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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.47pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全19件 1~19 1/1ページ
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20年前の小説ではありますが…すごくつまらないです。本当につまらない。まず、長すぎる。この内容なら100ページにしておけば、許せたのではないだろうか。少しずつ変化していく心情や情報の出し方はさすがにうまいが、大したことが起こらないのに長いから、退屈でしょうがない。 主人公は女性を性のはけぐちとしか考えていないロクデナシ。こんなヤツの話を延々と読まされるのも苦痛。悪霊の正体はなにものか、というのがひとつの楽しみなのだが、もっともありきたりな正体。最後は謎の霊媒師が出てきて、あっさり解決。ハハハ | ||||
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刑事物。音道シリーズ。ミステリー。そんな印象しか無かった作家さんだったけれど、こんなホラーミステリーが描けるとは・・。足元からひりひりするような怖さを久しぶりに感じた。中盤あたりで薄々謎は解明出来てしまうけれで、どういうラストにするのだろう、と期待。ある意味意外なラスト。まさかこんな最後にするとは思ってもみなかった。賛否両論あるかもしれないけれど、私はアリ。 | ||||
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読了後は悲しさに打ちひしがれましたがラストの闇へ落ちていく思い切りには勢いを感じました☆ | ||||
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気軽に読み始めましたが・・・どんどん引きつけられて・・・。 ラストで背筋が寒くなり、今晩は夢に出てきそうです。 「あなた・・・・」にはとりつかれたく有りません。 | ||||
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乃南アサは好きな作家なので とても楽しみにしています。 表紙がゾクゾクします | ||||
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携帯電話の連続小説らしい。それで若い読者を掴むべくホラーものでかつ主人公を若い大学生たちにしたのだろう。 途中犯人(というのかな)が大体見えてくる。もっと大きなトリックなりドンデン返しを期待していたものはちょっとがっかりな 結末とも言える。結構いい加減な主人公に取り付くのは、片思いでずっと来ている目立たない女の子の精神。この 男に何でここまで取り付く必要があるのかなと不自然さもあるが、こんなに怖い目にあいながら、恐怖感を殆ど感じない のか、こいつはってくらいこの主人公達には現実味がない。本当の意味の恐怖が描かれていないのでないか。 暇つぶしにはいい作品かも知れない。しかし印象に残るかと言われるとちょっと疑問が残る。 | ||||
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良い所と、好きになれない部分がありました。 良いと思った所: - 読み易く、2日で上下巻を一気に読みました。ストーリに引き込まれた、という面もあったと思います。 - ユニークで、新しい世界観をもっている、と感じました。 - 青春、純愛、苦悩、など、若者たちの心の動きを生き生きと描き出している、と感じました。 好きになれなかった所: - オカルトは嫌いです。気色悪いです。 - 若者たちの未熟さが、作品の未熟さにもつながったように思います。 「そんな事で人殺ししてたら、今後、生きていけないよ」などと思いました。 - 純愛ものとしては、底の浅さを感じました。 「それは、若気の至りの浅はかな恋心にすぎないのかもしれないよ。 あまり思いつめないで。次もある。」 などと思ってしまいました。 そんなこんなの星3つです。気に入る方も、嫌いになる方もいらっしゃると思います。 | ||||
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良い所と、好きになれない部分がありました。 良いと思った所: - 読み易く、2日で上下巻を一気に読みました。ストーリに引き込まれた、という面もあったと思います。 - ユニークで、新しい世界観をもっている、と感じました。 - 青春、純愛、苦悩、など、若者たちの心の動きを生き生きと描き出している、と感じました。 好きになれなかった所: - オカルトは嫌いです。気色悪いです。 - 若者たちの未熟さが、作品の未熟さにもつながったように思います。 「そんな事で人殺ししてたら、今後、生きていけないよ」などと思いました。 - 純愛ものとしては、底の浅さを感じました。 「それは、若気の至りの浅はかな恋心にすぎないのかもしれないよ。 あまり思いつめないで。次もある。」 などと思ってしまいました。 そんなこんなの星3つです。気に入る方も、嫌いになる方もいらっしゃると思います。 | ||||
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心理描写が巧みであると言われているとおり情景描写は必要以上になく 秀明と「フクロウ」の視点で話が進み、二人の考えていることが丁寧に描かれていて、 二人の人物像がリアルに伝わってきました。 「フクロウ」について推理しながら私は読んでいたのですが、 正体はなんとなく序盤から予想がついてしまうかも…しれません。 でも、どうやって秀明のことを四六時中見つめたり怪奇現象を起こせるのかが なかなかわからず、一体どう収拾つけるんだろう、とラストが近づくにつれ 期待が高まりました。 そして迎えたラスト… 私は結構びっくりしました。 こうなっちゃったか!!みたいな。 とりあえず個人的には樋口くんが哀れでなりません…。 | ||||
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「狐が憑く」「霊媒師」などなど一歩間違えるとキワモノ系にいってしまいそうな題材を見事に切なく迫力のある作品にしあげている。 確かにここまで想いがつのっていけばこのような現象も巻き起こしてしまうのかもしれない、とさえ思ってしまった。 「あなた」を見つめている主からの視点と主人公秀明からの視点の切り替えがとてもうまくさすがだと思いました。 | ||||
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後半に行くまでは、「フクロウ」の秀明に対する強すぎる愛が怖くて、感情移入するどころじゃなかったけど・・・ ラストがどうなるのか気になったので最後まで読みました。悲しい結末でした。 私が本を読んで泣いたのはこれが初めてです。 ひとがひとを想うということの強さ・悲しさ・恐ろしさを思い知らされた作品でした。 実らない想いが溢れすぎているからこの世はこんなにも悲しいんだと思わされました。 | ||||
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しょうもないってことじゃなくて、ほんとうにどうしようもない話、どうしようもないこと。 どれだけ想っていても、想うだけじゃ伝わらない。 この小説の基本的なメッセージみたいなのはそれだと思う。 個人的に乃南小説の中でも面白いしオススメできるものだと思う。ホントに切ない話。 | ||||
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どこにでもいそうな浪人生の秀明。何人かの女の子とつき合い,大学入学後は音大生カンナとつき合う。大学受験前から秀明の体に起きる様々な怪奇現象。まるで秀明の命をもてあそぶかのように。やがて怪奇現象は恋人カンナにも。 怪奇現象の正体は「わたし」。それは作品の最初から登場し,秀明をわたしだけのものにするために,秀明や彼の彼女たちを苦しめていることを明らかにしている。それだけでもめずらしいホラー。 だけど「わたし」の正体は何?人間?悪霊?フクロウ?きつね様??それは最後までわからない。 「わたし」から見た秀明と彼の生きる世界。秀明から見た自分や友人たちに起きる怪奇現象の世界。作品は両者の対比する視点で描かれており,奇数・偶数の章ごとに入れ替わるので,読み手を飽きさせない。 特別大きな仕掛けや謎解きがあるわけではないのに,まるでものに取り憑かれたように一気に読み進む。 そう,この本のホラーの正体はまさに「取り憑く」恐怖。 この世で最も恐ろしいものは何なのか。その恐ろしいものは誰の中にも存在しているという恐怖。 今までよんだことのないホラーだ。 | ||||
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分厚いハードカバーに、気持ちヘビーなホラー小説。純愛を描きたかったのか、それともホラーを書きたかったのか、不明瞭な部分も多くて、乃南アサにしては、珍しくボンヤリした印象の作品だったと思う。一方で、こういう作風を好きな人には、堪えられない仕上がりなのだろうな、という思いもあって、読み手の気分次第でどちらにでも取れる(当たり前か)のかもしれない。 どこか超常的な独白が、主人公である青年・川島を恋慕し、嫉妬し、愛想を尽かして行く様が不気味ではある。源氏物語で、生霊になった六条御息所の現代版、と言ったところだろうか。 記憶に間違いがなければ、いつだったか、斎藤由貴の主演でドラマ化されたと思うのだが、相手役も覚えていない。 結末の予測もつけやすく、決して悪くはないけれど… | ||||
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異色のホラーミステリーなのだが、いまいちのめり込めなかった。異変を起こす正体も、読んでいて早いうちに気づいてしまった。内容が間延びしているような印象で、秀明と彼のまわりにいる女性との関係の描写も、だらだらと長すぎて退屈する。ラストも、あまりにも現実離れした感じがしたし、後味も悪かった。 | ||||
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想いを募らせている男が自分を眼中にしていない 自分にとっては運命の人だと感じているのに・・・・・ 傲慢な感情から精神が歪む女 でも、この本にはその女の傲慢さにはあまり触れていない 女に対して不誠実な男が主人公となり 自分の行いのみを振り返る手法 この程度の不誠実で取りつく設定に無理がある | ||||
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受験を控えた2浪の川島、予備校で一緒の美作麻衣とは不思議な友情で結ばれた戦友である。正月の3日間彼は突然の腹痛に襲われる、そしてセンターが終わった頃から白いフクロウの夢を見るようになり、受験に集中できなくなる。結局彼は受験の前の日夢を見なかった早稲田の理工のみに受かり、浪人とおさらばする。教習所に通いだした川島、そこで彼はカンナを見つけ2人はつき合い始める。そのころから起こる不思議な出来事、カンナは彼に何かが憑いていることに気づく、そして彼らの戦いは始まる。ホラータッチのミステリー、エンディングも今一。悪くはないが | ||||
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帯の『切ない』とゆう言葉に惹かれて買いました。 『あなたを見つめるために生まれたはずの私なのに。』 すごくわかるなぁと。 大好きな人なのに全く想いが伝わらず、 言葉を伝えても全く相手の心に言葉が届かない、 そんなことがあるんだなぁと実感していた所だったので妙に納得できました。 そして、この本を読んで彼を諦めて正解だったなぁと思えるようになれました。 | ||||
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乃南さんの作品は女性の心情をリアルにかつ、ある意味いやらしく 表現しているが、その心理が女性からすると、そういう人がいても おかしくないというか、「いる、いる、そういう人」と妙に納得 させられてしまう。この本もまさに乃南ワールド炸裂だ。 ただ、題名の通り「あなたは~なのね」「あなたは~だった」と 随所(?)に出てきたので悲しさを通り越して、ついしつこい!と 口に出して言ってしまった。 だが、それでも最後まで一気に読んでしまったのはなぜ・・・ | ||||
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