ほど再読しています)

ただし、欠点が無いわけではありません。

第一の殺人が起こるまでが結構長い。(悠揚迫らぬ筆致とも言えます)
被害者が洞窟の中のどこで絵を書いていたかを誰も知らなかったと言う点が推理の前提になっているが根拠が薄弱。
刑事が被疑者たり得るアリスたちに情報を洩らし過ぎ。
真犯人のそもそもの動機が現在の木更村を守ることにあるにもかかわらず、木更村の中で殺人事件を起こしている点があまりと言えばあまりにお馬鹿すぎ。
(警察がどかどかと踏み込んでくることは当然予測できたはずだし、それでなくとも婚約者を殺された女主人が悲しい思い出のある村を解散するかもしれない)

以上、特に動機面はお世辞にも出来がいいと言いかねる作品ですが、これらの欠点を補ってあまりあるのがこれでもかと言う推理の積み上げです。本格推理小説という言葉がこれくらい当てはまる作品はちょっと他に見当たりません。
双頭の悪魔 (黄金の13)Amazon書評・レビュー:双頭の悪魔 (黄金の13)より
4488012469
No.22:
(5pt)

双頭の悪魔

1992年に出た単行本の文庫化。

 有栖川有栖は非常に振れ幅の大きい作家だと思う。どうしようもない手抜き作品があるかと思えば、キラリと輝く逸品もある。 本書の場合は、掛け値なしの傑作だった。

 トリックも見事だが、(有栖川氏にしては珍しく)プロットも良く練り込まれている。結末で謎が解けていくあたりは圧倒的で、読後もしばらくは興奮が収まらないほどだった。 著者の最高傑作と思う。
双頭の悪魔 (黄金の13)Amazon書評・レビュー:双頭の悪魔 (黄金の13)より
4488012469
No.21:
(5pt)

双頭の悪魔

 1992年に出た単行本の文庫化。
 有栖川有栖は非常に振れ幅の大きい作家だと思う。どうしようもない手抜き作品があるかと思えば、キラリと輝く逸品もある。 本書の場合は、掛け値なしの傑作だった。
 トリックも見事だが、(有栖川氏にしては珍しく)プロットも良く練り込まれている。結末で謎が解けていくあたりは圧倒的で、読後もしばらくは興奮が収まらないほどだった。 著者の最高傑作と思う。
双頭の悪魔 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:双頭の悪魔 (創元推理文庫)より
4488414036
No.20:
(4pt)

ちょっと期待しすぎたから

本書、「双頭の悪魔」は、
「月光ゲーム」「孤島パズル」の3部作の3作目です。著者と同じ名前の 有栖川有栖(学生)と、先輩の江神二郎氏が
活躍するシリーズです。2作が非常に面白かったので、とても期待しました。
本書も面白いです。
人間関係や、動機。謎解きもそこそこ。
あと、3作目ですから、登場人物の関係が
色々と進化したりして。ただ、先の2作が傑作だったので、
本書は少し期待しすぎたためか、イマイチでした。でも、2作読んだら、これも読みますよね、普通。
損は無いですよ。
普通に本書、面白いですから。
双頭の悪魔 (黄金の13)Amazon書評・レビュー:双頭の悪魔 (黄金の13)より
4488012469
No.19:
(4pt)

ちょっと期待しすぎたから

本書、「双頭の悪魔」は、「月光ゲーム」「孤島パズル」の3部作の3作目です。著者と同じ名前の 有栖川有栖(学生)と、先輩の江神二郎氏が活躍するシリーズです。2作が非常に面白かったので、とても期待しました。本書も面白いです。人間関係や、動機。謎解きもそこそこ。あと、3作目ですから、登場人物の関係が色々と進化したりして。ただ、先の2作が傑作だったので、本書は少し期待しすぎたためか、イマイチでした。でも、2作読んだら、これも読みますよね、普通。損は無いですよ。普通に本書、面白いですから。
双頭の悪魔 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:双頭の悪魔 (創元推理文庫)より
4488414036
No.18:
(5pt)

江神さん

学生アリス、江神氏シリーズ三作目。
これで終わりじゃないって聞いて安心しました、先生。お待ちしてます、ねばり強く。
今回は少々趣向が変わっているやもしれません。
アリス・マリアの両視点から描かれてゆく、二つの殺人事件。
交錯してゆく謎、二つの村を覆う謎、そして何より「人間」の謎。
こんな村本当にあったらすごい。でも、あってほしいなんて思っちゃいました。
「ここからいつか出て行く、でも今はもう少し...」
マリアの心理描写も素晴らしい。
私はよくわかる。今の私と一緒だ。
このままじゃいけない、こんなぬるま湯につかってていいわけない。でももうこれ以上歩けない、歩きたくない。進むのが怖い、こんなに辛いんだからもう少し...でも、先に進まなきゃ。
吾輩がおりました(苦笑)。
私はシドが好きだ。私に近いと思う是。
そしてやはり江神氏。かっこよすぎだってば。
貴方の過去は痛々しい。私も貴方がいてくれることにありがとう、と言います。
やはりマリアが江神氏に憧れているのでしょうね...何かしてあげたい、と思う。アリスとは一緒にふざけあえる。
アリスは少しだけ、マリアを思い始める...いや、気づき始める。
やはりこのシリーズは青春小説でもあるようで。
全作「孤島パズル」を読んでいると、尚深みがまします。
そしてあげるべくはモチさん信長さんリターン★祝♪
O・ヘンリー、大いに笑わせて頂きました。
双頭の悪魔 (黄金の13)Amazon書評・レビュー:双頭の悪魔 (黄金の13)より
4488012469
No.17:
(5pt)

江神さん

学生アリス、江神氏シリーズ三作目。これで終わりじゃないって聞いて安心しました、先生。お待ちしてます、ねばり強く。今回は少々趣向が変わっているやもしれません。アリス・マリアの両視点から描かれてゆく、二つの殺人事件。交錯してゆく謎、二つの村を覆う謎、そして何より「人間」の謎。こんな村本当にあったらすごい。でも、あってほしいなんて思っちゃいました。「ここからいつか出て行く、でも今はもう少し...」マリアの心理描写も素晴らしい。私はよくわかる。今の私と一緒だ。このままじゃいけない、こんなぬるま湯につかってていいわけない。でももうこれ以上歩けない、歩きたくない。進むのが怖い、こんなに辛いんだからもう少し...でも、先に進まなきゃ。吾輩がおりました(苦笑)。私はシドが好きだ。私に近いと思う是。そしてやはり江神氏。かっこよすぎだってば。貴方の過去は痛々しい。私も貴方がいてくれることにありがとう、と言います。やはりマリアが江神氏に憧れているのでしょうね...何かしてあげたい、と思う。アリスとは一緒にふざけあえる。アリスは少しだけ、マリアを思い始める...いや、気づき始める。やはりこのシリーズは青春小説でもあるようで。全作「孤島パズル」を読んでいると、尚深みがまします。そしてあげるべくはモチさん信長さんリターン★祝♪O・ヘンリー、大いに笑わせて頂きました。
双頭の悪魔 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:双頭の悪魔 (創元推理文庫)より
4488414036
No.16:
(4pt)

現実的ではないけど、面白い!

長いけれど、どんどん先が読みたくなる・・・有栖川作品の特長です。
登場人物の設定にに無理がある(元アイドルが田舎にぽっこり居たり・・・)し、犯人の動機もちょっと首をかしげたくなる非現実的なところがありますが、小説として面白いのです。
しかし、キャラクターの描写はすばらしいと思う。
読み終わるころには、誰しも学生アリスや江神さんを愛しく思うはずです。
双頭の悪魔 (黄金の13)Amazon書評・レビュー:双頭の悪魔 (黄金の13)より
4488012469
No.15:
(4pt)

現実的ではないけど、面白い!

長いけれど、どんどん先が読みたくなる・・・有栖川作品の特長です。登場人物の設定にに無理がある(元アイドルが田舎にぽっこり居たり・・・)し、犯人の動機もちょっと首をかしげたくなる非現実的なところがありますが、小説として面白いのです。しかし、キャラクターの描写はすばらしいと思う。読み終わるころには、誰しも学生アリスや江神さんを愛しく思うはずです。
双頭の悪魔 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:双頭の悪魔 (創元推理文庫)より
4488414036
No.14:
(5pt)

ありす、がんば!

江神アリスコンビの中でも出色といえる作品。「孤島パズル」の登場人物、アリスといいコンビの「有馬麻里亜」が、傷心から旅に出た先は・・・ 夏休みの自由な空気といい、大学生という、まだ純粋に生きられた時代といい、(昨今は「スーフリ」などという、大学生の皮をかぶったチンピラが横行してますが)なにか、きゅんと切なくなる一冊である。日本美術界の胡散臭さやほこり臭さはそのままに、なんだか、自分が大学生にもどったかの錯覚を起こしてしまう。このあと、英都大学推理研究会の面々はどうなったのかな。友人を思うような気分になります。作者は本当に「描ける」ひとだとおもいます。どうなったのかなあ、みんな。
双頭の悪魔 (黄金の13)Amazon書評・レビュー:双頭の悪魔 (黄金の13)より
4488012469
No.13:
(5pt)

ありす、がんば!

 江神アリスコンビの中でも出色といえる作品。「孤島パズル」の登場人物、アリスといいコンビの「有馬麻里亜」が、傷心から旅に出た先は・・・ 夏休みの自由な空気といい、大学生という、まだ純粋に生きられた時代といい、(昨今は「スーフリ」などという、大学生の皮をかぶったチンピラが横行してますが)なにか、きゅんと切なくなる一冊である。日本美術界の胡散臭さやほこり臭さはそのままに、なんだか、自分が大学生にもどったかの錯覚を起こしてしまう。このあと、英都大学推理研究会の面々はどうなったのかな。友人を思うような気分になります。作者は本当に「描ける」ひとだとおもいます。どうなったのかなあ、みんな。
双頭の悪魔 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:双頭の悪魔 (創元推理文庫)より
4488414036
No.12:
(5pt)

これは読んで。

友人が好きで、読んでいる有栖川さんの本です。
あまり、小説家シリーズの方は好きではありません。
トリックも、イマイチなので。こっちの学生アリスの方がずっと良いと思うのですが。
ちなみに、有栖川有栖シリーズ以外の短編集の方が面白いと感じることが
多いです。
この「双頭の悪魔」は間違いなく、一番面白いと思います。前作の孤島パズルを読んでいないと分からないところもあると思いますが、
取り敢えず、この本は面白いので読んでみて下さい。
ある「覆面座談会」では「この人はこれ以上のものは書けないね」とまで
言われた作品です。
双頭の悪魔 (黄金の13)Amazon書評・レビュー:双頭の悪魔 (黄金の13)より
4488012469
No.11:
(5pt)

これは読んで。

友人が好きで、読んでいる有栖川さんの本です。あまり、小説家シリーズの方は好きではありません。トリックも、イマイチなので。こっちの学生アリスの方がずっと良いと思うのですが。ちなみに、有栖川有栖シリーズ以外の短編集の方が面白いと感じることが多いです。この「双頭の悪魔」は間違いなく、一番面白いと思います。前作の孤島パズルを読んでいないと分からないところもあると思いますが、取り敢えず、この本は面白いので読んでみて下さい。ある「覆面座談会」では「この人はこれ以上のものは書けないね」とまで言われた作品です。
双頭の悪魔 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:双頭の悪魔 (創元推理文庫)より
4488414036
No.10:
(5pt)

長かったけれど面白かった。

学生有栖川&江神先輩シリーズ第3作。単独でも読めないことはないが、キャラクターの説明、特に有馬麻里亜の「家出」の理由などは前作を読んでいないとわかりづらいので、なるべく『月光ゲーム』『孤島パズル』の2作を読んでからの方がいいように思う。外部の人間を拒む芸術家の村・木更村に迷い込んだ麻里亜を連れ戻して欲しいと彼女の父親に頼まれ、四国のド山奥にやってきたアリス一行だが、折しも大雨で橋が流され、マリアと江神、アリスらは木更村と麓の村、川の両側に分断されてしまう。しかもその両方で殺人事件が起き、互いに全く連絡の取れない中で、江神は一人、そして江神のいないアリスらはそれぞれ真相を探り始める。
アリスとはビミョウな関係のマリア、そのマリアを気遣うアリスのやきもき感が切なく、また、女嫌いの江神先輩も前作の心の傷を残すマリアには兄のように接するのも彼の意外なやさしさが見えてこちらもせつない。大掛かりな舞台設定で話も長いが、トリックそのものは前作よりもわかりやすかったと思う。しかし、どうも犯人は動機よりも先にトリックが浮かんだのではないか、と思えるほど、動機自体はいささか弱いような気もする。なお、このアリス&江神シリーズは現在3作で中断しているが、作者あとがきによればあと2作が既に(ずっと)用意されており、5部作になるらしい。もう一つのシリーズ、作家アリス&火村も好きだが、火村に比べれば家族構成や生い立ちもわかっている江神のシリーズがどんな結末を迎えるのか、やはり早く知りたい。
双頭の悪魔 (黄金の13)Amazon書評・レビュー:双頭の悪魔 (黄金の13)より
4488012469
No.9:
(5pt)

長かったけれど面白かった。

学生有栖川&江神先輩シリーズ第3作。単独でも読めないことはないが、キャラクターの説明、特に有馬麻里亜の「家出」の理由などは前作を読んでいないとわかりづらいので、なるべく『月光ゲーム』『孤島パズル』の2作を読んでからの方がいいように思う。外部の人間を拒む芸術家の村・木更村に迷い込んだ麻里亜を連れ戻して欲しいと彼女の父親に頼まれ、四国のド山奥にやってきたアリス一行だが、折しも大雨で橋が流され、マリアと江神、アリスらは木更村と麓の村、川の両側に分断されてしまう。しかもその両方で殺人事件が起き、互いに全く連絡の取れない中で、江神は一人、そして江神のいないアリスらはそれぞれ真相を探り始める。アリスとはビミョウな関係のマリア、そのマリアを気遣うアリスのやきもき感が切なく、また、女嫌いの江神先輩も前作の心の傷を残すマリアには兄のように接するのも彼の意外なやさしさが見えてこちらもせつない。大掛かりな舞台設定で話も長いが、トリックそのものは前作よりもわかりやすかったと思う。しかし、どうも犯人は動機よりも先にトリックが浮かんだのではないか、と思えるほど、動機自体はいささか弱いような気もする。なお、このアリス&江神シリーズは現在3作で中断しているが、作者あとがきによればあと2作が既に(ずっと)用意されており、5部作になるらしい。もう一つのシリーズ、作家アリス&火村も好きだが、火村に比べれば家族構成や生い立ちもわかっている江神のシリーズがどんな結末を迎えるのか、やはり早く知りたい。
双頭の悪魔 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:双頭の悪魔 (創元推理文庫)より
4488414036
No.8:
(4pt)

やっぱり前作を読んでから

他の方もかかれていますが、江上シリーズの第3作です。
実は、私、江上シリーズで、一番、という噂を聞いて、読んでみましたが、あまり面白いと思いませんでした(星2.5レベル)。
この本の中でも、一応、それなりに、シリーズキャラの紹介はされているのですが、細かな部分が、当然のものとして書かれていなかったためだと思います。前作2作を読んでいれば、もっと、登場人物に感情移入が出来、お話が分かり易かったのに、と後悔してしまったので、是非、他の2冊、少なくとも、マリアの登場する孤島パズルの方は、読まれてから、こちらを読まれることをオススメさせて頂きます。星の方は、トリック部分が、やや、懲りすぎな印象があるので、一つマイナスの4つとさせて頂きます。
双頭の悪魔 (黄金の13)Amazon書評・レビュー:双頭の悪魔 (黄金の13)より
4488012469
No.7:
(4pt)

やっぱり前作を読んでから

他の方もかかれていますが、江上シリーズの第3作です。実は、私、江上シリーズで、一番、という噂を聞いて、読んでみましたが、あまり面白いと思いませんでした(星2.5レベル)。この本の中でも、一応、それなりに、シリーズキャラの紹介はされているのですが、細かな部分が、当然のものとして書かれていなかったためだと思います。前作2作を読んでいれば、もっと、登場人物に感情移入が出来、お話が分かり易かったのに、と後悔してしまったので、是非、他の2冊、少なくとも、マリアの登場する孤島パズルの方は、読まれてから、こちらを読まれることをオススメさせて頂きます。星の方は、トリック部分が、やや、懲りすぎな印象があるので、一つマイナスの4つとさせて頂きます。
双頭の悪魔 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:双頭の悪魔 (創元推理文庫)より
4488414036
No.6:
(5pt)

次の学生シリーズはいつ?

『月光ゲーム』『孤島パズル』に続いて、江神さんが探偵役の長編としては3作目。しかも最長編です。有栖川氏の作品には、いつも青春小説の香りがするのですが、この作品では、もうそれがプンプン漂ってきます。いわゆる新本格の作家の多くは、一作ごとにいい意味の「学生臭さ」や「青さ」を失っていくことが多いのに、この作品で有栖川氏は青春を思い切り煮詰めて昇華させているような気さえします。
トリックやプロットの面白さはもちろん、青春小説のスパイスを味わってみましょう。きっと同窓会で結婚指輪をした初恋の人に会ったようなほろ苦さがあるはずです。
双頭の悪魔 (黄金の13)Amazon書評・レビュー:双頭の悪魔 (黄金の13)より
4488012469
No.5:
(5pt)

次の学生シリーズはいつ?

『月光ゲーム』『孤島パズル』に続いて、江神さんが探偵役の長編としては3作目。しかも最長編です。有栖川氏の作品には、いつも青春小説の香りがするのですが、この作品では、もうそれがプンプン漂ってきます。いわゆる新本格の作家の多くは、一作ごとにいい意味の「学生臭さ」や「青さ」を失っていくことが多いのに、この作品で有栖川氏は青春を思い切り煮詰めて昇華させているような気さえします。トリックやプロットの面白さはもちろん、青春小説のスパイスを味わってみましょう。きっと同窓会で結婚指輪をした初恋の人に会ったようなほろ苦さがあるはずです。
双頭の悪魔 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:双頭の悪魔 (創元推理文庫)より
4488414036

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!