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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.47pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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刑事物。音道シリーズ。ミステリー。そんな印象しか無かった作家さんだったけれど、こんなホラーミステリーが描けるとは・・。足元からひりひりするような怖さを久しぶりに感じた。中盤あたりで薄々謎は解明出来てしまうけれで、どういうラストにするのだろう、と期待。ある意味意外なラスト。まさかこんな最後にするとは思ってもみなかった。賛否両論あるかもしれないけれど、私はアリ。 | ||||
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読了後は悲しさに打ちひしがれましたがラストの闇へ落ちていく思い切りには勢いを感じました☆ | ||||
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気軽に読み始めましたが・・・どんどん引きつけられて・・・。 ラストで背筋が寒くなり、今晩は夢に出てきそうです。 「あなた・・・・」にはとりつかれたく有りません。 | ||||
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乃南アサは好きな作家なので とても楽しみにしています。 表紙がゾクゾクします | ||||
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「狐が憑く」「霊媒師」などなど一歩間違えるとキワモノ系にいってしまいそうな題材を見事に切なく迫力のある作品にしあげている。 確かにここまで想いがつのっていけばこのような現象も巻き起こしてしまうのかもしれない、とさえ思ってしまった。 「あなた」を見つめている主からの視点と主人公秀明からの視点の切り替えがとてもうまくさすがだと思いました。 | ||||
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後半に行くまでは、「フクロウ」の秀明に対する強すぎる愛が怖くて、感情移入するどころじゃなかったけど・・・ ラストがどうなるのか気になったので最後まで読みました。悲しい結末でした。 私が本を読んで泣いたのはこれが初めてです。 ひとがひとを想うということの強さ・悲しさ・恐ろしさを思い知らされた作品でした。 実らない想いが溢れすぎているからこの世はこんなにも悲しいんだと思わされました。 | ||||
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しょうもないってことじゃなくて、ほんとうにどうしようもない話、どうしようもないこと。 どれだけ想っていても、想うだけじゃ伝わらない。 この小説の基本的なメッセージみたいなのはそれだと思う。 個人的に乃南小説の中でも面白いしオススメできるものだと思う。ホントに切ない話。 | ||||
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どこにでもいそうな浪人生の秀明。何人かの女の子とつき合い,大学入学後は音大生カンナとつき合う。大学受験前から秀明の体に起きる様々な怪奇現象。まるで秀明の命をもてあそぶかのように。やがて怪奇現象は恋人カンナにも。 怪奇現象の正体は「わたし」。それは作品の最初から登場し,秀明をわたしだけのものにするために,秀明や彼の彼女たちを苦しめていることを明らかにしている。それだけでもめずらしいホラー。 だけど「わたし」の正体は何?人間?悪霊?フクロウ?きつね様??それは最後までわからない。 「わたし」から見た秀明と彼の生きる世界。秀明から見た自分や友人たちに起きる怪奇現象の世界。作品は両者の対比する視点で描かれており,奇数・偶数の章ごとに入れ替わるので,読み手を飽きさせない。 特別大きな仕掛けや謎解きがあるわけではないのに,まるでものに取り憑かれたように一気に読み進む。 そう,この本のホラーの正体はまさに「取り憑く」恐怖。 この世で最も恐ろしいものは何なのか。その恐ろしいものは誰の中にも存在しているという恐怖。 今までよんだことのないホラーだ。 | ||||
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帯の『切ない』とゆう言葉に惹かれて買いました。 『あなたを見つめるために生まれたはずの私なのに。』 すごくわかるなぁと。 大好きな人なのに全く想いが伝わらず、 言葉を伝えても全く相手の心に言葉が届かない、 そんなことがあるんだなぁと実感していた所だったので妙に納得できました。 そして、この本を読んで彼を諦めて正解だったなぁと思えるようになれました。 | ||||
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乃南さんの作品は女性の心情をリアルにかつ、ある意味いやらしく 表現しているが、その心理が女性からすると、そういう人がいても おかしくないというか、「いる、いる、そういう人」と妙に納得 させられてしまう。この本もまさに乃南ワールド炸裂だ。 ただ、題名の通り「あなたは~なのね」「あなたは~だった」と 随所(?)に出てきたので悲しさを通り越して、ついしつこい!と 口に出して言ってしまった。 だが、それでも最後まで一気に読んでしまったのはなぜ・・・ | ||||
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